【レビュー】ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 アイラオリジンを3種類の飲み方で味と香りを解説!!

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このウイスキーの特徴を簡単にまとめると

ジョニーウォーカーブラックラベル12年 アイラオリジンとは
  • ウイスキー属性:ブレンデッドウイスキー
  • 産地・メーカー:スコットランド(ジョン・ウォーカー&サンズ社)
  • 概要:ジョニーウォーカーブラックラベルの原酒の中でアイラモルトをフォーカスした限定品
  • 飲みやすさ:★★★☆☆☆
  • 味わい:上品なピート香とヨード感
  • おすすめの飲み方:ストレート、ハイボール
  • 総合評価:★★★★☆☆
  • どんな人に向いている?:アイラファン、スモーキーなハイボールを求める人、アイラデビューに

このウイスキーについて

今回は、ジョニーウォーカーのブラックラベルに使われているキーモルトに焦点をあてた限定シリーズ「オリジンシリーズ」から、アイラ産モルトに特化した「アイラオリジン」をご紹介します。

「アイラオリジン」はその名の通り、アイラ島産の原酒のみでボトリングされた「ブレンデッドモルトウイスキー」です。

ジョニーウォーカーブラックラベルを構成する原酒の中でも、特に重要なキーモルト「アイラ産モルト」はどんな蒸留所のモルト原酒が使われているのでしょうか!?

アイラオリジンの構成原酒

「アイラオリジン」に使われている原酒(構成原酒)は次の2つの蒸留所のものを使用していると言われています。

一つはアイラの中でも最強と言われる「ラガヴーリン蒸留所

ラガヴーリン蒸留所のモルトは、とにかくドッシリとしていて重厚。香りもバニラや磯を思われるヨードの香り。また、しっかりとしたスモーク感が特徴です。

そして、もう一つは「カリラ蒸留所」

カリラ蒸留所のモルトはフルーティーで柑橘を思わせる香りが特徴的です。程よいスモーク感があり甘みもしっかりしているので、ストレートはもちろん、ハイボールにして飲むとスモーク感やピートの香りが心地よく、クセになる味わいです。

この2つの蒸留所が造り出す原酒をブレンドし、カリラとラガヴーリンのマリアージュを楽しめるのが、今回ご紹介する「ジョニ黒 アイラオリジン」というわけです。

ちょっとした豆知識

ちなみに、アイラには伝説の蒸留所「ポートエレン蒸留所」というところがかつて存在していました。

「ポートエレン蒸留所」は1983年に閉鎖され、現在は精麦工場として稼働しています。復活の予定もあるのですが、コロナ禍で工期は大幅に遅れ、新たに蒸留を再開しても飲める様になるには何年も先の話です。

当時、カリラ蒸留所とポートエレン蒸留所の2つを所有していたUD社(ユナイテッド・ディスティラリーズ)は、ウイスキー不況により生産量の大幅な減少を行っていました。

シングルモルトとしての価値よりも、ブレンデッドへの原酒供給こそ優先すべきであり2つの蒸留所を1つに集約することで、経営の安定化と効率化を図ろうとしたんです。

そこで、UD社はジョニーウォーカーへの原酒供給元であるカリラ蒸留所を残し、ポートエレン蒸留所を閉鎖することにしました。

経営をする上ではまっとうな判断だったと思います。ですが、現在のウイスキーブームの影響を受けて閉鎖した「ポートエレン」のモルトは価格が高騰し、気軽に飲めなくなってしまいました。

対して「カリラ蒸留所」はアイラ島の中で最も生産量が多い蒸留所になりました。切り捨てられた「ポートエレン」と、絶好調の「カリラ」なんとも複雑な思いがします。

思い出ポートエレン(ポートエレンの味わい)

ブームが来る寸前にギリギリ飲めた「ポートエレンオフィシャルボトル」25年熟成の味わいは「優しい」の一言。まだアイラに興味を持ったばかりで、「レアなアイラモルトはどんだけ煙いんだ!?」と思い込み、その優しさに肩透かしを食らったのを覚えています。おそらく25年熟成と、シェリー樽原酒が主体だったので優しく感じたのでしょう!?とにかく、今となってはショット○万円でしたが、飲んでおいて良かったと思います(^^)

さて、話は脱線しましたが、ポートエレンを閉鎖に追いやった(笑)「カリラ蒸留所」とアイラ最強の「ラガヴーリン蒸留所」のブレンデッドモルト「ジョニーウォーカーアイラオリジン」を今回も3種類の飲み方でレビューします。

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テイスティング(実際に飲んでみた)

