【レビュー】ハイランドパーク12年 ヴァイキング・オナーの味と香りを解説!!

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このウイスキーを簡単に説明

このウイスキーについて

・極地(きょくち)とは。意味や解説、類語。1 さいはての土地。

こう聞いて、気分が高揚する筆者ではありますが、

そのカテゴリーにおいて最も『〇〇な△△』と聞くと、

試したり行ってみたりしたくなるのは、

人間なら誰しも少しはあるかと思います。

今回、ご紹介するのはスコットランドにおいて

最も北に位置する蒸留所『ハイランドパーク』からの1本です。

このハイランドパーク蒸留所はオークニー諸島という

スコットランドの北の大小70ほどの島々からなる地域にあり

かつてはノルウェー支配下に置かれたり

ロールプレイングゲームなどで有名な!?ヴァイキングの遺跡があったりと

中二病の筆者が妄想を最大限に膨らませる場所にあります(‘-‘*)

この何ともケバケバしいボトルデザインですが、

ヴァイキングにちなんだデザインが施され

パッと見はウイスキーとは思えない凝った外観が特徴です。

ちなみに、以前のボトル(旧瓶)はこの様なデザイン。

一つ前のデザイン
2つ前のデザイン

この様なデザインから、現在のボトルデザインへの飛躍は

ファンも驚く変わりようだったと思っています(笑)

味わいについては各年代で違いはあるものの

老舗ならではの懐の深さみたいな印象があります。

お店などでぜひこの独特のボトルを見つけてみてください。

ストレートで飲んでみる

それでは、造り手に敬意を評してまずはストレート飲んでみます。

まず第一印象は、ふわっと煙たいながらも

蜂蜜・花・樽感が複雑に絡まり合った印象です。

最北の蒸留所というイメージはとっつきにくい感じかなぁ〜

と、思っていましたが良い意味で裏切られました(^^)

ちゃんと嗅いでみると・・・

花の蜜の様な甘くもフローラルを感じる香りの後に

スモーキーな香りとレーズンのような甘酸っぱさが

鼻腔をくすぐります。

花の蜜:スモーク→干した果実

口に含むと、オイリーというよりはもう少しさっぱりした舌触りで

はちみつ、柑橘系の酸味、樽のウッディな香りが

複雑に絡まりながらも、スモーク感と共に余韻となっていきます。

もっと癖のある感じかと思いましたが、

アイラモルトを愛飲している筆者としてはとても軽く

飲みやすい印象でした(^^)

ハイボールで飲んでみる

ストレートの次はハイボール。

ハイボールにするとピート由来のスモーキーな感じが

少し全面に滲んでくる感覚があります。

全体的にはフルーツ感とフローラルな花っぽい感じがほんのりと続き

ピート由来の煙たさが味全体のアクセントになっていますので、

このハイボールは魚介類を中心とした料理にすんない溶け込めると思います。

もちろん、脂の多い肉料理などでも心地良くリフレッシュさせてくれるでしょう。

まとめ


スコットランドで最も北にある蒸留所は

遠く昔のいにしえの民族ヴァイキングに守られながら

今も一層のこだわりもった美しいモルトでした。


な~んて言ってますが(笑)

個人的には極地にあるロマンとラスボス感が気になって

たまりませんでした(笑)

オークニー諸島という謎めいた場所でこだわり抜かれたモルト。

世界中にファンが今も多くいる老舗の蒸留所の入門ボトル。

ウイスキーを飲み始めて、

少し慣れてきたときのステップアップにはちょうど良い銘柄かもしれません。

ごちそうさまでした(´ω`)

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