

こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!

今回は、「日の丸ウイスキー トリプルカスク」の解説&レビューを行っていきます!
今回は、木内酒造から限定販売されたシングルモルトウイスキー「日の丸ウイスキー トリプルカスク」をご紹介します。このウイスキーは、 3種類の異なる樽で熟成 された原酒をブレンドし、複雑かつ奥深い味わいを実現した一本です。
本記事では、その風味や香り、製造プロセスについて詳しく解説し、実際のテイスティング体験をもとに、その魅力をお伝えします。ウイスキー選びで迷っている方や、新たな銘柄に挑戦したい方は、ぜひ参考にしてください。
日の丸ウイスキー トリプルカスクはこんなウイスキー
| カテゴリー | ジャパニーズシングルモルトウイスキー国産 |
| メーカー | 木内酒造 |
| 製品の特徴 | 3種の樽による熟成トリプルカスク |
| 構成原酒 | モルト |
| 熟成樽の種類 | バーボン樽、シェリー樽、チェリー・ブランデー樽 |
| アルコール分 | 48% |
| 内容量 | 700ml |
| 参考価格 | 7,000円程度 |
| 香り | 果実の香りと牧歌的要素華やか |
| 味わい | 日の丸独特のい草っぽいグラッシーさ |
| 蒸溜所 | 茨城県 石岡市(八郷蒸溜所) |
| おすすめの飲み方 | ハイボール |
| ブランド背景 | 1823年創業の木内酒造が手掛けるジャパニーズウイスキー |
【製造元】木内酒造の歴史とこだわり

木内酒造は、1823年(文政6年)に茨城県那珂市で創業した老舗の酒蔵です。創業者・木内儀兵衛が酒造りを始めて以来、約200年にわたり伝統を守り続けながら、多彩な酒造りに取り組んできました。
当初は清酒「菊盛」の製造からスタートし、その後、梅酒やワイン、リキュールなどの幅広いジャンルに進出。1996年にはクラフトビール「常陸野ネストビール」を発売し、国内外で高い評価を獲得しました。
✅ 1823年創業の歴史ある酒蔵
✅ 清酒「菊盛」や「常陸野ネストビール」など多彩な製品展開
✅ 国内外で高い評価を受けるクラフトビールブランド
八郷蒸溜所の特徴とこだわり

木内酒造がウイスキー造りを行うのは、茨城県石岡市八郷地区にある「八郷蒸溜所」。この蒸溜所は、地域の旧公民館をリノベーションして誕生し、修繕には地元・石岡産の木材を使用するなど、地域との結びつきを大切にしています。
また、ここでは シングルモルトウイスキーだけでなく、ジャパニーズブレンデッドウイスキーの製造 にも取り組み、国産の大麦や小麦、米など、可能な限り日本の穀物を原料として使用。さらに、長年のビールや日本酒造りで培った技術を活かし、 自社培養の酵母 を用いた独自の発酵プロセスを採用しています。
✔ 旧公民館をリノベーションし、地域の木材を活用
✔ 国産の大麦や小麦を使用し、日本らしいウイスキー造りを追求
✔ ビール・日本酒造りのノウハウを活かし、自社培養酵母を使用
『日の丸ウイスキー トリプルカスク』の製造と特徴

「日の丸ウイスキー トリプルカスク」は、 バーボン樽・シェリー樽・チェリーブランデー樽の3種類の樽で熟成された原酒 をブレンドして作られています。それぞれの樽が持つ独自の風味が調和し、豊かな香りと深みのある味わいを生み出しています。
3種類の樽が生み出す味わい
- バーボン樽
- 特徴: バニラやキャラメルの甘み、滑らかな口当たり
- ポイント: 樽からのウッディなニュアンスが際立ちます。
- シェリー樽
- 特徴: ドライフルーツやナッツのリッチな風味
- ポイント: 複雑な香りが、ウイスキーに深いコクをプラス。
- チェリーブランデー樽
- 特徴: 華やかなフルーティーさとほのかなスパイシー感
- ポイント: 爽やかな酸味と上品な果実味が調和。
また、筑波山東麓の寒暖差のある気候が熟成を促し、樽と原酒の相互作用を深めることで、さらに芳醇な味わいへと仕上げられています。
✅ 3種類の樽で熟成された原酒をブレンド
✅ 甘み・果実感・スパイシーさが絶妙に調和
✅ 筑波山東麓の気候がウイスキーの熟成に適している
[quads id=1]
日の丸ウイスキー トリプルカスクをテイスティング

