【レビュー】シーバスリーガル ミズナラ 12年を3種類の飲み方で味と香りを解説!!

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スコッチの名門「シーバスリーガル」から日本限定で発売されている「ミズナラ」というボトルをご存知ですか!?

この”ミズナラ”とは日本原産の木材で、独特の風味を引き出す樽材として世界中から注目を集めています。

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今回は、日本産樽材”ミズナラ”でフィニッシュを行った「シーバスリーガル ミズナラ12年」をレビュー!!

このウイスキーを簡単にまとめると

シーバスリーガル ミズナラ12年とは
  • ウイスキー属性:ブレンデッドウイスキー
  • 産地・メーカー:日本(ペルノ・リカール)
  • キーモルト:ストラスアイラ、ロングモーン、ベンリアック、グレンリベット
  • 飲みやすさ:★★★★★★
  • 味わい:フルーティーで甘くミズナラらしいスパイシーさ
  • おすすめの飲み方:ロック、ハイボール
  • 総合評価:★★★★★☆
  • どんな人に向いている?:ウイスキー初心者、贈答用、飲みやすさ重視の人

このウイスキーについて

街のスーパーでも見かける機会が多い「シーバスリーガル ミズナラ12年」は、ウイスキーを普段飲まない方でも一度は目にしたことのある銘柄ですよね!?

しかし、そのボトルには名門シーバスリーガルの日本に向けた”敬意”が称されていることをご存知でしょうか!?

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ではまず、”シーバスリーガルとはそもそも何なのか!?”からみていきましょう!!

「シーバスリーガル」は、スコットランドの風光明媚な土地で、コーヒーやブランデーなどの贅沢な品々を提供する店を興したシーバス兄弟によって誕生しました。当時のシングルモルトウイスキーはその味にばらつきがあり、これに満足できない富裕層の声から、より洗練されたウイスキーへの需要が高まりました。

シーバス兄弟は1850年代にさかのぼり、彼らの食料品店の地下でブレンデッドウイスキーの醸造をスタートさせました。1900年代初頭には、初代のブレンダーが世界で初めて25年間熟成させたブレンデッドウイスキーを生み出し、「シーバスリーガル」として市場に送り出しました。「シーバス」の名前は創業者の兄弟から採られ、「リーガル」には「王者に相応しい」「威厳に満ちた」といった意味が込められています。

その後、アメリカへの輸出が始まり、1920年代に禁酒法が施行されるまで、シーバスリーガルはアメリカで最も愛されるウイスキーブランドの一つとなりました。1938年には、世界で初めて「12年熟成」を表示する銘柄として、シーバスリーガルは復活を果たし、その名は現在に至るまで輝き続けています。

ウイスキーでよく見る”12年”という表記のボトルを最初に出したのはシーバスリーガルだったのです!!

シーバスリーガルの代表的なキーモルトとして知られるのは、「ストラスアイラ」です。”アイラ”と付きますが癖の強いアイラモルトではなく、エレガントでスムースな味わいが特徴のスペイサイドに位置する蒸溜所のことで、このウイスキーは、フルーティーな香りと樽熟成に由来する濃厚なナッツ感、そしてドライな味わいが特徴で、シーバスリーガルの独自性が強く感じられます。

モルトウイスキーとグレーンウイスキーのブレンドには、グレンリベット、ロングモーン、ベンリアックなどが含まれており、どれも華やかでしっかりとしたボディを楽しむことができるのが魅力です。

ストラスアイラはまた、仕込み水の一部に「フォンズ ブイエン」と呼ばれる古い泉の湧き水を使用しています。この湧き水がシーバスリーガルの独自の個性や美味しさを引き出し、かつ当時の味わいを守り続けているのが特筆されます。シーバスリーガルは、その製法へのこだわりをしっかりと感じさせる銘柄となっています。その過程において、伝統と革新が見事に調和し、ウイスキー愛好家たちに新たな感動を届けています。

現在ではオフィシャルリリースの終了したストラスアイラは、シーバスの故郷とも言われる銘品、この蒸溜所はスコットランドで最も美しいとされています。

もし、ボトルを見かけたらとても貴重なものなので、是非!!お試しください!!

「ミズナラ12年」は、厳選されたグレーンウイスキーとモルトウイスキーを絶妙にブレンドし、日本原産の貴重なミズナラ樽で熟成させた特別なウイスキーです。この素晴らしいブレンドは、シーバスリーガルの名誉マスターブレンダーであるコリン・スコット氏によって、日本のウイスキーファンを意識してブレンドされました。

日本原産の水楢(ミズナラ)を樽材として使用するには、とても長い樹齢を要することから流通量が非常に限定されています。この希少な樽材が、ウイスキーに独自の風味と深みをもたらしています。シーバスリーガルは、この限られた資源を活かし、ミズナラ樽での仕上げにこだわりを持っています。

非常に柔らかく浸透性の高い木材の特性上、大変漏れやすく、樽を造るには高いレベルの技術を要します。ミズナラ樽は世界で最も高価な樽と言われています。そのため、シーバスリーガルは樽製造の難しさにも挑戦し、これに成功することで、ウイスキーに特有の繊細で豊かな香りと風味を実現しています。「シーバスリーガル ミズナラ 12年」は、その困難なプロセスを経て生まれた、贅沢で独創的な一本と言えるでしょう。

戦時中に物資の枯渇によって使われ始めたミズナラ、希少で加工も難しいこの材は敬遠されていましたが、独創的な香味をウイスキーにもたらしました!!

