【レビュー】デュワーズ8年フレンチスムース完全解説!カルヴァドス樽が生む豊かな香り

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こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!

Caoli(助手)
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今回は、「デュワーズ8年フレンチスムース」の解説&レビューを行っていきます!

スコッチの名門「デュワーズ」から創業者の息子トミー・デュワーの世界観を表現した限定シリーズ「デュワーズ8年ユニークカスクシリーズ」の第5弾が新発売しました。

今回のボトルは、フランスのカルヴァドス(林檎のブランデー)の樽でフィニッシュを施した「デュワーズ8年フレンチスムース」です。

前作の「ジャパニーズスムース8年」に引き続き数量限定での販売となり、店頭に並んでいるのを見かけても、以下のような疑問が浮かび即購入とならない方も多いと思います。

  • 限定品と聞いたけど美味しいの!?
  • 普通のデュワーズと何が違うの!?
  • そもそもどんなウイスキーなの!?

この記事では、ウイスキー歴20年以上、バーテンダーとの意見交換などを踏まえて、フレンチスムース8年の解説と実際にストレート、ロック、ハイボールの3種類の飲み方で味や香りをレビューしていきます。

限定品とはいえ、なるべく失敗したくない!という方は是非、最後までご覧ください!

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Caoli(助手)
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まずはデュワーズ フレンチスムースの基本スペックから確認していきましょう!価格や特徴をしっかり把握してから深く掘り下げていきます。

デュワーズ8年フレンチスムースの基本情報とスペック

デュワーズ8年フレンチスムース詳細
デュワーズ8年フレンチスムースの詳細はこちら
カテゴリースコッチ・ブレンデッドウイスキー・8年イノベーション
メーカーバカルディ社(デュワーズブランド)
ブランド創設1846年(ジョン・デュワーによる創業)伝統
シリーズ発売2021〜2022年(イノベーションシリーズ第5弾)
日本発売2024年5月(数量限定)
アルコール分40%
内容量700ml
価格帯2,500円〜3,000円
品質評価★★★★★驚異のコスパ
コンセプトスコットランドとフランスの出会い
味わいの特徴焼きリンゴ、シナモン、ハニー、シトラス
製法ダブルエイジ製法+カルヴァドス樽フィニッシュ革新的
主要樽種アメリカンオーク樽、カルヴァドス樽(フィニッシュ)
受賞歴World Whiskies Awards 2023 ゴールドメダル
おすすめの飲み方ハイボール(リンゴスライス)、ストレート、トワイスアップ

【長所】

  • 驚異のコストパフォーマンス:3,000円以下でカルヴァドス樽体験
  • 焼きリンゴの魅力的な香り:アップルパイを思わせる温かみのある香味
  • ハイボールとの相性抜群:炭酸でリンゴの香りが華開く
  • ダブルエイジ製法の滑らかさ:デュワーズ伝統の後熟技術
  • 入手しやすい価格:日常的に楽しめる特別なウイスキー
  • 食中酒としての実力:和食から洋食まで幅広いペアリング
  • 適度な甘さとドライな余韻:甘ったるくないバランスの良さ
  • イノベーションシリーズの魅力:世界の酒文化を取り込む挑戦

【短所】

  • アルコール度数40%:少し物足りなく感じる場合も
  • 8年という若さ:もう少し熟成感が欲しい人には不向き
  • 数量限定販売:将来的な入手困難性の可能性
  • パッケージ簡素化:化粧箱なしでギフト感が薄い
  • カルヴァドスそのものではない:アップルブランデー感は控えめ
  • シングルモルトと比較:複雑性ではシングルモルトに劣る
  • ストレートには軽め:ハイボール前提の設計とも言える
Key(筆者)
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この価格帯では驚異的なクオリティですが、シングルモルトとは別物として楽しむべきウイスキーです。

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デュワーズ フレンチスムースがこれほどコスパに優れているのか?4つの決定的な理由を詳しく解説していきます!

