

こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!

今回は、「デュワーズ8年 ポルトガルスムース」の解説&レビューを行っていきます!
「ポートカスクフィニッシュのウイスキーって高いんでしょ?」「デュワーズって普通のブレンデッドじゃないの?」という声をよく聞きます。確かにポートフィニッシュといえば高級シングルモルトのイメージですよね。
実際に飲んでみると、2,000円台でポートカスクの本格的な香味が楽しめる驚きのコスパ!ハイボールにすると、その真価が最大限に発揮されます。
この記事では実際に飲んだ体験談をもとになぜデュワーズ8年ポルトガルスムースがこの価格帯で圧倒的な価値を持つのか、その根拠を詳しく解説します!




まずはデュワーズ8年ポルトガルスムースの基本スペックから確認していきましょう!価格や特徴をしっかり把握してから深く掘り下げていきます。
デュワーズ8年 ポルトガルスムースの基本情報とスペック
| カテゴリー | スコッチ・ブレンデッドウイスキー・8年熟成年数表記 |
| メーカー | バカルディ社(ジョン・デュワー&サンズ) |
| ブランド創設 | 1846年(創業180周年)伝統 |
| 現行品発売 | 2022年 |
| アルコール分 | 40% |
| 内容量 | 700ml |
| 価格帯 | 2,000円〜3,000円コスパ最強 |
| 品質評価 | 3冠金賞 |
| 受賞歴 | IWSC 2022 金賞、ISC 2023 金賞、IWC 2023 金賞 |
| コンセプト | スコットランドとポルトガルの融合 |
| 味わいの特徴 | ベリー、ハニー、バニラ、フルーティー |
| 使用蒸留所 | アバフェルディ、クライゲラキ、オルトモア、ロイヤルブラックラ、マクダフ5蒸留所 |
| フィニッシュ樽 | ルビーポートワイン樽(最大6ヶ月) |
| 製法 | ダブルエイジ製法(1890年代から)伝統技術 |
| おすすめの飲み方 | ハイボール、ロック、カクテル |
【長所】
- ✅ 驚異的なコスパ:2,000円台でポートカスクフィニッシュを体験
- ✅ 国際的な評価:IWSC、ISC、IWC各金賞受賞の実力
- ✅ 華やかなベリー香:ルビーポート由来のストロベリージャム感
- ✅ ハイボールに最適:炭酸がベリー系エステル香を最大化
- ✅ 8年熟成の安定感:若すぎない、適度な熟成感
- ✅ 入手しやすい:ECサイトや酒販店で比較的容易に購入可能
- ✅ ダブルエイジ製法:伝統的な二段階熟成による滑らかさ
- ✅ 5つのモルト蒸留所:アバフェルディなど個性豊かな原酒をブレンド
【短所】
- ❌ 限定品:数量限定のため在庫が不安定
- ❌ ボディの軽さ:シングルモルトと比べるとやや薄い印象
- ❌ ストレートには物足りない:複雑性は価格相応
- ❌ グレーン感:開封直後はアルコール臭が目立つ場合も
- ❌ タンニンの収斂味:人によっては渋みと感じることも
- ❌ 上級者には単純:深い熟成感を求める層には物足りない
- ❌ プレ値の可能性:人気により定価より高くなる場合も





この価格でポートカスクが楽しめるのは本当に驚きです。





では、なぜデュワーズ8年ポルトガルスムースがこれほどコスパ最強なのか?4つの決定的な理由を詳しく解説していきます!
デュワーズ8年ポルトガルスムースのおすすめポイント


ポートカスク体験の民主化
高級シングルモルトの専売特許だったポートワイン樽フィニッシュを、2,000円台で実現。グレンモーレンジィ キンタルバンの約1/3の価格で、本格的なポートカスクの世界に足を踏み入れられます。
世界が認めた品質
IWSC 2022金賞、ISC 2023金賞、IWC 2023金賞と、3つの国際コンペティションで金賞を総なめ。低価格帯ながら客観的に認められた確かな品質です。
ハイボールの完成形
炭酸がルビーポート由来のベリー系エステル香を揮発させ、華やかさが最大化。酸味が爽快感を助長し、食中酒として万能な一杯に仕上がります。
伝統のダブルエイジ製法
1890年代から続く独自の二段階熟成。ブレンド後に再び樽に戻して6ヶ月熟成することで、異なる蒸留所の原酒が調和し、滑らかさが生まれます。





