

こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!

今回は、「宮城峡蒸溜所限定ブレンデッドウイスキー」の解説&レビューを行っていきます!
仙台にある宮城峡蒸溜所でしか売っていないウイスキーを知っていますか?
宮城峡の原酒を使った、一般流通では買えない蒸溜所限定の特別なブレンデッドウイスキーです。「蒸溜所を訪れたら何を買えば良い?」「ネット通販で買うと高いけど、美味しいの?」という声をよく聞きます。確かに、現地に行かないと定価では手に入りません。
私も実際に宮城峡を訪れた際に購入しましたが、ストックがなくなればリピートしたくなる飲みやすいウイスキーです。 蒸溜所を訪れて手に入れる価値は十分にあります!定価3,500円というコストパフォーマンスと、華やかでスイスイ飲めてしまう味わいは、ハイボールや水割りに最適です。
この記事では実際に飲んだ体験をもとに、なぜ宮城峡蒸溜所限定ブレンデッドが「華やかさ」と「飲みやすさ」で選ばれ、お土産としておすすめなのかを解説します!





まずは宮城峡蒸溜所限定ブレンデッドの基本スペックから確認していきましょう!価格や特徴をしっかり把握してから深く掘り下げていきます。
宮城峡蒸溜所限定ブレンデッドの基本情報とスペック
| カテゴリー | ジャパニーズ・ブレンデッドウイスキー・NAS現地限定 |
| メーカー | ニッカウヰスキー株式会社 |
| 蒸溜所 | 宮城峡蒸溜所(宮城県仙台市)1969年創設 |
| 販売開始 | 蒸溜所限定商品として長年販売 |
| アルコール分 | 40% |
| 内容量 | 500ml |
| 価格 | 3,500円(税込) |
| 品質評価 | コスパ最高 |
| 販売場所 | 宮城峡蒸溜所のみ |
| コンセプト | 宮城峡の華やかさとカフェグレーンの調和 |
| 味わいの特徴 | フルーティー、華やか、スムース、飲みやすい |
| 使用原酒 | 宮城峡モルト、カフェグレーン宮城峡100% |
| 主要樽種 | シェリー樽、アメリカンオーク樽 |
| おすすめの飲み方 | ハイボール、水割り、ロック |





現地に行く手間はありますが、訪れた際は是非とも購入してほしいウイスキーです!





では、なぜ宮城峡蒸溜所限定ブレンデッドがおすすめなのか?4つの決定的な理由を詳しく解説していきます!
なぜ宮城峡蒸溜所限定ブレンデッドがおすすめなのか?【4つの理由】


華やかでフルーティーな宮城峡スタイル
スチーム間接蒸留とバルジ型ポットスチルが生み出す、青リンゴや洋梨を思わせる爽やかなエステル香。宮城峡の個性を存分に味わえます。
カフェグレーンの上質な甘み
1830年発明の伝統的なカフェ式連続式蒸留機が生む、穀物の甘みと香ばしさ。単なる増量剤ではなく、味の「出汁」となる極上グレーンです。
破格のコストパフォーマンス
定価3,500円で楽しめる本格ブレンデッド。広告宣伝費や流通マージンをカットした直売だからこそ実現できる価格設定です。
旅の思い出と一体化した体験価値
広瀬川の清流と豊かな緑に囲まれた蒸溜所を訪れ、試飲し、購入する。このプロセス全体が特別な思い出となります。





ここで宮城峡蒸溜所の歴史と哲学を振り返ってみましょう。竹鶴政孝が夢見た「第二の蒸溜所」の物語です!





レビューのみをご覧なりたい方はコチラからどうぞ!
宮城峡蒸溜所について


1969年の設立された「宮城峡蒸溜所」は、宮城県仙台市の作並という県境付近にあります。この場所に蒸溜所を建設した目的は、ニッカウヰスキー最初の蒸溜所である「余市蒸溜所」とは違った性質の原酒を造り出す為でした。海辺の「余市蒸溜所」とは異なり「宮城峡蒸溜所」は四方を山々に囲まれ、蒸溜方法もスチームによる間接式蒸溜を行っています。また、蒸留器の形状も余市とは異なり、丸みを帯びたバルジ型のものが使用されているのも特徴です。


蒸溜方法や蒸留器の形状、立地条件の違いによって「宮城峡蒸溜所」では華やかでライトな味わいのモルト原酒が生まれます。
また、偶然ですが宮城峡蒸溜所の近くを流れる川の名前が「新川(にっかわ)」であり、それが仕込み水として利用されているという運命的な関係があるのも興味深いところです。





良いブレンデッドウイスキーを造るには異なった個性のモルト原酒は不可欠!!




