

こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!





今回は、「グレンモーレンジィ12年」の解説&レビューを行っていきます!
グレンモーレンジィは、スコットランドで最も愛されている、フルーティーで滑らかなシングルモルトウイスキーです。
このたび、定番だった「10年」が「12年」へリニューアルしました。
この記事では、蒸溜所の歴史やこだわりの製法に加え、新しくなった「12年」の味わいを詳しくレビューします。旧10年ファンの方も、初めて飲む方もぜひ参考にしてください。
グレンモーレンジィ12年の基本情報とスペック
| カテゴリー | シングルモルト・スコッチウイスキーハイランド |
| 生産地 | スコットランド・ハイランド |
| 蒸留所 | グレンモーレンジィ蒸留所 |
| 熟成年数 | 12年フラッグシップ |
| アルコール分 | 40.0% |
| 内容量 | 700ml |
| 価格帯 | 6,500〜8,000円(税込・2026年現在) |
| 特徴 | スコットランドで最も背の高い蒸留器を使用 |
| 名前の由来 | ゲール語で「安らぎの谷」 |
| 使用樽種 | バーボン樽(デザイナーカスク) |
| 製法 | ファーストフィル&セカンドフィルバーボン樽熟成樽へのこだわり |
| 味わいの特徴 | 華やかな柑橘、バニラ、クリーミーでフルーティー |
| おすすめの飲み方 | ハイボール、ストレート、ロック |
デリシャスな10年からワンダフルな12年への進化


グレンモーレンジィ12年は、定番だった「10年」から進化して新登場したウイスキーです。「デリシャスからワンダフルへ」の言葉通り、伝統を守りながらより豊かな味わいへと生まれ変わりました。
180年の歴史を持つグレンモーレンジィ蒸溜所の技術と情熱が詰まった1本で、ウイスキーファンからも高く評価されています。





旧グレンモーレンジィ10年をさらに2年多く熟成させ、内容が刷新されました!
グレンモーレンジィ蒸溜所の歴史


グレンモーレンジィ蒸溜所は1843年に創設された、180年以上の歴史を持つ蒸溜所です。名前はゲール語で「大いなる静寂の谷間」を意味し、自然豊かなスコットランドの地に佇んでいます。
創設期に資金不足から中古のジン用蒸溜器を導入しましたが、これが怪我の功名となり、独特の華やかな香りと甘みを生み出す決め手となりました。
また、スコットランドで初めて蒸気加熱設備を取り入れるなど、伝統と革新を重ねながら高品質なウイスキーを造り続けています。





歴史あるグレンモーレンジィは現在、ディアジオ社の所有となり親会社はフランスのルイ・ヴィトンです!
グレンモーレンジィ蒸溜所の製法と特徴





グレンモーレンジィのウイスキー造りには、2つの大きな特徴があります。
- キリンと同じ高さの蒸溜器:スコットランドで最も首が長い蒸溜器(高さ5.14m)を使用。蒸気がゆっくり上ることで、華やかで繊細な香りと柔らかい口当たりが生まれます。
- 樽への強いこだわり(後熟):ウイスキーの風味の7割は樽で決まるため、シェリー樽やワイン樽など多様な樽で熟成(ウッドフィニッシュ)を行い、多彩な味わいを生み出しています。


「樽のパイオニア」と呼ばれるグレンモーレンジィならではの、豊かな風味を楽しめるのが魅力です。





非常に背高いグレンモーレンジィのポットスチルは、ちょうど大人のキリンと同じ高さの為、パッケージにもキリンのイラストが描かれています!
グレンモーレンジィ12年の特徴


グレンモーレンジィ12年は、バーボン樽のみで熟成された豊かな甘みとコクが特徴です。
12年という熟成期間により、バニラやキャラメルのようなまろやかさと深みが生まれ、初心者からウイスキー通まで満足できるバランスに仕上がっています。
また、仕込み水にはウイスキー造りでは珍しい「硬水」を使用しており、この水がグレンモーレンジィならではの上品で独特な個性を引き立てています。





年数表記をやめてノンエイジ化が進むウイスキー業界において、グレンモーレンジィはまさかの10年から12年にランクアップ!





