サントリー白角徹底レビュー!和食に寄り添う淡麗辛口の真価

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こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!

Caoli(助手)
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今回は、「サントリー白角」の解説&レビューを行っていきます!

「白角が気になるけど、売っていない…」「本当に和食と合うの?」という声をよく聞きます。確かに限定復刻品で入手困難な状況が続いています。

実際に飲んでみた感想をお伝えすると、白角は和食との相性に優れた淡麗辛口のウイスキーです。繊細な出汁や魚介の味わいを邪魔せず、むしろ引き立てる特徴があります。

なお、今回のレビューは2022年8月に3年ぶりに限定復活したボトルを実際にテイスティングした内容です。2025年12月には新たにハイボール缶も限定発売され、白角の魅力が再び注目を集めています!

この記事では実際に飲んだ体験談をもとになぜ白角が30年以上愛され続けているのか、その根拠を詳しく解説します!

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Caoli(助手)
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まずは白角の基本スペックから確認していきましょう!価格や特徴をしっかり把握してから深く掘り下げていきます。

白角の基本情報とスペック

白角詳細
白角の詳細はこちら
カテゴリージャパニーズ・ブレンデッドウイスキー・NAS淡麗辛口
メーカーサントリースピリッツ株式会社
ブランド創設1992年(淡麗辛口コンセプト)食中酒
休売期間2019年3月〜2022年8月
最新展開2025年12月(ハイボール缶)限定復刻
アルコール分40%
内容量700ml(ボトル)/ 350ml(缶)
価格帯(参考)定価1,400円前後 ※実勢価格は変動
品質評価★★★★★★和食の友
コンセプト和食と合う、淡麗辛口
味わいの特徴洋梨、青リンゴ、ハーブ、キレの良さ
キーモルト白州蒸溜所モルト原酒清涼
主要樽種ホッグスヘッド樽(穏やかな熟成)
グレーンライトタイプ(軽快な口当たり)
おすすめの飲み方水割り、ハイボール、お湯割り
相性の良い料理刺身、焼き魚、おでん、天ぷら、蕎麦
白角の長所・特徴
白角の短所・注意点
  • 和食との完璧な調和:刺身、焼き魚、豆腐など繊細な料理を引き立てる
  • 淡麗辛口の真髄:スッキリとしたキレの良さが食欲をリセット
  • 白州原酒の爽快感:青リンゴや若葉を思わせる清涼なフルーティーさ
  • ホグスヘッド樽の妙技:穏やかな熟成で原酒の個性を活かす
  • 食中酒としての設計:油分を洗い流し、次の一口を美味しくする
  • コストパフォーマンス:定価なら1,400円前後で高品質を実現
  • 多様な飲み方:水割り、ハイボール、お湯割りどれでも秀逸
  • 晩酌の新定番:毎晩飲んでも飽きない引き算の美学
  • 入手困難:限定復刻品で常時購入できない
  • プレミア価格:定価の2〜5倍で取引されることも
  • 味が薄い誤解:濃厚なウイスキーを好む層には物足りない
  • 認知度の課題:黄角に比べて知名度が低い
  • ボトルの希少性:ハイボール缶のみの期間が多い
  • 転売問題:正規価格で買えないジレンマ
  • 休売リスク:2019年の経験から不安の声も
Key(筆者)
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入手困難ですが、見つけた時の喜びはひとしおです。

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さて、なぜ白角がこれほど特別なのか?4つの決定的な理由を詳しく解説していきます!

なぜ白角がおすすめなのか?【4つの理由】

和食のための淡麗辛口

1992年の誕生以来、一貫して「和食と合う」を追求。繊細な出汁や魚介の旨味を邪魔せず、後味のキレで次の一口を引き立てる設計です。

白州ホッグスヘッド樽の個性

白州蒸溜所の爽やかな原酒を、穏やかに熟成するホッグスヘッド樽で仕上げ。洋梨・青リンゴ・ハーブの清涼感が特徴的です。

引き算の美学

ライトタイプのグレーンウイスキーと組み合わせ、重さを排除。後味のキレの良さが、食中酒としての適性を高めています。

30年以上の実績

ウイスキー冬の時代から生き残り、ハイボールブーム、原酒不足、限定復活を経て支持され続ける安定した品質。

Caoli(助手)
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ここで白角ブランドの歴史を振り返ってみましょう。1992年の誕生から現在まで、どのような想いで作られてきたのかが分かります!