なぜデュワーズ フレンチスムースがおすすめなのか?【4つの理由】

カルヴァドス樽を3,000円以下で体験できる奇跡

通常1万円以上するカルヴァドス樽熟成ウイスキーの世界を、デイリープライスで楽しめる革新的な一本。

伝統のダブルエイジ製法による滑らかさ

ブレンド後に再び樽で後熟させる独自技術により、驚くほど滑らかで調和の取れた味わいを実現。

ハイボールで真価を発揮する設計

炭酸がリンゴの香り成分を揮発させ、グラスいっぱいに広がる焼きリンゴとシナモンの香り。日本のハイボール文化に最適化された味わい。

和食との驚きのペアリング

すき焼き、焼き鳥、天ぷらなど、醤油ベースや揚げ物との相性が抜群。食中酒としての実力が際立つ。

Caoli(助手)
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ここでデュワーズブランドの歴史を振り返ってみましょう。1846年の創業から現在まで、どのような想いで作られてきたのかが分かります!

デュワーズ ブランド解説

デュワーズはスコッチウイスキーの歴史において、重要なブランドです。ジョン・デュワーズ・サンズ社が製造し、特にアメリカでの人気が高いことで知られています。

創業者のジョン・デュワーは1806年にパース州の農家に生まれ、ワインとスピリッツの製造会社で17年間勤務した後、40歳で独立しました。彼はウイスキーをガラス製ボトルで販売することで、持ち運びの問題を解決し、その息子たちアレクサンダーとトーマスは、デュワーズを世界的に有名なブランドに育て上げました。また、デュワーズは日本で人気のハイボールの起源とも言われています。

デュワーズのウイスキーは、アバフェルディ蒸溜所で作られたモルト原酒を中心に、オルトモア、ロイヤルブラックラ、クライゲラヒ、マクダフといったキーモルトを中心にブレンドしています。

これらのモルトは、デュワーズの味わいと香りを形成する重要な要素です。また、デュワーズは「後熟」という工程を導入し、ブレンドされた原酒をアメリカンオークで6ヶ月以上熟成させることで、滑らかでバランスの取れた味わいを実現しています。この工程は他の蒸溜所にも影響を与え、広く採用されるようになりました。

Key(筆者)
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デュワーズの特徴”ダブルエイジ製法”とは、このアメリカンオークで追熟することを指します。

Caoli(助手)
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個性の異なる原酒を一つの樽で一定期間追加熟成させることで味わいを馴染ませて、深味が増していきます。

デュワーズユニークカスクシリーズ

デュワーズユニークカスクシリーズは、創業者の息子であるトミー・デュワー氏が行った世界26カ国を巡る旅からインスピレーションを受けて生まれました。1892年に始まったこの旅は、デュワーズを国際的なブランドに押し上げる礎となり、異国の地での経験と発見の精神をユニークカスクシリーズに反映しています。

シリーズは、「吹き抜ける、世界の香り」というテーマのもと、8年以上熟成されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドし、ラム樽、メスカル樽、ミズナラ樽、ポートワイン樽、カルヴァドス樽で再熟成させています。このプロセスにより、滑らかで深みのある味わいと、それぞれの樽の特徴を活かした個性的なフレーバーが生まれます。

全5種のシリーズは、スコットランドの伝統的なウイスキー製法とトミー・デュワーの冒険心が融合した革新的なウイスキーで、世界中のウイスキー愛好家に新しい発見の喜びと味覚の冒険を提供しています。

樽シリーズの特徴
  1. カリビアンスムース8年(ラム樽)
  2. イリーガルスムース8年(メスカル樽)
  3. ポルトガルスムース(ポートワイン樽)
  4. ジャパニーズスムース(ミズナラ樽)
  5. フレンチスムース(カルヴァドス樽)
どのボトルも個性的!
Key(筆者)
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第一弾となる「カリビアンスムース」は再販となるくらい人気で、ハイボールとの相性もよくSNSを中心に話題になりました。

Caoli(助手)
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どのボトルも樽の個性が反映されていて、独特のフレーバーによりそれぞれにファンがいます。

8年以上熟成させたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド後、再度熟成するダブルエイジ製法を採用し、さらにリンゴを原料としたカルバドスの熟成に使用した樽で仕上げられています。

手間暇かけたダブルエイジ製法によるなめらかな味わいに加え、アップルとシナモンのような甘い香りを放つ「フレンチスムース8年」はハイボールはもちろん、公式サイトには「アップルシナモンハイボール」のレシピが公開されています。

Key(筆者)
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ハイボールに定評のあるデュワーズの限定ボトル「フレンチスムース8年」は、カルヴァドスの特徴を色濃く反映させた限定ボトル!