値上がりしているとはいえ、熟成期間が2年追加されている点で、むしろコストパフォーマンスが向上していると言えますね!




伝統ある”オリジナル10年”の大刷新、グレンモーレンジィ12年をストレート、ロック、ハイボールで味をみていきましょう!
グレンモーレンジィ12年をテイスティング


グレンモーレンジィ12年のフレーバー
グレンモーレンジィ12年の味わい
ストレートで飲んでみる


香り
レモン、オレンジ、バニラ、ハチミツ、紅茶、スライスアーモンド
味わい
シルクのような滑らかさ、バニラのコク
感想
まずはストレートで飲んでみます。
香りはレモンやオレンジの爽やかな柑橘が中心で、バニラやハチミツの甘い香り、紅茶や花のような華やかさ、香ばしいアーモンドのニュアンスが漂います。
口に含むとシルクのように滑らかでトゲがなく、バニラの甘みと柑橘の爽やかさ、スパイシーなアクセントが広がります。余韻には程よいほろ苦さが残り、心地よく消えていきます。
旧モデル(10年)と比べるとバニラ感がやや控えめになり、柑橘の爽やかさと華やかさが増して、よりすっきりと飲みやすい味わいに進化しています。





淡いバニラ感と柑橘の香りが広がり、グレンモーレンジィらしいライトでスッキリとした味わいです。旧銘柄と比べて、より爽やかな印象を受けました!
ロックで飲んでみる


香り
レモンピール、オレンジ、ハチミツ、バニラ、樽香
味わい
シャープでスッキリビター
感想
次は氷を入れてオン・ザ・ロックで飲んでみます。
香りはシャープになり、レモンやオレンジの皮のようなビターな爽やかさが際立ちます。奥からハチミツやバニラの甘みと、木の樽の香りが心地よく漂います。
口に含むと柑橘の爽やかさとキリッとした苦味が広がり、樽由来の渋みやスパイス感が後を追います。余韻には甘いハチミツと柑橘の香りが残り、すっきり消えていきます。
冷やすことで滑らかさはそのままにビター感が引き立ち、甘いウイスキーが苦手な方でも楽しめるシャープな味わいに変化します。





ギュッと詰まった柑橘とバニラの香り、アフターに感じるハチミツのニュアンスが一様に華やかで、物足りなさはなく、バランスの良い味わいです!
ハイボールで飲んでみる


香り
レモンピール、オレンジ(ピール)、ハチミツ、バニラ
味わい
柑橘香る爽やかな味わい
感想
最後はハイボールで飲んでみます。
香りは控えめながら、レモンやオレンジの爽やかな柑橘と、奥にあるハチミツやバニラの上品な甘みが感じられます。
口に含むとバニラの甘みがふわりと広がり、追ってレモンのような爽やかな風味が口いっぱいに弾けます。最後はほんのりビターで後味すっきり。
炭酸によって柑橘の爽やかさが引き立ちつつも、バニラのコクがしっかり調和した、爽やかで上品なハイボールに仕上がっています。





メーカー推奨だけあって、炭酸と柑橘、バニラがバランスよく香ります。味わいも甘すぎずスッキリしていて、季節を問わず楽しめる味わいでした!
まとめ
グレンモーレンジィ12年は、「10年」からの進化をしっかり体感できる完成度の高い1本です。
特有の滑らかな口当たりと、バニラや柑橘が調和した味わいは、初心者からウイスキー好きまで幅広く楽しめます。ストレート・ロック・ハイボールと、飲み方ごとに異なる表情を見せてくれるのも魅力です。
伝統と進化が詰まったグレンモーレンジィ12年は、ウイスキー選びに迷ったときにぜひ試してほしい間違いないボトルです!




最後までお読み頂きありがとうございました。



テイスティングで活躍するウイスキーグラス「グレンケアン」は、プロから初心者まで愛用される傑作です。





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