ザ・マッカラン ダブルカスク12年徹底レビュー!ウイスキーが苦手な人でも飲みやすい!

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こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!

Caoli(助手)
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今回は、「ザ・マッカラン ダブルカスク12年」の解説&レビューを行っていきます!

「マッカランのシェリーオークは高すぎる…」「ウイスキーって強すぎて苦手…」「トリプルカスクは軽すぎるって聞いたけど…」そんな声をよく耳にします。確かに、マッカランのラインナップ選びは悩ましいですし、ウイスキー初心者には敷居が高いですよね。

そのような方にオススメしたいのが、ダブルカスク12年です!ウイスキーが苦手な人でも飲みやすいバニラやハニーの甘みが特徴で伝統的なシェリー樽の深みと現代的な飲みやすさを完璧にバランスさせた傑作です。マッカラン入門にも、日常の贅沢にも最適な一本です。

この記事では実際に飲んだ体験談をもとになぜダブルカスク12年がマッカランの新定番として選ばれるのか、その根拠を詳しく解説します!

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Caoli(助手)
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まずはマッカラン ダブルカスク12年の基本スペックから確認していきましょう!価格や特徴をしっかり把握してから深く掘り下げていきます。

マッカラン ダブルカスク12年の基本情報とスペック

ザ・マッカラン ダブルカスク12年詳細
ザ・マッカラン ダブルカスク12年の詳細はこちら
カテゴリースコットランド・スペイサイド・シングルモルトウイスキー12年熟成
メーカーザ・マッカラン蒸溜所
創業1824年200年の伝統
アルコール分40%
内容量700ml
価格帯10,000円〜12,000円
品質評価★★★★★★★世界最高峰
コンセプト2種類のシェリー樽の調和による現代的な甘み
味わいの特徴バニラ、ハニー、バタースコッチ、シトラス、スパイス
使用樽シェリーシーズニングしたアメリカンオーク+ヨーロピアンオーク2種類のシェリー樽
特徴100%シェリー樽熟成、スモールスチル蒸溜
おすすめの飲み方ロック、ハイボール、ストレート

マッカラン ダブルカスク12年の長所・短所

【長所】

  • ウイスキーが苦手な人でも飲みやすい:バニラやハニーの親しみやすい甘み
  • 完璧なバランス:重厚さと軽やかさの理想的な融合
  • 100%シェリー樽熟成:マッカランの伝統を守りながら現代的な甘み
  • 世界最高峰のウッドマネジメント:アメリカンオークをスペインでシーズニング
  • 多様な飲み方:ストレート、ロック、ハイボールすべてで美味しい
  • 安定した供給:シェリーオークより入手しやすい
  • 優れたコストパフォーマンス:シェリーオーク12年より約3,600円安い
  • 洗練されたパッケージ:2025年の新デザインで高級感
  • ハイボールとの相性抜群:日本の食文化にぴったり
  • 国際的な受賞歴:サンフランシスコWSC最高金賞など

【短所】

  • シェリーオークより軽い:重厚な味わいを求める人には物足りない可能性
  • 価格上昇傾向:2025年改定で約9.5%値上げ
  • 40%のアルコール度数:43%のシェリーオークより薄く感じることも
  • 若々しい刺激:12年熟成でスパイシーさやタンニンが目立つ場合も
  • トリプルカスク終売の影響:トリプルカスクファンには代替にならない
  • ハーフボトルの誘惑:350mlを買って満足してしまうかも
Key(筆者)
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ダブルカスク12年はマッカランの伝統と現代性を両立した、非常にバランスの良いウイスキーです。

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さて、なぜマッカラン ダブルカスク12年がおすすめなのか?5つの決定的な理由を詳しく解説していきます!

