こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!今回も、魅力的なウイスキーの解説&レビューを行っていきます!!
「イチローズモルト ダブルディスティラリーズ」は、日本の秩父市にあるベンチャーウイスキーが製造するジャパニーズウイスキーです。このウイスキーは、羽生蒸留所と秩父蒸留所のモルト原酒をブレンドし、パンチョン樽やシェリー樽、ミズナラ樽から生まれるオリエンタルでスイートな風味が特徴です。既に閉鎖された羽生蒸留所の原酒は限られており、いずれ終売となる可能性があります。このウイスキーは自然な味わいを大切にし、ノンチルフィルターでノンカラーのまま瓶詰めされています。また、ラベルにはミズナラの葉をイメージしたデザインが施されています。
本記事では、その魅力や製造プロセスについて詳しくご紹介します。
イチローズモルトダブルディスティラリーズを簡単にまとめると
ウイスキー属性 | ブレンデッドモルト |
産地(メーカー) | 日本(ベンチャーウイスキー) |
蒸留所 | 秩父蒸留所&羽生蒸留所 |
味わい | フルーティー&エステリー |
飲みやすさ | ★★★★★★ |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック |
個人的感想 | エステリーな香りが秀悦 |
イチローズモルトの概要
「イチローズモルト」は、ベンチャーウイスキーが手がけるジャパニーズウイスキーで、秩父市の豊かな自然と創業者の肥土伊知郎氏の卓越した技術によって生み出されています。
このウイスキーは、日本国内外で開催される数々のコンペティションで多くの賞を受賞しており、その高い品質が広く認められています。また、限定ボトルは高額で取引されることがあり、コレクターズアイテムとしての価値も高く、過去には廃棄処分されるはずだった羽生の原酒を引き取り、2005年からボトリングしてきたカードシリーズが一億円で落札されたこともありました。
日本のクラフトウイスキー蒸留所の先駆けとして世界にジャパニーズウイスキーの品質の高さを知らしめたのがイチローズモルトです!
ベンチャーウイスキーの歴史
ベンチャーウイスキーの設立は2004年ですが、その起源は創業者の肥土伊知郎氏の祖父が設立した東亜酒造に遡ります。東亜酒造は1946年にウイスキー製造を開始しましたが、経営不振で2000年に民事再生法を申請し、ウイスキー事業から撤退しました。その際、約400樽のウイスキー原酒が廃棄の危機に直面しましたが、肥土氏はこれを守るために尽力しました。
肥土氏は東京農業大学卒業後サントリーに勤務していましたが、家業の危機を知り実家に戻り、再建を決意。彼はウイスキー原酒を見つけ、首都圏のバーを巡って評価を得るなどして販売先を探しました。しかし、無名の羽生ウイスキーは売りにくく、最終的には福島県の笹の川酒造に原酒を預かってもらいました。
その後、肥土氏は2004年に「ベンチャーウイスキー」を立ち上げ、2005年には初のボトル「イチローズモルト ヴィンテージシングルモルト」を発売。彼は2年間で2000軒以上のバーを訪れ、イチローズモルトはバーテンダーの間で高い評価を受けました。
肥土氏はスコットランドの蒸溜所を訪問して学び、2007年には秩父蒸溜所を設立。2008年に蒸溜を開始しましたが、ウイスキーの熟成には時間がかかるため、資金調達に苦労しました。しかし、その情熱と努力が実り、イチローズモルトは現在独自の地位を確立しています。
