

こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!
今回は、「あかし シェリーカスク」の解説&レビューを行っていきます!!
「ホワイトオーク あかし シェリーカスク」は、兵庫県の江井ヶ嶋酒造が手がけるシェリー樽熟成のウイスキーです。華やかでフルーティーな香りと、やわらかい甘みを持つ味わいが特徴的で、シェリーカスクならではの芳醇な余韻を楽しめます。
この記事では、あかし シェリーカスクの魅力や製造背景、テイスティングノートまで詳しく解説します。ウイスキー選びに迷っている方や、シェリー樽熟成のウイスキーが好きな方に向けて、管理人が実際にテイスティングした感想も交えてご紹介します。
あかし シェリーカスクはこんなウイスキー
| カテゴリー | ブレンデッドウイスキー |
| 産地 | 日本・兵庫県明石市 |
| 蒸留所 | 江井ヶ嶋酒造 |
| アルコール分 | 46% |
| 内容量 | 500ml |
| 価格帯 | 2,200円程度 |
| 飲みやすさ | ★★★★☆☆☆ |
| 味わいの特徴 | シェリー樽由来の甘みとフルーティな香り |
| おすすめの飲み方 | ストレートやハイボールで |
ホワイトオーク あかしとは?
ホワイトオーク あかしは、江井ヶ嶋酒造が製造するウイスキーブランドで、日本のクラフトウイスキーの先駆けともいえる存在です。もともと酒造りの伝統を持つ同社が、1919年にウイスキー製造免許を取得し、ウイスキー造りを開始しました。
その後、長らく国内向けに少量生産を続けていましたが、2007年に「ホワイトオーク」ブランドのウイスキーが本格展開されると、国内外で注目を集めるようになりました。





ウイスキー製造免許においては「山崎蒸溜所」よりも早く、日本で一番最初にウイスキー製造に関与したメーカーです!
ホワイトオーク あかしの特徴
- 日本最古のウイスキー製造免許を持つ蒸溜所でつくられる
- 瀬戸内の温暖な気候で熟成されることで、独特の風味が生まれる
- シェリー樽やバーボン樽など、多様な樽を活用した熟成方法
「あかし」シリーズには、シングルモルト、ブレンデッド、カスクストレングスなどさまざまなバリエーションがありますが、今回ご紹介する「シェリーカスク」は、特にリッチで芳醇な味わいが魅力です。
300年以上の歴史を誇る江井ヶ嶋酒造


江井ヶ嶋酒造の歴史
江井ヶ嶋酒造株式会社(えいがしましゅぞう)は、兵庫県明石市大久保町に本社を構える総合酒類メーカーです。その歴史は古く、1679年(延宝7年)に創業し、1888年(明治21年)に株式会社として正式に設立されました。
同社では、日本酒「神鷹(かみたか)」やウイスキー「あかし」をはじめ、さまざまな種類の酒類を製造しています。特にウイスキー「あかし」は、国内外で高い評価を受けており、多くの愛好家から支持を得ています。
また、江井ヶ嶋酒造は、日本酒やウイスキーだけでなく、焼酎、ブランデー、ワイン、みりんなど、多岐にわたる酒類を手がける数少ない総合酒類メーカーとして知られています。伝統を重んじながらも、時代のニーズに応えるべく、研究・開発を重ね、新たな挑戦を続けてきました。
さらに、同社は100年以上の歴史を持つ木造の酒蔵を複数所有しており、それぞれ異なる役割を担いながら現在も稼働しています。これらの酒蔵では、伝統的な製法と現代の技術を融合させ、高品質な酒造りが行われています。
- 江井ヶ嶋酒造株式会社は、兵庫県明石市に本社を構える総合酒類メーカーで、1679年創業、1888年設立。
- 日本酒「神鷹(かみたか)」やウイスキー「あかし」を製造し、特に「あかし」は国内外で高評価。
- 日本酒・ウイスキー・焼酎・ブランデー・ワイン・みりんなど多様な酒類を製造し、伝統と革新を融合した酒造りを行う。
瀬戸内海に面した日本のクラフトウイスキー蒸留所


兵庫県明石市に位置する江井ヶ嶋蒸留所は、江井ヶ嶋酒造が運営するウイスキー蒸留所で、1888年(明治21年)に設立され、1919年(大正8年)にはウイスキー製造免許を取得し、日本のウイスキー製造の歴史の中でも特に長い歴史を持つ蒸留所の一つです。
江井ヶ嶋蒸留所の特徴


環境と立地
江井ヶ嶋蒸留所は、瀬戸内海に面した明石市江井島に位置しており、古くから「西灘」と呼ばれる酒造りが盛んな地域です。この地の温暖な気候と、地下100メートルから汲み上げる良質な軟水に恵まれ、ウイスキーの熟成にも適した環境が整っています。
伝統的なウイスキーの製造方法


