デュワーズ12年徹底レビュー!2022年リニューアルで進化した本格派スコッチ

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こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!

Caoli(助手)
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今回は、「デュワーズ12年」の解説&レビューを行っていきます!

「デュワーズ12年って、ホワイトラベルと何が違うの?」「3,000円台で12年熟成のスコッチが買えるって本当?」という声をよく聞きます。確かに価格だけ見ると、12年物としては驚くほど手頃ですよね。

実際に飲んでみた結論から先にお伝えすると、2022年のリニューアルで劇的に進化しました!ファーストフィル・バーボン樽フィニッシュにより、濃厚なバニラとキャラメルの甘み、リッチな味わいが加わり、価格を大きく超える満足度です。

この記事では実際に飲んだ体験談をもとになぜデュワーズ12年が専門家から高評価を受け続けるのか、その根拠を詳しく解説します!

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Caoli(助手)
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まずはデュワーズ12年の基本スペックから確認していきましょう!特に2022年のリニューアル内容をしっかり把握してから深く掘り下げていきます。

デュワーズ12年の基本情報とスペック

デュワーズ12年詳細
デュワーズ12年の詳細はこちら
カテゴリースコッチ・ブレンデッドウイスキー・12年エイジステートメント
メーカーバカルディ社(ジョン・デュワー&サンズ)
ブランド創設1846年(パースにて創業)
アルコール分40%
内容量700ml
価格帯2,500円〜3,500円ミッドシェルフ
品質評価★★★★★★★★94点(Whisky Advocate)
コンセプトAged, Blended and Aged Again
2022年リニューアルファーストフィル・バーボン樽フィニッシュ導入大幅進化
味わいの特徴バニラ、キャラメル、完熟桃、ヘザーハニー
主要蒸留所アバフェルディ、クライゲラキ、オルトモア、ロイヤル・ブラックラ、ザ・デブロン5つの柱
構成原酒数最大40種類のモルト&グレーン
特別製法ダブルエイジング(6ヶ月間のマリッジ)
マスターブレンダーステファニー・マクラウド6年連続受賞
おすすめの飲み方ストレート、ロック、ハイボール
デュワーズ12年の長所・特徴
デュワーズ12年の短所・注意点
  • 2022年リニューアルで大幅進化:ファーストフィル樽により濃厚でリッチな味わいに
  • 12年熟成でこの価格:3,000円前後で12年物スコッチは驚異的
  • ダブルエイジング製法:6ヶ月間のマリッジによる特別な滑らかさ
  • 専門家から高評価:Whisky Advocateで94点獲得
  • 5つの蒸留所の調和:アバフェルディを中心とした複雑なブレンド
  • 濃厚なバニラとキャラメル:ファーストフィル樽による明確な甘み
  • ストレートで真価発揮:40%でも満足度の高い飲みごたえ
  • マスターブレンダーの実力:ステファニー・マクラウドの6年連続受賞
  • 旧ボトルとの違い:以前の軽やかさを好む人には合わない可能性
  • ハイボールは要調整:樽のビター感が強く出る場合がある
  • スモーキーさなし:ピート好きには物足りない
  • 主張の強さ:新ボトルは個性が明確で、万人向けではない面も
Key(筆者)
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長所と短所を正直にお伝えしました!2022年のリニューアルで、より本格的でリッチな味わいになった特別な12年物スコッチです。

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なぜデュワーズ12年がこれほど高評価なのか?4つの決定的な理由を詳しく解説していきます!