- 1946年: 肥土伊知郎氏の祖父が東亜酒造を設立し、ウイスキー製造免許を取得。羽生蒸溜所でウイスキーの製造を開始。
- 2000年: 東亜酒造が民事再生法を申請し、ウイスキー事業から撤退。約400樽のウイスキー原酒が廃棄の危機に。
- 2004年: 肥土伊知郎氏が「ベンチャーウイスキー」を設立し、ウイスキーの販売を開始。創業者肥土伊知郎氏がサントリーから実家に戻り、家業の再建を決意。
- 2005年: 「イチローズモルト ヴィンテージシングルモルト」を600本リリース。
- 2006年7月: 秩父蒸溜所の操業の参考として、軽井沢蒸溜所で1ヵ月間稼働させてもらい、仕込みから樽詰めまでを経験。
- 2007年: スコットランドのベンリアック蒸溜所で1ヶ月間仕込みの実務を確認し、技術交流。
- 2007年11月: 秩父蒸溜所が竣工。
- 2008年2月: 国税庁より酒造免許が交付され、秩父蒸溜所で蒸溜を開始。
- 2008年以降: 新しいボトルをリリースするたびに口コミでファンを増やし、イチローズモルトが独自の地位を確立。
数々の苦難があっても乗り越える肥土氏の情熱には心服します・・
肥土氏の情熱は日本中に響き、今では数々のウイスキー蒸留所が建設されましたね。
イチローズモルトのこだわり
イチローズモルトの製造工程は細部までこだわりが詰まっています。主にイングランド、ノーフォークのクリスプモルティングから輸入した大麦麦芽が使用されていますが、近年では埼玉県産の大麦も採用されています。少量ながら、伝統的なスコッチウイスキーの製法を参考にし、フロアモルティングも行っています。秩父蒸溜所の目標の一つは、地元の大麦とピートを用いて蒸溜所内でモルティングを行い、「100%埼玉産」のウイスキーを作ることだと述べています。
モルトを細かく砕いてグリスト(粉末状)にする作業は朝晩2回行われ、グリストと温水を大きな糖化槽であるマッシュタンに混ぜ合わせて、糖分を含むウォート(麦汁)を抽出します。ウォートに酵母を加えて混ぜ合わせた後、ウォッシュバックと呼ばれる発酵槽に移されます。この発酵槽には日本を代表する木材、ミズナラ(ジャパニーズオーク)が使用され、発酵はじっくりと四日間かけて行われます。近年、スコットランドではステンレス製の発酵槽を導入する蒸溜所が増えていますが、秩父蒸溜所では風味を重視し、あえてミズナラ製の木槽を選んでいます。
発酵の工程が完了すると、ビールのような発酵液(モロミ)が出来上がります。この液体はウォッシュと呼ばれ、次の段階でポットスチルで蒸溜されます。秩父蒸溜所では、スコットランドのフォーサイス社製のポットスチルを使用しており、これがイチローズモルトの豊かな風味を形成する要因の一つです。蒸溜された原酒は様々な樽で熟成され、その風味をさらに深めていきます。
イチローズモルトのこだわりの中でも特に注目すべきは、樽の選定に対する姿勢です。原酒の約半分はバーボン樽に、残りの半分はシェリー樽、ワイン樽、ポート樽、マディラ樽、ミズナラ樽などに入れられます。さらに、ラム樽、テキーラ樽、グラッパ樽、ビール樽といった多様な樽を用いた実験的な試みも行っています。蒸溜所内には自社のクーパレッジ(樽製作所)があり、樽の製作やメンテナンスを自社で手がけています。
国内のクラフト蒸留所でもクーパレッジを設備しているのは稀で、肥土氏のこだわりを感じます!
