【レビュー】アイラミストを3種類の飲み方で味と香りを解説!!

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このウイスキーを簡単にまとめると

アイラミストとは
  • ウイスキー属性:ブレンデッドウイスキー
  • 産地・メーカー:マクダフ・インターナショナル
  • キーモルト:ラフロイグ
  • 飲みやすさ:★★☆☆☆☆
  • 味わい:ヨード感控えめで甘さが主体の味わい
  • おすすめの飲み方:ハイボール
  • 総合評価:★★★☆☆☆
  • どんな人に向いている?:アイラモルトが気になる人、安価でアイラの味わいを楽しみたい人

アイラミストについて

アイラミストは、ボトラーズとしても有名なマクダフ・インターナショナル社が1922年にリリースしたブレンデッドウイスキーです。

味わいの核となるキーモルトはアイラの王と称される「ラフロイグ」

そこへ、スペイサイドやハイランドなどの華やかなモルト原酒とグレーンをブレンディングして作られています。

ラフロイグ以外は非公開なので、どこの蒸留所なのかを想像しながら飲むのも面白いです。

リンゴっぽい香りがするので、筆者は「ストラスアイラ」がブレンドされてると思っます。

アイラミストの誕生秘話

アイラミストが誕生したのは1922年。今から100年前のアイラ島にて一人の漁師がラフロイグ蒸留所のオーナー「イアンハンター氏」にあるお願いをしたのがきっかけです。

「21歳になる息子の誕生日にパーティーをやるので、息子のために振る舞う酒を造ってくれないか?」と、オリジナルのウイスキー制作を依頼。

依頼を受けたイアン氏は快く承諾し、そしてパーティー当日にウイスキーは振る舞われました。

そのウイスキーは好評で、味わった人々から「まるでアイラの霧のようだ」と言われ、その時の味わいを再現したのが今回ご紹介するアイラミストです。

「イアン・ハンター」
ラフロイグ創設家の最後の蒸留所オーナーで、時は第二次世界大戦下、さらに世界恐慌など世界中が混迷する中で懸命に蒸留所を守り抜いた人物。バーボン樽を用いた熟成を採用したのも同氏の功績。

アイラミストは¥2,000程で購入できることもあり、アイラモルトとはどんな味わいなのか?を気軽に知ることの出来る銘柄です。今回ご紹介するボトルはノンエイジタイプ(5年熟成らしい)で、同シリーズの中では最も安価なボトル。しかし、キーモルトにラフロイグを使っているのでただの安いスコッチではありません。「アイラの霧」と銘打った味わいがどのようなものなのかを実際に飲んでレビューをしていきます。

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テイスティング(実際に飲んでみた)

フレーバーチャート

味わいチャート

ストレートで飲んでみる

香り

  • ハチミツ、リンゴ、干し草、紅茶、正露丸

味わい

  • 甘さと同時に酸味、アフターに苦みと渋み

感想

それではまずストレートで飲んでみます。第一印象は甘くて飲みやすい!!です。そもそもブレンデッドウイスキーなので当たり前ですが(笑)。オイリーでクセの強いラフロイグがキーモルトだけに、初心者にはとっつきにくい味わいを想像していましたが、スペイサイドの原酒がブレンドされている為、非常に甘やかで飲みやすい味わいです。もちろん、名前の通り「アイラモルト」特有のヨード感が無いわけではありません。華やかな香りと甘い味わいが強いので独特のヨード感がマスクされています。さらに、グレーンの穏やかな酒質も影響してアイラモルトのクセが非常にマイルドになっています。全体的にはライトボディで、リンゴの様な香り立ちは「シングルモルト余市NA」を彷彿とさせる味わいで、フルーティー&スモーキーといったスコッチらしい味わいです。

ロックで飲んでみる

香り

  • リンゴ、ハチミツ、ミント、微かにアーモンド

味わい

  • 酸味とアフターにかけて苦みが増していく

感想

では次にロックで飲んでみます。ストレートの時よりも香り立ちは弱くなったものの、フレッシュな要素が加わり瑞々しいリンゴの様な香りが漂います。さらに、ミントっぽい清涼感のある香りと、アーモンドに似たどこか粉っぽい感じもあり加水によってストレートでは隠れていた要素も出てきました。そして、ヨードと言われる磯の匂いや消毒液の様な臭いが顔を出し、全体的にドライでキリッと引き締まった味わいに変化。ただ、余韻にかけてのビターにエグみも加わった感触があり、後味がザラつくのであまりロックでの飲み方はオススメ出来ません。このへんは好みかもしれませんが、せっかくの華やかな香りがするのに後味に雑味を感じるような感覚になるのが少し残念です。まぁ、5年熟成という事実は考慮するべきかもしれません。

ハイボールで飲んでみる

香り

  • リンゴ、ハチミツ、正露丸

味わい

  • 酸味と甘さが丁度良く、オイリーな舌触り、後から苦みが追いかけてくる

感想

そして最後はハイボールで飲んでみます。濃度は1:3で氷は購入した純氷です。ロックのときに感じたミントがさらに増してきて、リンゴの様な香りも同時に感じ取れます。口に含むと、アイラの象徴とも言うべきヨード感が漂い、酸味と苦味がきれいに抜けていきます。ロックのときのエグみは感じないので後味スッキリのハイボールで、杯を重ねるとラフロイグのオイリーな要素もにわかに感じとれます。氷が溶けて薄まると徐々に煙たいスモーキーな部分が目立ってくるので、個人的にはとても好みな味わいのハイボールです。

まとめ

3種類の飲み方を試してみましたが、総じて印象が良かったのはハイボールでの飲み方です。アイラのクセが全面に出てくるのではなく、スペイサイド由来の華やかな香りとグレーンの浸透性が相まって独特のクセを霧のように包みこんだ様な味わいは、初めてのアイラモルトを飲む人にとって良い架け橋になると思います。値段もウイスキーとしては安価な部類なので、初心者向けと言われるクセのないクリアなウイスキーから、一歩奥に踏み込むにはちょうど良いのではないでしょうか?

しかし、筆者もアイラモルトを愛飲する端くれなのでピートやヨードの香りに耐性が出来てしまっている事実もあります(笑)アイラ初心者にはどのように受け入れられるのか未知の部分もありますが、ストレートが無理でもハイボールならばイケるはずです。

アイラモルト沼への入り口として、是非!お試しください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

テイスティングに使用しているグラス「ゲレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。

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