【終売】レビュー|ワイルドターキー12年|101プルーフが生む滑らかさと力強さ

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sister-ley
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こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!

Caoli(助手)
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今回は、バーボン好きの間で今も絶大な人気を誇る一本「ワイルドターキー12年」を取り上げます!

2013年頃の一度目の終売を経て、2022年に101プルーフ(アルコール度数50.5%)仕様で待望の復活を果たした「ワイルドターキー12年」。

12年以上の長期熟成原酒がもたらす滑らかさと、高アルコール度数ならではの力強さ・複雑な果実香を兼ね備えたプレミアムバーボンです。しかし、2025年3月末に再び終売が発表され、現在は入手困難なボトルとなりつつあります。

今回は、そんなワイルドターキー12年の詳細スペックから味わい、他ラインナップとの違いまでを詳しく紐解いていきます。

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ワイルドターキー12年の基本情報とスペック

ワイルドターキー12年 基本情報
ワイルドターキー12年の詳細はこちら
カテゴリーケンタッキー・ストレート・バーボン・ウイスキープレミアムバーボン
ブランドワイルドターキー(Wild Turkey)
蒸留所ワイルドターキー蒸留所(ケンタッキー州ローレンスバーグ)
マスターディスティラージミー・ラッセル/エディー・ラッセル
アルコール度数50.5%(101プルーフ)
最低熟成年数12年2022年復活
マッシュビルコーン75%・ライ麦13%・大麦麦芽12%
原料品質非遺伝子組み換え(Non-GMO)コーン、ドイツ産ライ麦使用
使用酵母1940年代から継承される自家製株
樽仕様レベル4焦がし(アリゲーターチャー)のプレーンオーク新樽
参考価格8,800円(税込)/8,000円(税抜)
輸入元CAMPARI JAPAN(CTスピリッツ・ジャパン)
香味の特徴バニラ・キャラメル・ダークチョコ・熟した果実
おすすめの飲み方ストレート・数滴の加水・ハイボール

【長所】

  • 101プルーフの飲みごたえ
  • 長期熟成由来の滑らかさ
  • 加水で変化を楽しめる
  • ラッセル父子監修の品質

【短所】

  • 終売済みで入手が難しい
  • 実売価格が上昇傾向
  • 度数が高く初心者にはクセを感じやすい
sister-ley
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それでは早速、実際の味わいを見ていきましょう!

ワイルドターキー12年を実際に飲んでみた

ワイルドターキー12年の香り


ワイルドターキー12年の味わい

※数値は個人の感想です

ストレートで飲んでみる

香り

バニラ、キャラメル、バナナ、バラ、ワックス、オーク、セメダイン

味わい

パワフルで滑らか、スパイシーな余韻

感想

バニラやキャラメルのクリーミーな甘い香りが漂い、完熟バナナも感じられます。バラを思わせるフローラルで華やかな花の香りと、オークのウッディな香りが全体に広がっており、バーボン特有のセメダイン感もあります。

口に含むとトロッとしたオイリーな舌ざわりでとても滑らかです。バニラやキャラメルの甘さとバナナの香りに加え、奥からスパイシーさが出てきます。余韻はスパイシーさと甘さ、オークの香りが複雑に絡み合い、ゆっくりと消えていきます。

Key(筆者)
Key(筆者)

アルコール度数50.5度を感じさせない滑らかな舌触り!豊潤でエステリーな香りと甘やかでスパイシーな味わいはプレミアムバーボンのお手本ような味わいです。

ロックで飲んでみる

香り

バニラ、キャラメル、バナナ、オーク、トースト、セメダイン

味わい

ビターでフローラル

感想

バニラやキャラメルの甘い香りに、少し青いバナナを思わせるニュアンスへと変化します。オークのウッディさに麦やトーストの香ばしさがあり、セメダイン感は落ち着いて華やかなフローラルさへと移り変わります。

口に含むと、香ばしくオーキーな香りとバニラの甘さが広がります。スッとビターさが出てきて、フローラルな香りと共にスパイシーな味わいへと展開します。余韻は下支えするビターさがあり、フローラルな香りとスパイシーさが絡み合いながらゆっくりと消えていきます。

Key(筆者)
Key(筆者)

オンザロックにするとビターさが引き立ちシャープな味わいに!しかし、ストレート同様にエステリーな香りが贅沢な気分にさせてくれます!

