オーヘントッシャン 12年を徹底レビュー!トリプル蒸留の魅力と特徴を解説!

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sister-ley
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こんにちは!「sister-ley」です!今回は、3回蒸留ならではのなめらかな口当たりが特徴の「オーヘントッシャン 12年」をご紹介します。

スコットランドのウイスキーといえば、スモーキーなアイラモルトや力強いハイランドの銘酒が注目されがち。しかし、もうひとつ見逃せない個性派の産地があります。それがローランド地方

そして、ローランドを代表する蒸留所のひとつが「オーヘントッシャン(Auchentoshan)」この蒸留所は、スコッチウイスキーでは珍しい3回蒸溜を採用し、驚くほどスムーズで繊細な味わいを生み出しています。

そんな方にぴったりの銘柄が、今回ご紹介するオーヘントッシャン 12年。アメリカンオークのバーボン樽とオロロソシェリー樽による熟成が織りなす、バニラやキャラメルの甘み、シトラスやドライフルーツの豊かな風味が特徴です。

この記事では、オーヘントッシャン蒸留所の歴史や製法、そして12年熟成の魅力に迫り、より深く楽しむための飲み方まで詳しく解説していきます!

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オーヘントッシャン12年はこんなウイスキー

オーヘントッシャン12年の詳細はこちら
カテゴリーシングルモルトスコッチウイスキー
産地スコットランド・ローランド
蒸留所オーヘントッシャン蒸留所
アルコール分40%
内容量700ml
価格帯5,000〜6,000円
飲みやすさ★★★★★☆☆
味わいの特徴スムースでライト、ナッツやバニラの甘み
おすすめの飲み方ストレートやハイボールで
オーヘントッシャン12年の長所・特徴
オーヘントッシャン12年の短所・注意点
  • ライトで飲みやすい
  • ハイボールとの相性◎
  • ローランドの特徴がよく出ている
  • 個性を求めるには△
  • ロックだとビターが強すぎる
  • 印象が薄い傾向

3回蒸留が特徴の「オーヘントッシャン蒸留所」

オーヘントッシャンはスコットランド・ローランド地方、グラスゴー近郊に位置する蒸留所。
最大の特徴は、スコットランドでは珍しい「3回蒸留」を採用していること。

通常、スコッチウイスキーは2回蒸留が一般的ですが、オーヘントッシャンでは3回蒸留を行うことで、クセのないクリアでフルーティな酒質を生み出しています。そのため「スコットランドのアイリッシュウイスキー」とも呼ばれることがあります。

また、トリプル蒸留によってアルコール度数が約81%まで高くなるため、樽の影響を受けやすく、熟成によって非常に滑らかで飲みやすいウイスキーに仕上がります。

オーヘントッシャンの基本情報

  • 創業:1823年
  • 所在地:スコットランド・ローランド地方(グラスゴー近郊)
  • 特徴:スコットランドでは珍しいトリプル蒸留
  • ウイスキーの傾向:フルーティでクリア、スムースな口当たり
Key(筆者)
Key(筆者)

オーヘントッシャン蒸留所のオーナーは日本のサントリーで、正規代理店にもなっている縁の深い蒸留所!

オーヘントッシャン蒸溜所の歴史と背景

出典:Whisky.com

オーヘントッシャン蒸留所はローランドの伝統を守る蒸留所

オーヘントッシャン蒸留所は1823年に設立され、スコットランド・ローランド地方に位置する数少ないシングルモルト蒸留所のひとつです。

「オーヘントッシャン」という名称は、ゲール語で「野原の片隅」を意味し、蒸留所はスコットランド最大の都市グラスゴーから北西約16km、クライド川のほとりに位置しています。この立地は19世紀にグラスゴーの繁栄とともに発展した歴史を持ちます。

戦争による被害からの復興

オーヘントッシャン蒸留所は、第二次世界大戦中の1941年にドイツ軍の空襲を受け、大量のウイスキーがクライド川に流出するという歴史的な出来事に見舞われました。

戦後、蒸留所は再建され、1974年には新たなオーナーのもとで近代的な設備が導入。現在は、ビーム・サントリーが所有し、世界市場へ向けたウイスキーの生産を続けています。

Caoli(助手)
Caoli(助手)

近年のウイスキーブームによって生産体制を強化!ローランド地方にも新興の蒸留所が次々と建設されています!

2. オーヘントッシャンの製法—最大の特徴は「3回蒸留」

そもそも3回蒸留とは?2回との違いは何?

