【レビュー】バルブレア12年を3種類の飲み方で味と香りを解説!!

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こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!今回も魅力的なウイスキーの解説とレビューを行っていきます!!

シングルモルトウイスキーには、有名なものからマイナーなものまで、数え切れないほどのブランドがあります。その中で、どれを選べばいいのか、迷ってしまうことはありませんか?

そんなあなたに、今回は、バルブレアというウイスキーをおすすめします。バルブレアは、スコットランドのハイランド地方で造られている、歴史と伝統に満ちたウイスキーです。しかし、日本ではあまり知られていないシングルモルトウイスキーです。なぜなら、バルブレアは、大量生産や広告宣伝には頼らず、自分らしいウイスキー造りにこだわってきたからです。

この記事では、バルブレアの魅力に迫ってみたいと思います。バルブレアとはどんなウイスキーなのでしょうか!?その歴史や製法、そして12年ものの特徴について、詳しく見ていきましょう。!!

この記事を読めば、バルブレアのファンになるかもしれません!!

このウイスキーを簡単にまとめると

バルブレア12年とは
  • ウイスキーの属性:シングルモルト
  • 産地:スコットランド(ハイランド)
  • 蒸溜所:バルブレア蒸留所
  • 飲みやすさ:★★☆☆☆☆(ハイボールは★4つ)
  • 味わい:ハーブっぽさに強めのビター感
  • おすすめの飲み方:ハイボール(ロックも)
  • 総合評価:★★★★☆☆
  • どんな人に向いている?:甘口が苦手な人、ジンが好きな人、インバーハウスを深堀り

ウイスキー好きの方なら、バルブレアという名前を聞いたことがあるかもしれません。しかし、日本ではあまり知られていないシングルモルトウイスキーです。実は、このバルブレアはスコットランドのハイランド地方で造られている、歴史と伝統に満ちたウイスキーなのです。

バルブレアはゲール語で「平らな土地の集落」という意味を持ちます。その名の通り、ドーノック湾に面した美しい丘の上に、バルブレア蒸溜所はあります。この蒸溜所は1790年に創業された、ハイランド地方で2番目に古い蒸溜所です。しかし、その歴史はもっと古く、1749年にはすでにこの地でビールの密造が行われていたと言われています。

バルブレアは、地元で栽培された大麦、ピートの豊富な土壌、清らかな水源を利用して、独自の製法でウイスキーを造ってきました。しかし、その過程で様々な困難に直面しました。第一次世界大戦や第二次世界大戦の影響で操業を停止したり、オーナーが変わったり、デザインやラベルが変更されたりしました。それでも、バルブレアはその品質と個性を失わずに、今日までウイスキーを造り続けています。

2019年には、バルブレアは新しいパッケージとラインナップでリニューアルしました。これは、バルブレアの新たな挑戦と進化の表れです。バルブレアは、その歴史と伝統を大切にしながらも、時代に合わせて変化していくウイスキーなのです。

バルブレアは、スコットランドのハイランド地方で造られる歴史と伝統のウイスキー!!

日本ではマイナーですが、品質と個性が高く2019年にリニューアルをしました!

バルブレアの歴史は、スコットランドの歴史と密接に関わっています。バルブレアは1790年に、ロス一族のジョン・ロス氏によって創業されました。しかし、その前からこの地ではビールの密造が行われていました。この地域は「ピート教区」と呼ばれるほど、ピートが豊富にありました。

ピートはウイスキーの香りや味に大きな影響を与えます。また、この地域は大麦の産地でもありました。大麦はウイスキーの原料となる麦芽のもとです。さらに、この地域は水源にも恵まれていました。水はウイスキーの仕込みや蒸留に欠かせません。このように、バルブレアは自然の恵みを受けて、ウイスキー造りに適した土地にありました。バルブレアは、1894年に現在の場所に移転。当時のオーナーであったアレクサンダー・カウン氏は、ドーノック湾に近い丘の上に、新しい蒸溜所を建てました。この蒸溜所は、今も現役で使われています。

また、この蒸溜所は、映画「天使の分け前」の舞台にもなりました。この映画は、2013年に公開された、ケン・ローチ監督の作品です。映画の中では、バルブレアの熟成庫で幻の樽が発見されるというストーリーが展開されます。もちろん、これはフィクションですが、バルブレアの歴史ある建物や風景が映画に映し出されました。映画の公開後は、多くの観光客がバルブレアを訪れましたが、今は静かに映画のポスターが飾られています。

バルブレアは、その後も様々なオーナーの手に渡り、1911年から1947年までは、世界大戦の影響で操業を停止しました。1970年には、カナダのハイラムウォーカー社に買収され、1996年には、現在のオーナーであるインバーハウス社に売却されました。そして、2006年には、タイ・ビバレッジ社がインバーハウス社の親会社になりました。

バルブレアは、これらのオーナーのもとで、様々なウイスキーを造ってきました。以前は、熟成年数のないノンエイジボトルや16年ものをリリースしていました。2007年には、ヴィンテージ(蒸溜年)入りのボトルに変更しました。しかし、2019年には、再び熟成年数入りのボトルに戻しました。これらの変更は、バルブレアの原酒の状況や消費者の嗜好に応じたものです。バルブレアは、その時代に合わせて、自分らしいウイスキーを造り続けています。

バルブレア蒸溜所は、1790年に創業したハイランド地方で2番目に古い蒸溜所です!!