ここでデュワーズブランドの歴史を振り返ってみましょう。1846年の創業から現在まで、どのような革新を重ねてきたのかが分かります!
デュワーズポルトガルスムース8年はこんなウイスキー
| カテゴリー | ブレンデッドスコッチウイスキー |
| 産地 | スコットランド |
| ブランド | デュワーズ |
| アルコール分 | 40% |
| 内容量 | 700ml |
| 価格帯 | 3,000〜4,000円 |
| 飲みやすさ | ★★★★★★☆ |
| 味わいの特徴 | ポルト樽由来の甘さとスムースな飲み口 |
| おすすめの飲み方 | ハイボール |
ポルトガルスムースについて







今回は、ブレンデッドウイスキーの「デュワーズ」から限定発売された「デュワーズ8年 ポルトガルスムース」をレビューします。





このウイスキーは、デュワーズが8年以上熟成したウイスキーをブレンドし、さらに6ヶ月間”後熟”(フィニッシュ)を行ったシリーズで、ネーミングはその時に使われた樽の種類に由来します。







第1弾はラム樽で”後熟”をした「ディワーズ8年 カリビアンスムース」





第2弾は、テキーラが属するメキシコのスピリッツ「メスカル」の樽で”後熟”を行った「ディワーズ8年 イリーガルスムース」







そして、第3弾となるのが今回のボトルでポルトガルの「ポートワイン樽」で後熟を行った「デュワーズ8年 ポルトガルスムース」です。





この「テュワーズ8年」は他にも、日本が誇る「ミズナラ樽」で後熟を行った「ジャパニーズスムース」や「カルヴァドス樽」で後熟をした「フレンチスムース」も展開予定となっています。
(現在は発売日未定)







では、今回の「ポルトガルスムース」に使われている樽の「ポートワイン」とはどんなワインなのか!?簡単に見ていきましょう!!
ポートワインとは





ポートワインとは、ポルトガルのドウロ地方で造られるワインの一種で、ブランデーを添加してアルコール度数を上げた「酒精強化ワイン」の一つです。「世界3大酒精強化ワイン」の一つとして有名で「ポルトガルの宝石」と称される事もあります。







製造方法は、ブドウの発酵中にブランデーを添加し糖分がアルコールへと変換されるのを中断させます。そうすると、ブドウ果汁の甘みが残された甘口のワインが出来上がります。





世界的に有名な甘口ワインとしてブルーチーズとの相性がよく、ワインの酸味が苦手という方でも飲みやすいワイン、それがポートワインです!!




筆者もワインは好んで飲まない傾向にありますが、ポートワインにいたってはアルコール度数も高めではあるものの、スイスイ飲めてしまいました。





このポートワインの樽に、8年以上の熟成をしたモルトウイスキーとグレーンウイスキーを再び貯蔵して半年間の後熟を行ったのが、今回の「ポルトガルスムース」です。





ポートワインの特性がウイスキーにどのように反映されているのか!?今回も3種類の飲み方でレビュー致しますので、最後までご覧ください!!
デュワーズブランドの誇り高き歴史


1846年:ブランド誕生 – 革新の始まり
ジョン・デュワーによってスコットランド・パース市で創業。当初は小さなワインとスピリッツの販売店でしたが、息子のトミー・デュワーの革新的なマーケティングにより、ブランドは急速に国際的な知名度を獲得しました。
世界初の営業マン
トミー・デュワーは1892年、世界一周営業旅行を敢行。26カ国、32の代理店契約を結び、デュワーズを世界ブランドへと押し上げました。彼のマーケティング手法は、現代でも語り継がれる伝説です。




