サントリー スペシャルリザーブ徹底解説!白州の味わいが手軽に楽しめるコスパウイスキー

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sister-ley
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こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!

Caoli(助手)
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今回は、白州の代替えとして注目を浴びている「サントリー スペシャルリザーブ」の解説&レビューを行っていきます!

日本を代表するウイスキーメーカー・サントリーが手掛ける「スペシャルリザーブ」は、白州蒸溜所のモルトをキーモルトとした、バニラを基調とする華やかな香りとまろやかな味わいが特徴のブレンデッドウイスキーです。

日本のウイスキー市場が活況を呈し、スコッチウイスキーの輸入自由化を目前に控えた1969年に発売されたこのウイスキーは、サントリーの自信と将来への布石を示す製品として生まれました。

この記事では、日本のウイスキー文化に深い足跡を残してきたスペシャルリザーブの魅力に迫ります!

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サントリー スペシャルリザーブの基本情報と特徴

サントリー スペシャルリザーブは、サントリーの製品ポートフォリオおよび日本のブレンデッドウイスキーの広範な展望において、重要かつ永続的なブランドとして位置づけられています。1969年に発売されて以来、洗練された高品質なウイスキーとして、幅広い層の消費者に親しまれてきました。

来るべき国際競争の時代を見据え、サントリーが自信を持って市場に投入した、高品質な国産ブレンデッドウイスキーとしての位置づけでした。トリスや角瓶といった大衆向け製品よりも一段上の、洗練された味わいを求める、より目の肥えた消費者をターゲットとして開発されました。

サントリースペシャルリザーブの詳細はこちら
カテゴリーブレンデッドウイスキー
産地日本
蒸留所サントリーの複数の蒸溜所
アルコール分40%
内容量700ml
価格帯3,000〜4,000円
飲みやすさ★★★★★☆☆
味わいの特徴まろやかでバランスの良い味わい
おすすめの飲み方ロック、水割り、ハイボール
スペシャルリザーブの長所・特徴
スペシャルリザーブの短所・注意点
  • バニラを基調とした華やかな香り
  • クリーミーでまろやかな口当たり
  • 多様な飲み方で楽しめる汎用性の高さ
  • 長年にわたり安定した品質を維持
  • 白州の味わいに近い
  • ブレンド構成の詳細は公開されていない
  • 年代によってブレンド構成が変化している可能性がある
  • エントリーレベルより高価格帯となるため、初心者には手が出しにくい場合も
  • プレミアムシングルモルトと比較するとインパクトは控えめ
Key(筆者)
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「スペシャルリザーブ」という名称は、特別に選りすぐられた原酒を意味し、このウイスキーの高級感と品質へのこだわりを表現しています。

サントリーのポートフォリオにおいて、スペシャルリザーブは角瓶のようなエントリーレベルの製品と、山崎・白州といったプレミアムシングルモルトや響のようなスーパープレミアムブレンドとの間をつなぐ、重要な中間価格帯のブレンデッドウイスキーとしての役割を担っています。

サントリーウイスキーの歴史と「スペシャルリザーブ」の魅力

サントリーの物語は、創業者・鳥井信治郎が1899年に大阪で鳥井商店を開業したことに始まります。「これからは洋酒や」という信念を持った鳥井は、単なる西洋の酒の輸入販売に留まらず、日本人の繊細な味覚に合う独自の洋酒造りを目指しました。

国産ウイスキーへの挑戦

1907年に発売された甘味ブドウ酒「赤玉ポートワイン」(現:赤玉スイートワイン)の大成功は、鳥井に国産ウイスキー製造への道を開きます。1923年、鳥井は京都郊外の山崎に、日本初のモルトウイスキー蒸溜所を設立。

この地は、良質な水とウイスキーの熟成に適した湿潤な気候に恵まれていました。スコットランドで学んだ竹鶴政孝を招聘し、初代蒸溜所長として迎え、本格的なウイスキー製造が始まります。

Key(筆者)
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その後、竹鶴政孝は理想とするウイスキー造りを目指し北海道余市にニッカウヰスキーを設立します。

初期の苦難と成功への転換

1929年に発売された日本初の国産ウイスキー「白札」は、残念ながら当時の日本人の味覚に合わず、商業的には成功しませんでした。しかし、鳥井信治郎は諦めませんでした。彼は市場の反応を真摯に受け止め、日本人の嗜好に合わせた製品開発に情熱を注ぎます。

そして1937年、その努力が結実し、「角瓶」が誕生。特徴的な亀甲模様のボトルと、日本人の味覚に合うバランスの取れた味わいは、市場で大きく受け入れられ、日本のウイスキー文化の礎を築きました。

