ニッカ セッション-奏楽-

このウイスキーを簡単に説明

概要

セッションは、2020年9月に販売を開始しました。

2014年に発売されたブレンデッドウイスキーの『ザ・ニッカ』以来、

約6年ぶりの新ブランドということで、

当時は品切れ続出してたのが記憶に新しいです。

この銘柄は、モルト原酒のみをブレンドしたピュアモルト

(ブレンデッドモルト)ウイスキーとなっています。

コンセプトは音楽、スコッチとジャパニーズのセッション(奏楽)

気楽に飲める美味しいウイスキーをコンセプトに、

開発された商品になります。

ニッカから発売されている『セッション』は

複数の蒸留所のモルト原酒をブレンドした、

ブレンデッドモルトになります。

ニッカの所有する3つの蒸留所

スコットランドの蒸留所(非公開)の

モルト原酒を巧みにブレンド。

ブレンダーの技でこの1本にまとめ上げている

のは本当に凄い・・・。

そんなニッカのセッション(奏楽)

を実際に飲んでレビュー!!

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テイスティング(実際に飲んでみた)

フレーバーチャート
個人的な感想です
味わいチャート
個人的な感想です

ストレートで飲んでみる

香り
  • リンゴ、バニラ、紅茶、ピート
味わい
  • 滑らかな口当たり、果実の様な甘さ、ハチミツ
感想

こういう類いの物は味わいが散らかるイメージでしたが、

繊細でありながらもジワジワと個性を出してくるところが驚きでした。

香りは甘やかさと、奥まった感じのピートが紅茶の様にも感じ取れ、

口に含むと滑らかで、フルーツの様な爽やかさがあります。

余韻はビターで、アルコール感も若干ありますが、

イヤミな感じは無く、心地良く消えていきます。

値段を考えると非常にコスパも良く、

初心者の次のステップアップに丁度良いボトルだと思いました。

ロックスタイルで飲んでみる

香り
  • 洋梨、熟したフルーツ
味わい
  • 甘やか、熟した甘みのフルーツ感
感想

次は氷を入れてロックスタイルで飲んでみます。

ストレートの時よりもカドはなくなって飲みやすくなり、

香りに洋梨や、熟したフルーツの様な熟成感が出てきました。

味わいもピート感が薄まり甘さが目立って一層に飲みやすい印象です。

余韻が短くなってはいますが、

甘やかなままスッと消えて無くなるのがとても心地良く、

温度を下げても美味しく飲める素晴らしい味わいです。

ハイボールで飲んでみる

感想

続けてハイボールにして飲んでみます。

香りは思った以上に衰退してしまい、

僅かながらバニラとフルーツの甘みが感じ取れます。

口に含むと苦み(炭酸由来?)を感じあっさりとした印象。

公式HPには推奨の飲み方の最初に掲載されていますが、

個人的にはあっさりし過ぎて、物足りなさを感じました。

しかし、ウイスキー初心者の方にはこのくらいの方が、

むしろ飲みやすくて良いかもしれません。

まとめ

原酒不足というピンチから、

発想を変えて生まれたブレンデッドモルト『セッション-奏楽-』。

同じようなコンセプトのボトルで、

○ントリーからもワールドブレンドウイスキーが出ていますが、

あちらはモルトとグレーンがブレンディングされていて、

バーボン感が強く、値段も・・・。

こちらはモルトのみのブレンドですので、

しっかりスコッチ感やモルトの甘みが感じ取れ、

値段もあちらよりも少し安いので、個人的には好きです。

何より、量販店には大体の所に置いてあるのが嬉しいですね。

ニッカウヰスキー所有の蒸留所である、

華やかな印象の『宮城峡』と『ベンネヴィス』、

そして力強い原酒を生み出す『余市』、

また、その他のスコットランドにある蒸留所の個性を

上手くブレンドした1本は、味わい的にも価格的にも、

一度試してみる価値は十分あると思います。

ちなみに、我が家では常駐ボトルの一員です(笑)

ごちそうさまでした\(^o^)/

最後までお読み頂き、有難うございました。

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