なぜマッカラン ダブルカスク12年がおすすめなのか?【5つの理由】

伝統と革新の完璧な融合

100%シェリー樽熟成というマッカランの黄金律を守りながら、アメリカンオークのバニラ感で現代的な飲みやすさを実現。伝統派も新規層も満足させる設計です。

業界随一のウッドマネジメント

アメリカンオーク材をわざわざスペインに輸送し、シェリーシーズニング。このコストを惜しまない姿勢が、他では味わえない「純粋なオークの甘み」を生み出します。

マッカランの新定番

トリプルカスクの終売傾向により、ダブルカスクが名実ともにマッカランの「顔」に。入手しやすさと品質のバランスで、最も賢明な選択肢です。

日本市場への適応

ハイボール文化が成熟した日本で、ダブルカスクのバニラ香はソーダと完璧に調和。居酒屋やバーでのプレミアム・ハイボールとして底堅い需要があります。

国際的な評価

2017年サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション最高金賞、2024年楽天市場グルメ大賞など、専門家と消費者双方から高評価を獲得。

Caoli(助手)
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ここでマッカラン蒸溜所の歴史を振り返ってみましょう。1824年の創業から現在まで、「シングルモルトのロールスロイス」がどのように築かれてきたのかが分かります!

ザ・マッカラン ダブルカスク12年について

今回は、シングルモルトウイスキー「ザ・マッカラン ダブルカスク12年」をご紹介致します。

「マッカラン」といえば代表作に「ザ・マッカラン シェリーオーク12年」があり「シングルモルトのロールスロイス」と称される銘柄で、日本においても非常に人気が高いですね。

ザ・マッカラン シェリーオーク12年」については、別記事をご参照ください。

そんな”孤高の存在”であるマッカランが、2017年からレギュラーラインナップとしてリリースしているボトルが「ザ・マッカラン ダブルカスク12年」になります。

では早速、「ダブルカスク12年」とは、どんなウイスキーなのか見ていきましょう!!

ダブルカスク12年とは(製法)

「ザ・マッカラン ダブルカスク12年」はマッカラン蒸留所がリリースしているシングルモルトです。

ボトルネームである”ダブルカスク”とは2種類のシェリー樽で熟成された原酒が使われている事を意味しています。 

定番品であるシェリーオーク12年」は、100%スペイン産ヨーロピアンオークのシェリー樽原酒が使われています。

対して「ダブルカスク12年」はヨーロピアンオークのシェリー樽に加え、アメリカンオークのシェリー樽も使った2種類の原酒構成からなります。

どちらの樽も厳格な管理を行っている森林から伐採された木材を、1年近く自然のシーズニングを行い、職人の手によって樽へと生まれ変わります。

北スペイン産のヨーロピアンオーク、そしてアメリカ東部のアメリカンオーク

出来上がった樽はスペインに輸送され、指定された方法でシェリーの熟成を行います。

最低2年(ヨーロピアンオークは3年)シェリーの熟成に使用した樽は、いよいよスコットランドに運ばれ、マッカランのウイスキー熟成へと使われるのです。

木材の伐採から樽の製造、シェリーの熟成を経てウイスキーの熟成に至るまで”10数年もの時間”を費やしてる事になりますね・・・。

そして、長い時間をかけ大切に造られた2つの原酒をブレンディング。

こうして、マッカランの新たなスタンダード「ザ・マッカラン ダブルカスク12年」が造られているんです。

ウイスキーとは「時間を飲む、飲み物」と言われます。木材の成長まで含めると途方も無い時間を費やしているんですね・・・(驚)

では、肝心の味わいをいつものように3種類の飲み方でレビューしていきます。どうぞ、最後まで御覧ください!!

マッカランの誇り高き歴史 – 「シングルモルトのロールスロイス」の軌跡

1824年:スペイサイドの巨人誕生

スコットランド・スペイサイド地方のクレイゲラヒに、アレキサンダー・リードによってマッカラン蒸溜所が創業しました。当時から「最高品質の樽」へのこだわりは並外れており、創業者は「ウイスキーの味わいの80%、色の100%は樽に由来する」と信じていました。

スモールスチルの哲学

創業時から採用された「Curiously Small Stills(不思議なほど小さな蒸溜器)」は、重厚でオイリー、芳醇なニューポットを生み出す秘訣。背が低く、ラインアームが下向きの独特な形状が、マッカランの個性を形作ります。

シェリー樽熟成の伝統

歴史的に、マッカランのアイデンティティは「オロロソシェリーでシーズニングされたスパニッシュオーク(ヨーロピアンオーク)樽」にありました。これが重厚でリッチ、ドライフルーツの風味豊かな「シェリーオーク」シリーズの原点です。

Caoli(助手)
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200年近い歴史の中で、一貫して「樽」にこだわり続けてきたんですね!だから「シングルモルトのロールスロイス」と呼ばれるんです。