Caoli(助手)
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当時、日本人には全く未知の味わいで受け入れられず日本の人々にも楽しんでもらえるウイスキーとして角瓶が初のヒット商品となりました。

戦後の発展:大衆化と品質向上

戦後、サントリーはウイスキーの大衆化と品質向上を両輪として成長を続けます。1946年に発売された「トリス」は、手頃な価格で高品質なウイスキーを提供し、「トリスを飲んで、人間らしくやりたいナ」のキャッチコピーとともに、多くの人々に親しまれました。

1950年代後半には「サントリーオールド」が登場。その上質な味わいは高度経済成長期の象徴となり、特に団塊世代を中心に絶大な人気を博しました。

Key(筆者)
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単一の商品として最も売れた「オールド」の売り上げは現在でも世界記録となっており、当時の日本での消費量は凄まじいものがありました!

原酒の多様化:蒸溜所の拡大

サントリーは、更なる原酒の品質向上と多様性の追求のため、蒸溜所の拡充を図ります。1972年には、グレーンウイスキーの製造に特化した知多蒸溜所が設立。

そして1973年には、山崎蒸溜所とは異なる個性のモルトウイスキーを造り出す白州蒸溜所が、豊かな自然に囲まれた山梨県に誕生しました。これらの蒸溜所の開設により、サントリーは多彩な原酒を組み合わせた、より複雑で奥深い味わいのブレンデッドウイスキーを生み出すことが可能になったのです。

Caoli(助手)
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現在も所有する3つの蒸留所は1973年に全て揃い、各蒸留所による原酒の造り分けがサントリーの複雑な香味の基礎となっています。

「スペシャルリザーブ」誕生の背景

1960年代後半、日本は高度経済成長の真っただ中にあり、消費者のニーズも多様化していました。1970年に開催された大阪万博を控え、海外からの来賓客をもてなすための高級ウイスキーの需要が高まることが予想されました。

また、1971年に予定されていたスコッチウイスキーの輸入自由化を前に、サントリーは、それまでの大衆向け製品とは一線を画す、日本の技術と感性を結集した、より高品質なブレンデッドウイスキーの開発に力を注ぎます。

「スペシャルリザーブ」の開発は、当時のサントリーのチーフブレンダー、佐治敬三(後の二代目社長)が陣頭指揮を執り、大阪万博という国際的な舞台にふさわしい、日本のウイスキーの粋を示す最高品質のブレンデッドウイスキーを目指して進められました。

そして1969年、大阪万博という国際的な舞台に向けて、「スペシャルリザーブ」が満を持して発売。これは、1970年開催の日本万国博覧会に先駆け、「国際品質」を謳い文句に、海外からの来賓客や本物を知る人々からも見劣りしない高品質なウイスキーを目指したもので、当時の消費者からも好評をもって受け入れられました。

Key(筆者)
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「海外のお客様からも見劣りしないウイスキーを」という当時社長の佐治敬三の指示のもと、リザーブは国内外の人からの高い評判を得ました。

「スペシャルリザーブ」の特徴は洗練されたモダンな味わい

「スペシャルリザーブ」は、サントリーの技術と情熱の結晶とも言える、高品質なブレンデッドウイスキーです。

当時のチーフブレンダー佐治敬三(後のサントリー2代目社長)が、「最高のブレンド技術で、豊かな香りとまろやかな味わいを追求した、特別な reserve(リザーブ)」として命名しました。白州モルトが持つ清々しいスモーキーさも感じられる、奥深く洗練された味わいが特徴です。

サントリー「スペシャルリザーブ」の原酒解説

サントリー「スペシャルリザーブ」は、複数のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして造られる、ブレンデッドウイスキーです。サントリーが所有する、山崎蒸溜所、白州蒸溜所、知多蒸溜所の原酒が使用されています。

  • 山崎蒸溜所: 日本初のモルトウイスキー蒸溜所。多様な原酒を生産し、ブレンドに複雑さを加えます。
  • 白州蒸溜所: 南アルプスの自然に囲まれた蒸溜所。軽やかで爽やかなモルト原酒を生産し、スペシャルリザーブのキーモルトであるバーボン樽モルト原酒もここで作られています。この原酒が、バニラや青葉、青りんご、洋梨のような特徴的な風味をもたらします。
  • 知多蒸溜所: グレーンウイスキーの製造に特化した蒸溜所。軽やかでクリーンなグレーンウイスキーが、モルト原酒の個性を引き立て、全体の調和を創り出します。

「スペシャルリザーブ」の味わいに最も影響を与えているのは、白州蒸溜所のバーボン樽モルト原酒です。

この原酒により、シングルモルトの「白州」にも通じる、バニラのような甘さと爽やかさが加わり、クリーミーで滑らかな口当たりに仕上がっています。山崎モルトや知多グレーン原酒もブレンドされていますが、白州モルトの個性が際立つ、バランスの取れた味わいが特徴です。

Key(筆者)
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その中でも、リザーブの味わいに大きく影響しているのはキーモルトである白州蒸留所のバーボン樽モルト原酒!