1846年から180年間、一貫して「革新」を追求してきたブランドなんですね!だから今でも新しい試みに挑戦し続けているんです。
ダブルエイジ製法の確立
1890年代、初代マスターブレンダーA.J.キャメロンによって「ダブルエイジ製法」が確立されました。ブレンド後に再び樽で熟成するという画期的な手法は、デュワーズの「スムースさ」の源泉となっています。
米国市場での成功
禁酒法時代を経て、デュワーズは米国市場でトップブランドの地位を確立。「White Label(ホワイトラベル)」は、今でも米国で最も愛されるスコッチの一つです。
「ユニークカスクシリーズ」の展開
2010年代以降、ラム樽、メスカル樽、カルバドス樽、そして本製品のポートワイン樽など、多様なカスクフィニッシュシリーズを展開。伝統的なブレンデッドウイスキーに新しい風を吹き込んでいます。
2022年:ポルトガルスムース誕生 – 二つの文化の融合


スコットランドのハイランド地方と、ポルトガルのドウロ渓谷という二つの異なるテロワールの融合をコンセプトに開発されました。
革新への挑戦
比較的安価なブレンデッドウイスキーで本格的なポートフィニッシュを実現することは、技術的にもコスト的にも挑戦的な試みでした。しかし、デュワーズはこれを成功させ、新たな価値基準を提示しました。





ポートカスクを民主化した革新的な製品!伝統と革新のバランスが素晴らしいですね。





いよいよデュワーズ8年ポルトガルスムースの核心部分!5つのモルト蒸留所とルビーポートカスクがどのように調和しているのか詳しく見ていきましょう。
五蒸留所とポートカスクの調和 – ポルトガルスムースの核心


アバフェルディ:蜂蜜の土台
特徴
- ハイランド地方南部の名門蒸留所
- ヘザーハニー、蜜蝋、オレンジピール
- デュワーズの精神的な故郷
- 「The Golden Dram」の異名
ブレンドへの貢献 ベースとなる蜂蜜の甘さとボディを形成。ポートカスク由来のベリー系の甘みと、アバフェルディの蜂蜜の甘みが架橋し、香味の連続性を生み出しています。
クライゲラキ:力強い骨格
特徴
- スペイサイドの「悪童(Bad Boy)」
- ワームタブ使用による硫黄様の個性
- 肉厚でオイリー、パイナップル
- 重厚なボディと複雑さ
ブレンドへの貢献 ポートワイン樽のタンニンや酸味に負けない力強い原酒。フィニッシュによる風味の上書きを防ぎ、ウイスキーとしての骨格を維持します。
オルトモア:爽やかな透明感
特徴
- スペイサイドの隠れた名酒
- フレッシュな草花、洋梨
- 繊細なドライさ
- ブレンダーから高評価
ブレンドへの貢献 トップノートに軽快さと透明感を付与。濃厚になりがちなポートフィニッシュにおいて、爽やかな余韻を残す重要な役割です。
ロイヤルブラックラ:高貴な品格
特徴
- 世界初の王室御用達蒸留所
- シェリー樽熟成由来のナッツ
- ドライフルーツ、エレガントな酸味
- 「The King’s Own Whisky」
ブレンドへの貢献 高級感のあるエステル香を付加し、全体の品格を高めます。
マクダフ:親しみやすい甘さ
特徴
- 青リンゴ、麦芽の甘み
- ナッツのニュアンス
- フレンドリーな味わい
ブレンドへの貢献 フルーティーなアタックと、親しみやすい甘さを補強します。
ルビーポートカスクの魔法


ルビーポート vs トゥニーポート
デュワーズがルビーポートを選択した理由は、フレッシュな果実味にあります。トゥニーポートの酸化熟成香(枯れたニュアンス)よりも、ルビーポートのチェリーやブラックベリーのジューシーな香りが、デュワーズのハウススタイルである蜂蜜やバニラの香りとより明確な対比と調和を生み出します。
最大6ヶ月のフィニッシュ
樽材の内部に染み込んだポートワインの成分(糖分、タンニン、アントシアニン、果実由来のエステル類)がウイスキーに溶出。40%のアルコールが、ワイン(20%前後)よりも強力に樽材の深層に残る成分を抽出します。





5つの蒸留所それぞれが違う個性を持っていて、それにポートカスクの魔法が加わる!この複雑な調和が2,000円台で楽しめるなんて信じられませんね。





お待たせしました!実際にデュワーズ8年ポルトガルスムースをテイスティングした感想を詳しくお伝えします。香り、味わい、余韻まで徹底レビュー!
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デュワーズポルトガルスムース8年をテイスティング