世界大戦やオーナーの変遷を乗り越え、時代に合わせてウイスキーを変化させてきた蒸溜所でもあります。

バルブレアの製法は、その歴史と伝統に基づいていますが、時には新しい試みも行っています。バルブレアは、地元で栽培された大麦を使用しています。その大麦は、ノンピートの麦芽に加工されます。つまり、ピートを使って乾燥させることはしません。しかし、2011年には、フェノール値52ppmのヘビリーピーテッド麦芽を使って、限定版のウイスキーを造りました。これは、バルブレアの新しい挑戦でした。

バルブレアは、麦芽を粉砕して、水と混ぜて麦汁を作ります。この麦汁は、オレゴンパイン製の発酵槽に移されます。オレゴンパインは、アメリカ産の松の木で、発酵槽に適した素材です。バルブレアは、発酵槽を6基持っています。発酵槽で、酵母を加えて麦汁を発酵させます。この発酵の時間は、72時間と長めです。これは、ウイスキーの香りや味に深みを与えます。

蒸留は、2回行われます。1回目の蒸留は、ウォッシュスチルと呼ばれる大きな銅製の釜で行われます。この釜は、約10,000リットルの容量があります。ウォッシュスチルで、発酵した麦汁は加熱されて、アルコール分が蒸発します。この蒸気は、冷却されて液体に戻されます。この液体は、ローワインと呼ばれる、約25度のアルコール度数のものです。ローワインは、2回目の蒸留に移されます。

2回目の蒸留は、スピリッツスチルと呼ばれる小さな銅製の釜で行われます。この釜は、約7,000リットルの容量があります。スピリッツスチルで、ローワインは再び加熱されて、アルコール分が蒸発します。この蒸気は、冷却されて液体に戻されます。この液体は、ニューメイクと呼ばれる、約70度のアルコール度数のものです。ニューメイクは、ウイスキーの原酒となります。

バルブレアは、ニューメイクを樽に詰めて、熟成させます。熟成には、バーボンカスクやシェリーカスクなど、様々な種類の樽が使われます。樽の種類や熟成期間によって、ウイスキーの香りや味に違いが生まれます。バルブレアは、熟成したウイスキーを選別して、ヴァッティング(混ぜ合わせ)します。ヴァッティングは、ウイスキーのバランスや個性を調整する重要な工程です。バルブレアは、ヴァッティングしたウイスキーをボトリングします。ボトリングは、ウイスキーの完成と出荷の段階です。

バルブレアの製法は、その歴史と伝統に基づいていますが、時には新しい試みも行っています。バルブレアは、その製法によって、独自の香りと味を持つウイスキーを造り出しています。

地元の大麦、ピート、水を使ってウイスキーを造り続けています!!

そして、時には新しい試みも行いながら独自の香りと味を持つウイスキーを造り出してきました!

バルブレアのラインナップの中で、最も若いウイスキーがバルブレア12年です。このウイスキーは、バルブレアのメインとなるボトルと言えます。バルブレア12年は、バーボンカスクとダブルファイヤードアメリカンオークカスクで熟成されています。ダブルファイヤードアメリカンオークカスクとは、内側に焦げ目を付けた樽のことです。この樽は、ウイスキーにロースト感やスパイス感を与えます。

バルブレア12年の香りは、オレンジの皮やトーストのような香ばしさが感じられます。また、白桃や洋梨のような果実の香りや、バニラクリームやココナッツのような甘い香りもあります。さらに、ハーブのような爽やかな香りも混じります。バルブレア12年の香りは、複雑で豊かです。

バルブレア12年の味は、ミディアムボディで、かなりロースト感が強くビターです。洋梨のタルトやスコーンのような焼き菓子の味があります。後半にかけて、胡椒や生姜のようなスパイシーさが現れます。優しく、でも力強く粘りのある余韻が続きます。バルブレア12年の味は、ライト寄りですが、柑橘類の皮のビターさが終始あります。

バルブレア12年は、バルブレアの現在の立ち位置を伺えるウイスキーです。歴史と伝統を大切にしながらも、時代に合わせて変化していくウイスキーです。バルブレア12年は、その香りと味で、バルブレアの個性と魅力を表現しています。

バルブレアのラインナップの中で最も若く、基本となるボトルが「バルブレア12年」です。

バーボンカスクとダブルファイヤードアメリカンオークカスクによる熟成は、複雑で豊かな香りと、ライトでロースト感のある味わいが楽しめます!!

