このウイスキーを簡単に説明
このウイスキーについて
皆さんもスーパーなどで見たこともあるでしょう(^^)
今回のボトルは『バランタインファイネスト』です。
筆者がバランタインファイネストを初めて飲んだのは、
地元の友人とボックス席のある
1時間数千円程度で、時間制の箱の大きな飲み屋さんです。
※通称:キャバクラと言うらしい。
そこで提供されたのがこのボトル。
ウイスキーなんて『フォアローゼス』しか知らない時期で
『なんだ!?このかっこいいラベルのお酒は』
『もしかして、高いのか?』
『ん?うまいぞッ!!甘くて飲みやすい(^^)』
それが、スコッチとの最初の出会いでした・・・。
後に知りますが、ジョニーウォーカーと並ぶ
ブレンデッドウイスキーのスタンダードであり、
中核を成す『バランタイン17年』の通称は
『ザ・スコッチ』と賞されるほどの名品です。
今では普通に買えますが、
自分たちの親の世代では、高級な舶来物といった感じですかね。
そんな名門バランタインの入門であり主力商品、
ファイネストを今回はご紹介します。
テイスティング(実際に飲んでみた)
フレーバーチャート
味わいチャート
ストレートで飲んでみる
それでは作り手に敬意を表してストレートで飲んできます。
香りはカカオの様な甘い香りと共にラムっぽいさも感じてとれます。
ただ、安価である商品だからでしょうか?
全体的に・・・
薄い・・・
とりあえず口に含むと
アルコール感が全面にあり、ウッディな香りとピートが微妙に感じ取れます。
(香りと飲んだ際の簡単な情報)
カカオ、バニラ、ピート、アルコールの刺激
ん〜(-_-;)
コレは以前のファイネストとは別物に感じます。
金欠でも美味しくストレートで飲めるウイスキーでしたが、
今回のファイネスト・・・。
ストレートではいただけません(泣)
喪失感の様な感情のままにボトルを眺めていましたら
妙なことに気づいてしまいました!!
以前はポーラースタイルであった注ぎ口が普通に変わっている・・・(゚o゚;
よくラベルデザインが変わると味も変わる事がウイスキーではあるのですが、
こんな細かい所の変化で味も変えるのか!?
謎は深まるばかり・・・
帰ってこぉ〜ぃ
ストレートでも美味しいファイネストぉ〜(T_T)
ハイボールで飲んでみる
では次に巷で人気のハイボールで頂きます。
おぉぉぉ〜、コレはアリです(´ω`)
ストレートの時は大丈夫か!?と思いましたが、
ハイボールにすることで、
甘い香りとピートのアクセントが効いていて、
口の中ではビスケットや穀物由来の香ばしさがふわっと広がります。
もしかしたら、しばらく飲まないうちに
ハイボールなどの人気の飲み方で本領発揮するブレンドに
変わっていたのかもしれません。
以前、バランタインは日本の水割りにヒントを得て
水割り専用12年(青い丸瓶)を発売したことがあります。
市場には受け入れられず『珍品』扱いでしたけれど、
同じように特定の飲み方にフォーカスしてブレンドしているのだとしたら
ファイネストも家呑み応援仕様に変わっても不思議ではありません。
何かとチャレンジする名門バランタインの
現状への応えなのかもしれませんね。
まとめ
本場スコットランドの名門『バランタイン』
家呑みが需要が広まる昨今ではありますが、場所を選ばず財布にも優しいこのボトルは
現代風の飲み方に合わせたブレンドが成されているように思いました。
個人的には、以前のストレートでもイケるコスパ最高ウイスキーから
割って飲む前提へシフトをした印象です。
原酒不足が問題視されている中でオールマイティーな製品を作るのは
困難なのかもしれませんね。
ハイボールやカクテルベースに用いるのであれば、
相変わらずコスパは良い方だと思いました。
ご馳走様でした(´ω`)
テイスティングに使用しているグラス「ゲレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。
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