なぜデュワーズ12年がおすすめなのか?【4つの理由】

2022年リニューアルの劇的進化

ファーストフィル・バーボン樽フィニッシュの導入により、濃厚なバニラ、キャラメル、完熟桃の甘みが加わり、従来の「バランスの良さ」に「リッチさ」が融合。現代の消費者が求める「分かりやすい美味しさ」を実現しました。

12年熟成で3,000円台という驚異的コスパ

多くのブランドがノンエイジ製品へシフトする中、デュワーズは12年という年数表記を維持しながら品質向上を実現。この価格帯では考えられないほどの完成度です。

ステファニー・マクラウドの革新的技術

6年連続「マスターブレンダー・オブ・ザ・イヤー」受賞の第7代マスターブレンダー。科学的知見に基づいた精密なウッドマネジメントにより、伝統と革新を見事に融合させています。

5つの蒸留所による完璧な調和

アバフェルディの蜂蜜、クライゲラキの厚み、オルトモアの爽やかさ、ロイヤル・ブラックラの深み、ザ・デブロンのクリーミーさ。これらが見事に調和した複雑な味わいです。

Caoli(助手)
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ここでデュワーズブランドの歴史を振り返ってみましょう。1846年の創業から現在まで、どのような想いで作られてきたのかが分かります!

デュワーズ12年について

今回は、デュワーズから販売されているブレンデッドウイスキー「デュワーズ12年」をご紹介致します。

「デュワーズ 12年」は「ジョン・デュワー&サンズ社」が販売するブレンデッドウイスキーで、「デュワーズ ホワイトラベル」の上位ボトルになります。

デュワーズ12年の製法

デュワーズ12年に使用される原酒は、キーモルトでもある「アバフェルディ蒸留所」のモルト原酒を中心に、その他のモルト原酒、そしてグレーン原酒から造られています。使われている原酒の種類は40種類以上にも及び、全ての原酒が12年以上熟成という贅沢な仕様となっています。

それぞれの原酒の個性を大切にしつつ、「デュワーズ12年」の味わいにブレンディングされ、風味豊かでコクのあるブレンデッドウイスキーが完成します。

更にもうひと手間のデュワーズ

と、ここで完成ではありません。デュワーズならではのこだわり製法によって「もうひと手間」かけてようやく完成します。

「デュワーズ」では、使われる原酒をブレンディングした後「再び、樽熟成(貯蔵)」することで、全体の味わいのバランスをとる「ダブルエイジ製法」を行っています。

この製法は、「デュワーズ12年」も同様で、12年以上の歳月をかけて熟成した原酒をブレンドした後、一定期間樽貯蔵することで原酒同士が馴染み、まろやかな味わいに仕上がります。

ハイボールやカクテルのベースとして有名なデュワーズホワイトラベル」も同様の製法を行っていますが、原酒の熟成年数が12年以上である為、さらにまろやかで味わい深いウイスキーが完成します。

デュワーズブランドの誇り高き歴史

1846年:スコットランドのパースから創業

スコットランドのパースで、ジョン・デュワーがワインとスピリッツの商いを開始。顧客に常に一定の品質を提供するため、異なる蒸留所の原酒を混ぜ合わせる「ブレンディング」技術をいち早く採用した先駆者の一人でした。

二人の息子が築いた世界的帝国

ジョン・デュワーの死後、二人の息子ジョン・アレクサンダーとトミーが事業を継承。ジョン・アレクサンダーは経営と製造の実務家、トミーは稀代のマーケターとして、ブランドを世界的な帝国へと押し上げました。

Caoli(助手)
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1893年にはヴィクトリア女王からロイヤルワラント(王室御用達)を授与!英国王室が公式に認めた品質の証なんです。

1896年:アバフェルディ蒸留所建設「デュワーズの心臓」

ブランドの急成長に伴い、ブレンドの核となる高品質モルト原酒の安定確保が急務に。1896年、ハイランド地方アバフェルディ村に自社蒸留所を建設しました。

金を含む伝説の水源

アバフェルディ蒸留所は、金を含有すると言われる「ピティリー川」の水源に恵まれた場所。この良質な水が、デュワーズの特徴である「ヘザーハニー(ヒースの花の蜂蜜)」の香りを生み出す源泉となりました。

デュワーズの心臓として

1898年の蒸留開始以来、アバフェルディは「デュワーズの心臓(The Heart of Dewar’s)」として、そのブレンドに不可欠な役割を果たし続けています。

