【レビュー】ホワイトホースの魅力を知ろう!スコットランドの歴史と伝統を感じるブレンデッド・ウイスキーの味と香りを解説!

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ホワイトホースファインオールドを簡単にまとめると

ウイスキー属性 ブレンデッド
産地(メーカー) スコットランド(ディアジオ)
キーモルト ラガヴーリン、グレンエルギン、クライゲラキ
味わい スモークとヨードが香る本格スコッチ
飲みやすさ ★★★☆☆☆
おすすめの飲み方 ハイボール
おすすめポイント 安価で本格的なスコッチを楽しめる

ウイスキー好きなら一度は飲んだことがあるでしょう。ホワイトホースは、1881年から続くスコッチウイスキーの老舗ブランドです。しかし、その歴史や製法、味わいについてはあまり知られていません。この記事では、ホワイトホースの魅力を4つの見出しに分けて紹介します。ホワイトホースは、スコットランドの自由と独立の象徴であり、名ブレンダーの情熱と技術の結晶であり、映画界の巨匠に愛されたウイスキーであり、現代の飲み方にも合うウイスキーなのです。

ホワイトホースとは、スコッチウイスキーの中でもブレンデッド・ウイスキーの代表格です。ブレンデッド・ウイスキーとは、複数のモルト原酒とグレーン原酒を掛け合わせて作るウイスキーのことです。ホワイトホースは、ジョニ赤、ブラック&ホワイト、ヘイグ、デュワーズと共にビッグファイブと呼ばれる5大ブレンデッド・ウイスキーのひとつです。

ホワイトホースの名前の由来は、スコットランドのエジンバラにある「ホワイトホース・セラー」という旅館からとられています。この旅館は、スコットランドの独立を目指したジャコバイト軍の本拠地であり、スコットランド人の誇りと自由の象徴でした。ホワイトホースのラベルには、この旅館の看板に描かれた白馬がデザインされています。

ホワイトホースは、世界100カ国以上で販売されており、年間に200万ケース以上を売り上げています。スコッチウイスキーの売り上げランキングでも常に10位前後に入っています。日本では、キリンが輸入・販売を行っており、レギュラーボトルは1,000円を切るリーズナブルな価格で販売されています。2018年7月には、ホワイトホースのハイボール缶も発売され、若年層にも人気を博しています。

ホワイトホースは、1890年に創業者であり初代ブレンダーでもあるピーター・マッキーによって作られました。ピーター・マッキーは、ウイスキー造りのイロハを学んだラガヴーリン蒸溜所の叔父のもとで働いていました。ラガヴーリンは、アイラ島のモルトウイスキーで、ピーティでスモーキーな味わいが特徴です。ピーター・マッキーは、このラガヴーリンをキーモルトに選び、自分の作るブレンデッド・ウイスキーに名前を付けました。それがホワイトホースです。

ピーター・マッキーは、世界に通用するブレンデッド・ウイスキーを作るという野心を持っていました。彼は、ラガヴーリンの癖の強さを、スペイサイド地方のモルトウイスキーで調和させることに成功しました。スペイサイド地方のモルトウイスキーは、フルーティでスイートな味わいが特徴です。ピーター・マッキーは、自社専用の蒸溜所としてクライゲラヒ蒸溜所を設立し、その他にもグレンエルギンやオルトモアなどのモルト原酒を取り入れました。そして、その他30種類以上の原酒を掛け合わせて、ホワイトホースを完成させました。

ホワイトホースは、ラガヴーリンのピーティ・スモーキーさと、スペイサイドモルトの甘みとコクのバランスが絶妙なブレンデッド・ウイスキーに仕上がりました。この高度なブレンディング技術は、ピーター・マッキーの名声を高めました。彼は、レストレス・ピーター(不眠不休のピーター)と呼ばれるほど、ウイスキー造りに情熱を注ぎました。彼はまた、コルク栓に代わるスクリューキャップを開発し、ホワイトホースの品質と保存性を向上させました。ホワイトホースは、1908年には英国王室御用達のウイスキーとして認められるほどの人気と評価を得ました。

しかし、ピーター・マッキーの死後、1927年にホワイトホース社はDCL社に買収されました。DCL社は、現在のディアジオ社の前身で、イギリス最大の酒類メーカーです。ディアジオ社は、ホワイトホースの輸入代行を行っており、日本ではキリンと業務提携しています。ホワイトホースは、創業者の意志を受け継ぎながら、時代の変化に合わせて進化してきたブレンデッド・ウイスキーです。

ホワイトホースは、35種類以上の原酒をブレンドして作られています。その中でも、キーモルトと呼ばれる主要な原酒は、ラガヴーリン、クライゲラヒ、グレンエルギンの3種類です。これらのモルトウイスキーは、それぞれ異なる特徴を持っており、ホワイトホースの味わいに大きな影響を与えています。

ラガヴーリンは、アイラ島のモルトウイスキーで、ピーティでスモーキーな味わいが特徴です。ピートとは、泥炭のことで、アイラ島ではウイスキーの原料となる麦芽を乾燥させる際に燃やしています。その煙が麦芽に付着し、独特の香りと風味を生み出します。ラガヴーリンは、16年間もの長い熟成期間を経て、深みと複雑さを増しています。ホワイトホースには、ラガヴーリンのピートの苦みと渋み、海藻や湿った木の葉のようなスモーキーさが加わります。

クライゲラヒは、スペイサイド地方のモルトウイスキーで、ホワイトホースのために設立された蒸溜所です。クライゲラヒは、糖蜜のようなコクとトフィーのような甘みを持っています。また、カラメルやバニラの香りも感じられます。クライゲラヒは、ホワイトホースに甘さとコクを与えるとともに、ラガヴーリンの癖の強さを和らげます。