Caoli(助手)
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ハイボールはもちろん、公式カクテルの味わいも気になりますね!

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それでは、今回もストレート、ロック、ハイボールの3種類の飲み方で味と香りを見ていきましょう!

デュワーズブランドの輝かしい歴史

1846年:創業 – スコットランド・パースの小さな酒店から

ジョン・デュワー(John Dewar)がスコットランドのパースで小さな酒店を開いたことから、デュワーズの歴史は始まりました。当初はワインや蒸留酒を販売する小規模な店舗でしたが、息子たちのジョン・アレクサンダーとトミー・デュワーによって世界的ブランドへと成長していきます。

創業者の精神

ジョン・デュワーは「品質第一」の精神を大切にし、単なる販売ではなく、本当に美味しいウイスキーを届けることに情熱を注ぎました。

Caoli(助手)
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1846年から約180年間、一貫して「品質とバランス」を追求してきたブランドなんですね!だから世界中で愛されているんです。

ダブルエイジ製法の発明 – 初代マスターブレンダーA.J.キャメロンの功績

デュワーズの味わいを決定づけたのが、初代マスターブレンダーA.J.キャメロン(A.J. Cameron)が考案した「ダブルエイジ製法(Double Ageing)」です。

革新的な製法

モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドした後、すぐにボトリングせず、再びオーク樽に戻して約6ヶ月間「後熟(マリッジ)」させる技術。これにより、異なる原酒の分子が相互作用し、極めて滑らかで調和の取れた酒質が生まれます。

スムースの哲学

このダブルエイジ製法こそが、デュワーズが「スムース」と評される所以です。個々の原酒の特性を維持しつつ、角が立たない柔らかな味わいを実現しています。

2021〜2022年:イノベーションシリーズ第5弾 – フレンチスムースの誕生

デュワーズは「イノベーションシリーズ(ユニークカスクシリーズ)」を通じて、世界各国の酒文化をスコッチウイスキーに取り込む壮大な実験を続けています。

シリーズの進化

  • 第1弾:カリビアンスムース(ラムカスク)
  • 第2弾:イリーガルスムース(メスカルカスク)
  • 第3弾:ポルトガルスムース(ルビーポートカスク)
  • 第4弾:ジャパニーズスムース(ミズナラカスク)
  • 第5弾:フレンチスムース(カルヴァドスカスク) ←今回

フランスとスコットランドの架け橋

フレンチスムースは、フランス・ノルマンディー地方のカルヴァドス(アップルブランデー)の樽でフィニッシュ。スコットランドの伝統技術とフランスの果実蒸留酒文化が出会った、戦略的かつ芸術的な作品です。

Key(筆者)
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世界中の酒文化を取り込むデュワーズの挑戦!フレンチスムースはシリーズの中でも特に「果実味とスパイス」のバランスが素晴らしい一本です。

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いよいよフレンチスムースの核心部分!カルヴァドス樽がどのような魔法をかけるのか、詳しく見ていきましょう。

カルヴァドス樽の魔法 – フレンチスムースの核心技術

カルヴァドスとは? – ノルマンディーの宝

カルヴァドスは、フランス・ノルマンディー地方で生産されるリンゴ(一部梨を含む)を原料とした蒸留酒です。AOC(原産地呼称統制)によって厳格に管理されており、コニャックやアルマニャックと並ぶフランスの誇る伝統的ブランデーです。

カルヴァドスの特徴

  • リンゴ由来の「リンゴ酸」による爽やかな酸味
  • 焼きリンゴのような温かみのある果実香
  • フレンチオーク樽熟成によるスパイシーさ
  • シードルのようなフルーティーさ

樽フィニッシュのメカニズム – 科学と芸術の融合

デュワーズの8年熟成ブレンドが、カルヴァドスを排出した直後の空き樽に充填されると、驚くべき化学的プロセスが進行します。

1. 含浸液の溶出(Leaching) 樽材の内部に染み込んだカルヴァドス成分が、ウイスキー側へと溶け出します。これにより、直接的なリンゴの風味が付与されます。

2. 酸による骨格形成 一般的なブレンデッドウイスキーは、バニラや穀物の甘さが主体で酸味が不足しがち。カルヴァドス樽由来の有機酸が加わることで、ワインのような「構造(Structure)」と「キレ(Crispness)」が生まれます。

