【レビュー】カナディアンクラブを3種類の飲み方で味と香りを解説!!

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このウイスキーを簡単にまとめると

カナディアンクラブ(C.C.)とは
  • ウイスキー属性:ブレンデッドウイスキー
  • 産地・メーカー:カナダ
  • 特徴:ライトでクセがなく飲みやすい
  • 飲みやすさ:★★★★★☆
  • 味わい:ライトで非常にスムース(物足りなさもある)
  • おすすめの飲み方:ハイボール
  • 総合評価:★★★★☆☆
  • どんな人に向いている?:初めてウイスキーを飲み人、飲みやすいウイスキーを探している人

カナディアンクラブについて

カナディアンクラブは、カナダ・オンタリオ州ウィンザーで製造されている銘柄で、ベースウイスキーとフレーバリングウイスキーの2種類を掛け合わせたブレンデッドウイスキーです。

酒質はライトでクセがなく、とても飲みやすいのでウイスキー初心者にオススメです。

カクテルの女王「マンハッタン」のベースにも使われる銘柄としても有名です。(注:正確にはマンハッタンはライウイスキーを使用)

カナディアンクラブの歴史

創設者のハイラム・ウォーカーはアメリカのマサチューセッツ州に生まれ、優れた経営手腕を発揮し穀物商として頭角を現しながらも、長年の夢だったウイスキー造りに目をつけます。しかし、当時アメリカでは禁酒運動が盛んだった為に断念。そこで国境を越えたカナダにて活路を見いだしウイスキー造りを決意します。彼はデトロイト川を挟んだ対岸のカナダ、オンタリオ州のウィンザーにて蒸溜所を建設します。幾多の試行錯誤を繰り返し、独自のブレンドによって品格のある味わいのウイスキーを造る事に成功。その味わいは、どの地域にもないライ麦由来の爽快なテイストで紳士の社交場「ジェントルメンズクラブ」で大人気となり、ウォーカー氏は品格あるクラブで飲むウイスキーということで「クラブ・ウイスキー」と名付け、カナディアンウイスキーの礎を築いたのです。

その後、アメリカとカナダのウイスキーを区別する為に名称を「カナディアンクラブ」へと改名しました。

現在では、150カ国以上で親しまれています。

カナディアンクラブの製法

カナディアンクラブの特徴として材料の違いによる蒸留方法の使い分けがあります。

  1. 軽くマイルドな味わいの「ベースウイスキー」はトウモロコシを原料に連続式蒸溜機でアルコール度数60~70%に蒸溜。
  2. 「フレーバリングウイスキー」は主にライ麦や大麦などを原料に連続式蒸溜機・単式蒸溜機を併用して作る。
  3. もう一つの「フレーバリングウイスキー」は麦類を原料に一塔式連続式蒸溜機でアルコール度数95%程度にて蒸溜される

これら3つの原酒をブレンドしてカナディアンクラブが作られています。

そして、3つ原酒を熟成前にブレンドする「プレ・ブレンディング」を行っているのも特徴的な製法の一つです。

「プレ・ブレンディング」する事で、掛け合わせた原酒がよく馴染みマイルドな口当たりに仕上がります。

そんなカナディアンウイスキーの「超定番」通称「C.C.」の愛称で知られるカナディアンクラブを実際に飲んだレビューがこちら。

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テイスティング(実際に飲んでみた)

テイスティング ウイスキー ストレート ロック ハイボール グレンケアン

フレーバーチャート

味わいチャート

ストレートで飲んでみる

香り

  • バニラ、キャラメル、メイプル、スパイス、花

味わい

  • 軽快な舌触り、メイプルの様な甘さ、余韻にスパイスとビター

感想

カクテルベースとしても用いられるカナディアンクラブをまずはストレートで飲んでみます。香りは独特のバニラやメイプルシロップの様な甘い香りと、フローラルな花の香りが特徴的です。口に含むと、スッと違和感なく飲める軽い口当たり。中盤でライ麦のピリッとしたスパイスがありますが長くは続かなく、余韻にかけてバニラの甘い香りと軽いビターが舌に残ります。常にふんわりと甘い香りがするので初心者の方には向いてると思いますが、個人的にストレートで飲むには物足りなさを感じてしまいました。(ヘビーな味を好む筆者にはお利口さんすぎる味わい

ロックで飲んでみる

香り

  • バニラ、メイプル、花

味わい

  • フローラルな香りと共に穀物の甘さを感じる

感想

次は氷を入れたオンザロックで飲んでみます。ストレートの時よりもフローラルな香りが増してとても爽やかな印象です。バニラの甘い香りも控えめながら感じ取れ、口に含むと柔らかいというよりは「軽い」印象の味わいが、口の中をサラッと通り過ぎていきます。フローラルな香りと、アルコールの甘さ、そしてシリアルな穀物感が一体となって心地よく消えていくので飲み疲れない軽さが魅力のウイスキーと改めて感じました。

バーボンのフローラル感がありながらも、クセであるセメダイン臭がしない。全体的にアメリカンウイスキーの要素が多いけど、もっとライトでスムースな味わいです。

ハイボールで飲んでみる

香り

  • フローラルな香り、バニラ

味わい

  • スッキリとクリア、余韻に微かなバニラ感

感想

最後はハイボールで飲んでみます。香りはフローラルな花を思わせる香り、そして甘い香りも微かにします。口に含むと軽快なのどごしとサッパリとした後味で、余韻にバニラやメイプルの様な甘さも感じられます。ひっかかる要素がなく軽快でスムースな味わいはハイボール単体で飲むには淡白すぎる印象ですが、それはかえって濃いめの脂っこい食べ物に合わせる事で口の中をリセット出来ます。洋食や中華などには非常に相性が良く、食事と合わせることで存在感が増すハイボールだと思います。

飲み疲れることなくゴクゴクと飲めてしまいます!

まとめ

ライトでクセがなくスムースな味わいが特徴のカナディアンクラブ。普段スコッチなどを飲まれている方などは物足りなく感じてしまうかもしれませんが、生まれた背景には社交場での会話の中に溶け込むウイスキー。主張が強い味わいでは向き合う方向が人ではなくグラスに向いてしまう為、この様な軽快な味わいが完成したのだと推測します。

故に、これからウイスキーを飲む人やクセが少なく飲みやすい物を探している人にはピッタリの銘柄だと思います。カクテルベースにも重宝される整った味わいなので、ホットウイスキーや炭酸以外の割り材と合わせてみても美味しく飲めます。主張が穏やかな分、対応幅が広いのもカナディアンウイスキーの魅力と言えるでしょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。

テイスティングに使用しているグラス「ゲレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。

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