これにより、白州蒸留所らしいバニラや青葉、青りんごや洋梨といったシングルモルト白州にも通じる味わいに仕上がっています。

Key(筆者)
Key(筆者)

山崎蒸留所のモルトや知多蒸留所のグレーン原酒もブレンドされているので、全く同じではありませんが、白州の雰囲気が加味された味わいは、とてもクリーミー!

「響」、「山崎」、「白州」などのサントリーウイスキーが人気を集める一方で、昭和から平成の時代にサントリーを支えた「ローヤル」、「リザーブ」、「オールド」も、ジャパニーズウイスキーの定義を満たす製品として、改めて注目されています。

「スペシャルリザーブ」は、比較的入手しやすい価格で白州モルトの風味を楽しめる、正統なジャパニーズウイスキーと言えるでしょう。

つまり、リザーブは普通に買えて白州の味わいがする正真正銘のジャパニーズウイスキーというわけですね!!

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では、「サントリースペシャルリザーブ」をストレート、ロック、ハイボールの3種類の飲み方でレビューしてみたいと思います!!

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スペシャルリザーブをテイスティング

リザーブのフレーバー

リザーブの味わい

ストレートで飲んでみる

香り

アプリコット、紅茶、ハーブ、ミント、バニラ、キャラメル

味わい

キャラメルのような甘さと心地よいビター、若干のアルコール感

感想

まずは、ストレートで飲んでみます。香りはアプリコットやベリーに似た甘い香りを中心に、ミントっぽい清々しさ、ウッディなバニラ、キャラメルと続きます。口に含むと、クリーミーな舌触りで、『バランタイン17年』にも似た感触があり、甘さを感じながら程よいビターが抜けていきます。余韻にかけては『若さ』を感じるアルコールの刺激がありますが、安っぽい感じはありません。香りや味わいに熟成感もちゃんとあるので、ストレートでも十分美味しく頂けました。

クリーミーな香りと味わいは『優しくて華やかに感じる』時があります。重厚な感じは少ないかもしれませんが、軽快でラフ過ぎず、華やかさを感じる辺りが個人的には大好きです。

ロックスタイルで飲んでみる

香り

キャラメル、バニラ、レーズン

味わい

キリッとドライな口当たり、甘みとビターが際立つ

感想

次は氷を入れてオンザロックで飲んでみます。香りはグッと甘さが前に出て、キャラメルやバニラのウッディさが目立ちます。熟した果実(レーズン)も感じますが、甘い香りが優先して感じ、口に含むと香りの印象とは違い意外にさっぱりとしていてドライな感じです。それでも中盤から甘さとビターが膨らんできて、主張をし過ぎない程度に収まった感があるので飲み疲れしません。余韻にかけてはビターなのですが、消えかけるくらいに舌の上でキャラメルの甘さがふわっと香る瞬間がありました。ブレンデッドウイスキーの複雑さが感じ取れ、冷やしても十分すぎるくらい美味しいです。

ハイボールで飲んでみる

香り

りんご、洋梨、蜂蜜、ミント

味わい

フルーティーな香り立ち、ビターな余韻

感想

最後はハイボールで飲んでみます。香りはリンゴ、洋梨の様なフルーティさと蜂蜜の様な甘い香り、そしてミントを感じるアクセントがあります。まさに、白州モルトの様な香り立ち!

口に含むと、優しくフルーティーで心地よい良いビターが広がりますが、シングルモルトの白州ほどフレッシュさ、森林感は感じません。このあたりはブレンデッドウイスキーですので、全ての主張は穏やかです。それでも決して薄いということはなく、調和が取れたとても美味しいハイボールです。

まとめ

スペシャルリザーブの総合評価
イマイチ
良い

サントリーが大切に受け継ぐ『スペシャルリザーブ』。角瓶やオールドとは一線を画す洗練された味わいのこのウイスキーは、私にとって「格好良さ」の象徴です。

現行の『スペシャルリザーブ』に至るまで、12年熟成やシェリー樽後熟など様々なバリエーションがありました。多くはウイスキー不況の中で消えていきましたが、その名と伝統は今も続いています。

2025年、50年ぶりに大阪で開催される万博。世界が日本に注目するこの機会に、サントリーの技術の結晶『スペシャルリザーブ』の魅力を再発見してみませんか。

スーパーやドラッグストアでも見かける身近さも魅力です。多彩な飲み方で楽しめ、コストパフォーマンスも高く、特に白州のファンにおすすめできる一本です。

最後までお読み頂きありがとうございました。

テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。

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