

こんにちは!ウイスキーの魅力と楽しさを伝えるカエル「sister-ley」です!

今回は、「シングルモルト桜尾」の解説&レビューを行っていきます!
「桜尾って最近よく聞くけど、どんなウイスキーなの?」「海の近くで熟成って何が違うの?」という声をよく聞きます。実は桜尾、ジャパニーズクラフトウイスキーの中でも特に注目されている一本なんです!
実際に飲んでみた結論から先にお伝えすると、レーズンやオレンジの濃厚な甘み、ビターチョコレートのコク、そして潮の香りが織りなす、力強くリッチな味わいのウイスキーです!
この記事では実際に飲んだ体験談をもとになぜシングルモルト桜尾が世界で評価されているのか、その根拠を詳しく解説します!

まずはシングルモルト桜尾の基本スペックから確認していきましょう!価格や特徴をしっかり把握してから深く掘り下げていきます。
シングルモルト桜尾の基本情報とスペック
| カテゴリー | ジャパニーズ・シングルモルトウイスキー広島 |
| 生産地 | 日本・広島県 |
| メーカー | 株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー |
| 蒸留所 | 桜尾蒸留所(SAKURAO DISTILLERY) |
| 蒸留所設立 | 2017年12月創業100周年記念 |
| ブランドデビュー | 2021年 |
| アルコール分 | 43% |
| 内容量 | 700ml |
| 価格帯 | 6,000〜7,000円(税込・2024年現在) |
| コンセプト | 瀬戸内海の潮風が育む、力強い味わい |
| 熟成場所 | 桜尾貯蔵庫(本社敷地内)海辺熟成 |
| 熟成環境 | 激しい寒暖差、潮風動的熟成 |
| 使用樽種 | バーボン樽、シェリー樽、アメリカンオーク、ミズナラ樽4種 |
| 味わいの特徴 | レーズン、オレンジ、ビターチョコレート、潮 |
| 受賞歴 | 香港IWSCトロフィー受賞、ISCゴールド受賞受賞 |
| おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、トワイスアップ |

まずはシングルモルト桜尾の基本スペックから確認していきましょう!価格や特徴をしっかり把握してから深く掘り下げていきます。

長所と短所を正直にお伝えしました!価格を考えると非常にコスパの高い、個性的なウイスキーです。

さて、なぜシングルモルト桜尾がおすすめなのか?4つの決定的な理由を詳しく解説していきます!
なぜシングルモルト桜尾がおすすめなのか?【4つの理由】

世界唯一の海辺熟成という奇跡
瀬戸内海に面した桜尾貯蔵庫で熟成。潮風と激しい寒暖差が生み出す「動的熟成」により、短期間で濃厚な味わいが形成されます。
100年の歴史が生んだ革新
1918年創業の老舗が、2017年に満を持して開設した自社蒸留所。輸入原酒からの完全脱却を果たし、真のジャパニーズウイスキーへと進化しました。
4種の樽が奏でる複雑な調和
バーボン樽、シェリー樽、アメリカンオーク、そして希少なミズナラ樽。4種類の樽をヴァッティングすることで、バニラ、フルーツ、スパイス、オリエンタルな香りが見事に調和しています。
世界が認めた品質と実力
香港IWSCでトロフィー受賞、ISCでゴールド受賞。わずか3年熟成でこの評価は、熟成環境と製造技術の高さを証明しています。

ここで桜尾ブランドの歴史を振り返ってみましょう。1918年の創業から現在まで、そして未来への展望が分かります!
桜尾とは

「桜尾」とは、広島県で製造されるジャパニーズクラフトウイスキーの銘柄であり、製造販売は「株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー」が行っています。
もともとは1918年に創業した「中国醸造株式会社」という甲類焼酎を手掛ける会社でしたが、2015年に創業100周年のプロジェクトとして新たな蒸溜所の建設を計画し、2021年に現在の社名に改称しました。
「桜尾ジン」で有名な同社は、ウイスキー事業の歴史が古く、1938年から「グローリーウイスキー」というブランドで販売を行ってきましたが、酎ハイブームとなるバブル期の1989年にはウイスキー需要の低迷により一度撤退を余儀なくされました。

しかし、近年の「ウイスキーブーム」により再びウイスキー事業を再開し、2017年には自社蒸留所となる「桜尾蒸留所」を開設し、現在は「桜尾」ともう一つのブランド「戸河内」と共に精力的にウイスキー造りを行っています。

古くからウイスキー事業に携わっていたなんて意外ですね!!

ジンブームの派生でウイスキーにも?と思っていましたが、確かな技術を持った酒造メーカーなんですね!!
桜尾蒸留所について

「桜尾蒸留所」は、広島県廿日市市桜尾に位置するクラフトウイスキー蒸留所で、2018年1月より蒸留が開始されました。廿日市市は中国山脈と瀬戸内海を一望できる場所にあり、近くには世界遺産の安芸の宮島「厳島神社」があります。
創業の地「桜尾」の敷地内には蒸留施設と熟成庫が備わっており、ドイツ製のポットスチルによって生み出された「ニューメイク」は瀬戸内からの潮風によって「桜尾」特有の風味豊かなウイスキーに変化します。
また、「桜尾蒸留所」で生まれたニューメイクを、広島県の安芸太田町戸河内にある廃線となったトンネル内で熟成させたものが、「戸河内」というブランドであり、異なる熟成環境による原酒の違いを楽しむことができるのも興味深いポイントです。


ベースとなるニューメイクは「桜尾蒸溜所」で造り、熟成環境を変えて原酒の造り分けを行っているというユニークな発想!!

