レビュー|ビッグピートの味と香りを解説!アイラモルト

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sister-ley
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こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!

Caoli(助手)
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今回は、「ビッグピート」の解説&レビューを行っていきます!

「ビッグピート」は、力強い煙の香りが特徴のアイラ・モルトウイスキーです。ラフロイグやボウモア、幻のポートエレンなどの原酒をブレンドしており、アイラ島の魅力を1本で存分に楽しめます。

この記事では、ビッグピートの味や香り、作りのこだわりを解説します。スモーキーなウイスキーが好きな方は必見です。

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ビッグピートはこんなウイスキー

ビッグピート 詳細
ビッグピートの詳細はこちら
カテゴリーブレンデッドモルト・スコッチウイスキーアイラ
生産地スコットランド・アイラ島(原酒)
ボトラーズダグラスレイン社
発売年2009年アイラモルト100%
アルコール分46.0%
内容量700ml
価格帯5,500〜6,700円(税込・2025年現在)
特徴ノンチルフィルタード・ノンカラー
名前の由来ピートおじさん(ラベルのキャラクター)
使用原酒アードベッグ、カリラ、ボウモア、ポートエレン等
製法スモールバッチ(小ロット)でのブレンド独自製法
味わいの特徴強烈なスモーク、潮風、柑橘やバニラの甘み
おすすめの飲み方ハイボール、ロック、ストレート

ビッグピートの長所・特徴
ビッグピートの短所・注意点
  • 貴重なポートエレンが入っている
  • スモーキーなモルトを手軽に味わえる
  • 色々なヴァージョンが発売されている
  • ピートが苦手な人は✘
  • ほぼカリラとも思える味わい
  • 好き嫌いが分かれるラベル

貴重な原酒も使われている「ビッグピート」

「ビッグピート」は、アイラ島ウイスキーの魅力を詰めた1本です。名前の通り、「ピート(泥炭)」由来のスモーキーな香りと味わいを存分に楽しめます。

ボトルに描かれた親しみやすい「アイラ島のおじさん」のイラストや、季節ごとの限定デザインも人気で、コレクションとしても楽しまれています。

使用されている蒸留所

ビッグピートは、アイラ島を代表する蒸留所のモルトをブレンドしたウイスキーです。それぞれの個性が重なり合うことで、奥深く豊かな味わいを生み出しています。

  • アードベッグ(Ardbeg):力強い煙の香りと、インパクトのある味わいが特徴。
  • カリラ(Caol Ila):爽やかな海風を感じさせるような、軽やかなスモーキーさ。
  • ボウモア(Bowmore):煙の香りと、フルーティーな甘さのバランスが絶妙。
  • ポートエレン(Port Ellen):1983年に閉鎖された幻の蒸留所で、とても貴重な原酒。

これらのモルトをブレンドすることで、ビッグピートはアイラ島ウイスキーのさまざまな魅力を一度に楽しめる贅沢な1本になっています。

製造元は老舗ボトラーズ「ダグラスレイン社」

出典:douglaslaing.com

「ビッグピート」を作るダグラスレイン社は、1948年創業のスコットランドのウイスキー会社です。ウイスキー蒸留所から原酒を買い取り、独自に熟成・ブレンドして販売する「ボトラーズ」として世界中で高い評価を得ています。

ダグラスレイン社 3つのこだわり

  • スモールバッチ(小仕込み): 1度に5樽以下しか使わず、量より品質を徹底追求。
  • ノンチルフィルター(無ろ過): 冷却ろ過をせず、ウイスキー本来の旨味や油脂分をそのままキープ。
  • カスクストレングス(加水なし): 一部商品は樽出しそのままの力強い度数でボトリング。

スコットランドの地域ごとに味を表現したシリーズを展開しており、その中でも特に人気が高いのが、アイラ島の個性を詰めた「ビッグピート」です。本格的なウイスキーの魅力を楽しみたい方におすすめのメーカーです。