日本ウイスキーの飛躍を加速させるベンチャーウイスキーには大きな期待が寄せられています。
ベンチャーウイスキーの所有蒸溜所紹介と製法・特徴
ベンチャーウイスキーでは、主となる秩父第一蒸留所の他に、生産体制強化と原酒の造り分けを目的とした秩父第二蒸留所を所有しています。
また、現在建設中のグレーンウイスキーの製造を目的とした「北海道苫小牧蒸留所」と合わせて3箇所のウイスキー蒸留所を展開していく予定です。
秩父第一蒸溜所
秩父第一蒸溜所は、2008年に設立され、秩父の豊かな自然環境の中で優れたウイスキーを製造しています。発酵槽には、日本の象徴的な木材であるミズナラを使用し、ポットスチルはスコットランドのフォーサイス社製を採用しています。熟成には、バーボン樽、シェリー樽、ワイン樽、ポート樽、マディラ樽、ミズナラ樽など、多様な樽を使用し、複雑で深みのある味わいを追求しています。
秩父蒸溜所のこだわりは、大麦麦芽の選定にも表れています。主にイングランド、ノーフォークのクリスプモルティングから輸入された大麦麦芽が使われていますが、地元埼玉県産の大麦も使用されています。少量ではありますが、伝統的なフロアモルティングも行われており、将来的には地元産の大麦とピートを使用した「100%埼玉産」のウイスキーを製造することを目指しています。
糖化にはステンレス製のマッシュタンが使われ、酵母を加えて発酵が行われます。発酵槽には手間とコストがかかるミズナラが使用され、発酵期間は約4日間。この工程により、豊かな風味と複雑な香りを持つウォッシュ(発酵液)が生成されます。蒸溜はフォーサイス社製のポットスチルで行われ、蒸溜された原酒は多様な樽で熟成されます。
さらに、秩父蒸溜所には自前のクーパレッジ(樽製作所)があり、樽の製作からメンテナンスまで自社で管理しています。このような細部へのこだわりが、イチローズモルトの独特な風味を生み出す要因となっています。
秩父第二蒸溜所
2018年に新たに開設された秩父第二蒸溜所は、第一蒸溜所からわずか400メートルの距離に位置しており、生産能力は第一蒸溜所の約5倍に及びます。この蒸溜所では、フレンチオークの発酵槽を採用し、ポットスチルはガス直火焚きを使用するなど、第一蒸溜所とは異なるユニークな特徴があります。現在、5基の発酵槽が稼働しており、マッシュタンにはセミロイタータンを使用しています。
第二蒸溜所の設立により、イチローズモルトの供給が安定し、今後さらに多くのウイスキーが市場に出回ることが期待されています。また、少量生産にこだわる第一蒸溜所と協力し、新しい挑戦を続けることで相乗効果も生まれるでしょう。
北海道苫小牧蒸溜所(第三蒸溜所)
2025年に稼働開始を予定している北海道苫小牧蒸溜所は、ベンチャーウイスキーの新たな挑戦の舞台となります。この蒸溜所では、地元産のトウモロコシを主原料としたグレーンウイスキーの生産が計画されています。広大な敷地に最新鋭の設備を備えており、年間で約2400キロリットルの生産能力を誇ります。将来的には、苫小牧産のシングルグレーンウイスキーや、秩父で製造されるモルトウイスキーとブレンドしたブレンデッドウイスキーの製造も見据えています。
苫小牧蒸溜所は、日本産の原料を積極的に活用し、純国産のシングルグレーンウイスキーの製造を目指しています。最新技術を導入し、高品質なウイスキーの生産が期待されています。
「サントリー」と「ニッカ」の両ブランドが日本のウイスキーの歴史を築いてきたのと同様に、この新しいブランドもまた、その伝統を引き継ぎ、新たなページを開いているかのように感じられます。
苫小牧蒸留所が稼働すれば自社のラインナップ全てを自社生産の原酒で賄うことが出来るようになります。
レビューボトル「イチローズモルトダブルディスティラリーズの特徴」
「イチローズモルト ダブルディスティラリーズ」は、肥土伊知郎氏の熟練した技術とこだわりが詰まったウイスキーです。このウイスキーは、閉鎖された羽生蒸留所のシェリー樽で熟成された原酒と、2008年に設立された秩父蒸留所のミズナラ樽で熟成された原酒を巧みにブレンドしています。
羽生蒸留所は肥土氏の祖父によって設立され、その歴史とともに約400樽の貴重な原酒が保存されています。これにより、シェリー樽由来の甘く豊かな香りが特徴となっています。一方、秩父蒸留所では日本特有のオークであるミズナラ樽が使用され、オリエンタルでウッディな香りが引き立っています。
このウイスキーは、グレープフルーツやメロン、ユズ、ライチなどのエキゾチックなフルーツの香りと、シナモンやナツメグのスパイシーな味わいが絶妙に調和しています。また、ノンチルフィルター処理が施されており、自然な風味と色合いを楽しむことができます。ラベルにはミズナラの葉が描かれており、視覚的にも日本の伝統を感じさせるデザインが特徴です。
「ダブルディスティラリーズ(DD)」としても知られるこのウイスキーは、希少価値が高く市場での価格は高騰しており、入手が困難な銘柄となっています。
貴重な羽生蒸溜所の原酒を使ったダブルディスティラリーズはいずれ作れなくなってしまう銘柄。
閉鎖されてしまった羽生蒸留所の原酒を味わうことが出来る貴重な銘柄なんですね!
