【レビュー】サントリー トリスハイボール缶を2種類の飲み方で味と香りを解説!!

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缶ハイボールの中でも飲みやすいと定評のサントリー「トリスハイボール」

今回は「トリスハイボール(レギュラー)」の味と香りを実際に飲んで解説いたします。

このウイスキーを簡単にまとめると

トリスハイボールとは
  • ウイスキー属性:缶ハイボール(ブレンデッド)
  • 産地・メーカー:日本(サントリー)
  • 飲みやすさ:★★★★★★(甘味料の味)
  • 味わい:レモンとサイダー(レモン酎ハイに近しい)
  • おすすめの飲み方:グラスにあけて
  • 総合評価:★☆☆☆☆☆(ウイスキー感がない、初心者にはベストかも
  • どんな人に向いている?:ウイスキーが苦手な人、酎ハイからウイスキーへの繋ぎ

このウイスキーについて

トリスとは

「トリス」とは、サントリーが提供するウイスキーブランドの一つで、1946年に「手ごろな価格でありながらもしっかりとした品質のお酒を楽しんでいただきたい」という想いから生まれました。

当時は戦後間もなく、物資が不足している時代でしたが、手頃な価格でありながら品質に妥協しない「トリス」は、戦後の復興と高度経済成長の過程で幅広く支持され、全国に「トリスバー」が広がり、日本の洋酒文化を形成する重要な役割を果たしました。

出典:サントリートリスHP

夜の街や食卓に「トリス」が定着していく一方で、「アンクルトリス」が広告戦略の一環として登場しました。この「アンクルトリス」はサラリーマンで、”広告の主役には身近な存在感が必要”というアイデアから生まれたキャラクターで、庶民に親しみやすい姿を持っています。このキャラクターは、ハイボールの再ブームが訪れる2010年代以降も、人々に愛され続け、ウイスキーハイボールの象徴的なキャラクターとして、今も活躍し続けています。

トリスといえば「アンクルトリス」のイメージが強いですね!!

トリスも角瓶と同じくらい日本のウイスキー文化を盛り上げていった存在の一つと言えるでしょう!

トリスハイボール缶

出典:サントリートリスHP

缶ハイボールとしてスーパーやコンビニで手軽に手に入る「トリスハイボール」ですが、実はその歴史は古く、初の缶ハイボールである「トリスウイスタン」が1960年に登場しています。

その後、ウイスキー低迷期には姿を消し転機となった2010年代の初頭、2011年に「トリスハイボール缶」としてデビューしました。

今回の「トリスハイボール」は2023年にリニューアルされたレギュラー商品、「トリスハイボール」には他にもバリエーションがあり、角ハイボールと同じく「濃いめ」や、独自のフレーバーを効かせた限定商品なども展開されています。

出典:サントリートリスHP

今回の「トリスハイボール」はトリスならではのすっきり爽快な飲み口と、ほんのりとしたレモン風味を楽しめる定番のハイボールとして、飲み飽きないスッキリとした味わいが特徴となっています。

レモン風味のスッキリとした味わいということは、ウイスキーが苦手な人でも楽しめそうです!

食事中はもちろん、お風呂上がりの一杯としてビールの代替にも重宝しますね!!

sister-ley
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では早速「トリスハイボール」をレビューしていきましょう!!今回は家庭での飲み方を想定して「そのまま」と「グラスで」の2種類でレビューを行っていきます!!

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テイスティング(実際に飲んでみた)

テイスティング ウイスキー ストレート ロック ハイボール グレンケアン

フレーバーチャート

味わいチャート

缶のまま飲んでみる

出典:サントリートリスHP

香り

  • レモン、サイダー、かすかにバニラ

味わい

  • レモン風味のサイダー(ウイスキー感は乏しい)

感想

まずは、缶のまま飲んでみます。

香りは開封した瞬間にレモンピールの爽やかさが漂い、口に近づけるとサイダーの甘い炭酸飲料の香りが広がります。ウイスキーらしさを探してみると、僅かにグレーンのバニラっぽいニュアンスを感じることもありますが、非常に控えめで、ウイスキーハイボールというよりもむしろレモン酎ハイに近い印象です。

口に含むと、レモンの風味(人工的なもの)とサイダーの甘さが広がります。そして、ピールの苦味がわずかに感じられ、アフターでは人工的な甘さと、安価なウイスキーに典型的な少し粗い感じが現れることを感じました。

ウイスキーの魅力を追求しようとすると、厳しい評価になるかもしれませんが、美味しくないわけではありません。ウイスキーらしい特徴は薄いものの、レモンの風味やサイダーのような甘さは、通常お酒をあまり飲まない人にも優しく、食事と一緒に楽しむことができると思います。

ウイスキー好きには物足りないのが正直なところですが、レモンの香りとほんのり甘い味わいは圧倒的に飲みやすいですね!!

グラスにあけて飲んでみる

出典:サントリートリスHP

香り

  • インスタントのレモンティー、サイダー

味わい

  • 甘いレモンサイダー、かすかにウイスキー

感想

次にグラスに注いで飲んでみます。

香りは、インスタント(粉末)のレモンティーに近い香りと、サイダーのような爽やかさが広がっています。

口に含むと、レモンの香りとサイダーの甘さ、そして僅かにグレーンウイスキー特有の穀物の風味が広がります。その後、ピールの苦味とほのかな甘さが絶妙に絡み合い、余韻にはわずかなピールの苦味が残ります。

氷を加えると、炭酸が程よく落ち着いて柔らかな口当たりが楽しめます。やはり安価であるとはいえ、ハイボールはグラスに注いで飲む方が美味しさが引き立ちますね!

ハイボールはやはりグラスに注いで飲んだほうが美味しく飲めます!!レモンの風味とほのかな甘味は初心者でもグイグイ飲めてしまうと思います!

まとめ

「トリスハイボール」を2種類の飲み方でレビューしてみました。

想像以上にウイスキーらしさは感じられませんでした(笑)。しかしそれは逆に言えば、どなたでも楽しめるウイスキーハイボールのひとつとも言えるでしょう。

個人的な結論としては、同じ缶ハイボールでも明らかに「角ハイボール」を選ぶでしょうが、レモンの風味やサイダーのような甘さを前面に押し出した香りといった要素が、ウイスキー愛好家にとっては少し厳しい味わいかもしれません。ただ、初心者やお酒を始めたばかりの方には、馴染みやすい風味に仕上げられており、酎ハイを普段から飲んでいる方でも、違和感なく楽しむことができると思います。

国民的なウイスキー「角瓶」に次ぐ、もう一つのウイスキー文化の重要な一環として、「トリス」のハイボール缶をぜひ一度試してみてください!!

最後までお読み頂きありがとうございました。

ハイボールのテイスティングに使用しているグラス「ゲレンケアン」、香りが弱くなるハイボールでもしっかりと香りを感じることが出来ます。しかもクリスタル製!!

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