白角について

今回は、2022年8月に限定復活した「サントリーウイスキー白角」のレビューを致します。

この”白角”は”角瓶”シリーズの一つで、和食に合うスッキリとした味わいが特徴で2019年に突如として休売になり、店頭から姿を消していました。

当時、NHKで放送されていたドラマ「マッサン」や、ハイボールブームによって原酒が枯渇、特に”白角”には白州蒸溜所のモルトが使われていた為に休売となり、当時の筆者も嘆いていた事を思い出します。

しかし、同社の「白州12年」の復活など原酒に僅かながら余裕が出始めてきた為でしょうか!?

2022年8月9日より限定的に復活がされたのです。

出典:サントリーHP

では、この”白角”と黄色いラベルの”角瓶”は何が違うのか!?を簡単に見ていきましょう!!

角瓶と白角の違い

角瓶”と”白角”の両者の違い、それは使われている原酒の違いによって味の方向性を変えているところにあります。

通常の黄色いラベル”角瓶”には、「山崎蒸溜所」と「白州蒸溜所」のバーボン樽原酒が使われ、近年の”角瓶”はハイボールに特化していますが、どのようなスタイルで飲んでも楽しめるようにバランスを重視しています。

対して”白角”はモルト原酒に「白州蒸溜所」のホグスヘッド樽原酒を用い、使われるグレーンも”ライトタイプ”の軽い仕上がりになっています。

復活した”白角”に表記はありませんが、以前の旧瓶には”淡麗辛口”とラベルに書いてあり繊細な和食に合うようにブレンドされていました。

ちなみに、この「ホグスヘッド樽」とはバーボン樽を一度解体して作られた樽のことで容量もバーボン樽より少しだけ多くなっています。

そして、この「ホグスヘッド樽」の名前の由来ですが、樽に原酒を詰めた時の重さがちょうど豚一頭の重さと同じだった為に名付けられました。

通常の”角瓶”とは一味違うサッパリとした印象がある”白角”。今回も3種類の飲み方でレビューしてみたいと思いますので、最後まで御覧ください。

白角ブランドの誇り高き歴史

1992年:ブランド誕生 – ウイスキー冬の時代の挑戦

1990年代初頭、日本の酒類市場は大きな転換期を迎えていました。1983年をピークにウイスキー消費量は減少し、代わって台頭していたのが「淡麗辛口」を謳うビールや焼酎でした。

食中酒への再定義

サントリーはウイスキーを「食後の酒」から「食中酒」へと再定義する必要に迫られていました。従来の角瓶(黄角)は、山崎蒸溜所のバーボン樽原酒を主体とした甘やかな香りと厚みのあるコクが特徴でしたが、繊細な和食とのペアリングでは個性が強すぎると捉えられることもありました。

Caoli(助手)
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逆風の中で生まれた白角!市場の要請に応える形での開発だったんですね!

「淡麗辛口」コンセプトの確立

1992年(平成4年)に白角は市場投入されました。開発コンセプトは明確に「和食と合う、淡麗辛口」。これは、当時の日本酒市場で流行していた「淡麗辛口」というキーワードをウイスキーの文脈に移植する大胆な試みでした。

サントリーはこの製品において、単に味を薄くするのではなく、ウイスキーとしての骨格を保ちつつ、魚介類の生臭さを中和し、油分を洗い流す「キレ」の良さを追求しました。

角瓶「三原色」戦略

白角の登場により、サントリーは「角瓶」ブランドにおいて色によるセグメンテーション(カラー戦略)を確立しました。

2008年〜:ハイボールブームの光と影

2008年以降、サントリーが仕掛けた「角ハイボール」キャンペーンは大成功を収めました。若年層を中心にウイスキー需要が爆発的に拡大し、角瓶の出荷量は右肩上がりとなりました。

原酒不足という課題

しかし、この成功は皮肉にも深刻な原酒不足を引き起こしました。ウイスキーの製造には数年以上の熟成期間が必要であり、需要急増に即座に対応することは物理的に不可能です。

特に、シングルモルトとしての評価も世界的に高まっていた「白州」の原酒は、極めて貴重なリソースとなりました。限られた白州原酒を主力商品へ配分するため、相対的に販売構成比が低かった白角への供給削減は避けられないものでした。

Key(筆者)
Key(筆者)