ハイボールで飲んでみる

香り

オーク、バニラ、キャラメル、バナナ、花

味わい

香ばしくウッディ、艶のある甘さ

感想

一変してオークの香ばしい香りと、花を思わせるフローラルな香りが立ち上ります。バニラとキャラメルのクリーミーな甘い香りに、シュガーシロップのニュアンスと未熟なバナナの青々しさが加わります。

口に含むと、華やかなフローラルさとオークのウッディな香りが口いっぱいに広がります。バナナの青々しさとフローラルな香り、そして何とも言えない艶のある甘さが特徴的です。余韻はビターさとほんのりスパイシーさがあり、フローラルな香りが心地よく続きます。

Key(筆者)
Key(筆者)

ハイボールにするとオーキーさが膨らんで、香ばしくウッディな味わいに!艶のある大人のハイボールを楽しめます!爽快さよりもじっくりと楽しみたい味です!

Caoli(助手)
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ここからは、ワイルドターキー12年の歴史や製造背景についてご紹介します

ワイルドターキー12年の歴史と製法

誕生からブームまでの歩み

ワイルドターキー12年の歴史は1980年代初頭の「ビヨンド・デュプリケーション」に遡るとされています。1980年代半ばには通称「チーズィ・ゴールド・フォイル」と呼ばれる金箔ラベルが採用され、コレクターの間で評価を確立しました。

その後1992年には「スプリット・ラベル」へ移行し、1999年には米国内での正規流通が終了する一方、日本を含む輸出市場向けには供給が続けられてきました。

2013年の終売と13年への切り替え

2000年代後半のバーボンブームにより長期熟成原酒の供給が逼迫したことを主な理由として、2013年頃に12年は一度終売となっています。

代替として登場した「13年 ディスティラーズ・リザーブ」は熟成年数こそ延びたものの、度数は101プルーフから91プルーフへ引き下げられており、従来の重厚な味わいを求めるファンとの間で評価が分かれていました。

Key
Key

91プルーフに変更され穏やかな味わいになった「ワイルドターキー13年」を、往年のファンは「マイルドターキー」と揶揄しました!

2022年の復活

こうした背景を経て、2022年9月6日にCAMPARI JAPANより101プルーフ仕様の12年が国内で再発売されています。ブランドの象徴である高いアルコール度数を取り戻したことで、旧来のファンからも歓迎される復活となりました。

2025年3月の終売

しかし復活からおよそ2年半後の2025年3月末、12年は再び終売が発表されています。

理由はプレミアムバーボン需要の世界的な増加により、主力商品であるワイルドターキー8年などの安定供給を優先するためとされており、在庫がなくなり次第販売終了という形が取られています。過去にも終売と復活を繰り返してきた銘柄であり、今後の動向が注目されます。

熟成樽への強いこだわり

製造面では、マスターディスティラーのジミー・ラッセルとエディー・ラッセル父子の監修のもと、コーン75%・ライ麦13%・大麦麦芽12%という低ライ構成のマッシュビルが使用されています。

樽は内側を最も強く焦がしたレベル4の「アリゲーターチャー」の新樽が使われており、この強い焦がしがバニラやキャラメルの濃密な香りを原酒に与えています。

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終売と復活を繰り返してきた歴史を踏まえると、ワイルドターキー8年やレアブリードとの違いも気になりますね!