江井ヶ嶋蒸留所では、スコットランド式の伝統的なウイスキー製造方法を採用しています。主な設備は以下の通りです。
- マッシュタン(糖化槽):ステンレス製のセミロイタータンを使用し、麦芽の糖化を行います。
- 発酵槽(ウォッシュバック):ステンレス製の発酵槽を4基備え、発酵を管理。
- 蒸留器(ポットスチル):三宅製作所製のポットスチル2基を設置。2019年に新調され、シェル&チューブのコンデンサーが特徴。
- 熟成庫:木造の熟成庫を1棟保有し、瀬戸内海の気候のもとで熟成を進めています。
- 歴史と伝統:江井ヶ嶋蒸溜所は1919年にウイスキー製造免許を取得し、1984年には新たな蒸溜所を竣工。長きにわたりウイスキー造りを続ける老舗の蒸溜所。
- 製造設備:2019年に三宅製作所製のポットスチル2基を新たに導入。従来のスチルの設計を踏襲しつつ、太めのシェル&チューブ式コンデンサーを採用しているのが特徴。
代表的なウイスキーは主に2種類


親しみやすさの「あかし」シリーズ
「あかし」は、江井ヶ嶋蒸留所が手掛けるウイスキーのブランドで、英国産の大麦麦芽を使用し、スコットランド式の蒸留設備を活用して製造されています。蒸留後の原酒は、アメリカンオーク製のバーボン樽やシェリー樽で熟成され、瀬戸内海に面した明石の環境が独特の風味を生み出しています。
主な製品ラインナップ
ホワイトオーク シングルモルト あかし
アメリカンオークのシェリー樽とバーボン樽で熟成させた原酒をブレンドしたヴァッティングモルトウイスキー。スイートでウッディな香りと、上品でスパイシーな味わいが特徴です。
ホワイトオーク 地ウイスキー あかし
英国産麦芽100%を原料に造ったスコッチタイプのブレンディッドウイスキーです。 モルトの香り華やかに、淡麗でやや辛口な気軽に飲んでいただける明石の地ウイスキーです。 ロック、ハイボールなど最適です。
高級志向の「江井ヶ嶋」シリーズ
2020年に誕生した「江井ヶ嶋」シリーズは、より高級志向のシングルモルトウイスキーを提供するラインです。このシリーズでは、複数の異なる樽で熟成された原酒をブレンドし、音楽の多重奏をイメージしたネーミングが特徴となっています。
江井ヶ嶋蒸留所の「江井ヶ嶋」シリーズは、伝統と革新が融合したプレミアムウイスキーとして、国内外で高い評価を受けています。
主な製品ラインナップ
シングルモルト江井ヶ嶋 QUINTET
バーボン樽を主体に、オロロソ、PX、ポートワイン、赤ワインの計5種類の樽で熟成された原酒をブレンドし、五重奏のような調和のとれた味わいを表現したウイスキー。
シングルモルト江井ヶ嶋 QUARTET
4種類の異なる樽で熟成された原酒を組み合わせ、フルーティーで華やかな香りと複雑な味わいが絡み合う四重奏を感じられるウイスキー。
長年にわたり「ホワイトオーク」ブランドの地ウイスキーを展開し、2007年には初のシングルモルト「あかし」を発表。さらに2020年からは高価格帯の「江井ヶ嶋」ブランドも展開しています。
5年ぶりの新たなブレンデッド「あかし シェリーカスク」


江井ヶ嶋酒造が手掛ける「あかし」ウイスキーの定番ラインナップに、5年ぶりの新商品が加わりました。「ホワイトオーク あかし シェリーカスク」は、2024年10月19日に発売されたブレンデッドウイスキーで、シェリー樽で熟成されたモルトウイスキーをキーモルトに、英国産のグレーンウイスキーをブレンドして仕上げられています。
このウイスキーの特徴は、モルト由来の華やかな香りと、シェリー樽熟成ならではの果実感、そして豊かなボディによる飲みごたえ。瀬戸内海を望む江井ヶ嶋蒸留所で、潮風を感じながらじっくりと熟成された原酒を使用し、ブレンダー・大川氏の技術によって絶妙なバランスでブレンドされています。
アルコール度数は46%、500mlボトルで提供され、シェリー樽の個性を存分に活かした一本となっています。



では、5年ぶりとなる新作の「あかし シェリーカスク」を3種類の飲み方で味と香りをみていきましょう!
テイスティング(実際に飲んでみた)


