

こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!





今回は、「I.W.ハーパー ゴールドメダル」の解説&レビューを行っていきます!
「バーボンに興味があるけど、どれを選べばいいか分からない…」「高級なバーボンは手が出ないけど、美味しいものが飲みたい」という声をよく聞きます。確かに初めてのバーボン選びは迷いますよね。
実際に飲んでみた結論から先にお伝えすると、2,000円台という価格で本格的なバーボンの味わいが楽しめる、コストパフォーマンス最強の一本です!バーボン初心者から愛好家まで、幅広くおすすめできます。
この記事では実際に飲んだ体験談をもとになぜI.W.ハーパー ゴールドメダルがバーボン入門に最適なのか、その根拠を詳しく解説します!
I.W.ハーパー ゴールドメダルの基本情報とスペック
| カテゴリー | ケンタッキー・ストレート・バーボンウイスキーバーボン |
| メーカー | ディアジオ社 |
| 蒸留所 | ヘブンヒル・バーンハイム蒸留所 |
| ブランド創設 | 1877年 |
| アルコール度数 | 40% |
| 内容量 | 700ml / 200ml |
| 価格帯 | 2,000円〜2,600円(税込・2024年現在) |
| 熟成年数 | 主に6年熟成原酒をブレンド |
| 原料比率 | トウモロコシ86%、ライ麦・大麦麦芽 |
| 味わいの特徴 | バニラ、カラメル、バナナ、滑らかな甘み |
| コンセプト | 都会的で洗練された「粋なバーボン」 |
| 金賞受賞歴 | 万国博覧会で5つの金賞金メダル受賞 |





長所と短所を正直にお伝えしました!コスパ最強で、バーボン入門に最適な一本です。





さて、なぜI.W.ハーパー ゴールドメダルがこれほど人気なのか?4つの決定的な理由を詳しく解説していきます!
なぜI.W.ハーパー ゴールドメダルがおすすめなのか?【4つの理由】


バーボン入門に最適なバランス
86%という高いトウモロコシ比率と二度蒸留により、バーボン初心者でも親しみやすい滑らかな甘みとクリアな味わいを実現。40度という飲みやすいアルコール度数も魅力です。
5つの金賞が証明する確かな品質
ニューオーリンズ、シカゴ、パリ、セントルイス、サンフランシスコの万国博覧会で計5つの金賞を受賞。100年以上前から世界に認められた本物の味わいです。
2,000円台で楽しめる本格バーボン
148年の伝統と確かな製法で作られた本格バーボンが、スーパーやコンビニで気軽に購入できる価格。これ以上のコストパフォーマンスはありません。
万能な飲み方と使い勝手の良さ
ストレート、ロック、ハイボール、カクテルと、どんな飲み方でも味わいが崩れない安定感。普段使いから特別な日まで活躍する頼れる一本です。




ここでI.W.ハーパーブランドの歴史を振り返ってみましょう。1877年の誕生から現在まで、どのような想いで作られてきたのかが分かります!
I.W.ハーパーブランドの誇り高き歴史


1877年:移民の夢が生んだ傑作ブランド
ドイツからの移民であるアイザック・ヴォルフ・バーンハイム(Isaac Wolfe Bernheim, 1848-1945)は、1867年にわずか4ドルを持ってアメリカに移住しました。ケンタッキー州でバーボンと出会い、その魅力に取り憑かれた彼は、品質にこだわったウイスキー造りへの情熱を燃やし始めます。


「fewer and better」の哲学
弟のバーナードと共に1872年に「バーンハイム商会」を創業したアイザックは、当時質の悪いバーボンが出回っていた市場に対し、「たとえ作り出せるものが少量だったとしても良いものを」という哲学を貫きました。
友情から生まれたブランド名
1877年、アイザックは自身のイニシャル「I.W.」と、無二の親友であるフランク・ハーパーの名前を冠した「I.W.ハーパー」として商品を販売開始。この名前には、品質への誇りと友情への敬意が込められています。