人気の代償が原酒不足…白角にとっては試練の時期でしたね。

2019年:戦略的休売

2019年3月末、サントリーは白角の休売を実施しました。このニュースはSNS等を通じて瞬く間に拡散し、店頭から白角が消える「買い占め」現象を引き起こしました。

休売の真因

公式には「原酒不足」が理由とされましたが、その内実は複合的でした。

  1. 白州原酒の枯渇
  2. 生産ラインナップの効率化(SKU削減)
  3. ブランド価値の再構築

この休売期間中、消費者の間では「白角ロス」と呼ばれる現象が起き、復活を望む声がサントリーに多数寄せられました。

2022年8月:感動の復活

3年以上の沈黙を破り、2022年8月9日、白角は数量限定で再発売されました。この復活は多くのファンが待ち望んでいたもので、発売直後から大きな話題となりました。

復活した白角の特徴

復活した白角は、かつてのブレンドを踏襲しつつも、現代的な微調整が加えられたと見られます。多くのドリンカーが「待っていた味」と評価し、特に夏場のリリースであったため、素麺や冷奴といった夏の和食との相性の良さが改めて認識されました。

同時展開:ハイボール缶

2022年の復活時には、瓶だけでなく「白角ハイボール缶」も展開されました。これは、家庭内での飲用需要を取り込む戦略であり、瓶を購入できない層への代替案としても機能しました。ハイボール缶の評価も高く、「かぼす」などの柑橘を少し加えたような爽やかな風味が支持されました。

Caoli(助手)
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3年越しの復活!ファンの想いが届いたんですね。今回のレビューは、この2022年復活ボトルを実際にテイスティングした内容です!

2025年12月:新たなハイボール缶展開

2025年12月2日、サントリーは新たに「白角ハイボール缶」を期間限定で発売しました。この3年ぶりのハイボール缶再登場は、白角ブランドの継続的な人気を示すものとなりました。

新展開の特徴

2025年版のハイボール缶には、2022年版とは異なる明確な戦略的意図が見て取れます:

  • アルコール度数6%:一般的なストロング系(9%)や従来の角ハイボール(7%)よりも低い6%に設定。これは、健康志向の高まりや、食事と共に長く飲み続けられる「適正飲酒」への配慮、そして「心地よい余韻」を重視した結果です。
  • かぼすの使用:隠し味として大分県特産などの「かぼす」を使用している点が大きな特徴です。和柑橘であるカボスは、レモンよりも酸味がまろやかで香りが上品であり、白角の持つ「和食との親和性」をRTD(Ready to Drink)という形態で完璧に表現するためのキーマテリアルとして採用されました。

市場の評価

SNSやレビューサイトでは、「スッキリして飲みやすい」「かぼすの香りが食事に合う」という高評価が多い一方、度数の低さに対して「物足りない」という声も一部に見られます。しかし、ターゲットとする層(食事重視、ライトユーザー)には概ね好意的に受け入れられています。

Amazonや楽天などのECサイトでは、発売直後から在庫切れや価格高騰が見られ、ブランド力の健在ぶりを示しました。

Key(筆者)
Key(筆者)

2025年のハイボール缶は、白角の「和食との調和」というDNAを缶で完璧に表現した製品です!

ボトルとハイボール缶の展開

2025年時点において、白角のフルボトル(700ml)の定価購入は極めて困難な状況にあります。サントリーは当面の間、「年1回程度のハイボール缶の限定発売」と「数年に一度のボトル限定出荷」というサイクルを維持し、ブランドの鮮度と希少性を保つ戦略をとっていると見られます。

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いよいよ白角の核心部分!白州蒸溜所とホッグスヘッド樽がどのように白角の個性を作り出しているのか詳しく見ていきましょう。

製造技術の核心 – 白角を支える二つの柱

キーモルト:白州蒸溜所原酒の役割

白角の香味構成における最大の核(キーモルト)は、山梨県北杜市に位置する「白州蒸溜所」のモルト原酒です。

テロワールの影響

白州蒸溜所は標高約700メートルに位置し、冷涼で湿潤な気候を持ちます。ここで作られるウイスキーは、発酵工程において木桶発酵槽を使用し、乳酸菌の働きを活用することで、爽やかでフルーティーなエステル香が生成されます。

仕込み水の秘密

花崗岩層で磨かれた南アルプスの天然水(軟水)を使用しており、これが原酒に柔らかさと透明感を与えています。

白角の個性を決定づける香味

黄角が山崎蒸溜所の濃厚で華やかな原酒を骨格としているのに対し、白角は白州原酒特有の「森の若葉」や「青リンゴ」を思わせる清涼感を前面に出しています。これが「淡麗」な印象の基盤となっています。

Caoli(助手)
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白州の環境と水が、白角の爽やかさを生み出しているんですね!