ポルトガルスムース8年のフレーバー
ポルトガルスムース8年の味わい
ストレートで飲んでみる


香り
チェリー、イチジク、ジャム、バニラ、ハチミツ、シナモン、樽香、トースト
味わい
スパイシー、ベリー系の酸味、ややビターなアフター
感想
まずはストレートから飲んでみます。
香りは、ポートワイン由来のチェリーやイチジクといった赤みがかった果実を思わせる香りに、ジャムのような煮詰めた甘くフルーティな香りが漂います。バニラやハチミツの甘さ、シナモンやトーストの香ばしさ、樽のウッディさが重なり、バランスの良いブレンデッドウイスキーらしい豊かな香り立ちが印象的です。
口に含むと、香りほどの甘さはなくスパイシーな印象が先行します。後からベリーの甘酸っぱさが追いかけてきて、余韻にかけてはビターの中にポートワインのふくよかな甘さとタンニン、酸味がじんわりと残ります。
香りは豊かで味わいはやや辛口、余韻には樽感とポートワインの面影が顔を出すバランスの良い仕上がりです。8年熟成ならではの若さはわずかに感じますが、これだけきれいにまとまっているのはさすがデュワーズといったところです。





第一弾の「カリビアンスムース」と比べると熟成感が増しており、ベリーの甘酸っぱさにポートワインの上品な甘さが追いかけてくる、飲み応えのある味わいです。
ロックで飲んでみる


香り
イチジク、チェリー、ジャム、ハチミツ、カスタード、トースト
味わい
果実の酸味、キリッとした味わい
感想
次は氷を入れて、オンザロックで飲んでみます。
香りはイチジクやチェリー、ジャムといったストレートの印象と大きくは変わりませんが、ハチミツの影にクリーミーなカスタードと香ばしいトーストのニュアンスが感じられます。
口に含むと、スパイシーさはやや落ち着き、代わりにビターが少し前に出てきます。全体的に香りと味わいは穏やかになりますが、その分飲みやすさが増します。ビターの中にポートワインの風味が溶け込み、モルトの香ばしい余韻が心地よく続きます。





ストレートでも十分にスムースな飲み口ですが、氷を入れると一層軽やかでさっぱりとした印象になります。ビターがやや強まるものの甘さが続くのが苦手な方には、オンザロックが合うかもしれません。
ハイボールで飲んでみる


香り
バニラ、ハチミツ、トースト、イチジク
味わい
モルティな優しい甘みと香ばしさ
感想
最後は、デュワーズといえばのハイボールで飲んでみます。
香りはバニラやハチミツの甘さが主体で、ほんのりトーストの香ばしさをまとっています。奥にイチジクのような果実感も顔を出しますが、メインは甘くウッディな樽香です。
口に含むと、モルトの優しい甘みと香ばしさが広がります。砂糖菓子のような甘みが最初に来て、続いてイチジクの酸味が広がり、余韻にかけてベリー系の酸味とジャムのような煮詰まった甘さが静かに消えていきます。
全体のバランスが良くまとまっており、ほんのりとしたビターも心地よいアクセントになっています。食事に合わせるのはもちろん、デザート感覚でゆっくりと傾けるのも良い一本です。





