日の丸ウイスキー2023CELEBRATIONレビュー!木内酒造が200周年の実力

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sister-ley
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こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!

Caoli(助手)
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今回は、「日の丸ウイスキー2023 CELEBRATION」の解説&レビューを行っていきます!

「日の丸ウイスキーって聞いたことあるけど、どんな味なの?」「木内酒造のウイスキーって常陸野ネストビールとどう関係あるの?」そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、熟成3年未満とは思えないまとまりのある味わいで、5,500円という価格は国産クラフトウイスキーの中では良心的な設定です。完成度だけ見れば、この価格帯でこれだけバランスが取れているものはあまりありません。

この記事では実際に飲んだ印象をもとに、日の丸ウイスキー2023 CELEBRATIONの特徴と背景を丁寧に解説します。

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Caoli(助手)
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まずは基本スペックから確認しましょう。製品の概要をつかんでから、より詳しい部分へ進んでいきます。

日の丸ウイスキー2023 CELEBRATIONの基本情報とスペック

日の丸ウイスキー2023 CELEBRATION 基本情報
日の丸ウイスキー2023 CELEBRATIONの詳細はこちら
カテゴリージャパニーズウイスキー国産一貫製造
メーカー木内酒造株式会社(茨城県那珂市)
蒸溜所八郷蒸溜所(茨城県石岡市八郷地区)
発売日2022年12月17日(直営店・オンライン等)
アルコール分48%
内容量700ml(化粧箱付)
価格5,500円(税込)
原材料モルト、グレーン(原料原産地:国内製造)
熟成3年未満(バーボン樽・ワイン樽・シェリー樽)
使用酵母自社培養酵母(日本酒・ビール醸造由来の技術)
仕込み水筑波山系の湧水
受賞歴 TWSC 2023 銅賞
SWSC 2023 銀賞
Whisky Battle Award 2024(スウェーデン)金賞Gold
おすすめの飲み方ロック(推奨)、ストレート、トワイスアップ
ブランドコンセプト国産素材・自社蒸溜・自社熟成・自社瓶詰の一貫製造

【長所】

  • 国産素材へのこだわり:地元茨城産の麦や米を積極的に使用
  • 3種樽のまとまり:バーボン・ワイン・シェリー樽の組み合わせが自然に溶け合っている
  • 価格設定が良心的:新興クラフト蒸溜所の初期ロットとしては5,500円は抑えめ
  • ロックで変化を楽しめる:氷が溶けるにつれて香味が少しずつ開く
  • 国際コンペでの実績あり:TWSC銅賞、SWSC銀賞、Whisky Battle Award金賞
  • 独自酵母の使用:日本酒・ビール醸造の技術が発酵に生かされている
  • 化粧箱付きで贈答にも向く:見た目の丁寧さは国産クラフトらしい

【短所】

  • 熟成3年未満:若い原酒特有の荒さが残る場面もある
  • ブレンデッドかシングルモルトか、表記がわかりにくい:公式仕様は「モルト・グレーン」だが「シングルモルト」として紹介される場合もある
  • 入手できる店舗が限られる:全国の酒販店やECサイトで常時流通しているわけではない
  • ボディはやや軽め:濃厚さや重厚感を求める方には物足りないかもしれない
  • 年によって味が変わる可能性:まだ歴史の浅い蒸溜所ゆえ、ロットごとのばらつきは否定できない
Key(筆者)
Key(筆者)

良い点も気になる点も正直にお伝えしました。若い蒸溜所ならではの課題もありますが、完成度は想像より高いです。

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なぜこのウイスキーが注目されているのか、その理由を4つに絞って解説します。

なぜ日の丸ウイスキー2023 CELEBRATIONが注目されるのか?【4つの理由】

「日本のウイスキーを作る」という明確な姿勢 海外産原酒のブレンドに頼らず、自社で蒸溜・熟成・瓶詰めまで一貫して行うことを方針に掲げています。これはジャパニーズウイスキーの定義をめぐる議論が続く業界の中で、はっきりとした立ち位置を示すものです。

日本酒・ビール醸造の技術が生きている 常陸野ネストビールで知られる木内酒造が培った発酵技術を、ウイスキー製造に転用しています。自社で培養した酵母を使う点は、スコッチの一般的な製法とは異なるアプローチです。