それでは、このダブルディスティラリーズをストレート、ロック、ハイボールの3種類の飲み方で味と香りをみていきましょう!
テイスティング(実際に飲んでみた)
イチローズモルト ダブルディスティラリーズのフレーバー
イチローズモルト ダブルディスティラリーズの味わい
イチローズモルト ダブルディスティラリーズをストレートで飲んでみる
香り
- 桃、イチジク、メロン、バニラ、ハチミツ、ビスケット、干し草、カラメル
味わい
- とてもフルーティーでビター感が心地よい
感想
まずは、ストレートから飲んでみます。
香りは、桃や黄桃のようなフルーティーな香りに、イチジクやメロンのジューシーな印象が加わります。さらに、バニラやハチミツ、香ばしいビスケットの香りが続きます。また、干し草を思わせる香りや、ほろ苦いカラメルソースの香りも感じられます。
口に含むと、滑らかな舌触りのモルトが舌の上を転がり、桃のフルーティーな香りが広がります。その後、スパイシーさが現れ、シトラスのビター感が追いかけてきます。そのまま爽やかな風味が余韻まで続き、ゆっくりと消えていきます。
クリーミーな舌触りに、ジューシーな果実と爽やかな柑橘が合わさり、非常にまろやかで美味しいモルトの味わいが楽しめます。人によってはミズナラの風味を強く感じることもあるようですが、私はミズナラよりも果実のフルーティーな風味が非常に強く印象に残りました。
ぽってりとした果実の甘さと瑞々しさ、柑橘のビター感が引き締めて非常にバランスの良いフルーティーな味わいです!
イチローズモルト ダブルディスティラリーズをロックで飲んでみる
香り
- 桃、マンゴー、いちごシロップ、バニラ、ハチミツ、干し草
味わい
- フルーティー、エステリーさが際立つ
感想
次は氷を入れてオンザロックで飲んでみます。
香りは、桃に加えて南国感のあるマンゴーや、イチゴのシロップのような砂糖の甘さが感じられます。また、バニラやハチミツ、干し草のような香りも漂います。
口に含むと、桃のジューシーさが広がり、フルーティーな香りで満たされます。その後、シトラスのキリッとした爽やかなビターが徐々に膨らみ、桃の香りとともにゆっくりと消えていきます。
ストレートで飲むよりもさっぱりとした印象を受けますが、フルーティーな香味はしっかりと感じられ、エステリーな風味が増したように感じました。加水が進むとビターな傾向が強くなるため、お好みのタイミングで氷を抜いて調整するのが良いかもしれません。
とってもジューシーでエステリーな香りは長期熟成のウイスキーを飲んでいるかのようです。ロックでも香りが閉じることなく楽しめるのは素晴らしい!
イチローズモルト ダブルディスティラリーズをハイボールで飲んでみる
香り
- 桃、マンゴー、バニラ、ハチミツ、シュガートースト
味わい
- フルーティー、余韻にビターなアクセント
感想
最後はハイボールで飲んでみます。
香りは、桃やマンゴーのジューシーな香りがふんわりと漂い、バニラやハチミツ、そしてシュガートーストのような香ばしくも甘い香りが軸に感じられます。また、僅かにシトラスや未熟な果実のような酸味のある爽やかさも感じられます。
口に含むと、爽やかな酸味が口の中に広がり、桃やマンゴーの香りが広がります。そして、徐々にビターが膨らんでくると、アフターでは果実の風味とビターが重なり、爽やかでフルーティーな余韻がさっと消えていきます。
果実感がしっかりとあり、ジューシーな味わいが楽しめるハイボールです。シトラスのアクセントも効いているため、食事との相性も良さそうです。
桃、マンゴー、シトラスがキレイに重なりジューシーでスッキリとした味わいが楽しめるハイボールです!