出典:Whisky.com

オーヘントッシャンの最大の特徴は、スコットランドでは珍しい3回蒸留(Triple Distillation)を採用していることです。

トリプル蒸留のメリット

  • アルコール度数が高くなる(約81〜82%) → 雑味が少なく、スムースな味わい
  • 軽やかでフルーティな酒質 → シトラスやバニラのような香りが特徴
  • 樽の影響を受けやすい → 熟成による変化が楽しめる

通常のスコッチウイスキーは2回の蒸留が一般的ですが、オーヘントッシャンは3回の蒸留を行うことで、クセのないクリアでフルーティな酒質を生み出しています。そのため「スコットランドのアイリッシュウイスキー」とも呼ばれることがあります。

蒸留工程の詳細

  1. 初留(First Distillation):ポットスチル(初溜釜)で蒸留し、約20%の低濃度スピリッツを得る。
  2. 再留(Second Distillation):再度ポットスチルで蒸留し、アルコール度数を約55%前後まで引き上げる。
  3. 第三留(Third Distillation):精留塔(スピリッツスチル)で最後の蒸留を行い、アルコール度数を約81〜82%にまで高める。

この製法により、不純物が取り除かれ、驚くほど滑らかで繊細なウイスキーが生まれます。

Key(筆者)
Key(筆者)

クリアでクセのない飲みやすいウイスキーとして有名なアイリッシュウイスキーと同様にオーヘントッシャンもクセがなく初心者の方にオススメです!

蒸留所はローランドなのに仕込み水はハイランド由来?

オーヘントッシャン蒸留所の仕込み水は、スコットランドのキルパトリック丘陵から採取されています。この丘陵地帯はローランド地域に位置しますが、地質的にはハイランドの影響を受けたエリアでもあります。そのため、オーヘントッシャンの仕込み水は「ハイランド由来」とも言えるのです。

この地域の水は軟水で透き通った味わいが特徴で、オーヘントッシャン独特の3回蒸留と相まって、スムースでクリアなウイスキーの仕上がりに貢献しています。ローランドの伝統を守りつつも、仕込み水にはハイランドの影響が見られる——そんな奥深さが、オーヘントッシャンの魅力の一つです。

Caoli(助手)
Caoli(助手)

同じようにローランドにありながら、仕込み水や熟成庫が別のエリアにある蒸留所があります!

Key(筆者)
Key(筆者)

例えば、グレンゴイン蒸留所もそうですね。蒸留所はローランドにありますが、熟成庫はハイランド側。仕込み水もハイランド由来で、滑らかさと奥行きのある味わいが特徴です。

オーヘントッシャン 12年の味わいと熟成

出典:Whisky.com

熟成と樽の影響

オーヘントッシャン 12年は、アメリカンオークのバーボン樽オロロソシェリー樽で熟成されます。

  • バーボン樽:バニラ、キャラメル、ナッツのような甘い香りを付与
  • オロロソシェリー樽:レーズンやドライフルーツの甘み、シナモンやナツメグのスパイシーなニュアンスを加える

これにより、フルーティーでエレガントな風味と深みのある甘さが生まれます。

オーヘントッシャン 12年の公式テイスティングノート

香り:ヘーゼルナッツ、バニラ、柑橘系のフルーツ
味わい:キャラメルやトフィーの甘さがあり、クリーミーで飲みやすい
フィニッシュ:フルーティーで軽やか、スムースな余韻調和した、バランスの取れたウイスキーが生まれます。

Key(筆者)
Key(筆者)

ウイスキーを飲み始めた方などが敬遠するピートやスモーキーな香りがありません!

Caoli(助手)
Caoli(助手)

また、3回蒸留によるクセがなくクリアな飲みやすさもオーヘントッシャンの魅力ですね!

sister-ley
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それでは、いつものようにストレート、ロック、ハイボールの3種類に飲み方で味と香りをみていきましょう!

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テイスティング(実際に飲んでみた)

オーヘントッシャン12年のフレーバー

オーヘントッシャン12年の味わい

ストレートで飲んでみる

香り

  • カラメルソース、カスタード、ナッツ、紅茶、ライム

味わい

  • ライトテイスト、ビターとクリーミーな滑らかさ

感想

まずはストレートでそのまま飲んでみます。

香りは、カラメルを思わせるほろ苦く甘い香りが漂い、カスタードの風味と合わさることで、プリンのようなニュアンスが前面に感じられます。さらに、ナッツの香ばしさや麦由来の穀物の香りが広がり、紅茶の渋みとともに、ほのかに柑橘(ライム)の爽やかさがアクセントを加えています。

口に含むと、非常に軽やかでスッと口に馴染み、バニラの甘さとシトラスの爽やかさが心地よく広がります。やがてビターな味わいが徐々に膨らみ、クリームの滑らかな甘みとともに奥からスパイシーさが顔を出します。余韻では、ジンジャー、はちみつ、ライムが混じり合った華やかでややドライな香りが残り、ゆっくりと消えていきます。

往年のローランドモルトの雰囲気を残しつつ、現代風にアレンジされた軽やかな飲み口は、初心者でも安心して楽しめる味わいです。余韻にかけてのスパイシーさがやや気になりますが、少し加水することでバランスが整い、より飲みやすくなるでしょう。