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ちなみに「エリア別」というのは、スコットランドにおいてのウイスキー産地を以下の6つに分けたものになります。

ハイランド (Highland)スコットランドで最も蒸留所が多い地域(全体の3分の1がハイランドにある)
ローランド (Lowland)ハイランドの南側に位置しスコッチでは珍しい3回蒸留を行うところもある
スペイサイド (Speyside)スコットランド北東部、スペイ川のほとりに沿って蒸留所が多く存在
アイラ(Islay)アイラ島、強烈なスモーキーフレーバーやピートを用い「スコッチの聖地」
アイランズ(Islands)スカイ島やオークニー諸島といった、スコットランドの島々を括ったもの。
キャンベルタウン(Campbeltown)かつては30以上の蒸留所があったウイスキーの主要産地。現在は3箇所のみ

スコットランドなどのウイスキーは、産地(エリア)ごとに明確な味の傾向があります。そのため、銘柄を知らずに飲んでも産地を推測できるほど、地域ごとの個性が際立っています。

sister-ley
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そして、これらの産地の魅力を詰めて「ダグラスレイン社」が手掛けるブレンデッドモルトが、こちらの6本です。

Key
Key

どの銘柄も産地の特徴を反映した味わいで、ストレートでも非常に美味しく頂けます。

Caoli(助手)
Caoli(助手)

「どれから飲めばいいの!?」と迷った時には、ラベルの印象だけで選んでみても面白いかもしれませんね!

ビッグピートに使われている原酒の数々

スコッチウイスキーの聖地、アイラ島の個性豊かなモルトを独自にブレンドした「ビッグピート」。そのブレンドには、アイラ島の人気蒸溜所のモルトが使用されています。

具体的には、熱烈な支持を受ける「アードベッグ」、アイラ島で最大の生産量を誇る「カリラ」、そして「アイラの女王」と称される歴史ある「ボウモア」のモルトが含まれています。

また、1983年に閉鎖され、長きにわたり伝説として語られてきた「ポートエレン蒸溜所」の原酒もブレンドに使用されています。ポートエレン蒸溜所は、ウイスキー不況の影響を受けて操業を停止しましたが、2024年に再び生産を開始しました。

現在、市場に出回っているポートエレンのモルトは非常に高値で取引されており、その希少価値の高さからウイスキーファンの間で特別な存在となっています。

この貴重な「ポートエレン」の原酒がブレンドされていることこそが、ビッグピートの大きな魅力の一つと言えるでしょう。配合量は決して多くはありませんが、約五千円で「ポートエレン」の味わいを楽しめるというコストパフォーマンスの良さも、ビッグピートならではの特長です。

Key(筆者)
Key(筆者)

比率は非常に少ないと思いますが、「ポートエレン」を現実的な価格で味わうことが出来るコストパフォーマンスの高さが「ビッグピート」の魅力の1つ!!

アイラモルトだけに苦手な方もいると思いますが、今回も3種類の飲み方でレビュー致しますので、どうぞ最後までご覧ください!!

ビッグピートをテイスティング

ビッグピートのフレーバー

ビッグピートの味わい

ストレートで飲んでみる

香り

ピート、スモーク、バニラ、ハチミツ、レモン、ゴム、土

味わい

ややオイリーでスパイシー、爽やかな柑橘、スモーキー

感想

まずはストレートで飲んでみます。

グラスを傾けるととろみがあり、ややオイリーな感触が伝わってきます。香りはピート特有のスモーキーさに加え、バニラやハチミツの甘さ、レモンの爽やかさ、さらには土やゴムのようなニュアンスも感じられます。

口に含むと柑橘系の爽やかさとスパイス感が広がり、アードベッグやカリラのようなクリアな甘みが印象的です。後半にはボウモアを思わせる独特の風味が顔を出し、最後は煙の香りが静かに余韻として残ります。

アイラウイスキーに飲み慣れている方なら「スッキリして飲みやすい」と感じるでしょう。ただ、フルーティーさや甘みはあるものの、特有のスモーキーさが強いため好みは分かれます。