あかし シェリーカスクのフレーバー
あかし シェリーカスクの味わい
ストレートで飲んでみる


香り
- レーズン、赤い果実、カカオ、チョコレート、蜂蜜
味わい
- 蜂蜜、ドライフルーツ、レーズン、赤い果実、スパイス
感想
まずはストレートで味わってみます。グラスを傾けると、シェリー樽熟成ならではの芳醇な甘みと果実の凝縮感が際立ち、ふわりと漂う香りが鼻をくすぐります。ゆっくりとグラスに鼻を近づけると、レーズンや赤い果実、ダークチョコレートを思わせる濃厚なアロマが広がり、さらに深く嗅ぐと、カカオや蜂蜜のまろやかなニュアンスも感じ取れます。
口に含むと、蜂蜜やドライフルーツの上品な甘みが舌の上で優しく広がり、次第にスパイスのピリッとしたアクセントが顔を出します。46%のアルコール度数を感じさせないほど滑らかな口当たりで、余韻にはシェリー樽由来のオークのほのかな渋みとスパイシーな刺激が心地よく残ります。一口ごとに奥深さが増し、じっくりと向き合いたくなる一杯です。





シェリー樽の特徴がよく表れており、ストレートでじっくり楽しめる仕上がりです。シェリー系ウイスキーが好きな方にも満足していただけるでしょう。
ロックで飲んでみる


香り
- ナッツ、焼き菓子、ブドウ、カスタード
味わい
- ビター、スパイス、ウッディ、控えめな甘み
感想
次はオン・ザ・ロックで味わってみます。グラスの中で氷が溶けはじめ、ゆっくりと温度が下がるにつれて、香りや味わいに変化が生まれます。ストレートのときに感じた濃厚な甘みは穏やかになり、代わりにナッツや焼き菓子の香ばしさが際立ちます。鼻を近づけると、ほのかに漂うブドウやカスタードのやわらかな甘い香りが、どこか落ち着いた印象を与えてくれます。
ひと口含むと、冷却によるビターな味わいとスパイスのシャープな刺激が舌の上で際立ちます。甘みは控えめになりつつも、奥にはシェリー樽由来の果実のほのかな余韻が感じられ、じっくりと味わいたくなる絶妙なバランスに仕上がっています。時間が経つにつれ、氷が溶けることで再び甘みが戻り、味の変化を楽しめるのも魅力です。





ロックにすると甘みが抑えられ、大人向けのビターな味わいへと変化します。ゆっくりと氷が溶けていくにつれ、味わいの移り変わりを楽しめるのも魅力です!
ハイボールで飲んでみる


香り
- モルト、メープルシロップほのかなにカシス、シトラス
味わい
- モルト、ビター、ウッディ、スパイス
感想
次はハイボールで飲んでみます。炭酸が弾ける音とともに、ウイスキーの香りがふんわりと立ち上ります。モルトの穏やかな香ばしさに加え、メープルシロップを思わせる優しい甘みと、ほのかに漂うカシスやシトラスの爽やかなニュアンスが心地よく広がります。ストレートやロックとは異なり、軽やかでフレッシュな印象です。
ひと口飲むと、まず感じるのはモルトのまろやかな風味。続いて、炭酸の爽快な刺激とともに、ビターでウッディな渋みが広がり、味わいに深みを加えます。炭酸の刺激がスパイスのアクセントを際立たせ、余韻にはキリッと引き締まった爽快感が残ります。甘みと苦みのバランスが絶妙で、すっきりとした後味が楽しめる一杯です。
食事との相性も抜群で、特に揚げ物やスパイシーな料理、甘辛い味付けの料理と組み合わせると、お互いの味を引き立て合います。食事とともに楽しむのはもちろん、一日の終わりにリラックスしながら飲むのにも最適。シーンを選ばず楽しめる、万能なハイボールです。





ハイボールにすると軽やかになり、食中酒としても楽しめる万能な一杯。飲みやすく、ウイスキー初心者にもおすすめです。
まとめ
「ホワイトオーク あかし シェリーカスク」は、シェリー樽熟成ならではの芳醇な甘みと果実の香りが楽しめる、個性豊かなブレンデッドウイスキーです。兵庫県・江井ヶ嶋酒造の伝統と技術が詰まった一本でありながら、手頃な価格で手に入るコストパフォーマンスの高いウイスキーとしても魅力的。ストレートでは濃厚なレーズンやカカオの香りを堪能でき、ロックではビターな味わいへと変化。ハイボールにすると爽快感が増し、食事とも相性抜群です。高品質ながら手に取りやすい価格帯で、シェリー樽熟成のウイスキーが好きな方や、新たな味わいを求める方にぜひおすすめしたい一本です。


最後までお読み頂きありがとうございました。


テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラスです!!





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