21世紀:市場環境の変化と製品戦略の転換

世界的なウイスキー需要の急増により、高品質なスパニッシュオーク樽の確保が困難に。また、ライトでスムースな味わいを好む新規層の流入もあり、マッカランは製品ポートフォリオの再構築を迫られました。

2004年:ファインオーク(後のトリプルカスク)の挑戦

バーボン樽熟成原酒を使用した画期的な製品でしたが、一部の保守的なファンからは「マッカラン=シェリー樽」という図式を崩すものとして賛否両論を巻き起こしました。

2015年頃:ダブルカスクという第三の解答

こうした背景の中で誕生したダブルカスクは、マッカランの伝統と市場の要請を高度に止揚した製品。バーボン樽を使うのではなく、「アメリカンオーク材で作った樽にシェリー酒をシーズニングする」という手法で、100%シェリー樽熟成の黄金律を遵守しながら、アメリカンオーク特有のバニラやシトラスの軽やかな甘みを取り入れることに成功しました。

Caoli(助手)
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原酒不足という困難を、イノベーションで乗り越えた!単なる妥協ではなく、現代の傑作として生まれ変わったんですね。

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いよいよダブルカスク12年の核心部分!2種類のオーク樽がどのように調和しているのか、科学的な視点も交えて詳しく見ていきましょう。

2種類のオーク樽の調和 – ダブルカスクの核心

ヨーロピアンオーク(Quercus Robur):マッカランの骨格

植物学的特性

  • 原産地:主にスペイン北部、フランス
  • 多孔質でタンニン分が多い木材
  • 没食子酸やエラグ酸などの加水分解性タンニンが豊富

香味への貢献

  • ドライフルーツ:レーズン、イチジクの凝縮した甘み
  • 強いスパイス:クローブ、シナモンの刺激的な香り
  • オレンジピール:柑橘の皮のようなビター感
  • 深い赤褐色:酸化促進による美しい色調
Key(筆者)
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ヨーロピアンオーク樽はマッカランの伝統的な「骨格」と「重厚さ」を形成します。ダブルカスクにおいても、味わいの土台となる重要な要素です。

アメリカンオーク(Quercus Alba):革新的な甘み

植物学的特性

  • 原産地:アメリカ合衆国(オハイオ州、ケンタッキー州、ミズーリ州など)
  • 木質密度が高く、成長が早いため木目が詰まっている
  • リグニン由来の成分やシス-オークラクトン(ウイスキーラクトン)が豊富

香味への貢献

  • バニリン:クリーミーなバニラ、バタースコッチ、トフィーの香り
  • ラクトン:ココナッツや桃のようなフルーティーな香り
  • シトラス:レモンやオレンジの爽やかさ
  • 黄金色:明るい琥珀色(Harvest Sun)
Key(筆者)
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アメリカンオーク樽はマッカランに「親しみやすい甘み」と「滑らかさ」を付加します。ヨーロピアンオークの強いタンニンを中和し、現代的な飲みやすさを実現します。

Caoli(助手)
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2種類のオークそれぞれが違う個性を持っていて、それが見事に調和しているのがダブルカスクの魅力なんですね!

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マッカランの樽へのこだわりは、本当に異次元レベル!アメリカンオークをわざわざスペインまで運ぶ、その驚きの工程を見ていきましょう。

異例のウッドマネジメント – アメリカンオークの長い旅

一般的なスコッチウイスキーでは、アメリカンオーク樽といえば「バーボンウイスキーの熟成に使用された古樽(Ex-Bourbon Cask)」を指します。しかし、マッカランのダブルカスクは決定的に異なります。

アメリカンオークのサプライチェーン

1. 伐採と輸送 アメリカ中西部で伐採されたオーク材は、製材された後、大西洋を越えてスペインのアンダルシア地方へ輸送されます。

2. 自然乾燥(エアドライ) スペインの強烈な太陽の下で1年〜数年間乾燥。これにより、木材中の余分な水分と未熟なタンニン(渋みの原因)が除去され、香味成分が凝縮されます。

3. 製樽(クーパレッジ) ヘレスの提携クーパレッジにて樽として組み上げられます。この際、トースティング(焼き入れ)が行われ、木材内部の糖分がキャラメル化し、バニリンが活性化します。