熟成の科学:ホッグスヘッド樽の採用

白角の個性を決定づけるもう一つの技術的要素は、「ホッグスヘッド樽」の使用です。

ホッグスヘッド樽とは

容量約230〜250リットルの樽。一般的に、バーボンウイスキーの熟成に使用されたバーレル(約180リットル)を解体し、胴板を増やして容量を大きく組み直したものを指します。

熟成メカニズム

バーレルに比べて容量が大きいため、単位体積あたりの木材接触面積が小さくなります。これにより、木材由来の成分(タンニンやバニリンなど)の溶出が穏やかになり、熟成がゆっくりと進行します。

香味への影響

強い樽香や濃厚な甘みが付きすぎるのを防ぎ、原酒本来のフルーティーさやクリーンな酒質を維持したまま熟成させることが可能となります。これが白角の「スッキリとしたドライな味わい」を実現する鍵となっています。

Key(筆者)
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ホッグスヘッド樽の選択が、白角の淡麗さを実現する技術的な秘密だったんですね!

ブレンドの妙:ライトタイプグレーン

モルトウイスキー(大麦麦芽原料)に対し、トウモロコシなどを原料とするグレーンウイスキーのブレンド比率も、白角独自の設計がなされています。

ライトタイプの役割

白角には「ライトタイプ」のグレーン原酒が使用されています。連続式蒸留機で精製されるグレーンウイスキーには、香味の強弱によってヘビー、ミディアム、ライトのタイプが存在します。

白角においてライトタイプを選択することは、モルトの個性を邪魔せず、口当たりを軽快にし、後味のキレを良くするために不可欠な要素です。

引き算の美学の完成

このグレーン原酒が、白州モルトの爽やかなトップノートを支え、食事の邪魔をしない「引き算の美学」を完結させています。

【章のまとめ】

  • ✅ 白州蒸溜所の清涼な原酒がキーモルト
  • ✅ ホッグスヘッド樽による穏やかな熟成
  • ✅ ライトタイプグレーンによる軽快さ
  • ✅ 技術の結晶が生む淡麗辛口
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白角には黄角や黒角という兄弟がいますね。角瓶ファミリーでの位置づけを比較してみましょう!

角瓶ファミリーでの位置づけ

角瓶ファミリー比較表
角瓶ファミリー比較:白角 vs 角瓶 vs 黒角
項目 白角(しろかく) 角瓶(かくびん) 角瓶・黒43°(くろかく)
発売年 1992年 1937年元祖 1999年
市場ステータス 限定復刻 通年販売 2016年終売
コンセプト 淡麗辛口、和食との調和食中酒 バランスの取れた王道定番 芳醇、リッチ、飲みごたえ終売
キーモルト 白州ホッグスヘッド樽 山崎・白州バーボン樽 山崎パンチョン樽
主たる香味 洋梨、柑橘、ハーブ、ドライ バニラ、蜂蜜、ドライフルーツ クリーミー、チョコ、熟成香
アルコール度数 40% 40% 43%
価格帯(参考) 定価1,400円
※実勢2,000〜5,000円
1,200〜1,500円 終売品(プレミア)
ターゲットシーン 晩酌(刺身、焼き魚、豆腐) 居酒屋、ハイボール全般 ロックでゆっくり楽しむ夜

💡 ポイント:白角は角瓶ファミリーの中で最も「淡麗」な存在。黄角が王道のバランス、黒角が芳醇リッチを追求したのに対し、白角は和食との調和に特化した設計です。現在は限定復刻のため、見つけた時が購入のチャンスです。

黒角との対比

1999年に投入された「黒角」は、白角とは対照的なポジションを担いました。アルコール度数を43度に設定し、山崎パンチョン樽由来の濃厚でクリーミーな味わいを強調。「芳醇」を求める層に向けた製品であり、白角の「淡麗」とは明確な棲み分けがなされていました。しかし、黒角は2016年に終売となり、現在は市場から姿を消しています。

角瓶三原色の戦略

白角の登場により、サントリーは「角瓶」ブランドにおいて色によるセグメンテーション(カラー戦略)を確立しました。黄角が「バランスの取れた王道」、白角が「淡麗辛口の食中酒」、黒角が「芳醇リッチな夜の一杯」という明確な役割分担です。

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お待たせしました!実際に白角をテイスティングした感想を詳しくお伝えします。香り、味わい、余韻まで徹底レビュー!