それでも、アイラ島の魅力を知る入門用として手頃な価格ですし、何より幻の「ポートエレン」を味わえる贅沢さは最大の魅力です。

ロックで飲んでみる

香り

煙、ゴム、硫黄、土、バニラ、ハチミツ

味わい

香ばしい甘さ、スモーキーフレーバー

感想

次は氷を入れてオン・ザ・ロックで飲んでみます。

香りはスモーキーさが際立ち、土やゴムのような独特のニュアンスの奥に、バニラやハチミツの甘みが隠れています。

口に含むと樽の香りとやさしい甘みが広がり、ストレートの時よりも煙たさがアップ。後半にかけて独特のスモーキーな風味が強まり、最後は海風のような磯の香りが心地よく残ります。

冷やすことでスモーキーさやアイラらしさが際立ち、「好きな人にはたまらない」味わいに変化。「アードベッグ5年 ウィー・ビースティー」を少しマイルドにしたような印象です。

ハイボールで飲んでみる

香り

ゴム、コールタール、硫黄、レモン、バニラ

味わい

フルーティーでとてもスモーキー

感想

最後はハイボールで飲んでみます。

香りはゴムやコールタールを思わせる強烈なアイラらしさ全開で、奥にほんのりレモンなどの柑橘やバニラが感じられます。

ところが口に含むと嫌なクセはなく、まずはフルーティーで爽やかな柑橘の香りが広がります。そのあとに追うようにして、しっかりとしたスモーキーな風味が口いっぱいに押し寄せてきます。

爽やかな飲み口は「カリラ」を思わせますが、ほかの原酒もブレンドされている分、カリラよりも煙たさが強く力強い印象です。さっぱりしつつもしっかりスモーキーなので、脂っこい料理との相性はバツグンです。

まとめ

「ビッグピート」は、有名蒸留所のアイラモルトを手頃な価格で楽しめるウイスキーです。

それぞれのシングルモルトは癖が強すぎたり高額で手が出しにくかったりしますが、「ビッグピート」ならアイラモルトならではの強烈な個性を気軽に体験できます。

まずは「ビッグピート」を味わい、そのあとにブレンドされている蒸留所のシングルモルトを飲んで、「アードベッグはこの香りかな?」「カリラはこの味わいかも!」と飲み比べてみるのも楽しみ方のひとつです。

「シングルモルトこそ一番!」という意見もありますが、ブレンデッドモルトならではの魅力や面白さもたくさんあります。気になった方は、ぜひ挑戦してみてください!

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最後までお読み頂きありがとうございました。

「エリア別ブレンデッドモルト」シリーズ

ビッグピート(アイラ)

こちらがご紹介した「ビッグピート」になります!!

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「ビッグピート」以外の「エリア別ブレンデッドモルト」シリーズが気になる方はコチラからどうぞ!!

スカリーワグ(スペイサイド)

スペイサイドのモルトで作られた「スカリーワグ」、あの有名なウイスキーの王様「マッカラン」もブレンドされています。

ティモラス ビースティー(ハイランド)

Key
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「ティモラス ビースティー」はハイランドのブレンデッドモルトで、「ダルモア」や「グレンギリー」などがブレンドされています。

ロックアイランド(アイランズ)

「ロックアイランド」はアイラ島とスコットランドの島々にある蒸溜所のブレンデッドモルトです。程よいピート感と海を感じる味わいが魅力的♪♪

ザ エピキュリアン(ローランド)

Key
Key

「ザ エピキュリアン」はローランドにある蒸溜所のブレンデッドモルト。オーヘントッシャンやグレンキンチーなどがブレンドされています。

ザ ゴールドロンズ(キャンベルタウン)

海からのドライな塩気を感じるキャンベルタウンのモルト原酒で作られた「ザ・ゴールドロンズ」スコッチの6つの産地を巡る、最後のピースです。

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テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラスです!!

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