4. シェリーシーズニング ドライ・オロロソシェリーが樽に満たされ、約18ヶ月〜2年間静置。オーク材はシェリーのフルーティーな香味を吸収し、逆に木材のアクがシェリーに移ります(このシェリーは通常、飲用にはされず蒸留酢の原料などに転用)。

5. スコットランドへの輸送 役割を終えたシェリーが排出された後、空樽は直ちにスコットランドへ輸送され、マッカランのニューポットが詰められます。

驚異的なコスト

このプロセスは、通常のバーボン樽を購入するコストの数倍〜10倍近くかかると言われています。しかし、これにより「バーボン由来の焦げ感や荒々しさ」を排除し、純粋な「オークの甘み」と「シェリーの深み」のみを抽出することが可能となります。

Key(筆者)
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このコストを惜しまない姿勢が、マッカランの品質を支えているんですね!だから「シングルモルトのロールスロイス」なんです。

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お待たせしました!実際にマッカラン ダブルカスク12年をテイスティングした感想を詳しくお伝えします。香り、味わい、余韻まで徹底レビュー!

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ザ・マッカラン ダブルカスク12年を実際に飲んでみた

フレーバーチャート

味わいチャート

ストレートで飲んでみる

香り

ハチミツ、バニラ、レーズン、プラム、白ワイン、硫黄、ゴム

味わい

シェリーのエレガントな香りとタンニン、アメリカンオークの甘やかさ

感想

まずはストレートで飲んでみます。

香りは、マッカランらしいエレガントさよりも、ハチミツやバニラのしっかりとした甘さが先行します。アメリカンオーク樽の特徴が出ているのでしょう。ただ、グラスの中でゆっくりと揺らしていると、マッカランらしいエレガントな香りが立ち上がってきました。レーズンやプラムの果実感、白ワインのような爽やかさ、そしてシェリー樽由来のわずかな硫黄・ゴムのニュアンスも感じられます。

口に含むと、シェリーの瑞々しい酸味とタンニンが膨らみ、続いてキャラメルのような甘さが追いかけてきます。中盤からスパイシーさも顔を出し、余韻にかけて果実感のあるビターと酸味が優しく長く残ります。

定番の「シェリーオーク12年」と比べると重厚感はやや控えめですが、甘さと香ばしさが心地よく、マッカランらしいエレガントさも十分に感じられます。普段ハイボールを飲み慣れている方には、シェリー感が程よく抑えられたこちらの方が馴染みやすい味わいかもしれません。

ロックで飲んでみる

香り

カラメル、焦げたビスケット、バニラ、ハチミツ、レーズン、ワックス

味わい

ブドウの渋みと酸、果実の皮、シェリー感のある余韻

感想

次は氷を入れて、オンザロックで飲んでみます。

香りはストレートとはまるで異なり、焦げ感が強く樽の内側を想像させる立ち上がりがあります。カラメルやビスケットのようなシリアル感があり、続いてバニラやハチミツの甘い香り、わずかにレーズンとワックスのようなニュアンスも漂います。

口に含むと、焦げ感とは裏腹にシェリー由来のブドウの酸味と渋み、果実の皮のような優しくもしっかりとしたビターを感じます。

氷が溶けて加水が進むと焦げ感も落ち着き、味わいはぐっとまろやかになります。香ばしさのアメリカンオークとエレガントなヨーロピアンオークのバランスが口の中で調和し、ロックでもマッカランらしさをしっかりと味わえます。


ハイボールで飲んでみる

香り

プラム、レーズン、ハチミツ、バニラ、ワックス

味わい

華やかでエレガント、ブランデーハイボールの様

感想

最後はハイボールで飲んでみます。

香りは、フレッシュなプラムとレーズンなど熟した果実香が漂い、ハチミツやバニラの甘さが伴います。奥にはワックスっぽいニュアンスもありますが、主役はマッカランらしいエレガントな果実香です。

口に含むと、香ばしい麦の香りと優しい甘さが広がります。後を追うようにエレガントなシェリーの酸味とビターが膨らみ、余韻にかけてハチミツの甘さがしっとりと残ります。

口に含んだ瞬間の香ばしさと芳醇な果実感、そして全体を包むエレガントな味わいは、マッカランならではの個性がよく表れたハイボールです。思わずグラスが進む、贅沢な一杯といえます。

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マッカランには他にもいろいろなラインナップがありますね。ダブルカスク12年がマッカランファミリーの中でどんな位置づけなのか比較してみましょう!