更に、宮城峡蒸溜所ではモルトだけでなくニッカならではのグレーン原酒の製造も行っています!!
宮城峡で造られるグレーン原酒


ブレンデッドウイスキーを造るのに欠かせないグレーン原酒。その役割はモルトの個性を調和させるためにあります。ニッカウヰスキーが販売するブレンデッドウイスキーには、宮城峡蒸溜所で製造されるカフェグレーンと呼ばれる原酒が使われています。
このカフェグレーンは、19世紀イーニアス・コフィによって開発された連続式蒸留機(カフェスチル)を使用して造られています。カフェスチルを稼働させているのは世界的にも珍しく、他の連続式蒸留機に比べ生産能力は劣っていますが、原料の特性を生かした風味豊かなグレーン原酒が生まれます。


昔ながらの製法にこだわり真のウイスキー造りを目指し続けるニッカウヰスキー。生産性や効率にとらわれず、グレーンウイスキーも非常に手間をかけて造られています。





素材の風味を活かし、良質なグレーンを造るために手間暇を惜しまない創業者「竹鶴政孝」のスピリッツが現在も受け継がれています。
カフェ式連続蒸留器(宮城峡蒸溜所)


「宮城峡蒸溜所」には世界でも現存数の少ない「カフェ式連続蒸留器」が設置されています。この蒸留器はもともと兵庫県の西宮工場にあったものを宮城峡に移設したものです。先に述べたように、カフェ式連続蒸留器は素材の風味を引き出すために使用され、グレーン原酒の製造に適しています。竹鶴氏の信念を曲げず、ウイスキー職人たちのこだわりでもあるため、効率を求めずこの蒸留器を使用しているのでしょう。
補足ですが、「カフェ式」の綴りは「coffey」と表記します。本来であれば「コフィー」と読むはずが、当時のニッカはこれを「カフェ」と読んでいました。そして、読み間違いのまま現在でもニッカでは「カフェ」と呼んでいます。非常に愛着があって微笑ましさがあるのもニッカらしいところです。






読み間違いを変えないのも「こだわり」の証なんでしょうか!?





読み間違いをそのまま使っているケースは他にもあります!アニメで有名な「ジブリ」はイタリア語の「GHIBLI(ギブリ)」の読み間違いがそのまま社名になりました!!
宮城峡蒸溜所限定ブレンデッドウイスキーとは


「宮城峡蒸溜所」では、蒸溜所内を見学で出来るツアーが行われているほかに、蒸溜所でしか買えない「限定ボトル」の販売がされているのも魅力の1つです。
現在では、蒸溜所のみで販売されているニッカウヰスキーの最高峰「鶴」をはじめ、カスクストレングタイプのシングルモルトなども販売されています。
その中で、お土産としても最適な蒸溜所限定ウイスキーが「宮城峡蒸溜所限定ブレンデッドウイスキー」です。中身は宮城峡のモルト原酒とカフェスチルで蒸留されたグレーン原酒がブレンドされています。


酒販店で売られているニッカのブレンデッドウイスキーのどれとも違う限定品ならではの味わいは、蒸溜所を訪れた際は是非、チェックしてみて下さい!!





ラベルやパッケージも酒販店では見られない森をイメージしたシンプルでスタイリッシュなデザインです!!




清潔感があって可愛らしいデザインなので女性へのプレゼントとしても喜ばれますね!!
宮城峡蒸溜所 – 竹鶴が求めた「華やかさ」の理想郷


1969年:「第二の蒸溜所」誕生〜余市とは対照的な個性を求めて
ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝は、スコットランドでの修行時代から「ウイスキーづくりには異なる個性の原酒が必要である」という信念を持っていました。
最初に建設した北海道・余市蒸溜所は、石炭直火蒸留による力強く重厚なモルト原酒を生み出す場所。しかし、ブレンデッドウイスキーの完成度を高めるためには、余市とは対照的な華やかで軽やかな原酒が不可欠でした。
1969年、竹鶴は宮城県仙台市の新川(にっかわ)と広瀬川の合流点に、その理想郷を見出しました。この地で川の水で割ったブラックニッカを飲み、その味わいに納得して建設を即決したと伝えられています。
宮城峡蒸溜所は、スコットランドのローランド地方にも通じる、穏やかで女性的なウイスキーを生み出すために設計された蒸溜所。その哲学は「華やかでフルーティー」という言葉に集約されています。





