タムデュー12年徹底レビュー!シェリー樽の魅力を味わい尽くす本格派スコッチ

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

sister-ley
sister-ley

こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!

Caoli(助手)
Caoli(助手)

今回は、スコットランド・スペイサイド地方の隠れた名酒「タムデュー12年」の解説&レビューを行っていきます!

「シェリー樽熟成のウイスキーに興味があるけど、マッカランは高すぎる…」「本格的なシェリーカスクウイスキーを手頃な価格で楽しみたい」という声をよく聞きます。そんな方に自信を持っておすすめできるのがタムデュー12年です!

実際に飲んでみた結論から先にお伝えすると、価格以上の満足度で、本物のシェリー樽の味わいを堪能できる素晴らしいウイスキーです!シェリーカスク初心者から愛好家まで、幅広くおすすめできます。

この記事では実際に飲んだ体験談をもとに、なぜタムデュー12年がシェリーカスク愛好家に選ばれ続けるのか、その根拠を詳しく解説します!

ウイスキー選びのお手伝いします!
運営者情報
  • ウイスキー歴20年以上
  • ウイスキー検定資格保持者
  • バーテンダーとの交流でウイスキー事情に精通
  • 全ジャンルのウイスキーを楽しむ!
  • ウイスキーの魅力を広めたい!
Key(筆者)
Key(筆者)

まずはタムデュー12年の基本スペックから確認していきましょう!価格や特徴をしっかり把握してから深く掘り下げていきます。

タムデュー12年の基本情報とスペック

タムデュー12年 詳細
タムデュー12年の詳細はこちら
カテゴリースコッチ・シングルモルトウイスキースペイサイド
蒸留所タムデュー蒸留所
オーナーイアン・マクロード・ディスティラーズ社
創業1897年設計:チャールズ・C・ドイグ
熟成年数12年
アルコール分43%
内容量700ml
価格帯5,000〜7,000円(税込・2024年現在)
樽の種類100%オロロソ・シェリーカスク本格派
オーク材アメリカンオーク&ヨーロピアンオーク
ろ過方式ノンチルフィルタード(冷却ろ過なし)誠実仕様
着色ナチュラルカラー(無着色)
味わいの特徴リッチなドライフルーツ、スパイス、滑らかな口当たり
おすすめの飲み方ストレート、ロック、ハイボール
タムデュー12年の長所・特徴
タムデュー12年の短所・注意点
  • 100%シェリー樽熟成:妥協なしの本格的なシェリーカスク体験
  • 優れたコストパフォーマンス:5,000円台で本物の品質
  • ノンチルフィルタード&ナチュラルカラー:ウイスキー愛好家が求める誠実な仕様
  • バランスの良い味わい:伝統的な深みと現代的な飲みやすさの両立
  • 豊かなフルーツ感:レーズン、プラム、ベリーなど多彩な果実味
  • 滑らかな口当たり:シルクのような舌触りで飲みやすい
  • 信頼できる樽調達:スペインの名門樽工房から直接調達
  • 入手しやすさ:品薄状態の日本産と違い比較的手に入りやすい
  • 知名度の低さ:マッカランやグレンフィディックほど有名ではない
  • 個性の強さ:シェリー樽の濃厚な味わいが苦手な人には重すぎる可能性
  • 軽快さの欠如:爽やかでライトな味わいを求める人には不向き
  • デザインの地味さ:ボトルデザインは伝統的だがインパクトに欠ける
  • 入門者には敷居が高い:シェリー特有の風味に慣れていないと戸惑うかも
  • ハイボールには不向き:濃厚な味わいなのでストレートやロック推奨
Key(筆者)
Key(筆者)

長所と短所を正直にお伝えしました!コスパ抜群で、シェリーカスクウイスキーの入門に最適な一本です。

sister-ley
sister-ley

さて、なぜタムデュー12年がこれほどおすすめなのか?5つの決定的な理由を詳しく解説していきます!