1881年:ダブルエイジング製法の誕生

デュワーズの代名詞である「ダブルエイジング」製法が1881年に導入されました。ブレンド後に再び樽で6ヶ月間熟成させるこの革新的な工程は、「Aged, Blended and Aged Again(熟成し、ブレンドし、再び熟成する)」として、140年以上にわたり守り続けられています。

Key(筆者)
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140年以上も前に確立された製法を今も守り続けている!この伝統こそが、デュワーズの品質の源ですね。

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いよいよデュワーズ12年の核心部分!2022年のリニューアルで何が変わったのか、詳しく見ていきましょう。

2022年リニューアルの衝撃 – ファーストフィル革命

従来のダブルエイジングとの違い

デュワーズ12年は元々、ブレンド後に6ヶ月間樽で寝かせる「ダブルエイジング」が特徴でした。しかし2022年、さらなる進化を遂げます。

リニューアルの核心

マリッジ(後熟)に使用する樽を、「ファーストフィル・バーボン樽(1st Fill Bourbon Cask)」に限定。これが劇的な品質向上をもたらしました。

ファーストフィル樽とは何か?

樽の種類比較
リフィル樽 vs ファーストフィル樽:何が違う?
項目リフィル樽(従来)旧仕様ファーストフィル樽(新仕様)2022年〜
使用回数過去に何度もスコッチの熟成に使用された樽アメリカでバーボンの熟成に一度だけ使用された樽
内面の状態樽材の成分は大部分が抽出済み内面が強くチャー(焦がし)されている
成分の残存量樽由来の成分抽出は穏やかオーク材由来の成分が豊富に残っている
特徴原酒の個性を生かす
繊細でバランス重視
濃厚な樽香を付与
リッチで芳醇な仕上がり

💡 重要ポイント:ファーストフィル樽は、バーボンを一度だけ熟成させた「新鮮な」樽。内面の焦がしが強く残っており、バニラやキャラメルの成分が豊富です。

ファーストフィル樽に含まれる豊富な成分
成分名香味への影響
バニリン
(Vanillin)
濃厚なバニラ香
甘く温かみのある香りの主要成分。バニラアイスやバニラエッセンスを思わせる芳香。
オークラクトン
(Oak Lactone)
ココナッツのような甘い香り
クリーミーで南国フルーツを思わせる香り。バーボン樽特有の成分。
木材糖
(Wood Sugars)
キャラメルやトフィーの甘み
樽の焦がしによって生成される糖分。濃厚な甘みとコクをもたらす。

💡 科学的解説:これらの成分は、樽の内面を焦がす(チャー)ことで木材から生成されます。ファーストフィル樽はこれらの成分が最も豊富に残っているため、ウイスキーに濃厚な香味を付与できます。

リニューアルがもたらした変化

新旧ボトル比較
2022年リニューアル:新旧ボトル徹底比較
評価項目旧ボトル(〜2022年)リフィル樽新ボトル(2022年〜)ファーストフィル
香り
(Nose)
• 穏やかなドライフルーツ
• 微かなスモーク
• 麦芽の穀物感
• 乾燥した草
濃厚なバニラ
キャラメル
完熟した桃
鮮明なハチミツ
• シトラスの皮
味わい
(Palate)
• バランス重視
• ライト〜ミディアムボディ
• ビターさと甘さの均衡
• 飲み飽きない
リッチでオイリー
バタースコッチ
バニラアイス
煮詰めたリンゴ
• 後半にスパイシーさ
• 微かなオークの渋み
余韻
(Finish)
• 中程度の長さ
• ドライでさっぱり
• 次の一口を誘う
長く続く
温かみのあるスパイス(ナツメグ)
オークの木材感
バニラの甘い余韻
ボディ・
テクスチャー
• さらりとしている
• 軽やか
粘性がありクリーミー
• リッチで満足度が高い
総合評価 バランス型
ハイボールに最適
「水のように飲める」
爽快な飲みやすさ
リッチ型
ストレート・ロックで真価発揮
「40%とは思えない味の濃さ」
満足度の高い飲みごたえ