竹鶴政孝の「対照的な個性を持つ2つの蒸溜所」という構想が、今日の宮城峡限定ブレンデッドの華やかさにつながっているんですね!
製造プロセスの秘密:スチーム間接蒸留とバルジ型ポットスチル







宮城峡蒸溜所の製造設備は、意図的に余市とは異なる仕様が採用されています。
スチーム間接蒸留
余市が石炭直火蒸留(800〜1000度)を採用するのに対し、宮城峡ではスチーム間接蒸留を採用。約130度という比較的低温でじっくりと蒸留することで、焦げ感のない洗練された味わいが生まれます。
バルジ型ポットスチル
宮城峡のスチルは、ネックの途中に「バルジ」と呼ばれる球状の膨らみを持ちます。蒸発したアルコール蒸気はこの膨らみ部分で滞留し、外気によって冷却されて液化し、釜へと戻る「還流(リフラックス)」を繰り返します。
還流が繰り返されることで、硫黄化合物などの重たい成分や雑味は取り除かれ、エステル類などの華やかで揮発性の高い成分が純化されて抽出されます。これが宮城峡特有の「スムースで洗練された酒質」の物理的起源です。
もう一つの主役:カフェ式連続式蒸留機の魔法


宮城峡蒸溜所のもう一つの心臓部が「カフェ式連続式蒸留機」。1830年にイーニアス・カフェによって発明された旧式の連続式蒸留機で、ニッカは1963年に導入し、後に宮城峡へ移設しました。
現代の最新鋭蒸留機がアルコール度数を95%近くまで高め、原料の風味を削ぎ落としたクリアなスピリッツを生成するのに対し、カフェスチルは精留度合いが低いため、原料の穀物の甘みや香ばしさをあえて残すことができます。
宮城峡蒸溜所限定ブレンデッドにおいて、このカフェグレーンは単なる増量剤ではなく、モルト原酒の個性を引き立て、全体に甘みとコクを与える「出汁」のような役割を果たしています。





非効率ですが、良いウイスキーを造る為には手間暇を惜しまないニッカの魂が詰まった数少ない連続式蒸留器です。





それでは、今回もストレート、ロック、ハイボールの3種類の飲み方でレビューをしてみたいと思います!
[quads id=1]
宮城峡限定ブレンデッドを実際に飲んでみた


フレーバーチャート


味わいチャート


清々しいビターが心地よいストレート


香り
カカオ、ビスケット、バニラ、ハチミツ、キャラメル、青りんご、クランベリー、ライム
味わい
グレーンの伸びのある甘さ、スパイシーでフルーティーな余韻
感想
まずはストレートで飲んでみます。
香りは、カフェグレーン由来のカカオのようなほろ苦さがあり、ビスケットの香ばしさにバニラ・ハチミツ・キャラメルが絡んできます。青りんごの爽やかさとクランベリーの甘酸っぱさ、ライムのほろ苦さも感じられます。
口に含むと、軽やかで伸びのあるグレーンの甘さが広がり、シトラスの爽やかさに続いてビターが膨らみ、スパイシーさが追いかけてきます。余韻にかけてフルーティーな果実味が香り、ビターとスパイシーさが絡み合いながらゆっくりと消えていきます。
ラベルの緑をイメージさせるような味わいで、宮城峡の軽やかなニュアンスがよく表れています。





青葉や未熟の果実を思わせる清々しい味わいがします!ただ、スパイシーさやビターも強めなので、甘口を求める人には少し飲みにくいかもしれません。
食中酒にも最適なロック


香り
バニラ、キャラメル、ビスケット、カカオ、フローラル
味わい
グレーンの甘さとシトラス、ビター
感想
次は氷を入れて、オンザロックで飲んでみます。
香りは、バニラやキャラメルの甘さが先行し、ビスケットとカカオのほろ苦さがその周りを包んでいます。奥からは花を思わせるフローラルなニュアンスも滲み出てきます。
口に含むと、グレーンの香ばしい甘さが広がり、シトラス(ライム)のキュッとしたビターが膨らんできます。ビター感はそのまま続き、グレーンのほのかな甘みを伴いながら、余韻はシトラスの風味とともに静かに消えていきます。





氷を入れるとビターはさらに強まります。加水が進むに連れて、柑橘の皮のようなギュッとしたビターが存在感を増してくるので、脂っこい料理に合わせると良いかもしれません!
華やかさ際立つ清涼なハイボール