マッカランファミリーでの位置づけ – シェリーオーク・トリプルカスクとの比較

ダブルカスク vs シェリーオーク vs トリプルカスク

マッカランファミリー比較表
マッカランファミリー比較:ダブルカスク vs シェリーオーク vs トリプルカスク
項目 ダブルカスク 12年
この記事
シェリーオーク 12年
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トリプルカスク 12年
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樽構成 シェリー樽(米・欧)2種類 シェリー樽(主に欧)伝統 シェリー樽+バーボン樽3種類
主要アロマ バタースコッチ、バニラ、蜂蜜、オレンジ ドライフルーツ、スパイス、重厚なシェリー香 メロン、バニラ、レモン、草
味わいの方向性 バランス型甘みとスパイス 伝統型リッチ、タニック ライト型爽快、繊細
ボディ感 ミディアム〜フル フルボディ ライト〜ミディアム
推奨シーン 食中酒、リラックス、ハイボール 食後酒、瞑想的な時間、ストレート アペリティフ、暑い日、ハイボール
価格(2025改定) 9,900円(税抜) 13,500円(税抜) 市場在庫のみ
入手難易度 比較的容易(安定供給) 困難(プレ値傾向) 困難(流通在庫のみ)

💡 ポイント:ダブルカスクはシェリーオークの重厚さとトリプルカスクの軽やかさの中間に位置し、価格、入手しやすさ、味わいのバランスが最良。マッカランの「新定番」として、伝統を守りながら現代の飲み手にも受け入れられる黄金のバランスを実現しています。

分析:なぜダブルカスクが「新定番」なのか

対シェリーオーク

シェリーオーク12年は「マッカランの原点」であり、圧倒的な重厚感を持ちますが、その分価格も高く、タンニンが強いため飲み手を選ぶ側面があります。ダブルカスクは、シェリーオークのニュアンスを残しつつ、アメリカンオークのバニラ感で飲みやすさを向上させており、現代的な嗜好にマッチしています。

対トリプルカスク

トリプルカスクはバーボン樽の使用により最もライトな味わいでしたが、マッカランのブランドイメージである「シェリー樽」の要素が薄いという課題がありました。トリプルカスクの終売・縮小傾向は、マッカランが「シェリー樽熟成」というアイデンティティに回帰しつつ、その中で多様性を持たせるためにダブルカスクを主力に据えたことを示しています。

Caoli(助手)
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ダブルカスクは、マッカランの伝統を守りながら、現代の飲み手にも受け入れられる「黄金のバランス」を実現しているんですね!

Key(筆者)
Key(筆者)

せっかくのマッカラン ダブルカスク12年、おつまみや料理との組み合わせも楽しみたいですよね!科学的な親和性に基づいたおすすめペアリングをご紹介します。

ザ・マッカラン ダブルカスク12年とのペアリング提案

和食との共鳴

寿司・刺身

一般的にウイスキーと生魚は難しいとされますが、ダブルカスクのハイボールであれば、白身魚の昆布締めや、甘みのあるホタテ、甘エビと好相性。醤油ではなく「塩とすだち」で食べるスタイルには、ウイスキーのシトラス香が調和します。また、脂の乗った中トロや炙りサーモンは、ウイスキーのオイリーさと脂質同士の親和性を見せます。

天ぷら

サクサクとした衣の香ばしさと、素材(海老や野菜)の甘みは、ダブルカスクのモルティな甘みとリンクします。ハイボールの炭酸が油を切り、口内をリフレッシュさせる効果も高い。

羊羹(ようかん)

サントリー公式も推奨するペアリング。小豆の重厚な甘さとねっとりした食感は、マッカランのフルボディな質感と対等に渡り合います。ウイスキーのスパイスが餡の甘さを引き締め、上品な余韻を残します。

スイーツ・甘味

フルーツタルト

タルト生地のバター感とカスタードクリームは、アメリカンオークの「バニラ・バター」の風味と同調(同調効果)。上に乗ったベリーや柑橘の酸味は、ウイスキーのフルーティーさと補完し合います。