3種の樽をバランスよくまとめている バーボン樽・ワイン樽・シェリー樽という異なる個性を持つ樽の原酒を組み合わせ、3年未満という短い熟成期間をブレンディングで補っています。

国際コンペティションで客観的な評価を得ている 2023年のTWSC・SWSCに加え、2024年のWhisky Battle Award(スウェーデン)でシングルモルト部門の金賞を受賞。クラフト蒸溜所としての技術力が一定の評価を受けています。

このウイスキーの特徴を簡単に

日の丸ウイスキー 2023 CELEBRATIONとは
  • ウイスキーの属性:シングルモルト
  • 産地:日本・茨城県(木内酒造)
  • 蒸溜所:八郷蒸留所
  • 飲みやすさ:★★☆☆☆☆
  • 味わい:ハチミツの香りに穏やかなニューメイク感
  • おすすめの飲み方:ストレート、ロック
  • 総合評価:★★★☆☆☆
  • 販売状況:限定品の為、現在は終売

このウイスキーについて

出典:日の丸ウイスキーHP

今回、ご紹介するウイスキーは「日の丸ウイスキー」の限定ボトル「日の丸ウイスキー2023 CELEBRATION」です。

「日の丸ウイスキー」は筆者の地元である茨城県の造り酒屋「木内酒造」が手掛けるクラフトウイスキーで、この「2023 CELEBRATION」は同社の「八郷蒸溜所」のモルトを使ったシングルモルトウイスキーです。

出典:日の丸ウイスキーHP

「八郷蒸溜所」は茨城県石岡市にあり地元の公民館をリノベーションして造られた蒸溜所です。

「八郷蒸溜所」や「木内酒造」については、過去記事(日の丸ウイスキーのレビュー)にて詳しく解説しておりますので、そちらも御覧ください。

では、「日の丸ウイスキー2023 CELEBRATION」とはどんなウイスキーなのか!?を見ていきましょう!!

日の丸ウイスキー2023 CELEBRATION

出典:日の丸ウイスキーHP

「日の丸ウイスキー2023 CELEBRATION」は新年を祝う限定ボトルとして2022年の12月に発売されました。

使われている原酒は「八郷蒸溜所」で蒸溜されたモルトウイスキーのみを使用し、熟成3年未満のニューボーンタイプになります。

出典:日の丸ウイスキーHP

「ニューボーンタイプ」となると、カドがあって飲みにくい印象がありますが、そのあたりはどうなのでしょう!?

確かに、新興蒸溜所ですから熟成期間が短く、まだ若い原酒を使っています。しかし、「八郷蒸溜所」では様々な種類の樽を用いて熟成を行っていますので、ブレンドの技術により華やかなシングルモルトに仕上げられています。

出典:日の丸ウイスキーHP

使われている原酒は、バーボン樽、シェリー樽、赤ワイン樽で熟成させた原酒を使用。熟成年数が若い原酒であっても、それぞれの個性を活かした華やかなモルトウイスキーに仕上がっています。

出典:日の丸ウイスキーHP

2023年の幕開けを祝う為にリリースされたウイスキーだけに、華々しさをイメージした味わいでリリースされたんですね!!

「八郷蒸溜所」では他にも「桜樽」での熟成など、大手には簡単に真似ることの出来ない小回りの良さがあります。これからも実験的で面白みのあるモルトが育っていくことでしょう!!

出典:日の丸ウイスキーHP

では、2023年の幕開けに相応しい「日の丸ウイスキー2023 CELEBRATION」をいつものように3種類の飲み方でレビューしていきます!!どうぞ、最後まで御覧ください!!

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日の丸ウイスキー 2023 CELEBRATIONをテイスティング

日の丸ウイスキー 2023セレブレーション テイスティング

フレーバーチャート

味わいチャート

ストレートで飲んでみる

日の丸ウイスキー 2023セレブレーション ストレート

香り

  • ハチミツ、バニラ、キャラメル、シュガーバター、焼酎、干し草、シソ、プラム

味わい

  • 梅っぽい酸味、ハチミツ、ニューポット、アルコールの刺激(甘さ)

感想

まずはストレートから飲んでみます。

香りは、ハチミツの甘い香りが最初に入ってきて、バニラ、キャラメル、そしてクリーミーなシュガーバターと甘い香りが主体です。もちろん、3年未満の原酒なのでアルコールのツンっとした刺激もあり、他には干し草やシソ、プラムなど小粒の果実を連想するフルティーな一面も感じます。