香り
カカオ、バニラ、キャラメル
味わい
ビター、青々としたフルーティーさ
感想
最後にハイボールで試してみます。
香りは、カカオ・バニラ・キャラメルといったグレーン由来の特徴が感じられます。
口に含むと、かすかな青りんごの風味とともにフローラルでフルーティな味わいが広がります。そこへビターな要素が加わり、花のようなフローラルさと相まってさっぱりとした印象に。余韻はグレーンの穀物感を思わせる甘みがほのかに残り、すっと消えていきます。
ストレート・ロック・ハイボールと飲み比べて、共通して印象的だったのはビターな味わいです。飲みやすさとグレーンの特性を活かすなら、ハイボールが最もバランスよく楽しめる飲み方といえそうです。モルトのフローラルな香りとグレーンの甘さが調和し、程よいビター感とともに華やかな味わいを引き立ててくれます。





宮城峡の特徴が堪能できる味わいのハイボールです!適度なビター感がフローラルと相まって華やかなハイボールを楽しめます!





宮城峡蒸溜所では「キーモルトシリーズ」という、ブレンデッドの構成要素となる原酒も販売しています。これらを知ると、限定ブレンデッドの味わいがもっと深く理解できます。
キーモルトシリーズとの関係:ブレンドの「部品」を知る


宮城峡蒸溜所では、ブレンデッドウイスキーの骨格を成す3つの主要なモルト原酒を、カスクストレングスに近い度数(多くは55%)で個別に製品化しています。





これらのボトルはブレンドの「部品」であり、様々な要素を束ねて統合したものがブレンデッドウイスキーとなります。
| 項目 | シェリー&スイート | フルーティー&リッチ | モルティ&ソフト |
|---|---|---|---|
| 特徴 | レーズン、ナッツ、ドライフルーツの濃厚な香り | 洋梨、リンゴ、華やかなエステル香ハウススタイル | 麦芽の甘み、ビスケット、穏やかな樽香 |
| 限定ブレンデッドへの貢献 | 味の深み、複雑性、「色」を与えるアクセント | 華やかさの中核主役 | 飲みやすさの基盤縁の下 |
| 色調 | 赤みがかった濃い琥珀色 | 明るい金色・淡い琥珀色 | 淡い金色 |
| 価格(500ml) | 8,500円 | 8,500円 | 8,500円 |
💡 ポイント:限定ブレンデッドは、「フルーティー&リッチ」の華やかさを主軸に、「モルティ&ソフト」が飲みやすさを支え、「シェリー&スイート」がアクセントとして色と複雑性を付与。そこにカフェグレーンが加わることで、角の取れた円熟味が完成しています。
ブレンドの全体像
全体のトーンは「フルーティー&リッチ」の華やかさと「モルティ&ソフト」の飲みやすさが支配しており、そこにカフェグレーンが加わることで、角の取れた円熟味(実際は若いが、熟成感を演出した味わい)が完成しています。
「シェリー&スイート」はアクセントとして使用され、色彩と複雑性を付与する役割を果たしていると考えられます。





キーモルトを個別に飲むと、限定ブレンデッドがいかに絶妙にバランスされているかが分かります!ブレンダーの技術の高さを実感できますね。





価格改定の影響や、二次流通市場での価格についても気になりますよね。購入方法と価格事情について詳しく解説します!
価格と購入方法:定価で買うことの価値


2024年から2025年の価格改定
ニッカウヰスキーは2024年4月に大規模な価格改定を実施しました。原材料(大麦麦芽、トウモロコシ)の国際価格高騰、輸送費の上昇、樽材(オーク材)の不足、そして円安による調達コスト増が複合的に作用した結果です。
宮城峡蒸溜所限定ブレンデッドの値上げ率(約15%)は、他のラインナップと比較して最も低い水準に留められています。これは、本製品が「来場者が気軽に購入できるお土産」という戦略的役割を担っているため。
構成原酒シリーズ(8,500円)や鶴(19,000円)が高額化する中で、3,500円で購入できる本製品は、ブランドへの入り口(エントリーポイント)として極めて重要なポジショニングにあります。
二次流通市場での価格:定価の3倍!
地理的制約(現地に行かなければ買えない)と数量限定という性質は、二次流通市場においてプレミアム価格を形成する要因となっています。
ネット通販での価格
楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECサイトでは、本製品(500ml)が9,500円〜12,000円前後で取引されています。
価格差の衝撃
定価3,500円に対し、市場価格は2.7倍から3.4倍に達しています。「仙台までの交通費を考えれば、通販で1万円払っても安い」と考える層と、「希少なボトルを手に入れたい」というコレクター心理が、この高値を支えています。
購入制限と在庫状況
転売対策およびより多くの来場者に製品を行き渡らせるため、宮城峡蒸溜所のショップでは厳格な購入制限が敷かれています。
制限内容
- 500mlボトル:1人につき1本まで
- 180mlボトル:1人につき2本まで
- その他限定品も同様の制限対象
在庫リスク
常に全商品が陳列されているわけではありません。「鶴」などの超人気商品は朝一番で完売することもあり、限定ブレンデッドであっても連休中などは品切れ(SOLD OUT)のリスクがあります。