この希少なミズナラ樽で後熟された”ミズナラ12年”は、日本人にとっても馴染み深い味わいに仕上げられています。

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では今回も、ストレート、ロック、ハイボールの3種類の飲み方で味と香りをみていきましょう!!

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テイスティング(実際に飲んでみた)

テイスティング ウイスキー ストレート ロック ハイボール グレンケアン

フレーバーチャート

味わいチャート

ストレートで飲んでみる

ストレート導入画像

香り

  • オレンジ、リンゴ、バニラ、ハチミツ、カスタード、ナッツ

味わい

  • 華やかでシトラスとスパイシーな味わい

感想

まずは、ストレートから飲んでみます。

香りは、オレンジの爽やかな風味にリンゴの香りが混ざって感じられます。さらに、バニラやハチミツの香り、しっとりとしたカスタードのようなニュアンスも漂い、ナッツの香ばしさと、奥深く感じられる樽のウッディさが印象的です。

口に含むと、オレンジや洋梨の爽やかな酸味と果実感が広がり、スパイシーさが追いかけてきます。そして、トフィーやカスタードのようなクリーミーな甘さを感じると、ビター感が出てきて、余韻では薄っすらと香木っぽい香りが漂いながら消えていきます。

ミズナラ樽らしいスパイシーさはありますが、サントリーに代表されるような感じではなく、ほんのりとしたミズナラ感を楽しめる味わいに仕上がっています。全体的にはフルーティーで甘く、飲みやすいので、初めてストレートに挑戦する方にもおすすめです。

味わいはあっさりとした印象ですが、口に含んでから余韻まで味や香りが様々に変化するので、シーバスリーガルならではのブレンドの奥深さを堪能できます!!

ロックで飲んでみる

ロック導入画像

香り

  • オレンジ、リンゴ、カスタード、バニラ、ハチミツ、ナッツ

味わい

  • 甘くウッディで爽やかなシトラス香る

感想

次は氷を入れてオンザロックで飲んでみます。

香りは、オレンジやリンゴのフルーティーな香りが際立ち、カスタードやバニラのクリーミーでしっとりとした甘い香りがストレートよりも引き立っています。さらに、ハチミツの香りに混じり、ナッツの香ばしさも徐々に現れてきて、加水が進むと果実の香りは皮付きのニュアンスや、切ったばかりのようなフレッシュさも感じられるようになってきました。

口に含むと、皮ごとかじったようなリンゴの甘さと渋みが口の中に広がり、オレンジの甘酸っぱさに変わり、段々とスパイシーさが追いかけてきます。そして、樽香が広がるウッディな味わいとともに微かにスモーキーにも思える香りが余韻となって消えていきます。

氷で冷やされても、フルーティーな香りと甘やかな味わいはしっかりと維持されています。変にビターが強くなったり、渋みを覚えるようなこともなく、バランスが良く、ほんのりとビターが効いた、飲み疲れのしないしっとりとした味わいがとても心地よいです。

果実感とクリーミーな香りがとても優しく、華やかさを演出してくれています。味わいはややビターな傾向になりますが、甘さも十分あるので初心者の方でも楽しめますよ!!

ハイボールで飲んでみる

ハイボール導入画像

香り

  • オレンジ、リンゴ、バニラ、ハチミツ、カスタード、オーク

味わい

  • フルーティーで甘く、スパイシーな余韻

感想

最後はハイボールで飲んでみます。

香りは、オレンジやリンゴの香りに洋梨っぽさも感じ取れ、ストレートから一様にフルーティーな香りが特徴的です。また、甘いバニラやカスタードなどのクリーミーな感じもあり、ほのかに樽感を感じるオーキーな香りが漂っています。

口に含むと、洋梨やリンゴの甘酸っぱい味わいが口いっぱいに広がり、スパイシーさとシトラスの爽やかなビター感が追いかけます。そして、果実の甘酸っぱい味わいとオークの香りが交わりながら余韻となり、最後はスッキリとしたビター感が残ります。

炭酸で割っても香りや味わいを損なわず、しっかりとした飲みごたえがありつつも、スムースで飲みやすい、この価格帯ではまだまれなスコッチの実力を見せつけられる味わいでした。

フルーティーでミズナラらしいスパイシーさも感じられ、とても飲みやすいですが、決して物足りないことはない、12年ボトルでこの価格と味わい・・・さすがシーバス!!

まとめ

まとめ導入画像

「シーバスリーガル ミズナラ12年」のレビューでした。

初心者からウイスキー通まで唸らせる味わいは、“さすが”の一言に尽きます。レギュラーの「シーバスリーガル12年」もとてもフルーティーで名スコッチとして名高いボトルですが、ミズナラ12年も負けないくらいに複雑で甘やか、そしてフルーティーなとても飲みやすい味わいでした。

日本ウイスキー生誕100周年と感じるには長い歴史がありますが、スコッチに比べればまだまだ歴史的にも浅い部分もあります。そんなスコッチの名ブランドから、日本のウイスキー造りに感銘を受けて特別にブレンドされた「ミズナラ12年」は、先人たちが築き上げたジャパニーズウイスキーの歴史への敬意と言えるでしょう。

初心者の方、スコッチ未経験の方、飲みやすいウイスキーを求めている方にとってはもちろん、今まで王道すぎて「シーバスリーガル」を飲む機会が無かったというウイスキー好きの方にもおすすめできるボトルです。今まで試していなかった方は是非、試してみてください!!

最後までお読み頂きありがとうございました。

テイスティングに使用しているグラス「ゲレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。

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