💡 結論:旧ボトルは「バランスの良さ」と「ハイボール適性」が特徴。新ボトルは「濃厚なバニラとキャラメル」「リッチなボディ」により、ストレートやロックでの満足度が劇的に向上しました。

Caoli(助手)
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同じ「デュワーズ12年」という名前ですが、2022年以降は別物と言えるほどの進化!より濃厚でリッチな味わいになりました。

ステファニー・マクラウドの革新

この品質向上を主導したのは、第7代マスターブレンダーのステファニー・マクラウド。彼女は2019年から2024年にかけて、国際ウイスキー競技会(IWC)で6年連続「マスターブレンダー・オブ・ザ・イヤー」を受賞という前人未到の記録を達成しています。

マクラウドの哲学

  • 伝統的な官能評価に加え、科学的知見に基づいた精密なウッドマネジメント
  • 「樽の影響力をコントロールし、ブレンドの魅力を最大化する」
  • 元々食品科学者という異色の経歴
Key(筆者)
Key(筆者)

6年連続受賞という快挙!世界最高峰のマスターブレンダーが手掛けるデュワーズ12年、その品質は折り紙付きですね。

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デュワーズ12年を支える5つの蒸留所について詳しく見ていきましょう!それぞれが異なる個性を持っていて、見事に調和しているんです。

5つの蒸留所の完璧な調和 – The Five Pillars

アバフェルディ(Aberfeldy)- The Golden Dram

特徴

  • 南ハイランド地方
  • ヘザーハニー、オレンジピール、リッチな穀物感
  • 長い発酵時間(約70時間)によるエステル香
  • 背の高いポットスチルでクリーンでフルーティーな原酒

ブレンドへの貢献

デュワーズの「魂」であり、ブレンド全体に共通する「ハチミツのような甘さ」を提供。12年ブレンドにおいても、その甘やかな香りは中核を成しています。

クライゲラキ(Craigellachie)- The Bad Boy of Speyside

特徴

  • スペイサイド地方
  • 硫黄、パイナップル、肉厚なボディ、オイリー
  • 伝統的なワームタブ(蛇管式冷却器)を使用
  • 意図的に硫黄化合物を残す製法

ブレンドへの貢献

デュワーズ12年に「ボディの厚み」と「複雑性」を与え、単調な甘さになるのを防いでいます。焼いたパイナップルのような独特のフルーティーさとスパイシーさが特徴です。

オルトモア(Aultmore)- The Foggie Moss

特徴

  • スペイサイド地方
  • フレッシュなハーブ、洋梨、繊細なフローラル
  • 霧深い湿地(Foggie Moss)に位置
  • 極めてクリーンで軽快なトップノート

ブレンドへの貢献

ブレンドに「爽やかさ」と「エレガンス」を加え、全体の飲み口を軽やかにする役割を担います。青草や洋梨を思わせる香りが特徴的です。

ロイヤル・ブラックラ(Royal Brackla)- The King’s Own

特徴

  • ハイランド地方
  • シェリー、スパイス、リッチな果実味
  • 1833年に初めてロイヤルワラントを授与された歴史ある蒸留所
  • シェリー樽熟成原酒の使用比率が高い

ブレンドへの貢献

ブレンドに「深み」「赤い果実のニュアンス」「スパイス」を付与し、高級感を演出しています。

ザ・デヴェロン(The Deveron / Macduff)

特徴

  • ハイランド地方
  • 青リンゴ、クリーミーなナッツ、潮風
  • 海に近い場所に位置
  • リンゴのような酸味とナッツのようなクリーミーなコク

ブレンドへの貢献

ブレンド全体を繋ぎ止めるバインダーとしての役割と、後味の爽やかさに貢献しています。

Caoli(助手)
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5つの蒸留所それぞれが違う個性を持っていて、それが見事に調和しているのがデュワーズ12年の魅力なんですね!

