
このウイスキーを簡単に説明

このウイスキーについて
このブログ初の日本産ウイスキー
今回は、キリンからリリースされている『陸』をレビューしていきます。
キリンというとビール🍺🍺🍺
ビールというと?キリン。(筆者はサッポロ派)
そんな当たり前の感覚があるかもしれませんが、
キリンの大麦を扱ってきた酒造メーカーとしてのノウハウは
伊達じゃありません。
キリンが所有する『富士御殿場蒸留所』は、
世界の舞台でグレーンウイスキーの賞を3回も取ってる
すごい蒸留所なんです。(日本の誇り)
加えて、マスターブレンダーである田中城太さんは
「世界最優秀」の称号を持つすごい人(゚o゚;
とんでもないポテンシャルを持つ富士御殿場蒸溜所。
※「グレーンウイスキー」とは、とうもろこし、ライ麦、小麦などの穀類を主原料とし、そこに大麦麦芽を糖化酵素として加え製造されたウイスキー
そのキリンから発売されているウイスキーが『陸』です。
ウイスキーファンの間では評価が高いボトルですが、
筆者は今まで購入に至りませんでした。
理由は、この銘柄の前にキリンから発売されていた『キリン 富士山麓 樽熟50度』

こちらのストックを少〜しずつ大切に飲んできましたが、
ついにストックもゼロ・・・
同じ物を買おうにも、プレ値(泣)
あの味わいを求めて、今回のレビューに至った次第です。
ストレートで飲んでみる

では作り手に敬意を表してストレートで頂きます(´ω`)
・香り ・・・バニラやカカオなどの甘い香り、果実感
・味わい・・・アルコールの刺激と共に、カカオ、バニラ、柑橘の皮
度数が50度ありますので、アルコールの刺激は否めないですが、
慣れてしまえばグレーン特有のライトな甘みと軽やかさが心地良く
後追いで穀物の芳醇な旨味もついてきます。
しばらく放っておくと、
オランジェットの様なカカオとオレンジに変化。
値段を考えるとコスパはとても良いウイスキー。
ストレートでも十分美味しいですね(´ω`)
ハイボールで飲んでみる

次はハイボールで頂きます(´ω`)
はい、これは完全にバーボンハイボール(笑)
強いて言うならバーボンよりもクセが少ない印象で、
以前にレビューした
フォアローゼスの様なフローラルな香りも感じとれます。
(そもそも、フォアローゼスはキリンの所有だと忘れていました)
後味もキレが良く、食中酒としては高評価です。
ハイボールで頂く場合は500mlのボトルなので
あっという間になくなってしまうかも(笑)
ただ、本品はアルコール50度です。
割る比率や、飲み過ぎには注意しましょう。
まとめ
キリン富士御殿場蒸留所の主力商品『陸』をレビューしてみました。
原酒不足で終売になってしまった『キリン 富士山麓 樽熟50度』とは
違った方向からのアプローチでしたが、
『お値段以上』の高品質ウイスキーに変わりはありませんでした。
50度という度数に戸惑うかもしれませんが、
初心者の方は加水したり、割ったりなどすれば美味しく頂けますし
ちょっと冒険してひと舐めストレートで味わってみるのも
良い経験になるかもしれません(´ω`)
ジャパニーズウイスキーの中で、変わったアプローチをするキリンに
今後も注目して行く事になりそうです。
ご馳走様でした(._.)オジギ
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