昭和のウイスキーなんて呼ばせない、サントリーの銘酒3銘柄(山崎、白州、響の味わいに近い!?)

ジャパニーズウイスキーの高騰と品薄

世界的に人気のジャパニーズウイスキー、その中でも圧倒的な知名度と人気を誇るのがサントリーがリリースしている「山崎白州」ではないでしょうか!?

数々の世界的な賞を受賞し、日本人ならではの感性で造り上げられた味わいは世界中のウイスキーファンを虜にするだけでなく、今までウイスキーに興味がなかった層にも認知され、今では入手も困難に・・・店頭に並ぶのも稀でプレミアがつく自体になっています。

定価の2倍~数十倍で取引され、飲む目的ではなく投機目的で取引されることもあり、本来のウイスキーとしてのあり方ではなくなってしまっているのは問題ですよね・・・

本来ウイスキーは嗜好品であり、飲む物「お酒」なんです。だから、造り手に敬意を評して素晴らしい味わいを楽しんでこそ本来の楽しみ方だと思います。

気づいていましたか、味が似ているの!?

そんな人気銘柄の「山崎、白州、響」目撃する事も少なく、売られていても定価販売である事はなかなかありません。

しかし、サントリーには他にも素晴らしい銘柄があります。今回ご紹介するのは、先の3銘柄に隠れていながら、昭和~平成~令和になっても生き残り支持を得ている代表的なブレンデッドウイスキーがあります!

それは、「オールドリザーブローヤル」です。ウイスキーに詳しくなくてもこの3銘柄の名前は聞いたことがあるのではないでしょうか!?親の世代のウイスキーで、「昭和の遺産」、「古臭い」といった印象を持つ人もいらっしゃると思います。

ですが、この3銘柄は圧倒的にコストパフォーマンスが良いだけではなく、人気の「山崎、白州、響」と比べても味わいに大きな遜色を感じません。

というのも、この3銘柄「オールド、リザーブ、ローヤル」の原酒はそれぞれ「山崎蒸留所」、「白州蒸留所」、「知多蒸留所」から選ばれた原酒が使われ、銘柄ごとに味の決め手となる「キーモルト」が違います。

それぞれのキーモルトは以下の通りです。

  • オールドのキーモルト→山崎シェリー樽原酒
  • リザーブのキーモルト→白州モルト原酒
  • ローヤルのキーモルト→山崎モルト原酒

このようにキーモルトが違えば味わいも違い、キーモルトを辿れば似たようなニュアンスの味わいを感じることが出来ます。

3銘柄とも正真正銘のジャパニーズウイスキー

味わいが似ている部分があるだけでなく、コチラの3名柄は「ジャパニーズウイスキー」の定義に当てはまっています。

ジャパニーズウイスキーの定義は「日本洋酒酒造組合」が定めたもので、以下の条件があります。

最近はウイスキーブームの影響か、漢字を使ったラベルで中身は輸入した産地不明の原酒が使われていたるウイスキーが販売されていて、ジャパニーズウイスキーそのものの意味が曖昧になりつつありました。

しかし、「オールド、リザーブ、ローヤル」の3種類は、公式な定義づけの発表後、メーカーからのアナウンスにも「定義に当てはまっている」と発表があり、正真正銘の「ジャパニーズウイスキー」として確立した銘柄なのです。

サントリーの銘酒3選

サントリーオールド

フレーバーチャート
味わいチャート

サントリーオールドは1940年誕生のブレンデッドウイスキー、戦時中であったこともあり実売されたのはそれから10年後となる1950年のことでした。

高度経済成長期ということもあり、日本中でオールドは消費され単一銘柄の販売本数世界一という記録はいまだ破られていません。

そんなオールドですが、使われている原酒に「山崎シェリー樽原酒」があります。これは、シングルモルトとして発売されている「山崎NA」にも使用されており、ハイボールで飲むと同じ様なニュアンスがあります。

ハイボールにする事で、ワインの様な香りやシェリー樽由来の華やかな香りが引き立ち山崎のニュアンスを感じることが出来ます。

サントリースペシャルリザーブ

フレーバーチャート
味わいチャート

スペシャルリザーブは翌年に大阪万博を控えた1969年に誕生しました。コンセプトは「海外からのお客様から見ても見劣りしないウイスキー」という、当時のサントリーの社長:佐治敬三氏の指示の下に生まれました。

先に紹介した「オールド」の上位ボトルとしての位置づけで、初期のリザーブには「山崎モルト」を使用されていました。これは、白州蒸留所の開設が1973年の為です。

現在の「スペシャルリザーブ」には、「白州モルト」が使用され、クリーミーな舌触りと、程よいビター感はシングルモルト「白州NA」に似た味わいが特徴です。

白州の森感は感じられませんが、心地よいビター感とミントを感じる辺りはハイボールで飲むと爽快でとても美味しいです!白州を手軽に感じる事の出来る素晴らしいブレンデッドウイスキーです。

サントリーローヤル

サントリーローヤルは、サントリーの60周年を記念して1960年に誕生しました。制作の指揮を取ったのは創業者でもある鳥井信治郎氏。

天才的な想像力と味覚研究、また徹底した市場調査、この三位一体が「黄金比」というブレンドを生み出し、鳥井氏として最後にして最高の作品が造り上げられました。

至高のブレンディングに使われる原酒はサントリーが所有する3つの蒸留所。キーモルトを「山崎蒸留所のモルト原酒」としながら、「白州蒸留所のモルト原酒」そして、2つの個性を結びつけるのが「知多蒸留所のグレーン原酒」です。

サントリーのフラッグシップであった「ローヤル」は、所有する蒸留所の個性を調和し見事な味わいに仕上がっています。その精神は現在のフラッグシップ「響」にも反映され、円熟で奥深く非常にまろやかな味わいが特徴です。

使用される原酒の比率や構成こそ違いますが、サントリーの3つの蒸留所の味わいをまとめ上げているという点では一緒で、どちらも華やかさの中に奥深さを感じます。また、サントリーならではの「ミズナラ樽」由来の白檀の様な香りがするのも特徴的。ストレートでもハイボールでも、共通して感じるのは複雑な香味と余韻。まさにプレミアムなブレンデッドウイスキー。

まとめ

いかがでしたでしょうか!?誰でも目にしたことのある銘柄だけに「気にも止めなかった」という人も多いと思います。昭和の時代に日本経済と共に歩んだ歴史ある銘柄ですが、時代の移り変わりと共に「味わい」も少しずつ変化し、現代の飲み方の主流でもある「ハイボール」にもよく合う銘柄です。

プレミアムなウイスキーは飲んでみたいけど、購入できなければ意味がありません。買ったとしても「好みの味わいではなかった」となっては後悔しかありませんよね!?

そうなる前に、是非この3銘柄をお試しくださいキーモルトによる味のニュアンスは似ている部分も多くあり、もちろんウイスキーとしての完成度は高い銘柄です。

歴史ある銘柄といっても、現代のニーズに合わせ味わいも改良されてきたので、父親のグラスを盗み飲みしたあの記憶とは違った味わいを感じることが出来ますよ(笑)

何よりも「普通に買える美味しいウイスキー」として、コストパフォーマンス重視の昨今に、一度は飲んでほしいと思う三銘柄をご紹介しました。まだ、飲んだことのない方は是非、この機会にお試しください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

ご紹介したウイスキーは個別でレビューしています。気になる方は、過去記事も是非、ご覧ください♪♪

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