ハイボールではモルティな香りと甘みが口いっぱいに広がり、後味に甘酸っぱさが残るのはポートワイン樽ならではの個性です。デュワーズの真骨頂ともいえる飲み方です。





デュワーズには他にも「ユニークカスクシリーズ」がありますね。他の製品との違いを比較してみましょう!
ユニークカスクシリーズでの位置づけ


| 項目 | ポルトガル スムース | カリビアン スムース | イリーガル スムース | ジャパニーズ スムース | フレンチ スムース |
|---|---|---|---|---|---|
| フィニッシュ樽 | ルビーポート ワイン樽ポルトガル | ラム樽カリブ海 | メスカル樽メキシコ | ミズナラ樽日本 | カルバドス樽フランス |
| 主な香味 | ベリー ハニー 酸味 | トロピカル キャラメル 濃厚 | スモーク ペッパー ハーブ | 白檀 シナモン ライチ | 焼リンゴ シトラス 爽快 |
| 甘さのレベル | ★★★☆☆ 中程度 | ★★★★★ 非常に甘い | ★☆☆☆☆ ドライ | ★★☆☆☆ やや甘い | ★★★☆☆ 中程度 |
| 個性の強さ | ★★★☆☆ 親しみやすい | ★★★★☆ 濃厚 | ★★★★★ 最も個性的 | ★★★☆☆ 繊細 | ★★★☆☆ バランス型 |
| おすすめの飲み方 | ハイボール最適 ロック | ロック ストレート | ハイボール カクテル | ストレート 水割り | ハイボール ロック |
| ターゲット層 | フルーティー 好き | 甘党 | 冒険好き | 繊細派 | 爽快派 |
| 価格帯 | 2,000〜3,000円 | 2,000〜3,000円 | 3,000〜4,000円 | 3,500〜4,500円 | 2,500〜3,500円 |
| 特徴 | 甘みと酸味の バランス 中庸 | デザート的 濃厚さ 甘党向け | 最も個性的 好み分かれる 上級者向け | 静謐な 複雑性 和の美 | リンゴの 爽やかさ フレッシュ |
💡 ポイント:ポルトガルスムースは、シリーズの中で「甘みと酸味のバランス」において最も中庸で親しみやすい位置にあります。極端な甘さ(カリビアン)や癖(イリーガル)を避けつつ、分かりやすいフルーティーさを求める層に最適。特にハイボールで真価を発揮します!
デュワーズの「ユニークカスクシリーズ」は、同一のベース(8年熟成ダブルエイジ)を使用しながら、フィニッシュ樽の違いのみで多様性を表現する実験的なシリーズです。
カリビアンスムース(ラム樽)
特徴:トロピカルフルーツ、ブラウンシュガー、キャラメル 比較:ポルトガルスムースよりも甘みが強く、濃厚でデザート的な印象。甘党向け。
イリーガルスムース(メスカル樽)
特徴:スモーク、グリーンペッパー、ハーブ 比較:最も個性的で好みが分かれる。ポルトガルスムースのようなフルーティーさとは対極にあるドライでスパイシーな味わい。
ジャパニーズスムース(ミズナラ樽)
特徴:香木(白檀)、シナモン、ライチ 比較:繊細でドライな余韻。ポルトガルスムースほどの派手な甘みはないが、静謐な複雑性がある。
フレンチスムース(カルバドス樽)
特徴:焼きリンゴ、シトラス、シナモン 比較:ポルトガルスムースと同じくフルーツ系だが、こちらは「リンゴの酸味と爽やかさ」が主体。ポルトガルの「ベリーの濃厚さ」とは異なるベクトル。
ポルトガルスムースの立ち位置
シリーズの中で、ポルトガルスムースは「甘みと酸味のバランス」において最も中庸で親しみやすい位置にあります。極端な甘さ(カリビアン)や癖(イリーガル)を避けつつ、分かりやすいフルーティーさを求める層に最適です。





デュワーズといえば、あの伝統のダブルエイジ製法も魅力の一つですよね!170年の歴史を持つ独自の技術を詳しく解説します。
伝統のダブルエイジ製法 – デュワーズの核心技術


ダブルエイジ製法とは?
1890年代、初代マスターブレンダーA.J.キャメロンによって確立された画期的な製法です。
通常のブレンデッド製造
モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド → 直ちにボトリング
デュワーズのダブルエイジ製法
モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド → 再びオーク樽に戻して約6ヶ月熟成 → ボトリング
なぜ「スムース」なのか?
この追加の熟成期間は、化学的な観点から以下の効果をもたらします。
エステルの調和
異なる蒸留所で生成されたエステル類や高級アルコール類が、樽の中で時間をかけて相互作用し、鋭角的な香味が丸みを帯びます。
グレーンの統
若いグレーンウイスキー特有の穀物臭やアルコールの刺激が、モルトウイスキーのボディと馴染み、一体感が生まれます。
酸化熟成の促進
短期間ながら樽を通じた微量な酸素供給により、熟成感が向上します。





デュワーズが「スムース」という言葉を製品名に多用するのは、単なるマーケティング用語ではなく、この物理的な製造工程に裏打ちされたテクスチャーへの自信の表れなんですね!