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サントリー白角を実際に飲んでみた

白角の香り

白角の味わい

※数値は個人の感想です

ストレートで飲んでみる

香り

  • バニラ、キャラメル、プラム、オレンジピール、お香

味わい

  • 軽やかな口当たり、ミントの様なビター

感想

では、復活した”白角”をストレートで飲んでみます。香りは、バニラやキャラメルといったグレーン感の強い甘い香りが主体で、ほんのりプラムの甘酸っぱさとオレンジピールの様な柑橘感が漂います。また、サントリーウイスキーに感じるお香のようなエキゾチックさも若干ですが感じることが出来ます。

口に含むと、軽やかな口当たりですがモルト感は乏しく、グレーンのニュアンスが非常に強く感じ、アルコール感もそこそこあります。中盤から白州のミントのような爽やかなビターが追いかけてきますが、以前の”白角”ほど白州感は少なく、リザーブをグレーンで薄めたような印象を持ちました。

記憶でしかありませんが、休売直前の”白角”はストレートで飲んでも白州モルトのニュアンスがあり、お得感がありました。しかし、今回の復活した”白角”は通常の”角瓶”ほどのバーボンっぽいグレーン感こそありませんが、モルト感に乏しくストレートで飲むには薄っぺらい印象があります。

これも、原酒の枯渇による影響だとは思いますが以前の”白角”の味を期待していただけにちょっと寂しい感じがしました。

ロックで飲んでみる

香り

  • バニラ、キャラメル、カスタード

味わい

  • 香ばしさに強めのビター

感想

次は氷を入れてオンザロックで飲んでみます。香りは、ストレート同様にグレーンの軽いタッチでバニラやキャラメルがグラスの中を漂い、しっとりとしたカスタードの様な甘さも感じ取れます。

口に含むと、軽やかな口当たりにやや香ばしいウエハースの様な味わいが広がって、すぐに柑橘のギュッとしたようなビター(苦味)がやや強めに追いかけてきます。そして、余韻は少し穏やかになったビターがアルコール感と共に少しずつ消えていきます。

氷を入れたことでビターが強まりましたが、不思議と不快な感じはありません。基本的にストレートで飲むほうが珍しい”角”だけに、ロックや水割りといったところに焦点を合わせているからなのかもしれませんが、スッキリとしながら香ばしさを感じれるあたりは意外と好印象でした。

ハイボールで飲んでみる

香り

  • バニラ、キャラメル、ビターチョコ、焦がした木片

味わい

  • ドライで軽やか、クリーミーなアフター
感想

最後はハイボールで飲んでみます。香りはバニラやキャラメルの甘い香りに、ダークチョコのほろ苦さが加わり、焦がした木片の様な樽感が感じ取れます。

口に含むと、グレーンの優しい甘さが口の中に広がり、アフターにかけてクリーミーな舌触りへ変化します。そして、優しいビターのアクセントが余韻へと続きながらサッと消えていきました。

ハイボールにして真価を発揮した”復活した白角”。ライトな口当たりながら、後半のクリーミーな滑らかさはとても好印象です。やはりストレートやロックなどそのままを味わう様にはデザインされておらず、需要の高いハイボールに特化したブレンドに変わっているようです。

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せっかくの白角、料理との組み合わせも楽しみたいですよね!科学的根拠に基づいたペアリングをご紹介します。

料理とのペアリング理論

「淡麗辛口」は、単に味が薄いことを意味しません。料理の油分や雑味を洗い流す「ウォッシュ効果」があることを意味します。

白身魚の刺身

具体的なメニュー 鯛、ヒラメ、フグ(てっさ)

ペアリングのメカニズム 繊細な魚の旨味を邪魔せず、生臭さをアルコールと柑橘香で抑えます。魚の甘みが引き立ち、後味がすっきりと流れます。

推奨される飲み方 水割り(1:2.5)