日の丸ウイスキー トリプルカスクのフレーバー
日の丸ウイスキー トリプルカスクの味わい
ストレートで飲んでみる

香り
い草、イチジク、ナッツ、(アロエ)
味わい
樽由来のタンニン感、青みがかったフレーバー
感想
まずは、ストレートで飲んでみます。
香りは、日の丸ウイスキーに共通する“牧歌的”で素材のナチュラルさを感じさせる印象があり、い草やアロエを思わせる爽やかな香りが漂います。さらに、白桃やイチジクのようなフルーティーなニュアンスが広がり、香ばしい炒ったナッツの香りも感じ取れます。
口に含むと、青々とした草のようなフレーバーが広がり、スパイシーさがふくらみます。続いて、樽由来の木の皮のようなタンニン感が押し寄せ、スパイシーさと調和しながら、余韻にかけてはちみつを思わせる華やかで優しい甘みが感じられ、ゆっくりと消えていきます。
「The 1st Edition」や「2023 Celebration」で感じられた牧歌的な雰囲気や、納屋、茹でたピーナッツを思わせる渋みがあり、日の丸ウイスキーらしいアイデンティティがしっかりと表現された味わいです。

ファーストリリースの時期に比べると、明らかに熟成が進んでいるのが分かります。若さをカバーする3種類の原酒の影響も大きいのかもしれません!
ロックで飲んでみる


香り
い草、マンゴー、イチジク、茹でたピーナッツ
味わい
ビター、スパイシーで草っぽい余韻
感想
次は氷を入れてオンザロックで飲んでみます。
香りは、ストレートのときよりもさらに草のような印象が強まり、とても青々しくグラッシーな香りが広がります。その中に、マンゴーなどの南国フルーツやイチジクを思わせるフルーティーな要素が感じられ、さらに、香ばしく渋みのある茹でたピーナッツの香りも漂います。
口に含むと、い草やアロエのような草の香りが広がり、ほのかに南国フルーツやイチジクの果実味が感じられます。次第にスパイシーさとビターな味わいが主体となり、余韻にかけて草の香りと青々しいフレーバーがふわりと漂いながら、木の渋みを伴ったビターな余韻がすっと消えていきます。
ビターな傾向の味わいですが、しかめるほどの強さはなく、木の渋みとのバランスが良いため、意外にも食事に合わせやすい印象を受けました。派手さはないものの、和食にそっと寄り添うような優しく素朴な味わいです。




日の丸ウイスキーに共通する牧歌的で香ばしい香りが引き立っています!ビター感がありますが、木の渋みとバランスよく馴染んで飲みやすいです!
ハイボールで飲んでみる


香り
い草、いちじく、ナッツ、湿った木
味わい
い草の香りと程よいウッディさ
感想
最後はハイボールで飲んでみます。
香りは、張りたての畳から感じる、い草の青々とした爽やかな香りが広がり、どこか牧歌的で田舎の風景が思い浮かぶ印象を与えます。また、未熟なイチジクのフルーティーな香りに加え、香ばしいナッツや湿った木のニュアンスも感じられます。
口に含むと、樽由来の木の渋みとい草の風味が広がり、ほのかに香ばしい麦の甘みが感じられます。やがて、湿った木の香りと樽由来の渋みが調和しながら余韻を残し、すっと消えていきます。
熟成年数の若い原酒が使われていますが、ハイボールにすると樽感由来の渋みと麦の甘みが引き立ちます。派手な個性ではないものの、食事との相性が良く、食中酒として最適なバランスに仕上がっています。




派手さはありません!しかし、逆にその味わいが和食と合わせるとスッと馴染みます!茨城の風土を感じるハイボールです!
まとめ
「日の丸ウイスキー トリプルカスク」は、木内酒造が手掛けるユニークなジャパニーズウイスキーで、3種類の樽で熟成された原酒をブレンドすることで、奥深い味わいを生み出しています。バニラやキャラメルの甘み、フルーティーなニュアンス、そしてスパイシーな余韻が特徴的で、飲み方によって異なる表情を楽しめるのも魅力です。
特にハイボールにすると、樽由来の風味と穏やかな甘みが際立ち、食事との相性も抜群。派手な個性ではなく、じっくりと味わうことでその良さが感じられるウイスキーといえるでしょう。
茨城県の地に根付いた伝統ある酒造りと、新たな挑戦が融合したこの一本。ウイスキーの奥深さを楽しみたい方や、和の風合いを感じる一杯を求める方にぜひおすすめしたいウイスキーです。


最後までお読み頂きありがとうございました。


テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラスです!!





コメント