せっかくのデュワーズ8年ポルトガルスムース、おつまみや料理との組み合わせも楽しみたいですよね!おすすめのペアリングをご紹介します。
デュワーズ8年ポルトガルスムースとのペアリング


チーズとのマリアージュ
ブルーチーズ(スティルトン、ゴルゴンゾーラ) 「ポートワインとスティルトン」は英国の伝統的な組み合わせ。ウイスキーの甘みがチーズの塩味を中和し、ポートカスクの果実味がカビの刺激を包み込みます。
熟成チェダー チェダーの持つナッツのようなコクとアミノ酸の結晶が、ウイスキーのオーク香と共鳴します。
肉料理
ベリーソースのローストポーク ポークの脂の甘みとウイスキーの甘みは同調します。さらに、ベリーソースの酸味がポートフィニッシュの酸味とリンクし、完璧なハーモニーを生みます。
ジビエ(鹿肉、鴨肉) 鉄分を含む赤身肉には、タンニンを含んだワイン樽系ウイスキーが合います。
スイーツ
ダークチョコレート(カカオ70%以上) ビターな苦味がウイスキーのバニラと蜂蜜を引き立てます。
ドライフルーツとナッツ 構成要素が共通しているため、失敗のないペアリングとなります。
日常の食事との相性
ハイボールならどんな料理とも 唐揚げ、焼き鳥、ハンバーガー、ピザ、パスタなど、カジュアルな食事に驚くほど合います。ベリー系の酸味が油っぽい料理をさっぱりとさせます。





デュワーズについて気になる疑問にお答えします!コスパのこと、飲みやすさ、他製品との比較など、よくある質問をまとめました。
よくある質問(FAQ)
「グレンモーレンジィ キンタルバンと比べてどう?」
熟成年数とシングルモルトである点から、キンタルバンの方が深み、ボディ、余韻の長さにおいて勝ります。しかし、キンタルバンが7,000円〜9,000円に対し、ポルトガルスムースは2,000円〜3,000円。約1/3の価格で、ポートカスクの世界を体験できるのは驚異的です。
「ブレンデッド初心者でも楽しめる?」
40%の飲みやすいアルコール度数と、分かりやすいフルーティーさで、初心者の方にもおすすめできます。特にハイボールなら間違いありません。
「どの飲み方が一番おすすめ?」
圧倒的に「ハイボール」です。炭酸がベリー系の香りを最大限に引き出し、真価を発揮します。
「限定品だけど、まだ買える?」
2026年1月時点では、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどのECサイトや、一部の酒販店で購入可能です。在庫は不安定なため、見つけたときが買い時です。
「保存方法は?」
直射日光を避け、涼しい場所に立てて保存。開封後もなるべく早めにお楽しみください。
まとめ
「デュワーズ8年 ポルトガルスムース」のレビューでした。
モルトの比率が高いことで知られるデュワーズだけに、どんな飲み方をしても崩れることなく樽の旨みをしっかりと感じられます。樽フィニッシュをテーマにしたこのシリーズの中でも、今回のポルトガルスムースは個人的に最も好みに合う一本でした。
ワイン樽を用いたウイスキーはタンニンの収斂感やえぐみが出やすいこともありますが、甘くコクのあるポートワインの樽に関しては、ベリー系の酸味がウッディな香りと自然に溶け合い、飲んでいて純粋に楽しい味わいでした。
ポートカスクのウイスキーはこれまで価格帯の高いシングルモルトで楽しむものという印象がありましたが、手頃なブレンデッドウイスキーでここまでの味わいが楽しめるのはデュワーズならではといえます。限定品にとどめておくには惜しい、コストパフォーマンスの高い一本です。



最後までお読み頂きありがとうございました。





コチラが今回ご紹介した、ポートワイン樽でフィニッシュを施した「ポルトガルスムース」です。





こちらがメスカル樽でフィニッシュを行った「イリーガルスムース」





そして第一弾のラム樽でフィニッシュを行った「デュワーズ8年 カリビアンスムース」です。






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