焼き魚

具体的なメニュー アジの塩焼き、ホッケ、秋刀魚

ペアリングのメカニズム 魚の脂の甘みに対し、白角のドライな酸味が対比効果で旨味を引き立てます。焦げた皮の香ばしさとも調和します。

推奨される飲み方 ハイボール

出汁料理

具体的なメニュー おでん、湯豆腐、だし巻き卵

ペアリングのメカニズム 出汁の香りと白角の穀物香が同調(ハーモニー)します。特にお湯割りにすると、温度も近くなり一体感が生まれます。

推奨される飲み方 水割り、お湯割り

揚げ物(塩味)

具体的なメニュー 天ぷら、焼き鳥(塩)、串カツ

ペアリングのメカニズム 揚げ油を炭酸と酸味で切り、口内をリフレッシュさせます。次の一口が最初と同じように美味しく感じられます。

推奨される飲み方 ハイボール(かぼす添え)

薬味たっぷりの料理

具体的なメニュー カツオのたたき、ざる蕎麦、冷奴

ペアリングのメカニズム 生姜、わさび、大葉などの清涼感と、白角のハーバルな香りが調和します。薬味の風味を損なわず、相乗効果を生みます。

推奨される飲み方 ソーダ割り

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かぼすやすだちといった和柑橘をひと搾りすることで、白角の柑橘系の特徴がさらに引き立ちます。

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白角について気になる疑問にお答えします!入手方法、価格、飲み方など、よくある質問をまとめました。

よくある質問(FAQ)

「どこで買えるの?」

2025年現在、白角のフルボトル(700ml)は2022年8月の限定復刻以降、定期販売されていません。次回のボトル復刻は未定です。一方、2025年12月には期間限定でハイボール缶が発売されました。今後も年1回程度のハイボール缶限定発売が予想されます。見つけた時が購入のチャンスです。

「定価はいくら?」

  • ボトル700ml:希望小売価格は1,400円前後(税別)ですが、2022年復刻版の実勢価格は2〜5倍に高騰しています。
  • ハイボール缶350ml:1缶200円台(2025年版)で、比較的手頃に白角体験ができます。

「2022年復活ボトルと以前の白角は違うの?」

基本的なブレンドは踏襲されており、「待っていた味」という評価が多数です。白州原酒とホッグスヘッド樽という核心は変わっていませんが、微細な調整がなされている可能性があります。

「2025年のハイボール缶はボトルと同じ味?」

ハイボール缶は、白角をベースにかぼすの隠し味を加えた製品です。ボトルとは異なる味わいですが、白角の「淡麗辛口」「和食との調和」というDNAはしっかり受け継いでいます。

「味が薄いって本当?」薄いのではなく「淡麗」です。濃厚なウイスキーとは設計思想が違います。和食との調和を重視した引き算の美学をご理解ください。

「角瓶とどう違うの?」

角瓶は山崎中心の甘やかでコク深い味わい。白角は白州中心の爽やかで淡麗な味わい。どちらも優れたウイスキーですが、方向性が違います。

「保存方法は?」 直射日光を避け、涼しい場所に立てて保存。開封後も品質は長期間維持されますが、なるべく早めにお楽しみください。

まとめ

限定復活の”白角”をレビューしてみました。記憶に残っている以前の”白角”とは違い、グレーンの軽さと甘さが目立っていて、旧瓶よりも白州モルトの影が薄れた印象を持ちました。

”角瓶”をストレートで飲むというシーンは稀で、大体は水割りやロック、そしてハイボールがメインとなる銘柄だと思います。

しかし、以前の”白角”はストレートでも十分に白州モルトのニュアンスが出ていて、アルコール感やグレーンの存在がここまで主張していなかったと思います。しかし、こういうご時世に「以前のモノは」と比較することが野暮かもしれませんし、”白角の復活”を心待ちにしていた筆者としては、少し期待値が高すぎたかもしれません。

いずれにせよ、通常の角瓶よりもキレのある味わいや、どこかクリーミーでふんわりとしたニュアンスを持ち合わせているので「山崎より白州が好み」という方や、「甘すぎるウイスキーは苦手」という方には好まれる味わいの”角瓶”に仕上がっていると思います。

繰り返しになりますが限定生産になりますので、気になる方は無くならないうちに試しておいた方が良いかもしれません。

最後までお読み頂きありがとうございました。

テイスティングに使用しているグラス「ゲレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。

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