ダークチョコレート

カカオ70%以上のビターチョコレートは、マッカランのタンニンとビター感と呼応。チョコレートの脂質がウイスキーのオイリーさを和らげ、互いを引き立て合います。

西洋料理

鴨のロースト オレンジソース

鴨肉の鉄分を含んだ旨味と脂、そしてオレンジソースの甘酸っぱさは、ダブルカスクが持つ「シトラス&スパイス」のプロファイルと完璧なマリアージュ(結婚)を見せます。

チーズ(ブリー、カマンベール)

クリーミーで柔らかいチーズは、ウイスキーのバニラ感とマッチ。チーズの塩気がウイスキーの甘みを引き立てます。

Caoli(助手)
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和食から洋食、スイーツまで幅広く合わせられる!これもダブルカスクのバランスの良さゆえですね。

Key(筆者)
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マッカランについて気になる疑問にお答えします!価格のこと、飲みやすさ、保存方法など、よくある質問をまとめました。

よくある質問(FAQ)

「ウイスキーが苦手な人でも楽しめる?」

はい、ダブルカスクは非常におすすめです!アメリカンオーク由来のバニラやハニー、バタースコッチの親しみやすい甘みが前面に出ており、ウイスキー特有の刺激や渋みが苦手な方でも飲みやすい設計です。特にハイボールやロックから始めると、さらに飲みやすくなります。

「シェリーオークと比べてどう違うの?」

ダブルカスクはアメリカンオークのバニラ感で軽やかさと飲みやすさが向上。シェリーオークは重厚でタニックな伝統的スタイル。価格も約3,600円安く、入手しやすいのがダブルカスクです。

「トリプルカスクの代わりになる?」

トリプルカスクはバーボン樽使用でよりライト。ダブルカスクは100%シェリー樽熟成なので、より深みとコクがあります。トリプルカスクほど軽くはありませんが、バランスの良さでは勝ります。

「ウイスキー初心者でも楽しめる?」

40%のアルコール度数と、バニラやハニーの親しみやすい甘みで、初心者の方にも安心しておすすめできます。特にハイボールやロックから始めるのがおすすめ。

「ハイボールに使うのはもったいない?」

いいえ!ダブルカスクはハイボールとの相性が抜群です。日本市場を意識した設計で、居酒屋やバーでも人気。価格的にもシェリーオークより気軽にハイボールで楽しめます。

「保存方法は?」

直射日光を避け、涼しい場所に立てて保存。開封後も品質は長期間維持されますが、なるべく1年以内にお楽しみください。酸化を避けるため、残量が少なくなったら小瓶に移すのも有効です。

まとめ

ザ・マッカラン ダブルカスク12年の総合評価
イマイチ
良い

近年のマッカランを揶揄する意見もチラホラありますが、伝統の「シェリーオーク」には無い「新しい可能性」を確立した「ダブルカスクシリーズ」。

私自身、90年代のマッカランの味わいを思い出すと今のマッカランは・・・と、比較してしまう悪い癖があります。以前のマッカランは確かに芳醇でエレガント、まさに王様といった風格がありましたが、同時にクセも強かった傾向にあります。(以前のマッカランは現在のシーズニングによるシェリー樽ではなく、本物のシェリー樽を使用)

それを踏まえ、現在の需要のあるウイスキーの味を考えると、往年のマッカランは濃すぎて受け入れ辛いかもしれません。そのくらいシェリー感やボディの厚みなど系統は同じでも全く違う味だったのです。

しかし今回、「ダブルカスク12年」を飲んでみて、新旧の違いや使われている原酒構成が違うものの「マッカランはやはりマッカラン」という結論と、「飲みやすい」という「飲み物としての正義」を感じることが出来ました。

マッカランの特徴である”シェリー樽”の個性は十分にありながら、ややライトな方向に振った味わいは幅広い層に受け入れられそうですし、何よりアメリカンオークの特性がハイボールにとてもマッチしていると言えます。

「ウイスキーはストレート」という古い固定概念を払拭する”王様の回答”が、このマッカランの新しいシリーズにあるのだと感じました。

現在は、出荷制限などで入手し辛い状況にもありますが、機会があれば是非お試しください。特にハイボールにして真価を発揮するマッカランです♪♪

最後までお読み頂きありがとうございました。

テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。

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