なぜタムデュー12年がおすすめなのか?【5つの理由】

本物のシェリーカスク体験

創業から125年以上、100%シェリー樽熟成にこだわり続ける揺るぎない哲学。中途半端なシェリーフィニッシュではなく、本格的なシェリーカスクの魅力を存分に味わえます。

圧倒的なコストパフォーマンス

5,000円台という価格で、マッカランに匹敵する品質のシェリー体験が可能。同価格帯では他に類を見ない本格派です。

誠実な製品仕様

ノンチルフィルタード(冷却ろ過なし)とナチュラルカラー(無着色)を標準採用。香味成分を最大限残し、樽由来の本物の色をそのまま瓶詰めしています。

伝統と革新の融合

1897年創業の伝統を守りつつ、2011年の買収後は現代的な品質管理と戦略で見事に復活。歴史ある蒸留所の新時代を象徴する一本です。

信頼できる樽調達ルート

スペイン・ヘレス地方の名門樽工房(テバサ社、バシマ社など)から直接調達。樽の品質と由来を明示する透明性の高さも魅力です。

Caoli(助手)
Caoli(助手)

ここでタムデュー蒸留所の歴史を振り返ってみましょう。ヴィクトリア朝時代の創業から現代の復活まで、ドラマチックな物語があります!

タムデュー蒸留所の誇り高き歴史

出典:whisky.com

1897年:理想のシングルモルトを目指してた野心的な創業

タムデュー蒸留所は、ウイスキー産業が黄金期を迎えたヴィクトリア朝時代の1897年に誕生しました。設計を手がけたのは、当時最も著名な蒸留所設計士チャールズ・C・ドイグ。「理想のシングルモルト」を造るという壮大な目標のもと、最新技術を導入した最先端の施設として建設されました。

創業当初からのシェリー樽へのこだわり

特筆すべきは、創業初年度の1897年に既にスペイン最高峰のボデガ(シェリー醸造所)から最初のシェリー樽を確保していたこと。この「100%シェリー樽熟成」という哲学は、125年以上経った現在も変わらずブランドの根幹を成しています。

Key(筆者)
Key(筆者)

創業時からシェリー樽一筋!このブレない姿勢が、今のタムデューの個性を作り上げているんですね。

名門ハイランド・ディスティラーズ社の傘下へ

創業翌年の1898年、ハイランド・ディスティラーズ社(後のエドリントン・グループ)に買収され、その後1世紀以上にわたる同社の所有下での歴史が始まりました。

1920年代〜2000年代:試練の時代と影の貢献

20世紀に入ると、タムデューは世界の経済情勢に翻弄されます。世界恐慌の影響で1928年から1948年まで長期間操業を停止。再稼働後も、主な役割はシングルモルトとしてのリリースではなく、「ザ・フェイマス・グラウス」「J&B」「カティサーク」といった世界的なブレンデッドウイスキーへの原酒供給でした。

サラディン式モルティングの名門

この時代、タムデュー蒸留所はスコットランド唯一のサラディン式モルティング(製麦施設)を持つ蒸留所として業界で知られていました。その高品質な麦芽は、なんとあの「ザ・マッカラン」にも供給されるほど!技術力の高さを物語るエピソードです。

1970年代の大拡張

ウイスキーブームに対応するため、1972年にポットスチル(蒸留器)を2基から4基へ、さらに1975年には6基体制へと拡大。年間生産能力は400万リットルにまで増強されました。

Key(筆者)
Key(筆者)

マッカランにも麦芽を供給していたなんて驚きですね!影の実力者だったんです。

2011年:劇的な復活を遂げ新時代の幕開けへ

2010年、世界的な不況の煽りを受け、エドリントン・グループはタムデュー蒸留所の閉鎖を決定。しかし、この歴史ある蒸留所の物語は終わりませんでした。

イアン・マクロード社による買収

2011年、独立系ボトラーとして名高いイアン・マクロード・ディスティラーズ社が蒸留所を買収。2012年に生産を再開し、2013年には新体制下で初のオフィシャルボトルをリリース。華々しい復活を遂げました!

戦略的な大転換

新オーナーは驚くべき決断を下します。スコットランド唯一のサラディン式モルティング設備を廃止したのです。これは単なるコスト削減ではなく、ブランドのアイデンティティを「製麦の達人」から「熟成の達人」へと根本的に転換させる戦略的判断でした。

同時に、樽の管理プログラムには莫大な投資を実施。一般消費者に伝わりやすい「シェリー樽熟成の専門家」というポジションを確立することで、プレミアムウイスキー市場での成功を掴んだのです。

Caoli(助手)
Caoli(助手)