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お待たせしました!実際にデュワーズ12年(新ボトル)をテイスティングした感想を詳しくお伝えします。香り、味わい、余韻まで徹底レビュー!

デュワーズ12年を実際に飲んでみた

デュワーズ12年の香り

デュワーズ12年の味わい

※数値は個人の感想です

ストレートで飲んでみる

香り

キャラメル、ナッツ、バニラ、レーズン、カスタード、ベリー、スモーク、ピート

味わい

蜜や砂糖の様な甘みとスパイス、余韻にかけてビターとピーティーさが伺える

感想

まずは、ストレートから飲んでみます。香りはキャラメルやバニラの甘い香りにナッツの香ばしさと、レーズンの熟したニュアンスを感じます。さらに、しっとりとしたカスタード、やや酸味を帯びた感じのベリー系のフルーツと、ほんのりスモーキーでピートの効いたスコッチ感が奥の方に存在します。

口に含むと、砂糖や蜜の様なしっかりとした甘さをスパイシーな味わいが包み、アフターにかけてはビターが徐々に膨らみながら、ピートのスモーキーな香りが鼻腔を抜けていきます。

しっかりとした熟成感がありますが、意外にあっさりとした味わいでスルッと飲めてしまう軽快さがあります。何度か口にしていくうちに、硫黄っぽさを感じますが嫌な感じではなく、シェリー樽原酒の存在をにわかに感じる程度で構えるほどではありません。

念のため、安価でハイボールに合うスタンダードボトル「ホワイトラベル」と飲み比べてみましたが、やはり熟成年数と価格の差を感じます。12年の後に「ホワイトラベル」を飲むとアルコール感を強く感じ、若さやカドがあります。もちろん、比較対象がない場合は十分おいしくストレートでも飲めてしまいますが、熟成年数の違いは伊達じゃありませんでした(笑)

ロックで飲んでみる

香り

ピート、硫黄、海、キャラメル、ハチミツ、ダークチョコ

味わい

スパイシー、発酵感のある粉っぽさ、キャラメルの甘さと余韻にピートの存在

感想

次は氷を入れて、オンザロックで飲んでみます。香りは硫黄とピートを強く感じ、ヨードさ(磯っぽい)も感じます。そして、キャラメルやハチミツといった甘い香り、ダークチョコの様なほろ苦さがあり、ドッシリとまでは言えませんが、重めのウイスキーといったニュアンスが漂っています。

口に含むと、味わいはスパイシーでキリッとしていて、発酵感のある紅茶、プーアル茶の様な粉っぽさを感じます。アフターにかけてキャラメルの甘さがほんのりと香り、ピーティーなスモーク感が徐々に消えていきます。

ややクセのある感じの硫黄っぽさは、シェリー樽原酒にある要素として有名です。ニッカウヰスキーの「宮城峡NA」程ではないですが、人によってはちょっと受け付けない感じがあり、ビターも強めなので、「ホワイトラべル」同様にオンザロックではイマイチな感じがあります。

ハイボールで飲んでみる

香り

ダークチョコ、ローストアーモンド、キャラメル、焼きプリン

味わい

香ばしいナッツ感、カカオなどのほろ苦さ、モルティーな余韻にピートのアクセント

感想

最後はハイボールで飲んでみます。香りは、ダークチョコやローストしたアーモンドにキャラメル、そして焼きプリンを感じます。

口に含むと、とても香ばしいナッツにダークチョコのほろ苦い感じがとても心地よく、オンザロックの時とはまるで違う印象です。アフターにかけてはモルトの感じが膨らみ、チョコやキャラメルの甘さにスモーキーな香りが鼻を抜けていきます。途中から香るスモーク感が「甘ったるさを感じさせない」良いアクセントになっていて、熟成感がありながらもブレンデッドらしい飲みやすさも兼ね備えています。

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デュワーズ12年は、ジョニーウォーカーやシーバスリーガルとどう違うの?競合他社との比較をしてみましょう!

