このウイスキーを簡単に説明
長濱蒸溜所について
長濱蒸留所とは・・・
滋賀県長浜市にあるクラフトビール醸造所『長濱浪漫ビール』に併設される形で蒸留を行っている日本でも最小クラスのクラフトウイスキー蒸留所。1996年より近畿地方では3番目となるクラフトビールの醸造を開始し、20年後の2016年に設立されたまだ新しい蒸留所です。
長濱蒸溜所の特徴
築100年以上の白壁土蔵の米蔵を改装した蒸溜所の面積はわずか約8坪。
蒸溜所内には初溜釜2基、再溜釜が1基、合計3基の蒸留釜による稼働。
お店の一角にポツンとある蒸留器(蒸留所)は「手作りにコダワッテ造っています」と言わんばかりです♪
そして、使用される材料は、
✅モルト(麦芽)はドイツ産を使用
✅ピートモルトはイギリス産
✅酵母はアメリカ産のウイスキーイースト
という豊かな構成です。
瓶詰からラベル貼りなど全ての工程を手作業で行い、1本1本に真心を込めて作られている、まさにクラフトウイスキー!!
ボトル名の由来は、長濱(ながはま)をローマ字で逆から読んだだけの何ともユニークなネーミング。
『NA・GA・HA・MA』
👇
『A・MA・HA・GAN』
そんな長濱蒸留所からリリースされている『AMAHAGAN)』の限定ボトル、「AMAHAGAN ワールドモルト まどろみバーメイドボトル 月川雪」を、早速飲んでいきたいと思います😋
ウイスキー概要(公式)
テイスティング(実際に飲んでみた)
フレーバーチャート
味わいチャート
ストレートで飲んでみる
香り
- ハチミツ、アップルミント、イチゴ、カスタード、紅茶、ほうじ茶、ナツメグ
味わい
- 柔らかな口当たり、ややオイリー、フルーツの甘さ、アフターにタンニンと紅茶
感想
ワールドブレンデッド系には面白い味わいやバーボンぽい味の物が多く、このボトルもそういった類いかな!?と思っていましたが、ちょっと意味合いが違いました。面白みもあるのですが樽由来の成分が多く感じ取れて、複雑な香りと共に柔らかな口当たり、47%のアルコール度数を感じさせない軽快さがあるので、スルスルと飲めてしまいます。ワイン樽系のモルトはあまり好みではないのですが、フルーツや紅茶、ナツメグのスパイスも感じ取れ飲む度に色々な香りを発見出来るので、非常に楽しいウイスキーといった印象です😋
まとめ
琵琶湖の畔で丹精込めてウイスキーを作り続ける長濱蒸留所。人気のボトルも非常に多く、少量生産のこだわりが味わいに生かされています。今回の限定ボトルも2,000本の少ロットですが、大手にはなかなか真似できない小回りの効いた発想と設計で、今後も日本のウイスキー文化を更に盛り上げてくれると期待が膨らむ味わいでした。まぁ、手に入りづらいのはジャパニーズの宿命と諦めて偶然出会った時には大切に味わって楽しみましょう♪♪
ご馳走様でした😋
最後までお読み頂き有難うございました。
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