オルトモア12年をレビュー!スペイサイドの隠れた実力派、その素直な美味しさを解説!

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こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!

Caoli(助手)
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今回は、「オルトモア12年」の解説&レビューを行っていきます!

スコットランド・スペイサイドには、有名銘柄の陰でひっそりと実力を積み上げてきた蒸溜所があります。「オルトモア」は、長年ブレンデッドウイスキーの原酒として使われ続け、シングルモルトとしての顔はほとんど知られていませんでした。

「名前は聞いたことがない」「どんな味がするのかわからない」という方も多いと思います。でも、実際に飲んでみると、その素直で清潔感のある味わいに驚かされます。

結論から言うと、オルトモア12年は「これで7,000円前後は安い」と思わせてくれる、誠実な造りの一本です。

この記事では、実際に飲んだ感想をもとに、オルトモア12年の魅力をわかりやすくお伝えします。

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まずはオルトモア12年の基本スペックから確認しましょう!どんなウイスキーなのか、数字から把握しておくと後の解説がわかりやすくなります。

オルトモア12年の基本情報とスペック

オルトモア12年 基本情報
オルトモア12年の基本情報はこちら
カテゴリースコッチ・シングルモルトウイスキースペイサイド
蒸溜所オルトモア蒸溜所(Aultmore Distillery)
所有・管理ジョン・デュワー&サンズ(バカルディグループ)
蒸溜所設立1896年100年以上の歴史
現行品発売2014年(”The Last Great Malts” コレクション)
熟成年数12年
アルコール度数46%
内容量700ml
価格帯6,500円〜8,000円前後
主な熟成樽バーボン樽(ファーストフィル・セカンドフィル)
おすすめの飲み方ストレート、トワイスアップ
品質へのこだわり冷却ろ過なし・人工着色なし無添加
国際品評会受賞SFWSC 2024 金賞Gold Medal

【長所】

  • フレッシュで飲みやすい:青リンゴや洋梨のような清潔感のある果実香
  • 正直な造り:冷却ろ過なし・着色なし・46%ボトリング
  • 価格と品質のバランス:同スペックのボトルと比べても割安感がある
  • 国際品評会で実績あり:SFWSC 2024 金賞受賞
  • くせがなく合わせやすい:食事中でも飲みやすい
  • バーボン樽の素直な甘さ:過度な樽の主張がなく、原酒の個性が前に出る
  • どんな飲み方でも安定:ストレートでもハイボールでも崩れない

【短所】

  • 知名度が低い:ウイスキー好き以外には通じないことが多い
  • 複雑さは控えめ:深みを求める上級者には物足りない場面も
  • 余韻はやや短め:長い余韻を楽しむタイプではない
  • 外観は地味:ボトルデザインは質素でシンプル
  • 国内流通が限られる:専門店や通販での入手が主になる
Key(筆者)
Key(筆者)

欠点も正直にお伝えしました!知名度は低いですが、飲んだ人が評価するタイプのウイスキーです。

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なぜオルトモア12年がおすすめなのか、4つの理由を解説していきます!

なぜオルトモア12年がおすすめなのか?【4つの理由】

フレッシュな果実香が際立つ、スペイサイドらしい味わい
青リンゴ、洋梨、桃のようなみずみずしい香り。バーボン樽のバニラが穏やかに支えるシンプルで清潔感のある構成は、スペイサイドのスタイルをわかりやすく体現しています。

余計なものを加えない、素直な造り
冷却ろ過なし、着色なし、46%ボトリング。この3つが揃うことで、原酒の自然な風味とテクスチャーがそのままボトルに入っています。近年このスペックは「良心的な造り」の証として業界で評価されています。

価格と中身が釣り合っている
同じ「非冷却ろ過・無着色・46%」のスコッチシングルモルトが値上がりを続ける中、オルトモア12年は7,000円前後という手の届きやすい価格帯を保っています。

世界的な品評会でも認められた実力
2024年のサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SFWSC)で金賞を受賞。上位ラインナップの25年が同年IWCでウイスキー・オブ・ザ・イヤーを獲得するなど、蒸溜所全体の品質の高さが証明されています。

Caoli(助手)
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ここでオルトモア蒸溜所の歴史を振り返ってみましょう。「隠れた存在」と呼ばれるようになった背景には、面白いエピソードがあります。