3. フレンチオークのスパイス カルヴァドス熟成に使われるフレンチオーク(Quercus robur)は、アメリカンオークよりも多くのタンニンと「スパイス(シナモン、クローブ、オールスパイス)」のニュアンスを与えます。

短期集中型フィニッシュ フィニッシュ期間は「数ヶ月」程度。長すぎると樽のエグみがバランスを崩すため、短期間で集中的に香りを移す手法が採られています。

Key(筆者)
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カルヴァドス樽の影響が絶妙なバランスで加わっているんですね!科学的にも理にかなった製法です。

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お待たせしました!実際にデュワーズ フレンチスムースをテイスティングした感想を詳しくお伝えします。香り、味わい、余韻まで徹底レビュー!

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フレンチスムース8年をテイスティング

フレンチスムース8年のフレーバー

フレンチスムース8年の味わい

フレンチスムース8年をストレートで飲んでみる

香り

  • リンゴの皮、すりおろしリンゴ、未熟の黄色い果実、カスタード、はちみつ、スパイス、オーク

味わい

  • フルーティーでライトテイスト、スパイシー

感想

まずはストレートで飲んでみます。

香りはリンゴの皮、すりおろしたリンゴ、青リンゴを思わせる爽やかな酸味や甘みが感じられ、未熟の黄色い果実のニュアンスが漂っています。また、カスタードのクリーミーさと蜂蜜、スパイスの香りをオークのニュアンスが包みこんでいます。

口に含むと、さっぱりとしたライトテイストでリンゴのニュアンスが口の中に広がります。フルーティーさを感じるとすぐにスパイシーさが追いかけてきて、ビター感が増してきます。

そして、余韻にかけてビターは強まり草っぽいニュアンスとともに再びスパイシーさが現れてゆっくりと消えていきます。

カルヴァドス由来の爽やかなリンゴの酸味とスパイシーな味わい、デュワーズならではのスムースな飲み心地、8年熟成らしいフレッシュ感と相まってとてもユニークな味わいが楽しめます。

Key(筆者)
Key(筆者)

アップルパイの香り、スパイシーでフレッシュ、限定品ならではのユニークな味わいが楽しめました!ストレートでも十分美味しいです!

フレンチスムース8年をロックで飲んでみる

香り

  • カスタード、シロップ、リンゴ、焼きリンゴ、ハチミツ、オーク

味わい

  • バニラの甘さとシトラスのビター感

感想

次は氷を入れてオンザロックで飲んでみます。

香りはカスタードのクリーミーな甘さが前面に出ており、焼きリンゴのニュアンスが漂います。さらに、焦げたオーク材の香りにパイ生地やバニラの甘い香りが加わり、奥深くには青りんごの爽やかな風味も感じられます。

口に含むと、青々としたシトラスのビターな味わいが広がり、次第にそのビターさが強まり、草を思わせるニュアンスが現れます。そして、アフターテイストではシロップのような甘さが感じられ、最終的にはビターさが徐々に消えていきます。

ストレートとは違い、樽のオーキーなニュアンスとビター感が強めの味わいで、リンゴの香りは感じるものの慣れていない人にはちょっと飲みにくい印象を持ちます。

Key(筆者)
Key(筆者)

甘い香りの印象とは違い、かなりビターが強く未熟の果実やシトラスが口の中に広がります。ロックを飲み慣れていないと少しハードルが高い印象です。

フレンチスムース8年をハイボールで飲んでみる

香り

  • ライム、未熟のリンゴ、バニラ、ハチミツ、オーク

味わい

  • フレッシュな果実香と清々しいビター

感想

最後はハイボールで飲んでみます。

香りは、ライムのフレッシュな香りに未熟なリンゴの香りが加わります。そこにバニラやハチミツの甘い香りが溶け合い、オークの木の香りがほのかに漂います。また、フルーティーな香りの背後には、シナモンをはじめとするスパイスの香りが感じられ、バランスのとれた印象があります。

口に含むと、青リンゴとシトラスの爽やかな香りが広がり、次いでビターな味わいが追いかけてきます。リンゴの甘酸っぱさとオークの渋み、そしてシトラスの風味が絶妙に絡み合い、余韻ではしっかりとした柑橘類の皮のビターさが広がりながらゆっくりと消えていきます。

ロックで飲むよりも、ビター感は穏やかになり、フルーティーな果実の香りが心地よく漂います。味わいはビターを基調としながらも、オークの渋みやリンゴの果実感が組み合わさり、夏の暑い日にピッタリの爽やかなハイボールに仕上がっています。

Key(筆者)
Key(筆者)

甘酸っぱくビターな後味は炭酸との相性もよく、暑い日にオススメです!このままでも十分美味しいですが、更にミントを加えても良いかもしれません!