定価3,500円で買えるのは蒸溜所だけ!ネット通販で1万円払うのはもったいないかもしれませんね。





どうしても!という方は時間や旅費のコストを考えて利用するのも選択肢だと思いますが、まずは仙台に訪れる人が近くにいないか尋ねてみましょう!





余市蒸溜所の限定ブレンデッドや、他のニッカ製品との違いも気になりますよね。比較しながら宮城峡の個性を浮き彫りにしましょう!
他製品との比較:宮城峡の「華やかさ」の位置づけ


余市蒸溜所限定ブレンデッドとの対比





最大の比較対象は、同じニッカウヰスキーの「余市蒸溜所限定ブレンデッドウイスキー」です。
| 項目 | 宮城峡蒸溜所限定 | 余市蒸溜所限定 |
|---|---|---|
| テーマ | 華やか、フルーティー、ソフト女性的 | 力強い、重厚、ピーティー男性的 |
| 主要香気 | エステル香 (リンゴ、洋梨)、バニラ | ピート香 (燻製、潮)、石炭 |
| 蒸留法 | スチーム間接蒸留 (約130度) | 石炭直火蒸留 (800〜1000度) |
| ターゲット層 | 初心者、女性、 ハイボール愛好家入門向け | ウイスキー通、 スモーキー愛好家上級者向け |
| ボトルデザイン | 宮城峡ポットスチル のイラスト | 余市ポットスチル のイラスト |
| 価格 | 3,500円(税込) | 3,500円(税込) |
💡 ポイント:宮城峡と余市は対照的な存在でありながら、ニッカウヰスキーというブランドの両輪を成しています。2本を並べて飲み比べることで、竹鶴政孝が目指した「ブレンドの魔法(異なる個性の融合)」を体感できます。両方購入して飲み比べるのが最もおすすめです!
両者は対照的な存在でありながら、ニッカウヰスキーというブランドの両輪を成しています。消費者はこの2本を並べて飲み比べることで、竹鶴政孝が目指した「ブレンドの魔法(異なる個性の融合)」を体感することができます。
ニッカ伊達・スーパーニッカとの違い


ニッカ伊達(DATE)
宮城県限定販売のブレンデッドウイスキー(43度)。宮城峡モルトとカフェグレーンを使用している点で構成は似ていますが、「伊達」はよりカフェグレーンの甘みとコクを強調し、樽熟成感を前面に出したリッチな味わい。価格は4,000円前後と近いですが、限定ブレンデッドの方がより「モルトの奥深さ」に振っている印象があります。
スーパーニッカ
伝統的なニッカのブレンデッド。宮城峡原酒も使用されていますが、余市原酒の比率も含まれるため、味わいの方向性が異なります。宮城峡限定ブレンデッドは「宮城峡100%(+宮城峡製グレーン)」という純血性が独自の価値です。





余市との対比で宮城峡の「華やかさ」がより鮮明に!同じニッカでも全く違う個性を持っているのが面白いですね。





宮城峡蒸溜所限定ブレンデッド、おつまみや料理との組み合わせも楽しみたいですよね!おすすめのペアリングを紹介します!
宮城峡限定ブレンデッドに合わせたいペアリングを提案


軽めの料理との相性
- 海鮮料理(寿司、刺身)
- 鶏肉料理(焼き鳥塩、蒸し鶏)
- サラダや前菜
ハイボールとの組み合わせ
- 唐揚げやフライドポテト
- 焼きそばやお好み焼き
- スパイシーな料理
おつまみ
- ナッツ類(アーモンド、カシューナッツ)
- ドライフルーツ(レーズン、アプリコット)
- チーズ(クリームチーズ、カマンベール)
特別な演出
- 仙台旅行の思い出を振り返りながら
- 友人との宅飲みで話題の一本として
- 日常のリラックスタイムに