このウイスキーについて

オルトモア

1897年、アレクサンダー・エドワードによって設立されたオルトモア蒸留所は、スコットランドのスペイサイド地区に位置し、その内部にあるキース地区にあります。この地は「フォギー・モス(霧が深い湿地)」として知られ、豊富なピートと良質な水を得ることができる理想的な場所です。

昔から人口がまばらで、かつては密造の中心地として栄えました。この蒸留所の名前「オルトモア」は、ゲール語で大きな川を意味し、蒸留所の近くを流れるオーヒンデラン川を指すと言われています。

オルトモア蒸留所で作られるシングルモルトウイスキーは、VAT69、デュワーズ、ジョニーウォーカー黒ラベルなどのブレンデッド・スコッチ・ウイスキーの原酒としても使用されています。特にデュワーズのキーモルトとしては味わいに深みを与える特に重要なモルト

ウイスキー「トップドレッシング」として有名で、スコットランドのウイスキー産業内でトップクラスと評価される12のモルトの内の一つでもあります。

世界なブレンデッドウイスキー「デュワーズ」の味わいを支えている「オルトモア」、次は蒸留所についてご紹介いたします。

オルトモア蒸留所

オルトモア蒸留所の歴史と経営者

1897年に誕生したオルトモア蒸留所、「Aultmore(大きな小川)」という名前は、その周囲に流れるオーヒンデラン川に由来すると言われています。長らくジョン・デュワー&サンズ社によって運営されてきましたが、1998年にはバカルディ社の傘下に入り、現在に至っています。

製造工程の内訳

以前は、1967年まで自社でフロアモルティングを行っていましたが、現在はシンプソンズ社に製麦を委託しています。ここでは、ノンピートタイプの麦芽が用いられ、これらは1960年代初頭から使用されているポルテウス社製のモルトミルで粉砕され、グリストとなります。

水源とマッシュ

フォギーモスの泉の水が仕込み水として使用されています。ステインネッカー社製の最新鋭のステンレス製フルロイタータンがマッシュタンとして用いられ、グリスト容量は1バッチあたり10トンです。加熱した仕込み水が複数回に分けて注がれ、糖化が進み、多量の糖分を含むウォートが得られます。1バッチあたり約48000リットルのウォートが得られるとのことです。

発酵

酵母にはケリー社製のリキッドイーストが用いられ、冷却されたウォートと共にウォッシュバックに投入され、発酵が進められます。この工程には56〜70時間かかり、約8%のアルコール度数を持つもろみが完成します。

蒸留

ウォッシュスチル(容量16500リットル)が2基、スピリットスチル(容量15000リットル)が2基設置されています。全てがストレートヘッド型であり、他のデュワーズ構成原酒と似通った形状・サイズを持っています。蒸気による間接加熱方式が採用されており、冷却にはシェル&チューブ方式が用いられています。初留ではアルコール度数が23〜26%程度であり、再留を経てミドルカットを終えたニューポットのアルコール度数は約69%になります。

熟成と利用

オルトモア蒸留所は独自のウェアハウスを所有しておらず、製造された原酒はタンカーでジョン・デュワー&サンズ社の熟成庫へと運ばれます。ほとんどの原酒は、ブレンデッドウイスキーのデュワーズのキーモルトとして利用され、シングルモルトとしてのリリースはほんのわずかです。

蒸留棟はガラス張りの非常にキレイな見た目をしていますね!!

生産される原酒のほとんどがブレンデッドへ供給されることから、シングルモルト「オルトモア」は非常に少ない出荷本数となっているようです。

オルトモア12年

「オルトモア12年」はオルトモア蒸留所で造られた原酒100%を使ってボトリングされたシングルモルトウイスキー、生産される原酒のほとんどがブレンデッド用に用いられるため、こうしたオフィシャルボトルがリリースされるようになったのは、世界的なウイスキーブームの賜物といえるかもしれません。

使われている原酒については詳しい情報がありませんが、テイスティングノートなどを参考にするとバーボン樽原酒を基本としながらも、シェリー樽原酒も多少使われているように思えます。

数々のブレンデッドウイスキーにおいてキーモルトとしての役割を担っているオルトモア、その中でも12年以上の熟成したものだけでボトリングされたウイスキー、それが「オルトモア12年」です。

実は80年代、オフィシャルリリースも行っていた「オルトモア」ですが、その後リリースはなくなりボトラーズのみ入手ができるレアモルトでした。

ところが近年のウイスキーブームによってオフィシャルリリースの復活となりました!!

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デュワーズに重要なキーモルト「オルトモア」、今回もストレート、ロック、ハイボールの3種類の飲み方でレビューしてみたいと思います!!

オルトモア蒸溜所の歴史

出典:jameseadie.co.uk

1896年:霧深い土地に誕生した蒸溜所

オルトモア蒸溜所は、1896年にアレクサンダー・エドワードという人物によってスコットランド東スペイサイドのキース近郊に設立されました。エドワードは複数の蒸溜所の設立に関わった人物で、当時のスコッチウイスキーブームを追い風に生産を急拡大しました。

蒸溜所の名前「Aultmore(オルトモア)」はゲール語で「大きな小川」を意味し、仕込み水となるオーヒンデラン川が流れる土地の名がそのまま使われています。

この一帯は「フォギー・モス(Foggie Moss)」と呼ばれ、年間を通じて深い霧と苔に覆われた湿地帯です。昔は密造酒造りの場所としても知られており、この土地の雰囲気は今もブランドのイメージとして生きています。

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「霧に包まれた隠れた蒸溜所」というイメージはここから来ているんですね。歴史と土地の個性が今の味わいにもつながっています。

長年、陰の主役だった

その後オルトモアは大手グループの傘下に入り、主にデュワーズなどのブレンデッドウイスキーの原酒として使われてきました。

シングルモルトとして世に出る機会はほとんどなく、業界内では「良い原酒が取れる蒸溜所」として知られていても、一般消費者にはほぼ無名の存在でした。

2014年:ついにシングルモルトとして登場

転機は2014年、親会社のバカルディグループが「The Last Great Malts(最後の偉大なるモルト)」と名付けたプロジェクトを立ち上げたことです。長年裏方として活躍してきた5つの蒸溜所のシングルモルトを、正式に世に送り出すという取り組みでした。

オルトモア12年はこのコレクションのエントリーモデルとして発売され、「隠れていた実力」がようやく一般に知られることになりました。

Key(筆者)
Key(筆者)

長い裏方生活を経て表舞台へ。そのストーリーを知ると、一杯の重みが変わりますね。

Caoli(助手)
Caoli(助手)

次は製造工程です。オルトモアの味わいを作る技術的な特徴を、わかりやすくご説明します!

オルトモア12年の製造工程

オルトモア12年 製造工程
オルトモア12年の製造工程詳細
工程オルトモアの特徴
仕込み水オーヒンデラン川(フォギー・モスの苔地を流れる水)軟水
麦芽スコットランド産ノンピート麦芽(100%無泥炭)
発酵槽カラマツ材の木製発酵槽×6基(各60,000リットル)
発酵時間56時間(比較的短め・大麦由来の風味を活かす)
蒸留器銅製ポットスチル4基(初留釜2基・再留釜2基)蒸気加熱
冷却方式シェル&チューブ型(銅との接触で余分な成分を除去)
熟成樽バーボン樽主体(ファーストフィル・セカンドフィル)
熟成年数12年以上
ボトリング度数46%(標準より高め・風味を保つ)
冷却ろ過なし(ノンチルフィルタード)
着色料なし(カラメル無添加)

💡 ポイント:56時間という比較的短い発酵と、バーボン樽のみによるシンプルな熟成。この組み合わせが、青リンゴや洋梨のようなフレッシュな果実感と、大麦由来の素直な甘みを生み出しています。

味わいを決める3つのポイント

① 泥炭(ピート)を使わないクリーンな麦芽
オルトモアはスモーキーな要素を一切持ちません。ノンピートの麦芽のみを使用することで、余計な個性を排し、素材本来のフレッシュな香りを引き出しています。ピートが好きでない方にも安心して勧められるウイスキーです。

② 56時間という、やや短めの発酵時間
発酵時間が長いほど、フルーティーで複雑な風味が出やすくなります。オルトモアはあえて56時間という比較的短い時間で発酵を止めることで、乳酸による過剰な変化を防ぎ、大麦由来のフレッシュさをそのまま残しています。これがあの「青リンゴのような生き生きとした香り」の元です。

③ バーボン樽のみでシンプルに熟成
近年は様々なワイン樽やシェリー樽を組み合わせた複雑な熟成を行う蒸溜所が増えています。しかしオルトモアは、バーボン樽でのシンプルな熟成を基本としています。「樽の味に頼るのではなく、原酒そのものを楽しんでほしい」というスタンスが感じられます。

Key(筆者)
Key(筆者)

シンプルな工程だからこそ、原酒の素直な個性が前に出てくるんですね。余計なものを足さない潔さが、味わいの清潔感につながっているんだと思います。

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いよいよ実際のテイスティングレビューです!ストレートで飲んだ時の香りや味わいを詳しくお伝えします。

オクトモア12年を実際にテイスティング

フレーバーチャート

味わいチャート

ストレートで飲んでみる

香り

リンゴ、ハチミツ、ハーブ、カンロ飴、バナナ、アーモンド、べっこう飴

味わい

ドライでスパイシー、ハチミツの甘み

感想

まずはストレートで飲んでみます。

香りはリンゴを主役に、ハチミツの甘さにハーブのニュアンスが混ざります。カンロ飴やべっこう飴、アーモンドの香ばしさに、しっとりとしたトロピカルフルーツやバナナのニュアンスもわずかに感じられます。

口に含むと、オイリーとは異なる独特の滑らかさがあり、不思議なほど艶っぽい感触が広がります。ハチミツの甘さが広がり、シトラスやピールのビターな要素が膨らんできます。スパイシーなニュアンスが続き、ピールのキリッとした苦みとともにドライな印象でゆっくりと消えていきます。

香りからは甘い印象を受けましたが、実際に口に含むとハチミツの甘さはあるものの全体的にはドライでスパイシー。何よりも艶のある滑らかな口当たりが印象的です。突出した個性よりも縁の下の力持ち的な存在で、淡白ながらも品のある味わいです。

スペイサイドらしいノンピートの柔らかさ、麦芽の素朴な味わい、そして樽からの香味がじんわり伝わってくるさっぱりとした味わいです。

ロックで飲んでみる

香り

ハチミツ、リンゴ、べっこう飴、重曹、オレンジ、蒸しパン

味わい

ハチミツの優しい甘さとビター

感想

次は氷を入れて、オンザロックで飲んでみます。

香りは、リンゴにハチミツをかけたような芳香が広がり、オレンジピールのアクセントとべっこう飴の甘さ、重曹に似たニュアンスと蒸しパンを思わせるふっくらとした湿っぽさが漂います。

口に含むと、ハチミツの優しい甘さにシトラスとピールのビターが徐々に膨らみます。スパイシーさが現れ、ピールの苦みとほのかなハチミツが絡み合いながらゆっくりと消えていきます。

氷を入れてもドライな味わいに変わりはありませんが、時間が経つにつれわずかにスモーキー、あるいはピーティーとも感じる香りが漂ってきます。ノンピート仕様ながら仕込み水「フォギーモスの泉」の水源にピート層があるため、加水によってそのニュアンスがにじみ出てくるのかもしれません。

ハチミツとシトラスがメインのドライな味わいは飽きずにゆっくりと楽しめます。加水が進むとピートっぽいニュアンスが感じられるので是非、体感してみてください!!

ハイボールで飲んでみる

香り

リンゴ、濁ったリンゴジュース、ハチミツ、オレンジピール、石鹸

味わい

ビターテイスト、さっぱりとしていてややハーヴィー

感想

最後はハイボールで飲んでみます。

香りは、リンゴの蜜とフレッシュなリンゴジュース、ハチミツ、そしてわずかに石けんのようなパフューミーな香りが感じられます。

口に含むと、爽やかなリンゴの香りとともにピールのアクセントがあり、ハチミツとシトラスが膨らみます。シトラスとピールの爽やかなビターが、華やかな石けんや香水のような香りとともにすっと消えていきます。

ストレートから一貫してドライな傾向があり、ハイボールではすっきりとしたピールの爽やかさと華やかさが垣間見える味わいです。決して派手ではありませんが、こういったタイプのモルトこそ、良質なブレンデッドには欠かせない存在といえるでしょう。

心地よいビターがスッキリとした味わいに良いアクセントを与えてくれます。アテがなくてもスッと飲めて、飽きのこない味わいはどんな場面でも楽しめますね!!

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オルトモアには12年以外にも上位のラインナップがあります。それぞれの位置づけを比較してみましょう!

オルトモア ラインナップの比較

オルトモア ラインナップ比較
オルトモア ラインナップ比較:12年・18年・21年
項目12年18年21年
価格帯(目安)7,000円前後13,000円前後20,000円前後
販売チャネル国内一般流通免税店中心免税店中心
香りの特徴青リンゴ・洋梨・フレッシュバニラ・蜂蜜・熟した果実複雑・スパイス・ドライフルーツ
飲み口軽快・フレッシュまろやか・厚み増すリッチ・複雑
おすすめ対象入門・日常飲み中級者・贈り物愛好家・コレクター

💡 ポイント:12年はオルトモアのフレッシュな個性を最もストレートに感じられる入門向けのボトル。まず12年から試して、気に入ったら上位のラインナップへと進むのがおすすめです。

12年はオルトモアの入口であり、蒸溜所の個性を最もフレッシュな状態で体験できるボトルです。上位の18年・21年は免税店を中心に流通し、熟成とともにより複雑さが増します。まず12年で「自分に合うか」を確かめてから、気に入ったら上を目指すというルートが自然です。

Caoli(助手)
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オルトモアに合うおつまみも気になりますよね!相性の良い食べ物をご紹介します。

オルトモア12年に合わせたいペアリング

オルトモア12年は「ピートなし・バーボン樽主体・フレッシュな果実香」という性格なので、繊細な食材や軽めのおつまみとよく合います。

よく合う食べ物

  • ハニーローストナッツ(バニラや蜂蜜の甘さと共鳴する)
  • ホワイトチョコレート(酸味が乳脂肪をすっきり洗い流す)
  • 塩味のクラッカーやチーズ(スパイシーな余韻を引き立てる)
  • 淡白な魚料理(食中酒として邪魔をしない)

避けたほうが無難なもの
強い燻製香や濃いスパイスの料理は、オルトモアの繊細な果実香を消してしまうことがあります。

Key(筆者)
Key(筆者)

よくある質問にもお答えします!

よくある質問(FAQ)

「ピートやスモーキーさはある?」
ありません。ノンピートの麦芽を使用しており、スモーキーな要素は一切ないクリーンなウイスキーです。スモーキーなウイスキーが苦手な方にも安心しておすすめできます。

「初心者でも楽しめる?」
46%という度数は一般的な40〜43%より少し高いですが、アルコールの刺激は穏やかで飲みやすいです。最初はトワイスアップ(水1:1)か、ハイボールで試すのがよいでしょう。

「同価格帯の他のスコッチと比べてどう?」
冷却ろ過なし・着色なし・46%という同スペックのボトルは、近年8,000〜10,000円以上のものが増えています。その点でオルトモア12年の価格設定は良心的です。

「デュワーズとの関係は?」
オルトモアはデュワーズ(Dewar’s)の原酒として長年使われてきた蒸溜所です。「デュワーズの美味しさの一部はオルトモア由来かもしれない」と考えると、また面白い見方ができます。

「保存方法は?」
直射日光を避け、涼しい場所で立てて保管してください。開封後は早めに飲みきるほうが風味が保たれますが、ある程度の期間は品質が維持されます。

まとめ

「オルトモア12年」のレビューでした。

デュワーズをはじめ様々なブレンデッドウイスキーのキーモルトに使われているだけあり、清々しい香りと味わいが印象的なシングルモルトです。

ブレンデッドウイスキーを構成するキーモルトは、主張が強すぎるとお互いを打ち消し合い、方向性が定まらなくなることがあります。オルトモアのように控えめながらも他のモルトと融合することで全体を引き立てる、いわばエッセンス的な存在は、ブレンドにおいて欠かせない役割を担っています。

このオフィシャルボトルも決して派手ではありませんが、香りと味わいの奥に内なる力強さが感じられます。一見飲みやすいスペイサイドモルトながら、飲み方を変えることでまだ気づいていない表情が顔を出すかもしれません。じっくりと時間をかけて付き合っていける、そんな奥行きのある一本です。

最後までお読み頂きありがとうございました。

テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラスです!

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