ピンチをチャンスに変えた見事な復活劇!さあ、タムデュー12年がどのように造られているのか、製造工程を詳しく見ていきましょう。

タムデュー12年ができるまで〜こだわりの製造工程

タムデュー12年の製造工程は、すべてが「シェリー樽のポテンシャルを最大限に引き出す」という一つの目的に向けて設計されています。

原料:スペイサイドの恵み

出典:whisky.com

清らかな水

仕込み水は、蒸留所の名前の由来でもあるタムデュー川やノッカンドゥ川から引かれる、軟質で清らかなスペイサイドの水。この良質な水が、ウイスキーの味わいの土台を作ります。

厳選された大麦

現在は専門の製麦業者から仕様に合った高品質な麦芽を調達。ごく軽くピートを焚いた麦芽を使用することで、シェリーの甘さに微妙な複雑さと奥行きを加えています。

糖化と発酵:複雑な香味の基盤を作る

出典:whisky.com

糖化(マッシング) 11.8トンの容量を持つセミロイター式のマッシュタン(糖化槽)で、麦芽から発酵可能な糖分を効率的に抽出します。

オレゴン松製の木製発酵槽 発酵は、伝統的なオレゴン松製の木製ウォッシュバック(発酵槽)9基で行われます。

59時間の長時間発酵がポイント! タムデューの発酵時間は59時間。一般的な48〜50時間より長いこの発酵時間こそが、味わいの秘密です。

長時間発酵により、乳酸菌などによる二次発酵が促され、エステル類(香り成分)が豊富に生成されます。木製発酵槽の多孔質な内部に住み着いた蒸留所固有の微生物たちが、フルーティーでフローラルな複雑な香りを作り出すのです。

Key(筆者)
Key(筆者)

これは偶然ではありません。力強いシェリー樽の風味に負けない、リッチで骨格のしっかりしたスピリッツ(原酒)を造るための、計算された選択なのです。

蒸留:力強い個性を引き出す

出典:whisky.com

6基のポットスチル

蒸留は、3基の初留器と3基の再留器、合計6基の銅製ポットスチルで行われます。

ずんぐりした玉ねぎ型の形状

タムデューのポットスチルは、幅広でずんぐりとした玉ねぎのような形状(オニオンシェイプ)が特徴。ネックも太めです。

この形状は、蒸留中の還流(リフラックス)を抑える効果があります。還流が少ないと、より重く、オイリーで、リッチな酒質のスピリッツが生まれるのです。

この力強いスピリッツこそが、オロロソ・シェリー樽の濃厚で酸化的な風味と完璧に融合するための理想的な土台となります。

Caoli(助手)
Caoli(助手)

蒸留器の形状一つで味わいが変わる!ウイスキー造りの奥深さを感じますね。

熟成:すべての核心はここにある

出典:whisky.com

100%オロロソ・シェリー樽

タムデューの最大の特徴がこれ!公式にリリースされるシングルモルトは、すべて100%オロロソ・シェリー樽で熟成されます。妥協は一切ありません。

2種類のオーク材を使い分け

ヨーロピアンオークとアメリカンオークの両方のシェリー樽を巧みにブレンド。

  • ヨーロピアンオーク:リッチでスパイシーなドライフルーツやタンニンといった伝統的なシェリー香
  • アメリカンオーク:バニラ、トフィー、柑橘系の甘くクリーミーなニュアンス

この組み合わせが、タムデュー12年の複雑さとバランスを生み出しています。

ファーストフィルとリフィルの絶妙なバランス

強烈な色と風味を与えるファーストフィル樽と、樽の影響が穏やかで蒸留所本来の個性を引き立てるリフィル樽をバランス良く使用。樽が強すぎず、深みのある味わいを実現しています。

信頼できる樽調達先

タムデューは、スペイン・ヘレス地方の樽工房(テバサ社、バシマ社、ウベルト・ドメック社)の名前を公開しています。この透明性は、自社の樽の品質に対する絶対的な自信の表れです。

sister-ley
sister-ley

製造工程のすべてが、シェリー樽の魅力を最大限に引き出すために計算されているんですね!いよいよ実際の味わいをレビューします。

スポンサーリンク

タムデュー12年を実際に飲んでみた

タムデュー12年のフレーバー

タムデュー12年の味わい

シェリー樽の恩恵がしっかり感じられるストレート

香り

ドライアプリコット、レーズン、マンゴー、ハチミツ、バニラ、ウッディ

味わい

みずみずしいフルーティーで品のある甘さ

感想

グラスに注ぐと、アプリコット、イチジク、オレンジといったドライフルーツとマンゴーなどのパッションフルーツの香りがふわっと広がります。レーズンの風味と、ハチミツの華やかな甘さにバニラのウッディな香りも感じられます。

口に含むと、華やかで優しい甘さとアプリコットのフルーティーな香りがじんわり広がります。スパイシーさを感じると、奥からレーズンの渋さが出てきて、優しいビターさに変わっていきます。余韻にはハチミツのしっとりとした甘さが残り、とても美味しいです。

Key(筆者)
Key(筆者)

香り味ともにオレンジ色を思い起こさせるフルーティーな香りが特徴的です。マッカランのような気品もありますが、こちらの方がカジュアル的な印象を持ちます!