移民として苦労した創業者が、友人の名前を冠したブランドを作り上げた…素敵なストーリーですね!
1885年〜1915年:世界を制した「ゴールドメダル」


5つの金賞という栄光
I.W.ハーパーが世界的に注目されるきっかけとなったのは、1885年のニューオーリンズ万国博覧会での金賞受賞でした。その後も快進撃は続きます:
- 1885年:ニューオーリンズ万国博覧会 金賞
- 1893年:シカゴ万国博覧会 金賞
- 1900年:パリ万国博覧会 金賞
- 1904年:セントルイス万国博覧会 金賞
- 1915年:サンフランシスコ万国博覧会 金賞
この輝かしい実績が、ラベルに5つのメダルがあしらわれた「I.W.ハーパー ゴールドメダル」という名称の由来となりました。





30年間で5つの金賞!世界中の万国博覧会で認められた本物の品質です。
1920年代:禁酒法時代を生き抜いた蒸留所
医薬品としての特別許可
1920年代の禁酒法下で多くの蒸留所が閉鎖される中、バーンハイム蒸留所は国から医薬品としての販売許可を受け、製造を継続することができました。この困難な時代を乗り越えたことが、ブランドの強固な基盤となります。
現代:都会的で洗練された「粋なバーボン」


シルクハットの紳士が象徴するイメージ
初期の広告に登場したシルクハットの紳士により、I.W.ハーパーは都会的で洗練された「粋なバーボン」というイメージを確立しました。現在もボトルのラベル下部には、丁寧にお辞儀しているシルクハットの紳士が描かれています。
ギフトボトルの伝統
1949年からはギフト用のクリスタルボトルが販売され、上質で洗練されたイメージをさらに押し上げ、コレクターの間で人気を集めました。





いよいよI.W.ハーパー ゴールドメダルの核心部分!86%のトウモロコシ比率と二度蒸留が生み出す独特の味わいの秘密を詳しく見ていきましょう。
I.W.ハーパーの製法 – 滑らかさの秘密


ヘブンヒル・バーンハイム蒸留所
伝統を受け継ぐ聖地 現在のI.W.ハーパーの原酒は、ケンタッキー州ルイヴィルにあるヘブンヒル・バーンハイム蒸留所で製造されています。この蒸留所は、創業者アイザック・バーンハイムの名を冠した歴史ある施設です。
86%トウモロコシ比率の贅沢な配合
バーボンを超えた滑らかさ バーボンの規定では「原料の51%以上がトウモロコシ」とされていますが、I.W.ハーパーは86%という極めて高い比率のトウモロコシを使用しています。
トウモロコシ86%がもたらすもの
- 滑らかな舌触り:口当たりが非常に柔らかく優しい
- 豊かなコク:穀物由来の深みのある味わい
- 自然な甘み:トウモロコシ本来の甘さが際立つ
- 飲みやすさ:バーボン初心者でも親しみやすい





86%というのは相当高い比率!だからこそ、バーボンの中でも特に滑らかで甘い味わいなんですね。
二度蒸留による雑味のないクリアさ


サンパー(Thumper)による再蒸留 I.W.ハーパーは連続式蒸留器で蒸留された後、サンパー(Thumper)と呼ばれる別の機械で再度蒸留されます。この二度の蒸留を経ることで、不純物が徹底的に取り除かれた純度の高い原酒が作られます。
二度蒸留がもたらす効果
- 雑味のないスッキリとした味わい
- クリアで透明感のある飲み口
- バーボン特有の接着剤臭の軽減
- 上品で洗練された仕上がり





この二度蒸留こそが、I.W.ハーパーの「クリアで飲みやすい」という最大の特徴を作り出しているんです!
レンガ造り倉庫での熟成


1881年以来の伝統的熟成 I.W.ハーパーの熟成は、1881年以降、レンガ造りの倉庫で行われています。レンガ造りの倉庫は年間を通じて一定の気温を保ちやすく、この安定した環境が6年熟成の成功に貢献しています。
レンガ倉庫の利点
- 温度変化が緩やか
- 湿度が適度に保たれる
- 原酒がストレスなく熟成できる
- 長期熟成にも対応可能(12年など)





お待たせしました!実際にI.W.ハーパー ゴールドメダルをテイスティングした感想を詳しくお伝えします。香り、味わい、余韻まで徹底レビュー!
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I.W.ハーパー ゴールドメダルを実際に飲んでみた