まとめ
リーフシリーズの中では地味な印象を持つ「ダブルディスティラリーズ」ですが、実際に飲んでみると非常にフルーティーで飲みやすく、ノンエイジとは思えない熟成感を楽しむことができました。
桃やマンゴーを思わせるフルーティーさと柑橘のビター感のバランスは秀逸で、ストレートはもちろん、ハイボールにもよく合います。特にロックで飲んだ際の爽やかさは非常に好印象でした。
ジャパニーズウイスキーというとミズナラ樽が注目されがちですが、ウイスキー低迷期にこんな素晴らしい味わいのウイスキーを仕込んでいたとは感慨深いものがあります。
「ダブルディスティラリーズ」は、今はなき旧羽生蒸留所と秩父蒸留所のモルト原酒によって造られています。羽生蒸留所の原酒がなくなれば造れなくなってしまうため、消えゆく運命にある銘柄と言えます。需要の拡大と反比例して終売の時期が早まる可能性があるため、気になる方は今のうちにお試しいただくのが良いでしょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
イチローズモルトのラインナップ
イチローズモルトには多岐にわたるラインナップがあります。代表的なものとして「イチローズ モルト&グレーン ホワイトラベル」があります。これは、9つの蒸溜所のモルト原酒と2つの蒸溜所のグレーンウイスキーをブレンドしたブレンデッドウイスキーです。また、「イチローズモルト ダブルディスティラリーズ」の他にもリーフシリーズには魅力的なボトルがあります。
イチローズ モルト&グレーン ホワイトラベル
イチローズ モルト&グレーン ホワイトラベルは、比較的手に入りやすいレギュラーボトルの一つです。グレーン原酒とブレンドすることで香味を発揮する原酒を選び、それをキーモルトとして作り上げたブレンデッドウイスキーです。色は明るいゴールドで、レモンやオレンジのピール、フルーティーさの後にモルトのコク、オークなどの余韻が続きます。ハイボールにすると柑橘の香りが溢れ、高尚なソーダカクテルとして楽しめます。
イチローズモルト ミズナラウッドリザーブ
羽生蒸留所の原酒を主要なモルトとして使用し、複数の蒸留所のモルト原酒をブレンド。その後、ミズナラ・リザーブ・ヴァットで再度熟成させたイチローズモルト ミズナラウッドリザーブです。
蒸留所名は公開されていませんが、選ばれたのはピートの効いた原酒です。秩父蒸留所でブレンドされ、ピーテッド・モルトならではの甘さやフルーティーな風味を楽しめます。味わいは奥深く複雑で、口に広がるピート香が特徴です。
自然な風味を保つために、冷却濾過を行わないノンチルフィルター製法を採用し、人工的な着色を施さないノンカラーで仕上げられています。
イチローズモルト ワインウッドリザーブ
イチローズモルト ワインウッドリザーブは、秩父蒸溜所で作られた原酒をワイン樽で熟成させたシングルモルトです。オレンジやレモンピールの爽やかさ、ビター、カカオのコクが楽しめる一本で、華やかで爽快さが前に出たボトルです。ハイボールにしても美味しく召し上がれます。
イチローズモルト 秩父ザ・ファースト
秩父蒸溜所が稼働した2008年に樽詰されたバーボン樽熟成のモルト原酒から31樽を選びヴァッティングしたボトルです。レモンやオレンジのフルーティーさ、ミルクキャラメルやトフィーの柔らかな甘みが特徴です。3年とは思えないほどのウッディさや骨太さを感じさせる逸品です。
テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラスです!!
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