Key(筆者)
Key(筆者)

ローランドモルトらしい軽やかで華やかな味わいが広がります!往年ののオーヘントッシャンに比べるとさらに飲みやすく軽くなった印象を受けました。

ロックで飲んでみる

香り

  • 麦、ピーナッツ、紅茶、ライム、カラメル

味わい

  • ビター、ライトでスパイシーさが目立つ

感想

次は氷を入れてオンザロックで飲んでみます。

香りは少し控えめになりましたが、麦の穀物感や茹でたピーナッツの皮、紅茶を思わせる発酵感のある葉のニュアンスが感じられます。さらに、ライムのビターさやほろ苦いカラメルの香りが奥深く漂います。

口に含むと、ストレートの時よりも味の輪郭がややぼやけた印象を受けますが、柑橘の皮のギュッとしたビターな味わいが際立ちます。途中からスパイシーさが加わり、ビターな要素と絡み合いながら徐々に広がっていきます。

余韻にはライムの風味とスパイシーさがほのかに残りますが、すっと消えていくため長くは続きません。滑らかでクリーミーな要素も感じられるものの、ビターさがやや前面に出ており、少し飲みにくさを感じました。

Key(筆者)
Key(筆者)

ロックで飲むとビターが強まるのはよくある傾向ですが、これは少しビターが強すぎて飲みにくさを感じました。

ハイボールで飲んでみる

香り

  • 茹でたナッツ、カスタード、紅茶、カラメル

味わい

  • 香ばしいナッツ、ウッディな樽の香り

感想

最後はハイボールで飲んでみます。

香りは、茹でたナッツの香ばしさと渋みを感じさせる香りに、樽由来のウッディな香りが重なります。さらに、カスタードの滑らかな甘さと、紅茶を思わせる発酵感のあるタンニンが感じられ、ほのかにほろ苦いカラメルの甘さも漂います。

口に含むと、ナッツの香ばしさとカスタードの滑らかでクリーミーな甘さが広がり、そこにウッディな樽香の渋みが絶妙に絡み合います。ビターなニュアンスはありますが、強すぎることはなく、優しく口の中をリフレッシュさせつつ、香ばしさや甘さを引き立てる役割を果たしています。全体的にバランスが良く、飲みやすい味わいです。

優しく華やかでライトな酒質のローランドモルトですが、ハイボールにすることでモルトの旨味が際立ち、ほろ苦さと樽の風味がふんわりと広がる、華やかで奥行きのある味わいを楽しめました。

Key(筆者)
Key(筆者)

軽やかだけど、モルトのコクもしっかりと感じられるハイボール!食中酒としても楽しめ飲み慣れない方でも安心の味わいです!

まとめ:軽やかで華やか、クセのない美味しさ

オーヘントッシャン12年の総合評価
イマイチ
良い

ウイスキーを飲んでみたいけれど、「強すぎる」「クセがある」と感じて敬遠している方も多いかもしれません。そんな方にこそ試してほしいのが、オーヘントッシャン12年。トリプル蒸留による驚くほど滑らかな飲み口と、フルーティーで甘やかな香りが心地よく広がり、ウイスキー初心者でも抵抗なく楽しめる味わいです。

特に、バニラやキャラメルのようなまろやかな甘みがあり、ストレートでも飲みやすいのが魅力。ハイボールにすると香ばしさや奥行きが加わり、さらに爽やかな飲み心地に。ロックではビターな印象が際立つため、加水でバランスを調整するのもおすすめです。

「ウイスキーの奥深さを知りたい」「クセが少なく飲みやすい一本を探している」そんな方にはぴったり。軽やかで華やかな味わいのオーヘントッシャン12年を楽しみながら、ゆったりとしたひとときを過ごしてみませんか?

最後までお読み頂きありがとうございました。

オーヘントッシャンの主要ラインナップ

オーヘントッシャンは、さまざまな熟成方法を駆使して個性豊かなウイスキーを生産しています。ここでは代表的なボトルを紹介します。

✅ オーヘントッシャン 12年(レビューボトル)

香り:ヘーゼルナッツ、バニラ、柑橘系のフルーツ
味わい:キャラメルやトフィーの甘さがあり、クリーミーで飲みやすい
特徴:オーヘントッシャンの定番ボトル。トリプル蒸留の軽やかさが際立つ

✅ オーヘントッシャン アメリカンオーク

香り:バニラ、ココナッツ、シトラス
味わい:バーボン樽由来の甘みとフルーティさが特徴
特徴:バーボンカスク100%熟成のフレッシュなシングルモルト

✅ オーヘントッシャン スリーウッド

香り:ドライフルーツ、オーク、スパイス
味わい:バニラ、ダークチョコレート、レーズンのような濃厚さ
特徴:3種類の樽(バーボン、オロロソシェリー、PXシェリー)で熟成。リッチな風味

テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラスです!!

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