I.W.ハーパー ゴールドメダルのフレーバー
I.W.ハーパー ゴールドメダルの味わい
ストレートで飲んでみる


香り
バナナ、キャラメル、バニラ、ビスケット、樽香、ブーケ、セメダイン
味わい
スムースでライト、甘く香ばしい
感想
グラスに注ぐと、未熟なバナナ、青い南国フルーツのような香りが漂ってきます。キャラメルの甘さ、クリーミーなバニラに香ばしいビスケット、ウッディな樽の香りに花のような香り、そして少し接着剤のような香りも感じられます。
口に含むと、すっとなじむスムーズでライトな感じで、とても飲みやすいです。華やかなフローラルな香りが広がって、甘さとウッディな味わいが優しく膨らんできます。その奥からビターが顔を出してきて、樽の香りとビターがゆっくりと消えていく余韻です。





非常にライトでスムース!バーボンが苦手な人でも楽しめるクセのなさがI.W.ハーパー最大の魅力だと実感できる味わい!
ロックで飲んでみる


香り
バナナ、樽香、キャラメル、バニラ、ナッツ、ビスケット、セメダイン
味わい
スッキリとしたビター
感想
氷を加えると、青く未熟なバナナに、焦がしたようなウッディな樽の香りが際立ってきます。キャラメル、バニラの甘さが少し落ち着いて、茹でたナッツのような香り、ビスケットの香ばしさに接着剤のような香りも感じられます。
口に含むと、スムーズでライトながらビターな味わいが目立ちます。その奥にバニラの甘さやビスケットの香ばしさが感じられて、終始ビターな感じが続きます。焼き菓子や樽の香りが残りながら、余韻もビターでゆっくりと消えていきます。





ロックにするとビターさが増してキリッとした味わいに変化します!樽の香り、バニラの甘さがふんわり香り、スッキリと飲めてしまいます!
ハイボールで飲んでみる


香り
青いバナナ、花、茹でたナッツ、セメダイン、キャラメル、バニラ、樽香
味わい
フローラルでスッキリとした味わい
感想
ハイボールにすると、青くてかすかな未熟バナナの香りに、花のようなフローラルな香り、茹でたピーナッツのような香りが加わります。接着剤のような匂いは弱まりますが、他の香りよりも前に感じられます。奥の方にキャラメル、バニラの甘い香りがあって、全体にふんわりと樽の香りが漂っています。
口に含むと、とてもすっきりとしたフローラルな香りが広がります。キャラメル、バニラのような甘さが静かに感じられて、フローラルな香りと甘さを香ばしいウッディな香りが包み込みます。そしてゆっくりと消えていく感じです。





一世風靡したハーパーソーダ!クセのない柔らかな味わいで当時の日本人に愛された理由も納得の味わいです!





I.W.ハーパーには「ゴールドメダル」以外にもラインナップがありますね。特に有名な「12年」との違いを比較してみましょう!
I.W.ハーパーファミリーでの位置づけ
| 項目 | ゴールドメダル | 12年 |
|---|---|---|
| 熟成年数 | 主に6年 | 12年 |
| アルコール度数 | 40% | 43% |
| 特徴 | フレッシュで爽やか | 熟成感とスムース |
| 味わい | バナナ・バニラ・カラメル | メープル・いちご・バナナ |
| 価格帯 | 2,000〜2,600円 | 9,700円再発売予定 |
| ボトル | 標準的な円筒形 | 四角にひし形デザイン |
| 位置づけ | デイリーユース | プレミアムライン |
I.W.ハーパー 12年の歴史的意義
世界初の12年熟成バーボン
I.W.ハーパー 12年は1961年に発表され、世界で初めて12年という長期間熟成に成功したバーボンとして、プレミアムバーボンの開拓者的存在となりました。当時、バーボンは4〜6年の熟成が最良とされていた中での画期的な挑戦でした。
終売と再発売
長期熟成原酒の確保が困難となったため、2022年6月に終売。しかし原酒確保に見通しがついたとして、2024年7月23日に再発売されることが発表されました。価格は9,700円(税込)の予定です。





12年は終売後に価格が高騰しましたが、再発売により安定的に供給出来るようになりました!でも、まずはゴールドメダルから始めるのが正解です。
I.W.ハーパー カベルネカスクリザーブ
2022年に発売された銘柄で、カリフォルニア産カベルネ・ソーヴィニヨンに使われた赤ワインの空き樽で追加熟成されています。華やかで爽やかなハーパーと、凝縮感のある果実味が特徴のカベルネ・ソーヴィニヨンを合わせた、大胆で新しい可能性を示す組み合わせです。
海外限定:15年熟成
日本国外では、15年熟成の「I.W.ハーパー ケンタッキー ストレート バーボン ウイスキー 15年」なども販売されています。





ゴールドメダルで気に入ったら、次は12年やカベルネカスクリザーブに挑戦してみるのも楽しいですね!





