【レビュー】サントリー 白角ハイボール缶(限定品)の味と香りを解説!!

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このウイスキーの特徴

このウイスキーについて

今回レビューするウイスキーはコチラ!!「サントリー 白角ハイボール」です!!

「サントリー 白角ハイボール」は2022年に限定で販売された缶ハイボール!!

また、同じタイミングで休売となっていた「白角」も限定的に復活し大きな話題となりました!!

白角とは!?

白角は「サントリー 角瓶」の姉妹品で”和食に合う”をコンセプトに開発されたブレンデッドウイスキーです。

和食のサッパリとした味わいにも違和感なく溶け込めるように、スッキリとした味わいが特徴で白州蒸留所のモルトをキーモルトに使用していました。

しかし、2019年「白角」は突然市場から姿を消してしまいます。原因は、ウイスキーブームによって枯渇した原酒を確保する為でした。

筆者もレギュラーの角瓶にはない”スッキリ”とした味わいと、白州モルトの軽やかさが好みで休売が決まったときはショックでした・・・

ところが、2022年8月にサントリーは原酒確保に見通しが立った為、「白角」の期間限定復活を発表します!!

待望の「白角」の復活!!実に3年ぶりとなるだけに期待が高まったのを良く覚えています!!

sister-ley
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「白角」については以前にレビューを行いました、コチラの記事をご参照ください!!

白角ハイボールの内容

さて、今回の「白角ハイボール」ですが以前より発売されている「角ハイボール」の白角バージョンとして、2022年に限定販売されました。

和食に合う白角のハイボールということで、内容も今までの角ハイボールとは違ったアプローチをしています。

特筆すべきは、和食に添えられている果実「かぼす」の果汁を加えることで、更にスッキリとそして和食を引き立てる味わいに仕上げられているそうです

レギュラーの角ハイボールは柑橘に「レモン」を使用していますが、白角は「かぼす」を使っている所に「和」のこだわりを感じますね!!

sister-ley
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さて、今回はすでに製品としてのハイボールですので2種類の飲み方でレビューを行ってみようと思います。1つはそのまま缶で、もう1つはグラスに注いで飲んでみます!!

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テイスティング(実際に飲んでみた)

フレーバーチャート

味わいチャート

そのまま飲んでみる

香り

  • かぼす、柑橘ピール

味わい

  • グレーンの甘み、柑橘の酸味

感想

まずは缶のまま飲んでみます。

開け口から香ってくるのは柑橘の爽やかな酸味と苦味の効いたピールっぽさ、そしてちょっと糖蜜っぽい人工的な甘みを感じます。

口に含むと、かぼすの果汁、グレーンのほのかな甘みと香ばしさがあります。刺激的な炭酸によって鼻に抜ける香りは、かぼすと思われる柑橘の皮が中心です。

飲み干すと、口の中に人工的な甘みのニュアンスが残ります。和食に合うようさっぱりと仕上げられているようですが、さっぱりというよりはアッサリといった感じで、ウイスキーのハイボールではなくプレーンサワー(タコハイ)に近い感じです。

白角はどこ??といった印象が残りました。

缶のままでは炭酸の刺激が強すぎて、酎ハイとさほど変わらない印象でした。ただ、かぼすの爽やかな酸味は十二分に感じることが出来ます!!

香り

  • かぼす、うっすらピート

味わい

  • 柑橘の酸味、優しい口当たり

感想

次はグラスに開けて正統派ハイボールスタイルで飲んでみます。

香りは、かぼすの酸味の効いた香りにピートっぽいニュアンスが漂っています。

口に含むと、かぼすのジューシーな果汁感があって、適度に抜けた炭酸は口当たりが優しく飲みやすいです。アフターにかけてグレーンの香ばしい甘さがあり余韻は柑橘の皮とやはりちょっとピートっぽさが残ります。

やはり缶のままよりも、グラスに開けて飲んだほうが口当たりもよく香りも膨らみ上品さが出てきます。しかし、味わいに白州のモルト感は無く唯一感じたピートっぽさがソレに当たるのだと思いますが、プレーンサワー感は拭えません。

グラスに開けたほうが、炭酸のカドが丸くなり飲みやすく、香りも穏やかに香ります。しかし、グレーンの香ばしさ、かぼすのアクセント、ピートっぽい香りなどありますがウイスキーのハイボールという感覚はとても薄い印象でした。

まとめ

最後までお読み頂きありがとうございました。

テイスティングに使用しているグラス「ゲレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。

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