競合他社との徹底比較

デュワーズ12年比較表
ミッドシェルフ12年物スコッチ比較:デュワーズ vs ジョニー vs シーバス
項目デュワーズ12年
(新ボトル)
ジョニーウォーカー
ブラック12年
シーバスリーガル
12年
価格帯2,500〜3,500円2,800〜3,800円2,500〜3,500円
特徴的な香味バニラ・キャラメル
ヘザーハニー
濃厚
スモーキー・ピート
力強い
個性的
洋梨・青リンゴ
フルーティー
優等生
ボディリッチでオイリーミディアム〜フルライト〜ミディアム
スモーキーさ極めて微か明確に感じるアイラモルトほぼなし
特別製法ダブルエイジング
+ファーストフィル樽
複雑なブレンド技術スペイサイド中心
向いている人濃厚な甘み好き
コク重視
スモーキー好き
個性重視
フルーティー好き
バランス重視
おすすめの飲み方ストレート・ロックロック・ハイボールハイボール・ロック

💡 ポイント:デュワーズ12年は、スモーキーさが苦手だけど本格的なスコッチを飲みたい方に最適。ファーストフィル樽による濃厚なバニラとキャラメルの甘みが、ジョニーやシーバスとは一線を画す特徴です。

デュワーズの競争優位性

対ジョニーウォーカー ブラック12年

ジョニーウォーカーはアイラモルト由来の明確なスモーキーさが特徴。一方、デュワーズはスモークが極めて微かで、ハチミツとフルーツの甘さが前面に出ます。「スモーキーなウイスキーは苦手だが、本格的なスコッチを飲みたい」という層に最適です。

対シーバスリーガル12年

シーバスリーガルは洋梨や青リンゴのフルーティーさと、非常にスムースな飲み口の優等生的な味わい。デュワーズはシーバス同様にスムースですが、リニューアル後はより「厚み(Body)」と「樽感(Woodiness)」が強く、「オイリーさ」や「コク」を求める場合、デュワーズの方が高い満足度を提供します。

Key(筆者)
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デュワーズ12年の最大の強みは、12年という年数表記を維持しながら品質向上を実現した点。この誠実さとコスパの良さが光りますね!

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せっかくのデュワーズ12年、おすすめの飲み方とペアリングを詳しくご紹介します!

おすすめの飲み方とフードペアリング

デュワーズ・ハイボール(The Dewar’s Highball)

基本レシピ

  • デュワーズ12年:40ml
  • ソーダ:120ml(1:3の比率が黄金比)
  • 氷:たっぷりと
  • レモンピール

作り方のポイント

  1. 氷を入れたグラスにウイスキーを注ぐ
  2. マドラーで一度ステアしてウイスキーを冷やす
  3. 氷に当てないようにソーダを注ぐ
  4. 炭酸が抜けないよう縦に一回だけステア

新ボトルはボディが強いため、炭酸で割っても風味が薄まらず、骨格のしっかりしたハイボールになります。

アロマティック・ハイボール

材料

  • デュワーズ12年
  • ソーダ
  • アロマティックビターズ 1ダッシュ
  • ハチミツ 小さじ1
  • レモンピール

ビターズの苦味とハーブの香りが、ウイスキーの甘みを引き締め、奥行きを与えます。よりリッチでカクテルライクなハイボールが楽しめます。

柚子ハイボール(Japanese Twist)

材料

  • デュワーズ12年
  • ソーダ
  • 柚子シロップまたは柚子果汁

デュワーズの持つシトラス(オレンジやレモン)のニュアンスと、柚子の苦味・酸味が同調し、和食との相性が抜群に良くなります。

ストレート・ロック

ストレート

常温で飲むことで、粘性のあるテクスチャーと、口の中で広がる温かいスパイス感、長い余韻を最大限に楽しめます。新ボトルの真価を体験するならストレートがおすすめです。

ロック

氷が溶け出し加水されるにつれて、閉じ込められていたエステル香が開き、ハチミツの甘みがよりマイルドに。時間が経っても味が崩れないのは、ボディがしっかりしている証拠です。