宮城峡蒸溜所限定ブレンデッドは、華やかでライトボディなため、重すぎない料理や軽めのおつまみとの相性が抜群です。特にハイボールにすると、幅広い料理とマッチします。





宮城峡蒸溜所への訪問方法や、現地での楽しみ方についても知っておきたいですよね!実際の訪問ガイドをお伝えします。
宮城峡蒸溜所への訪問ガイド


アクセス方法
電車の場合
- JR仙山線「作並駅」下車、徒歩約30分(タクシー約5分)
- 仙台駅から作並駅まで約40分
車の場合
- 東北自動車道「仙台宮城IC」から約20分
- 無料駐車場完備
蒸溜所見学
見学ツアー
- 所要時間:約70分
- 料金:無料(要予約)
- 内容:製造工程見学、試飲
ショップ
- 営業時間:9:00〜16:00(季節により変動)
- 限定品の購入はこちらで
- クレジットカード・電子マネー対応
訪問のベストタイミング
おすすめの時期
- 春(4〜5月):新緑が美しい
- 秋(10〜11月):紅葉が見事
避けるべき時期
- ゴールデンウィーク、お盆:混雑・品切れリスク大
- 年末年始:休業の可能性
訪問時間のコツ
- 開店直後(9:00〜10:00)が狙い目
- 限定品確保のためには早めの訪問必須
予算計画
すべての限定品を購入しようとすると、かなりの予算が必要になります。
購入制限内での概算
- 限定ブレンデッド(500ml):3,500円
- キーモルト3種(500ml):8,500円×3=25,500円
- キーモルト3種(180ml):3,000円×3=9,000円
- 鶴(700ml):19,000円
- その他限定品:10,000円〜
合計:約67,000円





事前に何を購入するか決めておくことをおすすめします!





蒸溜所見学とセットで訪れると、より深く宮城峡の世界を理解でき旅行計画を立てる価値がありますね!





よくある質問にお答えします!価格のこと、飲みやすさ、購入方法など、気になるポイントをまとめました。
よくある質問(FAQ)
「定価3,500円は本当にお得?」
定価で買えれば圧倒的にお得です。同価格帯の市販ブレンデッドと比較しても、宮城峡の華やかさとカフェグレーンの上質さは一線を画します。ただし、二次流通で1万円出すなら他の選択肢も検討すべきです。
「初心者でも楽しめる?」
アルコール度数40%で刺激が少なく、華やかでフルーティーな味わいは初心者にも非常に親しみやすいです。ハイボールにすれば更に飲みやすくなります。
「余市と宮城峡、どちらがおすすめ?」
スモーキーで力強い味わいが好きなら余市、華やかでフルーティーな味わいが好きなら宮城峡。両方買って飲み比べるのが最もおすすめです!
「ネット通販で買うべき?」
できれば避けるべきです。定価3,500円が1万円以上になるのはもったいない。仙台旅行とセットで訪れることを強くおすすめします。
「1人1本制限、どうしてももっと欲しい場合は?」
家族や友人と一緒に訪れる、複数回訪問する、他の限定品(キーモルトや180mlボトル)も購入する、などの方法があります。
まとめ:宮城峡の個性を手軽に味わえる、お土産に最適な一本
宮城峡蒸溜所限定販売のブレンデッドウイスキーのレビューでした。
多くのニッカウイスキーには特徴的な「甘さ」や「ほろ苦さ」があり、ハイランドスタイルの力強い印象を持つことが一般的ですが、この「宮城峡限定ブレンデッドウイスキー」では対照的な、「華やかで軽快」な味わいを感じることができます。
スモーキーな要素は感じられず、グレーンの心地よい甘さや香ばしさに、若葉の爽やかな新緑や花のようなフローラルな印象が広がります。「宮城峡蒸溜所」の特徴は「余市蒸留所」とは正反対であり、この限定ブレンデッドを通じてその特性を手軽に体験することができました。
特にハイボールで飲んだ時は、青々としたビターさや華やかなフローラルな香りが際立ちます。他のニッカ製品ではあまり味わえない風味でした!!
「宮城峡蒸溜所」では他にも限定のシングルモルトなども取り扱っていますので、訪れた際にはぜひチェックしてみてください!


最後までお読み頂きありがとうございました。


テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。






コメント