ベリーが開くマイルドビターなロック

香り

ハチミツ、バニラ、アプリコット、ナッツ、レーズン、ベリー

味わい

華やかなビタースイート

感想

氷を加えると、ハチミツ、シュガーシロップの甘く華やかな香りと、バニラのクリーミーさが際立ってきます。アプリコットのフルーティーさと香ばしいナッツのニュアンス、奥の方からレーズンの渋さとベリーを思わせる甘酸っぱい香りが感じられます。

口に含むと、少し焦げたようなほろ苦さとベリーや樽を感じる渋さがじんわり広がります。その奥にドライフルーツとハチミツの優しく華やかな甘さがあって、余韻にかけてビターさが出てきます。ドライフルーツのニュアンスが残る、華やかなビタースイートな味わいです。

Key(筆者)
Key(筆者)

氷を加えるとビターさが出てきますが、しかめる感じはなくあくまで優しく味の下支えをしている感じです。ベリーのアロマも感じられ華やかさが続きます!

華やか&エレガントなハイボール

香り

マンゴー、アプリコット、ジンジャー、ハチミツ、レモンピール

味わい

華やかビター、フルーティーな余韻

感想

ハイボールにすると、マンゴーとアプリコットの明るくてオレンジ色を思わせるフルーティーな香りがメインになってきます。果実香の中にジンジャーを思わせるスパイシーさが加わって、華やかなハチミツの香りとレモンピールの爽やかなニュアンスも感じられます。

口に含むと、アプリコットの香りと爽やかなキレのあるビターがじんわり広がり、ハチミツの甘さとナッツの混じったニュアンスが膨らんできます。ドライフルーツを思わせるフルーティーさとビターが続く、優しくて長い余韻が楽しめます。とても美味しいハイボールです。

Key(筆者)
Key(筆者)

香りは弱まりますが、華やかでエレガントな香味が後を引きます。ジンジャーのスパイシーさもあり、飲み飽きず疲れない素晴らしいハイボールです!

sister-ley
sister-ley

シェリーカスクウイスキーの最高峰といえば、やはりザ・マッカラン!タムデューと比較してみましょう。

シェリーカスクの王様との比較 – タムデュー12年 vs ザ・マッカラン12年

詳細比較表

タムデュー12年 vs マッカラン12年シェリーオーク 比較
タムデュー12年 vs マッカラン12年シェリーオーク 詳細比較
項目 タムデュー12年 マッカラン12年シェリーオーク
価格 5,000〜7,000円圧倒的! 15,000〜20,000円
コスパ ★★★★★最高評価 ★★☆☆☆
樽の種類 100%オロロソ・シェリーカスク 100%オロロソ・シェリーカスク
オーク材 アメリカンオーク&ヨーロピアンオークバランス型 主にヨーロピアンオーク
ろ過方式 ノンチルフィルタード本物志向 冷却ろ過(一般的)
着色 ナチュラルカラー(無着色)誠実仕様 着色あり(一般的)
ポットスチル 大きめのオニオンシェイプ 業界最小クラスの小型スチル
味わいの特徴 バランス型、フルーツ&スパイス 濃厚なドライフルーツ、ウッドスパイス
全体的な印象 モダンでバランス重視 クラシックで濃厚
入手難易度 比較的容易買いやすい やや困難

それぞれの魅力と違い

ザ・マッカラン12年シェリーオークの魅力

タムデュー12年の魅力

製造哲学の違い

マッカラン

小型ポットスチルによる銅との接触最大化で、極めて濃厚でリッチなスピリッツを追求。ヨーロピアンオーク中心の伝統的なシェリー樽熟成により、クラシックで重厚な味わいを実現。

タムデュー

大きめのオニオンシェイプのポットスチルで力強さを確保しつつ、アメリカンオークとヨーロピアンオークの絶妙なバランスにより、伝統と現代性が融合したスタイルを確立。

どちらを選ぶべき?

