【レビュー】ワイルドターキー バーボンハイボールの味と香りを解説!!

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このウイスキーを簡単にまとめると

ワイルドターキー バーボンハイボールとは
  • ウイスキー属性:缶ハイボール(バーボン)
  • 産地・メーカー:アメリカ合衆国(ワイルドターキー)
  • 概要:ワールドターキーを使用した本格派缶ハイボール
  • 飲みやすさ:★★★☆☆☆
  • 味わい:しっかりとしたバーボンの味わいが楽しめる
  • おすすめの飲み方:グラスで
  • 総合評価:★★★★☆☆
  • どんな人に向いている?:バーボンウイスキーに興味のある人、バーボンユーザー

このウイスキーについて

今までありそうでなかった「ワイルドターキー」の缶ハイボールが新発売!!

今回は、11月7日よりファミリーマート先行限定発売された「ワイルドターキー バーボンハイボール」をご紹介致します。

ケンタッキー州を代表するプレミアムバーボン、ワイルドターキー。その名前の由来は、1942年に当時のオースティン・ニコルズ社の社長であるトーマス・マッカーシーが、自身が誇る101プルーフ(アルコール度数50.5度)のバーボンを仲間にふるまったことから始まります。このバーボンは、マッカーシーのハンティング仲間たちから絶賛され、一人の仲間がその美味しさに感動し、「ワイルドターキー」と名付けたことが名前の由来とされています(諸説あり)。

ワイルドターキーの特徴的な製法は、コーン、ライ麦、大麦麦芽を原材料とし、レベルNo.4のアリゲーターチャーと呼ばれる内側を最も強く焦がした新樽で熟成されます。この製法により、ワイルドターキーはスパイシーでありながらも、バニラのような香りと甘み、そして上質なまろやかさが特長です。

ワイルドターキーの蒸溜責任者であるマスターディスティラーは、ジミー・ラッセルとその息子であるエディー・ラッセルが務めています。ジミー・ラッセルは1954年に蒸溜所に入り、禁酒法以前の時代のバーボンづくりを学びました。彼は世界で最も長いキャリアを誇る現役のマスターディスティラーであり、2000年にはケンタッキーバーボンの殿堂入りを果たしました。

息子のエディーも1981年に蒸溜所に入り、2010年には初の父子での殿堂入りを果たしました。2015年にはエディーもマスターディスティラーとなり、世界で唯一の現役バーボン・マスターディスティラーの父子として注目を集めています。

ワイルドターキーには最もスタンダードな「ワイルドターキー スタンダード」、プレミアムバーボンとして圧倒的な地位を誇る「ワイルドターキー 8年」、さらに「ワイルドターキー 12年」「ワイルドターキー レアブリード」「ワイルドターキー ライ」などのレギュラーラインナップの他に、毎年異なるテーマで製造される限定品「ワイルドターキー マスターズキープ」といったボトルがあり、その伝統的な製法と熟練の技術によって、バーボン愛好家たちに長く愛され続けています。

『ワイルドターキー バーボンハイボール』は、新たに日本市場に登場した、缶スタイルのバーボンとソーダで作られたハイボールです。アルコール度数はしっかりと8.5%あり、何よりも嬉しいのは、糖類や香料が一切使用されていないこと。これによって、ワイルドターキーのバーボン本来の風味を十分に楽しむことができます。

普段からバーボンを愛飲しているユーザーはもちろん、バーボン未経験の方でも満足できる仕上がりとなっており『ワイルドターキー バーボンハイボール』は、11月7日よりファミリーマートにて先行販売されました。

日本市場へ向けたワイルドターキーの本気が詰まった缶ハイボール!!

アルコール度数が8.5%ということもあって、飲みごたえがありそうですね!

sister-ley
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では、いつものように”缶のまま”と”グラスで”の2種類の飲み方で味と香りをみていきましょう!!

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テイスティング(実際に飲んでみた)

テイスティング ウイスキー ストレート ロック ハイボール グレンケアン

フレーバーチャート

味わいチャート

缶のまま飲んでみる

香り

  • 花、ブーケ、レモン、穀物の皮、樽香(オーク)、バニラ、セメダイン

味わい

  • エステリーでスパイシー

感想

まずは、缶のままで飲んでみます。

缶を開けると、口から花のようなフローラルな香り、穀物の香ばしさ、そしてわずかにバニラ香とセメダインぽさを感じます。

口に含むと、華やかでフローラルなブーケのような香りが広がります。そして、紅茶のようなニュアンスと穀物の香ばしさを感じ、ワイルドターキーらしいエステリーでスパイシーな味わいが膨らんできます。そして、余韻にかけてスパイシーは続き、心地よいバーボンウイスキーのオークの香りとバニラが鼻を抜けて消えていきました。

「ジムビーム」の缶ハイボールとは比べ物にならないくらい、シッカリとしたバーボン感のある味わいで、慣れていない人にとっては少々飲みにくいかもしれませんが、これぞバーボンといった醍醐味が味わえる仕上がりになっています。

自分でターキーをソーダで割ったような素直な味わいが楽しむことが出来ます。ただ、少しレモンのような酸味料のニュアンスが気になる感じはしましたが十分美味しい味わいです!!

グラスで飲んでみる

香り

  • 花、ブーケ、落花生、オーク、セメダイン、ピール、バニラ

味わい

  • 華やかでフローラルな味わい

感想

次は、グラスで飲んでみます。

香りは少しばかり弱まったように感じますが、同時に情報量が増えた印象があります。先程と同じく、花やブーケを思わせるフローラルな香りに、落花生の皮を割った時のような香りと、奥まってセメダインっぽさがあり、時折ピールのシトラス感も感じられ、新樽からくるバニラっぽさも僅かに感じられます。

口に含むと、草木や花々を思わせるフローラルな香りが口いっぱいに広がり、紅茶のニュアンスが現れます。そして、草や花々の渋みにも似たビターっぽさが表れ、ナッツ類の香ばしさが出て、余韻ではバニラの風味が鼻を抜けていきます。

炭酸が適度に抜け、円みを帯びたように感じられ、グラスで飲んだ方がバーボンの華やかさも一層優しく、エレガントに感じられます。しかし、ここではワイルドターキーの骨太な味わいもしっかりと感じられ、濃い味わいの料理にもマッチした飲みごたえがあり、これが素晴らしいと感じました。

ワイルドターキーならではの艶やかさとスパイシーさにフローラルな香り、好きな人にとってはとても満足のいく味わいに仕上がっていると思いました!!

まとめ

ファミリーマート先行発売の「ワイルドターキー バーボンハイボール」のレビューでした。

プレミアムバーボンの代名詞の一つである「ワイルドターキー」の缶ハイボールについて、個人的に非常に期待していたため、今回のレビューをお届けします。そして、期待に十分に応える満足のいく味わいだと感じました。

何よりも、香料などで飲みやすさを追求した味わいではなく、ワイルドターキーの特有の「スパイシーさ」と「艶やかさ」が、しっかりと香りや味わいに反映されています。慣れていない方にとっては、少々飲みにくいかもしれませんが、それでも誤魔化しをせず、バーボンウイスキー本来の力強さや華やかさが感じられる、本格的な缶ハイボールに仕上がっていると思いました。

缶スタイルのハイボールでありながら、「ワイルドターキーらしさ」を存分に感じることができ、そのまま飲んでも、食中でもしっかりとした存在感があり、バーボン愛好者でも納得できる味わいのハイボールです!価格も230円と手頃でありながら、非常に高品質な味わいを楽しむことができます。気になる方はぜひ、チェックしてみてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。

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