フードペアリング

チーズ

  • 熟成チーズ(ゴーダ、チェダー)
  • チーズの塩気と旨味が、ウイスキーの甘みを引き立てる

チョコレート

  • オレンジピール入りチョコレート
  • デュワーズのシトラス&カカオのノートと完璧に調和

肉料理

  • 豚の角煮や照り焼き
  • 甘辛い味付けが、ウイスキーの樽由来の甘みとマッチ

ナッツ・ドライフルーツ

  • アーモンド、ピーカンナッツ
  • デュワーズのナッツ香と同調して相乗効果
Caoli(助手)
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デュワーズについて気になる疑問にお答えします!リニューアルのこと、飲み方、保存方法など、よくある質問をまとめました。

よくある質問(FAQ)

「2022年のリニューアルで何が変わったの?」

マリッジ(後熟)に使用する樽を「ファーストフィル・バーボン樽」に限定。これにより、濃厚なバニラ、キャラメル、完熟桃の甘みが加わり、よりリッチで現代的な味わいになりました。

「旧ボトルと新ボトル、どっちがおすすめ?」

ストレートやロックで濃厚な味わいを楽しみたいなら新ボトルが圧倒的におすすめ。ただし、軽やかでバランスの良いハイボールを求めるなら、旧ボトルの方が合う場合もあります。

「ホワイトラベルとの違いは?」

12年という熟成年数の差に加え、ファーストフィル樽フィニッシュによる濃厚さとリッチさが大きな違い。ホワイトラベルは日常使い、12年はプレミアムな体験を提供します。

「ジョニーウォーカーやシーバスとの違いは?」

デュワーズはスモーキーさがほぼなく、ヘザーハニーとバニラの甘みが特徴。ジョニーのような個性的なスモーク、シーバスのような優等生的フルーティーさとは異なる、濃厚でコクのある味わいです。

「おすすめの飲み方は?」

新ボトルはストレートやロックで真価を発揮。40%とは思えないリッチさと長い余韻が堪能できます。ハイボールも美味しいですが、比率の調整が重要です。

「保存方法は?」

直射日光を避け、涼しい場所に立てて保存。開封後も品質は長期間維持されますが、なるべく早めにお楽しみください。

まとめ

ハイボールでは特に定評のある「デュワーズ」。その中でも、競合の多い12年のレビューをしてみました。

ライバル銘柄でいうと「ジョニ黒」や「バランタイン12年」など、有名なボトルも多く価格も比較的類似していることから、購入する際は迷ってしまう方も多いのではないでしょうか!?個人的な意見としては、同じ価格であれば「ジョニ黒」が最もコスパ的に良い気がしますが、ハイボールに特化した限りで言えば「デュワーズ12年」も視野に入れてみても良いかもしれません。

ストレートからハイボールまで色々な飲み方で楽しみたいのであればジョニーウォーカーブラックラベル」がお勧めですし、あまりクセがなく優しい味わいが良いのであればバランタイン12年」の方が良いと思います。

そもそも、「ウイスキーはハイボールのみで、強いから必ず割って飲む」という方は、今回の「デュワーズ12年」が、ちょっと良いウイスキーを飲みたいという時にピッタリだと思います。12年ならではの熟成感を感じつつ、スコッチらしい程よいピート感と「デュワーズ」ならではの割っても崩壊しないモルト感が味わえます。

スタンダードの「ホワイトラベル」の次に「何を飲むか!?」と考えた時、原酒比率や味の方向性は違いますが、「熟成感とは!?」みたいな問に「縦飲み」することで、ウイスキーの味わいに新しい発見があると思います。「デュワーズハイボール」を常飲している方などには、是非とも飲んでみてほしいと思いました。

最後までお読み頂きありがとうございました。

テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラスです!

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