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デュワーズのイノベーションシリーズには他にもラインナップがありますね。フレンチスムースの位置づけを比較してみましょう!

イノベーションシリーズでの位置づけ

デュワーズイノベーションシリーズ比較表
デュワーズ比較:フレンチスムース vs ジャパニーズスムース
項目フレンチスムースジャパニーズスムース
樽種カルヴァドスカスクアップルミズナラカスク日本独自
香味焼きリンゴ・シナモン・シトラス白檀・お香・ココナッツ
キャラクター明るく外交的フルーティー瞑想的でドライオリエンタル
価格帯2,500〜3,000円3,500〜4,500円
おすすめハイボール・食中酒ストレート・食後酒

💡 ポイント:食事中に楽しむなら、酸味のあるフレンチスムースが優れています。食後にゆっくりと香りを愉しむならジャパニーズスムースが適しています。また、ジャパニーズスムースは市場価格が高騰しやすいのに対し、フレンチスムースは安定供給されており、入手性が高い点もメリットです。

使い分けのポイント

食事中に楽しむなら、酸味のあるフレンチスムースが優れています。食後にゆっくりと香りを愉しむならジャパニーズスムースが適しています。また、ジャパニーズスムースは市場価格が高騰しやすいのに対し、フレンチスムースは安定供給されており、入手性が高い点もメリットです。

イノベーションシリーズ全体の特徴

デュワーズイノベーションシリーズ全体比較
デュワーズイノベーションシリーズ全体比較
リリース順名称フィニッシュ樽特徴的な香味
第1弾カリビアンスムースラムカスクブラウンシュガー、トロピカルフルーツ
第2弾イリーガルスムースメスカルカスクスモーキー、ハーバル、グリーンペッパー
第3弾ポルトガルスムースルビーポートカスク赤い果実、完熟アプリコット、ジャム
第4弾ジャパニーズスムースミズナラカスク白檀、お香、ココナッツ、シナモン
第5弾フレンチスムース今回カルヴァドスカスク焼きリンゴ、シナモン、シトラス

💡 シリーズの特徴:フレンチスムースは、シリーズの中で「果実味(オーチャードフルーツ)」と「スパイス」のバランスを担当する位置づけ。イリーガルスムースのようなスモーキーさや、ポルトガルスムースのような濃厚な甘さとは対照的に、爽やかさと酸味を伴う甘さを志向しています。

フレンチスムースは、シリーズの中で「果実味(オーチャードフルーツ)」と「スパイス」のバランスを担当する位置づけ。イリーガルスムースのようなスモーキーさや、ポルトガルスムースのような濃厚な甘さとは対照的に、爽やかさと酸味を伴う甘さを志向しています。

Caoli(助手)
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せっかくのフレンチスムース、おつまみや料理との組み合わせも楽しみたいですよね!おすすめのペアリングをご紹介します。

食とのペアリング提案 – 和食との驚きの相性

日本料理(和食)とのマリアージュ

煮込み料理

  • すき焼き、肉じゃが
  • 理由:醤油と砂糖・みりんを使った甘辛い味付けの焦げた風味が、ウイスキーの「ブラウンシュガー」や「焼きリンゴ」の風味と同調。牛肉の脂を酸味が中和し、食欲を増進させます。

焼き物

  • 焼き鳥(タレ)、照り焼きチキン
  • 理由:炭火の香ばしさとタレの甘みが、樽由来のトースト香とマッチ。ハイボールスタイルであれば、濃厚なタレの後に口内をリフレッシュさせる役割も。

揚げ物

  • 天ぷら、唐揚げ
  • 理由:衣の油分を炭酸と酸味が切ります。特に塩で食べる天ぷらや、魚介のマリネなど、素材の味を生かした料理に対し、レモンを絞るような感覚でフレンチスムースの柑橘系のニュアンスが機能します。