口に含むと、淡いモルト香と共にハチミツの甘さとワインの様な酸味、牧歌的な干草の香りがします。アルコールのピリピリとした刺激もありますが、直接的な刺激ではなく一枚フィルターを挟んだ感じがあり、アルコール自体の甘みも感じられます。

アフターにかけては、トーストやハチミツにビターが膨らんでニューポットの刺激が少しずつ消えていきます。

ちなみに、今回は以前に限定販売した「日の丸ウイスキー 1st Edition」と飲み比べをしてみましたが、まもなく3年を迎えるであろう原酒の熟成具合を感じ取る事ができましたし、今後の成長が期待できる味わいでした。

少しずつですが、着実に熟成している事を感じ取れました。個人的には”ピート感や塩っぽさ”があるとこのままレギュラー商品として販売しても良いのでは!?とも思いましたが、木内酒造では「ピーティーなモルトは作る予定はない」とアナウンスしていますので、引き続き”熟成”していくのを気長に待ちたいと思います。

ロックで飲んでみる

香り

  • バニラ、キャラメル、ハチミツ、シュガートースト、ライム、硫黄、ゴム、干し草

味わい

  • ハチミツの甘さ、ライム、アルコール感

感想

次は氷を入れてオンザロックで飲んでみます。

香りは、バニラ、キャラメル、ハチミツと甘くウッディな香りにライムの爽やかさ、そして硫黄やゴムに干し草のような香りがします。

口に含むとストレートの時よりもツヤのあるツルッとした舌触りで、アルコールとハチミツの甘みにライムのビターが絡んできます。アフターはアルコールのピリつきがやや残りますが、ハチミツとビターな余韻がじわっと残ります。

氷を入れると加水によってバーボン樽とシェリー樽の要因が一気に開きました。個人的にはストレートよりも、オンザロックのほうが飲みやすく原酒の個性を容易に感じ取れるのでオススメです。

ストレートよりも甘く飲みやすい!!バーボン樽の甘やかさと華やかさがあり、少しだけリッチなシェリー樽やワイン樽の風味が香ります。ロックがオススメ!!

ハイボールで飲んでみる

香り

  • ハチミツ、バニラ、焼酎(ニューポット)、干し草

味わい

  • ビターテイストにハチミツが香る

感想

最後はハイボールで飲んでみます。

香りは相変わらずハチミツやバニラの甘い香りがしますが、甲類焼酎のようなアルコール感が全面にあり、どこか懐かしい干し草の香りが薄っすらとします。

口に含むと、ビターな味わいが口に中に広がりアフターにかけてハチミツが少し顔を出しますが、アルコールのエグみなど、やや引っかかる感じがします。

鼻に残る干し草感、キリッとしたビターなどは心地良いのですが、どうしてもアルコールからくる”イガイガ感”が印象に残るのが残念です。

ハチミツの香りがするので飲みやすいかな!?と思いましたが、米焼酎のような感じとアルコールのイヤな部分が目立ってしまっていると思います。もう少し熟成がほしいところですね。

まとめ

創設から約3年。木内酒造が手掛ける「日の丸ウイスキー 2023 CELEBRATION」シングルモルトを頂きました。

正直なところウイスキーとしてはまだまだ未熟なところもありますが、前回の1st EDITION」から比べると樽の香りやカドの取れ方など、熟成が進んでいるのを確実に感じ取れる内容です。

ちなみに、直営店で試飲できる「シェリー樽原酒」や「バーボン樽原酒」などはカスクストレングルスで、味わいもしっかりとしていますが、このリリースされたボトルの原酒についてはまだまだ”ニューポット感”があります。

しかし、ブレンドによって組み立てられた味わいは”正真正銘、茨城が生んだ味”と思うと、個人的な付加価値も加わって”感慨深いところ”がありました。今後、茨城の風土で熟成され唯一無二の味わいに変化していくことを大いに期待して次のリリースボトルを待ちたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

今回ご紹介した「日の丸ウイスキー2023 CELEBRATION」は限定販売ですが、木内酒造ではクラフトジンを販売しています。その名も「蔵風土(くらふと)ジン」!!

八郷蒸溜所」にて造られるこのジンは、筑波山の麓で栽培される福来みかん、国産の柚子や山椒など、厳選したボタニカルで風味付けした”日本を感じる”オリジナルジンです!

テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。

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