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それでは、実際に飲んで「バルブレア12年」の味と香りを確かめてみましょう!!今回もストレート、ロック、ハイボールの3種類で味をみていきます!!

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テイスティング(実際に飲んでみた)

テイスティング ウイスキー ストレート ロック ハイボール グレンケアン

フレーバーチャート

味わいチャート

ストレートで飲んでみる

香り

  • ハチミツ、カリン、オレンジ、洋梨、ハーブ、シュガートースト

味わい

  • ジンジャーのスパイシーな味わい

感想

まずは、ストレートから飲んでみます。

香りは、ハチミツの甘い香りにカリンやハーブのニュアンスが漂っています。また、オレンジや洋梨のフルーティーな香りにピールの渋みを帯びた爽やかさが混じり合って、全体的にはビターな印象を持ちますが、慣れてくるとシュガートーストのような香ばしさも感じられるようになります。

口に含むと、香ばしい麦の香りとともにシトラスの爽やかな香りが広がります。そして、ジンジャーのスパイシーな味わいが膨らんでくると、オレンジの酸味とビターが追いかけてきて、カリンやハーブのニュアンスが漂い、余韻にかけてピール、シトラスの香りがゆっくりと消えていきました。

味わいの傾向はかなりビターな印象ですが、シトラスやピールの爽やかさと、ハーブ感などとライトな酒質が非常にマッチしていて、ハイランドモルトでは珍しい味わいが楽しめました。

何と言っても爽やかなシトラスの良い香りが印象的でした!!また、爽やかさだけでなく胡椒を思わせるスパイシーな味わいも印象的でした!!

ロックで飲んでみる

香り

  • カリン、オレンジ、ハチミツ、シロップ、洋梨、ハーブ、食パン

味わい

  • スパイシーでピールの効いたビター

感想

次は氷を入れてオンザロックで飲んでみます。

香りは、カリン(のど飴)やハーブのニュアンスが前に出てきた印象で、ハチミツ、シロップの甘い香りに洋梨のフルーティーさが絡んでいます。また、どこか酸味を感じる香りは穀物の香ばしさがあって、生の食パンをちぎったようなニュアンスに感じます。

口に含むと、柑橘の皮を噛ったような強く爽やかなビターが広がります。そして、スパイシーが徐々に追いかけてくるとオレンジを感じるようになり、余韻にかけて再びピールのビターが現れて静かに消えていきます。

ストレートよりも更にビター感は増し、ピールやシトラスの爽やかな香りも強く感じました。オンザロックですが、夏の暑い日にはハイボールの様にスイスイ飲めてしまうと思います。

未熟の柑橘をギュッと絞ったようなビター感と爽やかさ!!ロックという比較的アルコール感が強い飲み方でもゴクゴクと飲みたくなる味わいです!!

ハイボールで飲んでみる

香り

  • ハーブ、オレンジ、カリン、レモンピール

味わい

  • オレンジの皮のような爽やかなビター

感想

最後はハイボールで飲んでみます。

香りは、オレンジにシトラスの爽やかな柑橘感が漂い、ピールのギュッと爽やかでビター感のある香りが入り混じっています。また、カリン(ハーブ)のニュアンスもあって、ウイスキーハイボールとは思えないくらい爽やかな香りが溢れています。

口に含むと、シトラスとピールが混じった爽やかな味わいが広がって、すぐにややスパイシーな味わいが追いかけてきます。そして、ピールの効いたビターが膨らんでくると、余韻では柑橘の皮を思わせる強めのビターが残り、静かに消えていきます。

単純にソーダで割っただけのハイボールですが、レモンピールを添えたような爽やかな味わいが特徴で、オンザロック、夏の蒸し暑い時期にピッタリな味わいで脂っこい料理とも相性が良さそうです。

ロックの爽やかさに飲みやすさと爽快感が加わり、大人のハードビターな味わいが口の中に広がる味わいのハイボールです!!これはオススメ!!

まとめ

バルブレア12年を3種類の飲み方でレビューをしてみました。

過去にはバランタインのキーモルトとしても使用され、現在も有名なブレンデッドウイスキーへの原酒供給を行っているバルブレアですが、ハイランドモルトらしくないビターで爽やかな味わいが特徴のウイスキーです。

日本では知名度が低い蒸溜所から生まれたこのウイスキーは、ストレート、オンザロック、ハイボールのどの飲み方でも、シトラスやピールの香りと味わいを楽しむことができます。ハーブやカリンのニュアンスも加わって、ライトで飲みやすい酒質になっています。ただし、ビターな味わいは少し飲みにくい方もいるかも知れないので、その場合は水やソーダで割って調整すると良いでしょう。夏の暑い日には、ハイボールでスイスイ飲めるのがおすすめです。脂っこい料理とも相性が良く、食事のお供にもぴったりなので、気になる方は、是非試して下さい。

最後までお読み頂きありがとうございました。

テイスティングに使用しているグラス「ゲレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。

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