燻製・珍味

  • いぶりがっこ+クリームチーズ、イカの塩辛
  • 理由:スモーキーな沢庵(いぶりがっこ)とクリームチーズの組み合わせは、ウイスキーのクリーミーさとスモーキーさ(微量ながら存在)と完全に一致します。

洋食・デザートとのペアリング

チーズ

  • カマンベール、ブリーチーズ
  • 理由:ノルマンディー地方の特産であるカマンベールとの相性は、同郷(テロワール)の原理により完璧。チーズのクリーミーな白カビ部分と、リンゴの風味が相互に高め合います。

豚肉料理

  • ローストポーク、酢豚、東坡肉(トンポーロー)
  • 理由:西洋料理では「豚肉とリンゴ」は黄金の組み合わせ。脂の乗った豚肉料理に対し、フレンチスムースはソースの一部のように機能します。

スイーツ

  • アップルパイ、タルトタタン、クレームブリュレ
  • 理由:ウイスキーの構成要素(リンゴ、バニラ、カラメル)そのもの。デザート酒としてストレートで合わせることで、至福の体験を提供します。
Key(筆者)
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フレンチスムースについて気になる疑問にお答えします!カルヴァドスとの違い、他のアップル系ウイスキーとの比較など、よくある質問をまとめました。

よくある質問(FAQ)

「本物のカルヴァドスとはどう違う?」

フレンチスムースはあくまで「ウイスキー」です。カルヴァドス樽でフィニッシュすることでリンゴの風味を付与していますが、カルヴァドスそのものよりも甘さは控えめで、ドライなフィニッシュを持っています。カルヴァドスを期待すると物足りないかもしれませんが、ウイスキーファンにとっては「甘すぎない」点が評価されています。

「ニッカ アップルワインとの違いは?」

ニッカ アップルワインは甘味果実酒であり、ウイスキーではありません。フレンチスムースは本格的なスコッチウイスキーで、甘さは控えめ。アルコール度数も40%としっかりしています。

「3,000円以下で本当に美味しいの?」

カルヴァドス樽熟成のシングルモルト(例:アラン カルヴァドスカスク等)が1万円以上で取引される中、3,000円以下でこのフレーバープロファイルを提供できる点は驚異的です。デュワーズの規模と技術力、そしてブレンデッドウイスキーだからこそ実現できる価格設定です。

「どの飲み方が一番おすすめ?」

断然ハイボールがおすすめです!炭酸がリンゴの香り成分を揮発させ、最大限に魅力を引き出します。ストレートも美味しいですが、40度という度数を考えるとハイボールで真価を発揮する設計と言えます。

「保存方法は?」

直射日光を避け、涼しい場所に立てて保存。開封後も品質は長期間維持されますが、なるべく早めにお楽しみください。

フレンチスムース8年を飲んでみた感想

ユニークカスクシリーズ第5弾「フレンチスムース8年」の味と香りのレビューでした。

ユニークカスクシリーズは全5種類が販売され、各ボトルは樽の特徴を素直に反映しています。今回の「フレンチスムース8年」は、カルヴァドス樽で熟成されたことが特徴で、リンゴのフルーティーな香りと味わいが、モルトやグレーン由来のバニラの風味と見事に調和しています。

ただし、飲み方に関わらず、中盤からビターな風味が強まる傾向があり、一部の方には飲みづらさを感じさせるかもしれません。

また、今回のフレンチスムースではカートン(化粧箱)が付属していないので、前作の「ジャパニーズスムース8年」まで続いた仕様が変更されているのは少し残念なところです。

いずれにしても、限定シリーズの完結!?を見届けるという意味でもウイスキーファンであれば抑えておきたいボトルであることは間違いないでしょう。

ウイスキーを飲み始めた方はもちろん、樽の特性に興味を持った方などユニークカスクシリーズを通してウイスキーの楽しみ方の幅を広げてみてはいかがでしょうか!?

数量限定販売の為、気になる方は早めにチェックしておいた方が良いかもしれません。

最後までお読み頂きありがとうございました。

フレンチスムース8年の総合評価
イマイチ
素晴らしい

テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラスです!!

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