
このウイスキーについて簡単に説明

イリーガルメスカルというブランドが使用しているメスカル樽でフィニッシュを施した限定生産品で、Amazon先行発売品です。

デュアーズについて
歴史
デュワーズは、スコットランドで1846年に創業した、ウイスキーブランドです。創業者のジョン・デュワーの功績の一つとして、ガラス製のボトリングを思いついたことです。当時は陶器などに入っており中身の確認が出来ませんでした。そこで、ガラス製のボトルに入れることによって、ウイスキーの色が確認できる、透明なボトルに詰められたデュワーズは人気を獲得しました。その後、2人の息子アレクサンダーとトーマスは、それぞれデュワーズの製造とマーケティングに尽力し今日に至ります。

今では当たり前のガラス製のボトルが当時では珍しかったんですね!
デュワーズの特徴


樽熟成されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドします。

そのブレンデッドウイスキーを再び樽の中で熟成(フィニッシュをかける)

非常に手間のかかる工程ですが、こうすることで非常になめらかなウイスキーに仕上がります。
ハイボールの元祖!?
ハイボールという飲み方の起源として
デュワーズの創業家のひとりであるトミー・デュワーがサロンで「もっと高いグラスで出してくれ(high ball!)」といったのがハイボールという名称の起源と言われています。(他にも諸説あり)
テイスティング(実際に飲んでみた)
フレーバーチャート

味わいチャート

ストレートで飲んでみる

香り
- 青臭さ、ハーブ、ピート、ミント、ハチミツ
味わい
- 微かにオイリー、ビター、ぬるっとした甘さ、テキーラの感触
感想
ストレートで飲んだ感想ですが、最初のスモーキーな香りに期待が膨らみ、続けて青臭いフレーバーが段々と強くなっていく事に戸惑いました(笑)テイストはウイスキーなのですが、アフターにかけて思いっきりテキーラの味わいがしたからです。あの、独特の青臭い多肉植物をかじっているかの様な香りとフレーバーが中盤から膨らんできます。アフターにかけては、苦みに変化して飲み干した時にはウイスキーというよりテキーラでした。とんでもない変化球を食らって唖然としている感覚。
ハイボールで飲んでみる

香り
- ハチミツ、ハーブ、牧草
味わい
- 全体的にビターな味わい、ミントやハーブを思わせる青臭さ
感想
続いてハイボールにして飲んでみます。ストレートの時よりも青臭さは薄まってはいますが、やっぱりいます(笑)ストレートの時よりもハチミツの様な甘さがハッキリと感じ取れますが、炭酸の影響か苦みや渋みがジリジリと舌に残ります。ん〜、やっぱりウイスキー味のテキーラという印象です。
まとめ
スムースな味わいでバーテンダーからも信頼されていデュワーズ。そのデュワーズから後熟にスポットを充てたカスクシリーズの第2段『イリーガルスムース8年』をレビューしました。個人的な感想を言うと『かなり微妙・・・』といった感じでした💦テキーラをあまり飲み慣れていないが原因かもしれませんが、最初は甘く、後半にかけて青臭い味わいに変化していく様は正にテキーラでした。正確にはメスカルという蒸留酒の樽で後熟したウイスキーですが、蚊帳の外の私にはテキーラとしか表現出来ません。面白い味わいと思う反面、着地点をどこに持って行ったら良いのか!?悩む味わいでした。
(開栓後すぐでしたので、後日また改めてレビューしたいと思います)

最後までお読み頂き有難うございました。
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