マッカランがおすすめの方

  • シェリーカスクの最高峰を体験したい
  • 濃厚で重厚な味わいが好き
  • ブランド力とステータスを重視する
  • 特別な日に贅沢を楽しみたい
  • 価格は気にしない

タムデューがおすすめの方

  • コストパフォーマンスを重視する
  • 本物のシェリーカスクを手頃に楽しみたい
  • ノンチルフィルタード&ナチュラルカラーの誠実な仕様が好き
  • バランスの取れた飲みやすさを求める
  • シェリーカスクウイスキー入門として最適な一本を探している
Key(筆者)
Key(筆者)

正直に言うと、品質だけで比較すればタムデューはマッカランに極めて近い水準です。価格差を考えれば、タムデューのコスパは驚異的!

sister-ley
sister-ley

どちらも素晴らしいウイスキーですが、初めてのシェリーカスクならタムデュー、特別な日の一本ならマッカラン、という使い分けもおすすめです!

Caoli(助手)
Caoli(助手)

タムデュー12年、せっかくなら美味しく楽しみたいですよね!おすすめのペアリングをご紹介します。

食とのペアリング提案

ドライフルーツ&ナッツ

  • レーズン、プルーン、アプリコット
  • アーモンド、クルミ
  • シェリーの風味と完璧にマッチ

チーズ

  • ブルーチーズ(ロックフォール、ゴルゴンゾーラ)
  • ハードチーズ(チェダー、コンテ)
  • クリーミーなチーズ(ブリー、カマンベール)

チョコレート

  • ダークチョコレート(カカオ70%以上)
  • オレンジピールチョコレート
  • チョコレートケーキ

肉料理

  • ローストビーフ
  • ステーキ(赤身)
  • ラム肉のグリル

デザート

  • フルーツケーキ
  • キャラメルプリン
  • アップルパイ
Key(筆者)
Key(筆者)

シェリーの甘さとスパイス感が、濃厚な料理やデザートと相性抜群です!

よくある質問(FAQ)

「シェリーカスク初心者でも楽しめる?」

はい!タムデュー12年は、アメリカンオークとヨーロピアンオークを併用することで、バランスが取れて飲みやすいスタイルに仕上がっています。シェリーカスク入門に最適です。

「マッカランとどう違うの?」

基本的な品質は同等レベルですが、価格は3分の1程度。タムデューの方が柑橘系の明るさがあり、現代的でバランス重視。マッカランはより濃厚で伝統的なスタイルです。

「ノンチルフィルタードって何が良いの?」

冷却ろ過をしないことで、香味成分(油分やエステル類)が残り、より豊かな口当たりと複雑な風味が楽しめます。本物のウイスキーの味わいです。

「保存方法は?」

直射日光を避け、涼しい場所に立てて保存してください。開封後も品質は長期間維持されますが、半年〜1年以内に飲み切るのがおすすめです。

「ハイボールにしても美味しい?」

濃厚な味わいなので基本的にはストレート推奨ですが、ハイボールにすると軽やかになり、果実感が引き立ちます。お好みでお試しください。

まとめ

タムデュー12年の総合評価
イマイチ
良い

最後までお読み頂きありがとうございました。

タムデュー12年の魅力は、「本物へのこだわり」と「驚異的なコストパフォーマンス」に集約されます。

5,000円台で100%オロロソ・シェリー樽熟成、ノンチルフィルタード、ナチュラルカラーという妥協のない仕様。創業から125年以上守り続けてきたシェリー樽への哲学が、この一本に凝縮されています。ドライフルーツの豊かな香り、滑らかな口当たり、複雑なスパイス感は、この価格帯では信じられないほどの完成度です。

シェリーカスクに興味はあるけれどマッカランは高すぎる、本格的なシェリー樽の味わいを手頃に楽しみたい。そんな方にタムデュー12年は最適な選択です。派手さではなく確かな品質で勝負する、本物志向の一本と言えるでしょう。

まだ飲んだことがない方は、ぜひ一度試してみてください。きっとあなたのウイスキーライフをより豊かにしてくれるはずです。タムデュー12年で、素晴らしいシェリーカスクの世界を体験してみませんか?乾杯!

テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラスです!

人気ブログランキング
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました