【レビュー】「サントリー レッド」の味と香りを3種類の飲み方で解説!!

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このウイスキーを簡単に説明

サントリーレッドとは
  • ウイスキー属性:ブレンデッドウイスキー
  • 産地・メーカー:日本(サントリー)
  • 飲みやすさ:★☆☆☆☆☆
  • 味わい:工業的なアルコール感、かすかに甘味
  • おすすめの飲み方:ハイボール(レモンなどを加えて)
  • 総合評価:★☆☆☆☆☆
  • どんな人に向いている?:とにかく安くハイボールを楽しみたい人

このウイスキーについて

日本の食卓をパッと明るくする赤いラベルの晩酌ウイスキー。樽で熟成させた琥珀色の液体が、豊かな夕べを開きます。このウイスキーの前身は1930(昭和5)年に発売されたサントリー「赤札」―つまり「白札」の弟分です。食中酒の雄をめざして年々改良を続け、最もすっきりとした飲み口のジャパニーズウイスキーとして完成の域に近づいています。

引用元:サントリーHPより

今回ご紹介する「サントリーレッド」はサントリーが今でも大切にしている歴史あるブランドのウイスキーです。

誕生の背景としては「サントリーホワイト(当時のサントリー白札)」の代替品として登場した姉妹ボトル。

販売当初、ホワイトの定着のよって姉妹品であるレッドは、全く売れず製造中止となり「不遇の子」として扱われてきましたが、CMなど宣伝に力を入れることで「低価格」という事もあり徐々に市場へ定着していきました。

当時の販売価格は「ホワイトの半額程度」ということもあり、庶民の食卓への人気は不動の物となりました。

近年ではウイスキー市場の拡大と品質の向上により、「まずい」、「地雷」などの評価が多く一時代を支えた功績は影を潜めています。

では、実際の味わいはどうなのか!?地雷なのか?どうなのか?

買って、飲んで、レビューをしてみました!

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テイスティング(実際に飲んでみた)

フレーバーチャート

味わいチャート

ストレートで飲んでみる

香り

  • アルコールの刺激、バニラ、リンゴ、キャラメル

味わい

  • ピリピリとした刺激、強めのビター、微かな果実香

感想

それでは歴史ある「サントリーレッド」をストレートで飲んでみます。香りはまず工業的なアルコールの刺激が鼻を突き、僅かではありますがバニラやキャラメルのウッディな香り、同時にリンゴの様な果実香も感じ取れます。口に含むと、やはり刺々しいアルコールの刺激が舌をピリピリと刺激し、続いて弱いながらも果実のような味わいが微妙に漂います。余韻にかけては強めのビターに支配され、イガイガとした感覚が残りました。ん~、ウイスキーというよりはスピリッツ・・・。正直なところ、若い原酒や出来損ないの原酒がブレンドされているかの様な味わいはストレートで飲むにはちょっと厳しいです。なぜなら、香りや味わいが非常に薄く、添加物によって付けられていると錯覚してしまいそうな味わいだからです。

ロックスタイルで飲んでみる

香り

  • バニラ、キャラメル、干し草

味わい

  • 微かな甘味、アルコールの刺激、ひっかかりのあるビター

感想

続いて氷を入れたオンザロックで飲んでみます。ストレートの時よりアルコールの刺激は弱まったものの、依然として刺々しさは感じます。僅かな甘い香りと共にストレートの時には感じなかった干し草や納屋の様な埃っぽい香りも感じ取れますが、ケミカルなアルコールの刺激が際立っているので、香味に乏しい印象があります。口に含むと僅かながら甘いバニラが香りますが、舌の上ではピリピリとした刺激があり、ビターで渋味とも取れる余韻へと変わっていきました。氷を入れてもモルト感は少なく、ウイスキーの味がするスピリッツといった印象しか残りませんでした。

ハイボールで飲んでみる

ハイボールで飲んでみる イラスト画像

香り

  • 穀物の香り、極僅かに果実

味わい

  • 濃いめで砂糖の様な甘さ(人工的)、穀物感

感想

最後はハイボールです。かなり加水が進んだ影響で、ここにきてアルコールの刺激はなくなりました。穀物の様なシリアル感と甘さが僅かながら香り、果実の様なフルーティーな香りと味わいも微妙ですが感じ取れます。途中、濃い目ではどうか?と思いウイスキー比率を上げてみると、中盤にかけて人工的な甘い味わいもありますが、余韻にかけてビターを伴ったどこかひっかかりのある雑味があるので、炭酸で割っただけのハイボールではなくレモンやライムを絞ったほうが違和感が減り、ネガティブな要因をごまかせると思います。

ストレートからロック、そしてハイボールと飲み進めてきて、ようやく着地できた感じがしました。安価なウイスキーは潔くハイボールかカクテルなどで飲むのが望ましいのかもしれませんね・・・。残ったお酒は間違いなくハイボール要員確定です(T_T)

まとめ

まとめ イラスト画像

いかがでしたでしょうか!?サントリーの歴史において重要な銘柄「レッド」のレビューでした。個人的にはイオンのベストプライスウイスキー」の方がウイスキーとはかけ離れているかもしれませんが美味しいと思います。というのも、やはり工業的なアルコール感は拭えなく、どの様な飲み方をしても後味に「イガイガ」とした雑味を感じてしまうからです。それに同じ金額を出すと「ニッカクリアブラック」が購入でき、お釣りもあります・・

古き良き時代の味わいなのか?それとも下位ブランドだけに最低限のレベルを維持する為にB級の原酒を使用しているのか定かではありませんが、今日のウイスキー市場の味わいにはマッチ出来ていない味わいだと思いました。

数年後、また購入するとしてしばらくは「ハイボール専用ボトル」として認知しておきます(T_T)ごちそうさまでした(^^)

最後までお読み頂きありがとうございました。

テイスティングに使用しているグラス「ゲレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。

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