シリーズ内比較とQ&A

ワイルドターキー シリーズ比較表
ワイルドターキー比較:スタンダード vs 8年 vs 12年 vs レアブリード
項目スタンダード8年12年レアブリード
熟成年数6・7・8年ブレンド
(NAS)
8年以上12年以上6・8・12年ブレンド
アルコール度数40.5%
(裏ラベル表示40%)
50.5%50.5%58.4%バレルプルーフ
香味の軸バニラ・洋ナシ
穏やかなスパイス
バニラ・オレンジ
強めのスパイス
ダークチョコ・ベリー
古樽・タバコ
リンゴ・ハチミツ
強い樽のパンチ
価格帯(参考)2,900円前後4,000円台8,800円5,000円台
こんな方に日常飲み
コスパ重視
万能な一本
バランス重視
じっくり派
加水で楽しむ
カスクストレングス好き

💡 選び方のポイント:気軽なハイボールならスタンダード、バランス重視のデイリー用なら8年、じっくり向き合いたいなら12年、力強さを求めるならレアブリードという使い分けが目安になります。

市場・価格・流通状況

現行品の価格と終売後の状況

メーカー希望小売価格は8,000円(税抜)、8,800円(税込)です。CAMPARI JAPANを通じて国内流通していましたが、2025年3月末の終売発表以降は在庫限りの販売となっています。

実売価格は終売前の7,000〜8,000円台から上昇し、1万円前後まで値上がりしている店舗も見られます。

旧ボトルの二次市場相場

1980年代から1990年代の旧ボトルは、二次市場で高値がついています。輸出専用期(1999〜2012年)は1万円台後半から7万円前後、スプリット期(1992〜1998年)は6万円から10万円前後、チーズィ・ゴールド・フォイル期(1985〜1992年)は10万円を超える価格帯です。

最初期のビヨンド・デュプリケーション(1980年代初頭)は状態次第で20万円以上になることもあります。現行品とは市場が明確に分かれており、旧ボトルは主にコレクター向けの価格帯となっています。

購入する際のポイント

現行の12年を手に入れたい場合は、在庫を抱える酒販店やECサイトを早めに確認するのがおすすめです。

終売により今後さらに入手しづらくなることが見込まれます。

ワイルドターキー12年 Q&A
ワイルドターキー12年 Q&A
ワイルドターキー12年はいつ、なぜ終売になったのですか。
2025年3月末に終売が発表されました。理由はプレミアムバーボンの世界的な需要増加により、ワイルドターキー8年などの主力商品の安定供給を優先するためとされています。在庫がなくなり次第、順次販売終了となっています。
もう購入することはできませんか。
終売後も在庫を持つ酒販店やECサイトでは購入できる場合があります。ただし終売発表以降は実売価格が上昇傾向にあり、今後さらに入手しづらくなることが見込まれます。見つけた際は早めの購入をおすすめします。
ワイルドターキー8年やレアブリードとの違いは何ですか。
いずれも101プルーフ前後の高い度数が共通していますが、8年はバニラやオレンジ、スパイス感が前面に出るダイナミックな味わいです。12年はダークチョコレートやベリーのような深みのある果実香が特徴で、レアブリードは6・8・12年をブレンドしたバレルプルーフ仕様となっています。
おすすめの飲み方はありますか。
ストレートで複雑な風味をそのまま楽しむのはもちろん、数滴の加水を加えると木樽由来の渋味が和らぎ、完熟メロンのような華やかな香りが引き立ちます。ハイボールにするとドライで飲みやすい仕上がりになります。
ウイスキー初心者でも楽しめますか。
50.5%と度数が高めのため、ウイスキーに慣れていない方にはクセを感じやすいかもしれません。数滴の加水やハイボールにすることで飲みやすくなるため、まずは薄めから試すことをおすすめします。

まとめ

ワイルドターキー12年の総合評価
香り
4.5
味わい
4.0
余韻
4.0
飲みやすさ
4.0
コスパ
3.5
4.5 /5
素晴らしい

ワイルドターキー12年は、101プルーフならではの飲みごたえと、12年熟成由来の滑らかさを兼ね備えた、まさにプレミアムバーボンの名にふさわしい一本でした。ストレートでは複雑な余韻、ロックではビターでシャープな味わい、ハイボールでは香ばしさが際立つなど、飲み方ごとに異なる表情を楽しめる点も魅力です。

終売と復活を繰り返してきた歴史を持つだけに、2025年3月末の終売発表は残念な知らせですが、それだけ多くのファンに支持されてきた証ともいえます。店頭やECサイトで見かけた際は、この機会にぜひ一度手に取ってみてください。

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最後までお読み頂きありがとうございました。

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