テイスティング ウイスキー ストレート ロック ハイボール グレンケアン

フレーバーチャート

味わいチャート

ストレートで飲んでみる

ストレート導入画像

香り

  • ピート、ヨード、ライム、レモン、キャラメル、バニラ、ハーヴ、花、ミント

味わい

  • アイラ独特のヨード感、胡椒の様なスパイス、柑橘のビター

感想

最初はストレートで飲んでみます。香りはアイラ独特のピート香とヨードの磯っぽさが漂い、柑橘の爽やかな酸味とビター、そしてバニラやキャラメルの甘い香りがほんのりと香ります。少し時間を置くとウッディな甘い香りが更に膨らんで、少しハーブや花のような香りも感じ取れるようになりました。

口に含むと、アイラの磯っぽいヨード感がありますが、どっしりとした感じではなく軽めのあっさりとした乾いた感じが口に広がります。ヨーディーだけど、ハイランドスモーキーの様な乾いた煙たさがあり、胡椒やシナモンのスパイスが効いてきて、シトラス系の皮と果肉の間の様なビターが膨らんでゆっくりと消えていきます。

ドッシリとしたラガヴーリンと柑橘のさっぱりとしたカリラが合わさりジョニーウォーカーならではバランスの良さが味わいにもきっちりと現れています。ただ、アイラの強烈さを求めると少し物足りない感じがするのも正直なところですが、バランス重視であると意識すると自然と評価も上がってしまいます。

ロックで飲んでみる

ロック導入画像

香り

  • 焦げた木片、バニラ、ヨード、キャラメル、タルト、りんご、ミント

味わい

  • 心地よいスモーク感と柑橘の爽やかさ、ややスパイシー

感想

次は氷を入れて飲んでみます。香りは焦げた木片の様な煙たさがあり、バニラやキャラメルといった甘い香り、そしてタルトなどのシリアル感と砂糖の様な甘い香りがほんのりと香ります。氷で冷やされると、りんごのような甘酸っぱさやミントが顔を出し、温度が下がってくるとヨード感やスモーキーさは徐々に薄らいでいきます。

口に含むと、甘さに対しての非常に良いバランスでスモーキーな香りがあり、スパイシーな刺激がアフターへと続いていきます。香りとは裏腹に、口の中ではスモーク感やヨードが冷やされるほど強く感じる様になり、余韻でのヨード感はラガヴーリンを思わせるアイラ増々な感じが変態ウイスキーラヴァーにとってはたまりません。磯臭さが口の中でじんわりと広がるあたりはまさにアイラモルト!!

ハイボールで飲んでみる

ハイボール導入画像

香り

  • ヨード、スモーク、ピート、BBQ、すりおろしりんご、ミント

味わい

  • ややドライなスモーク感、りんごの爽やかな甘味、優しいビター

感想

最後はハイボールで飲んでみます。

香りはアイラの魅力たっぷりのスモーク感とヨード、まるでバーベキューをしているかの様なライブ感を感じる煙たさがあります。煙たさの中にもすりおろしたリンゴやミントの爽やかさも感じ取れ、ただ煙たいだけではないところはジョニーウォーカーならではだと思います。

口に含むと、湿っぽいアイラ感ではなく以外にドライでさっぱりとしたスモーク感が口の中に広がり、フルーティーなリンゴの香りが広がります。アフターにかけてはスモークで先ほどまでのスパイシーさはなくなり、リンゴのかすかな甘みとともに消えていきます。

ブレンデッドのジョニ黒の甘やかな感じだけをトーンダウンしたかのような味わいは、派生ボトルであることをしっかりと思わせてくれます。「ジョニ黒は好きだけどアイラは無理」という方、知らず知らずのうちにアイラ飲んでますよ!?と感じさせてくれる面白い味わいだと思いました。

まとめ

まとめ導入画像

「ジョニーウォーカーアイラオリジン」を飲み終えて思うのは、アイラをしっかりと感じながらもジョニーウォーカーという看板に恥じないバランスの良い味わいが素晴らしいと思いました。

確かに、ラフロイグ、アードベッグといった感じのアイラモルトを常飲すると物足りなさを覚える味わいでもありますが、そもそもジョニーウォーカーのキーモルトを味わっているという事を忘れてはいけませんでした。ジョニ黒の核となる「カリラ」と「ラガヴーリン」のみを抽出して飲んでいると思うと、不思議なくらいにロマンを感じます。

今回のアイラオリジンと以前にご紹介した「スペイサイドオリジン」を飲みながらシメに「ブラックラベル」を飲むといった飲み方もロマンがあって非常に面白いと思います。限定品ではありますが、ジョニ黒を楽しむうえで、味わっておいた方が良いと言い切れる面白いボトルだと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

テイスティングに使用しているグラス「ゲレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。

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