せっかくのI.W.ハーパー ゴールドメダル、おつまみや料理との組み合わせも楽しみたいですよね!おすすめのペアリングをご紹介します。
I.W.ハーパーとのペアリング提案


洋食との相性
- ハンバーガー:アメリカンな組み合わせで王道
- ステーキ:バーボンの甘みが肉の旨みを引き立てる
- BBQ料理:スモーキーな風味とバーボンの調和
- フライドチキン:ハーパーソーダで流し込む至福
スイーツとのペアリング
- ダークチョコレート:カカオのビターさとバニラの甘みの相性抜群
- バニラアイス:I.W.ハーパーをかけてアフォガード風に
- アップルパイ:果実感とシナモンの風味がマッチ
- キャラメルナッツ:甘さの相乗効果
和食との意外な組み合わせ
- 焼き鳥(タレ):甘辛いタレとバーボンの甘みが調和
- 照り焼きチキン:八つ橋のようなニッキ風味と好相性
- みたらし団子:カラメルの風味が共鳴する
日常のシーンで
- 仕事終わりのリラックスタイムに
- 週末の映画鑑賞のお供に
- 友人とのホームパーティーで
- 一人でじっくりと味わう贅沢な時間に
I.W.ハーパー ゴールドメダルは、気取らない日常を少しだけ特別にしてくれるバーボンです。





I.W.ハーパーについて気になる疑問にお答えします!価格のこと、飲みやすさ、保存方法など、よくある質問をまとめました。
よくある質問(FAQ)
「バーボン初心者でも飲めますか?」
86%のトウモロコシ比率と二度蒸留により、バーボンの中でも特に滑らかで飲みやすい仕上がりです。40度という低めのアルコール度数も初心者に優しいポイントです。
「ジャックダニエルやワイルドターキーとの違いは?
I.W.ハーパーは二度蒸留によるクリアさと、86%トウモロコシの甘みが特徴。ジャックダニエルよりも滑らかで、ワイルドターキーよりもライトな飲み口です。
「ハイボールで飲んでも美味しい?」
むしろハイボール(ハーパーソーダ)が公式推奨される飲み方!元々の味わいがしっかりしているため、炭酸で割っても味わいが損なわれません。
「保存方法は?」
直射日光を避け、涼しい場所に立てて保存。開封後も品質は長期間維持されますが、風味を楽しむなら半年〜1年以内に飲み切るのがおすすめです。
「どこで買えますか?」
スーパー、コンビニ、酒販店など、幅広い店舗で取り扱っています。入手困難な高級バーボンと違い、いつでも気軽に購入できるのが魅力です。
【FAQ まとめ】
- 初心者に優しい滑らかさと40度のアルコール度数
- 二度蒸留とトウモロコシ86%が生む独特の飲みやすさ
- ハイボールが公式推奨される万能バーボン
- スーパーやコンビニで気軽に購入可能
まとめ I.W.ハーパー ゴールドメダルは2,000円台で楽しめる本格バーボン
I.W.ハーパー ゴールドメダルは、148年の歴史と5つの金賞受賞という実績を持ちながら、2,000円台という驚きの価格で手に入るバーボンです。
86%のトウモロコシ比率と二度蒸留による滑らかな甘みとクリアな味わいが特徴。40度という飲みやすいアルコール度数で、バーボン初心者でも安心して楽しめます。
バーボン特有のクセが少ない親しみやすい風味は、ストレート、ロック、ハイボールとどんな飲み方でもOK。スーパーやコンビニで気軽に購入できるのも魅力です。
「本格的なバーボンを手軽に楽しみたい」という方に最適な一本。日常をちょっと特別にしてくれる、頼れるデイリーバーボンとして、ぜひお試しください!




最後までお読み頂きありがとうございました。







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