このウイスキーを簡単に説明
フェイマスグラウスはスコットランドで最も愛されるウイスキー
フェイマスグラウス ファイネストは、スコットランドで最も人気のあるブレンデッドウイスキーです。その魅力は、その品質と手頃な価格、そして多くの人々に愛される独自の風味にあります。
本記事では、フェイマスグラウス ファイネストの歴史、名前の由来、そしてその人気の理由について解説します。
フェイマスグラウスの歴史
フェイマスグラウスは1896年、マシュー・グローグによって創業されました。彼のビジョンは、高品質のブレンデッドウイスキーを手頃な価格で提供することでした。その結果、フェイマスグラウスはすぐに人気を博し、スコットランド全土で愛されるブランドとなりました。
なぜ雷鳥(グラウス)?
フェイマスグラウスの名前の由来は、スコットランドの国鳥である雷鳥(グラウス)にあります。雷鳥はスコットランドの美しい高地に生息し、その姿はスコットランドの自然の象徴です。ブランド名に「フェイマス」(有名)を冠することで、ブランドの高い品質と誇りを表現しています。
売れている理由
フェイマスグラウスがスコットランドで一番売れている理由は、そのバランスの取れた風味と品質の高さにあります。フェイマスグラウス ファイネストは、厳選されたシングルモルトとグレーンウイスキーをブレンドして作られており、その結果、豊かな風味と滑らかな飲み心地を実現しています。
特に、ハイランドパークやマッカランといった高品質なモルト原酒を使用しているため、深いコクとフルーティーな香りが特徴です。これらの要素が組み合わさり、多くのウイスキーファンに支持される理由となっています。
本場スコットランドで売れている理由はやはりバランスの良さにあるんですね!
初心者にも飲みやすい理由
フェイマスグラウス ファイネストは、その滑らかな口当たりとバランスの取れた風味から、ウイスキー初心者にも非常に飲みやすいです。特に以下の点が挙げられます。
フェイマスグラウス ファイネストの特徴のまとめ
- 使用される原酒:ハイランドパークやマッカランといった高品質なシングルモルト。
- 熟成方法:バーボン樽とシェリー樽を使用し、複雑な風味を生み出す。
- 風味:フルーティーな香りとスパイシーな後味、滑らかな口当たり。
これらの特徴が組み合わさり、フェイマスグラウス ファイネストは多くの人々に愛されるウイスキーとなっています。
では実際にフェイマスグラウス ファイネストを飲んで味をみていきましょう!
ストレートで飲んでみる
香り
- レーズン、バニラ、カラメル、リンゴ、蜂蜜、ピート
味わい
- なめらかな口当たり、トゲがまったくない甘やかな香り
香り
まずはストレートで飲んでみます。甘やかな香りと共にウッディな香りがふわっと広がります(´ω`)キーモルトにマッカランが入っているだけあってとても気品のある香りです。全体的には甘くリッチなニュアンスが強いですが、ほんのりとスモーク感も感じるので全体が引き締まって腰抜けな感じはしません。口に含むと、口当たりはソフトで軽快なスペイサイドモルトを飲んでる感があります。口の中で若干のアルコール感は漂いますが、甘い香りが際立っているので、不快ということはありません。価格から考えれば大変よく出来ているウイスキーで、本場で多く飲まれているブレンデッドウイスキーというのも納得の味わいです。日本のウイスキーしか飲んだ事が無く、本場の味を体験したいけど不安・・・と、言う方にはとりあえずお勧め出来る1本です。
ハイボールで飲んでみる
次はハイボールで飲んでみます。ぷはぁぁぁぁぁ〜(´ω`)なんとも上品なハイボール感!!爽快さをウリにするハイボールですが、このフェイマスグラウスハイボールはひと味違います。グラスに顔を近づけると、甘〜い香りが鼻をくすぐりマッカランなどを主体とするフルーティーな香りで満たされます。口に含むと、甘い香りと共に樽香のウッディな感じに満たされつつ、最後は弱めのスモーキーフレーバーがキュッと引き締めながら消えていきます。これは薄めで作ればどんな食事にも合わせやすく、濃いめで作ればアテが無くても時間を過ごせますね。時間を沢山かけて丁寧に作られている感じがハイボールで飲んでも十分に伝わってきます。非常に美味しいハイボール!!
まとめ
非常にバランスのとれた味わいで華やかさも十分に感じることができ、しかも気楽に購入できる価格帯なので、万が一『違うなぁ〜』と感じてもそこまでダメージはありません。我が家では常備酒としていつも置いてあり、気楽に飲める「美味しいスコッチ」と言ったらこのボトルか、ホワイト&マッカイがコストパフォーマンス的にもオススメです。どちらもスペイサイドの華やかなモルトがブレンドされているので、日本産のウイスキーしか飲んだこと無い人には、是非とも味わって頂きたい銘柄です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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