グレンエルギンは、スペイサイド地方のモルトウイスキーで、ホワイトホースの原酒の中でも最も多く使用されています。グレンエルギンは、青リンゴや洋梨のようなフルーティさと、ハチミツやナッツのようなスイートさを持っています。また、うっすらとカカオのビターさも感じられます。グレンエルギンは、ホワイトホースに爽やかさとスイートさを与えるとともに、バランスの良い味わいを作り出します。

ホワイトホースの製法は、創業者のピーター・マッキーが確立したものを基本にしながら、時代の変化に合わせて微調整されてきました。現在のホワイトホースは、ラガヴーリンの比率が低くなり、スペイサイドモルトの比率が高くなっています。その結果、ピーティ・スモーキーさは抑えられ、はちみつの香りや甘みが強調されています。非常に飲みやすく、万人受けする味わいになっています。

ホワイトホースは、35種類以上の原酒をブレンドして作られており、その中でもキーモルトと呼ばれる主要な原酒は、ラガヴーリン、クライゲラヒ、グレンエルギンの3種類です。これらのモルトウイスキーは、それぞれ異なる特徴を持っており、ホワイトホースの味わいに大きな影響を与えています。

ラガヴーリンは、アイラ島のモルトウイスキーで、ピーティでスモーキーな味わいが特徴です。しかし、現在のホワイトホースでは、ラガヴーリンの比率が低くなり、そのピートの苦みと渋み、海藻や湿った木の葉のようなスモーキーさはほとんど感じられません。

クライゲラヒは、スペイサイド地方のモルトウイスキーで、ホワイトホースのために設立された蒸溜所です。クライゲラヒは、糖蜜のようなコクとトフィーのような甘みを持っています。また、カラメルやバニラの香りも感じられます。クライゲラヒは、ホワイトホースに甘さとコクを与えるとともに、ラガヴーリンの癖の強さを和らげます。

グレンエルギンは、スペイサイド地方のモルトウイスキーで、ホワイトホースの原酒の中でも最も多く使用されています。グレンエルギンは、青リンゴや洋梨のようなフルーティさと、ハチミツやナッツのようなスイートさを持っています。また、うっすらとカカオのビターさも感じられます。グレンエルギンは、ホワイトホースに爽やかさとスイートさを与えるとともに、バランスの良い味わいを作り出します。

ホワイトホースをテイスティング(実際に飲んでみた)

ホワイトホースのフレーバー

ホワイトホースの味わい

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ホワイトホースをストレートで飲んでみる

ではまず、造り手に敬意を評してストレートで頂きます♫

香りはの第一印象は、甘みとケミカル臭です。

アルコール由来の刺々しさもあり、

ちょっと飲みにくいかな!?といった印象。

口に含んでみると、

オイリーなトロみを感じながら、アルコールの刺激

中盤でヨードorスモーク(磯、海藻、煙)

フィニッシュはアルコール感と共にあっさりと消えていきます。

口当たりは軽いけど、中盤はオイリーで重たい印象、

これはやはりキーモルトに「ラガヴーリン」が

使われている為でしょうか!?

こういった類のウイスキーというのは、

初心者にはハードルの高い人もいると思いますが・・・

ウイスキーなんてそんなモノです(笑)

とは言っても、千円前後でガッツリスコッチ感が味わえるのは

かなり優秀ですね\(^o^)/

ストレートは駄目でも、

ハイボール、水割りなど飲み方を

変えればいけるかも!?

ホワイトホースをハイボールで飲んでみる

では、次にCMなどでもオススメしていたハイボールで頂きます♫

おぉ(゜o゜;

一気に飲みやすくなりました♫(当たり前ですが)

ストレートの時の接着剤感、トゲトゲが無くなり

弱いオイリー感がありながらも、

樽香と甘い香りが弱いながらも感じ取れます。

終盤にかけてピート由来のスモーキーで心地よいヨード感もあります。

日本の定番の飲み方「ハイボール」にしても

本場のスコッチ感は失われていないのは凄い・・・

何度も言いますがこの価格でしっかりスコッチ(゜o゜;

ハイボールにするとクセが弱まり飲みやすい

でも、独特のスモーキー感は健在!!

スモーキーな香りは苦手な人も多いけど、

色々なウイスキーを飲んで慣れてくる場合もある。

スモーキーな香りが平気or好きならば、

このボトルはコスパ(大)♫


まろやかでありながらドライな味わいの「ホワイトホース ファインオールド」は、おうちで作るハイボールに最適!上質のスコッチウイスキーで、一つ格上のハイボールをお楽しみください!

おいしく作るコツは、グラスとウイスキー、ソーダをしっかり冷やしつつ、割り方は「ホワイトホース1:ソーダ4」で!

まとめ

いかがでしたでしょう!?

キーモルトにラガヴーリンを使用していながらも、

リーズナブルな価格のブレンデッドスコッチウイスキー。

以前のボトルよりは飲みやすくなったと個人的には思いますが、

初心者の方はきっと「イケるor無理」に分かれるでしょう。

ですが、それが本場スコッチの洗礼かもしれません。

コーヒーやビールもいきなり飲める人と駄目な人がいるように、

いつの間にか平気になっている。

そんなお酒。

それがウイスキーという大人の飲み物です(*^^*)

本場のスコッチをとにかく安い価格で飲んでみたいという方には、

最良のボトルの1つだと思いました。

ご馳走様でした(*´∀`*)

最後までお読み頂きありがとうございました。

テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。

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