姉妹ブランドの「戸河内」も非常に気になります!
シングルモルトジャパニーズウイスキー桜尾

「シングルモルトジャパニーズウイスキー桜尾」は、桜尾蒸留所内の熟成庫で3年以上熟成された原酒を使用しています。熟成には4種類の樽が用いられており、これにより独自の風味が生まれますが、具体的な樽の内容については非公開とされています。
熟成は年間を通じて寒暖差が大きく、また瀬戸内の海が近いことから、自然に吹く潮風の影響が反映され、風味豊かな味わいが特徴となっています。


熟成樽の詳細は明らかではありませんが、3年熟成以上の原酒が使われていますので熟成環境の恩恵は十分に感じられるでしょう。

瀬戸内の潮風によって育てられたモルト原酒を使っているクラフト蒸溜所ならではのウイスキーですね!!
桜尾の営業マンの素晴らしさ(筆者の近辺での話)
今回、桜尾をレビューするきっかけとなったのは、もちろん偶然入店した酒屋で入荷されていたからです。気になっていた衝動にかられて購入しましたが、もう一つ理由があります。
桜尾は良質なジンを販売していることで知られていますが、新商品となるウイスキーの販売を促進するには、メーカーの営業活動が必須だと考えます。
さらに、この営業担当者の素晴らしい対応について、あるバーテンダーから話を聞きました。桜尾の営業担当者は「どんな難しく細かい質問(原料、製法、仕様)をしても、しっかりとすべての質問に答えてくれたんだ」と言っていました。
普通(筆者の想像ですが)、商品のパンフレット上の情報や販売本数、リリース予定など、売り込むために必要な知識を持っていれば、原料の産地や蒸留工程などの質問には「調べてみます」と答えることが多いかもしれません。しかし、すべての質問に即座に答えたそうです。
つまり、1つのブランドに関する情報共有が優れており、営業担当者であっても造り手としてのプライドをしっかりと持ち合わせている証拠だと感じました。歴史があるにもかかわらず、おごることなく自社のウイスキーの素晴らしさを伝えようとするその姿勢が、今回の購入のきっかけになったのです。
桜尾ブランドの誇り高き歴史

1918年:創業した「中国酒類醸造合資会社」革新のDNA
株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー(旧:中国醸造株式会社)は、1918年(大正7年)10月、広島県廿日市市桜尾にて「中国酒類醸造合資会社」として創業されました。
革新への挑戦 創業以来、清酒、焼酎、みりん、リキュールなど多岐にわたる酒類製造を手掛けてきました。特筆すべきは1967年、ドイツのテュパック社と共同開発した日本初の紙容器入り清酒「はこさけ一代」の発売。保守的な清酒業界に衝撃を与えたこの挑戦は、「伝統を大切にしつつ、革新を恐れない」という同社のDNAを象徴しています。

紙容器の清酒なんて、当時は革命的だったんですね!この革新の精神が、後のウイスキー製造にも受け継がれています。
1990年代〜:戸河内ブレンドの時代

長年にわたり、同社は「戸河内」ブランドでウイスキーを販売していました。しかし、当時の製品は海外から輸入した原酒をブレンド・熟成させた「ワールドブレンデッドウイスキー」でした。
転換期の到来
2021年、日本洋酒酒造組合によるジャパニーズウイスキーの自主基準が制定され、真の意味での「ジャパニーズウイスキー」への転換が必要となりました。
2017年:SAKURAO DISTILLERY誕生〜100年目の革命

創業100周年を目前に控えた2017年12月、同社は歴史的な決断を下します。それが「SAKURAO DISTILLERY(桜尾蒸留所)」の設立です。
完全な自社蒸留への転換
輸入原酒に依存したビジネスモデルから完全に脱却し、ジンおよびシングルモルトウイスキーの自社製造を開始。これは製造者としてのアイデンティティを再定義する歴史的な転換点でした。
スコットランドの技術と日本の繊細さ
スコッチウイスキーの聖地・スペイサイドで多くの実績を持つフォーサイス社製のポットスチルを導入。同時に、日本の三宅製作所製の特注スチルも併用することで、他社にはないユニークな原酒の作り分けを実現しました。
2021年:社名変更とアイデンティティの確立
2021年、社名を「株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー」に変更。ビール醸造(Brewery)と蒸留酒製造(Distillery)の両輪で世界市場に挑む姿勢を明確にしました。
同年、自社蒸留・自社熟成の「シングルモルトジャパニーズウイスキー桜尾 1st Release Cask Strength」をリリースし、香港IWSCでトロフィーを受賞。世界にその実力を示しました。

100年の歴史を持ちながら、常に革新に挑戦し続ける姿勢が素晴らしいですね!
2025年〜:第3のテロワール「森」へ
2025年3月、広島県廿日市市吉和地区において、新蒸留所「SAKURAO DISTILLERY FOREST SITE」の地鎮祭が執り行われました。
3つのテロワールの完成
- 海(桜尾):瀬戸内海の潮風、動的熟成
- 山(戸河内):トンネル、静的熟成
- 森(吉和):森林の清冽な空気、新たなキャラクター
2025年秋に蒸留棟、2026年秋にビジター棟が完成予定で、世界中からウイスキーファンを呼び込む観光拠点としても期待されています。

いよいよ桜尾最大の特徴「海辺熟成」について詳しく見ていきましょう!この特殊な環境こそが、桜尾の味わいを決定づけているんです。
海辺熟成の神秘 – 桜尾の核心

桜尾貯蔵庫とは
ロケーション
桜尾貯蔵庫は、本社敷地内、世界遺産・宮島の対岸、瀬戸内海に面した場所に位置しています。目の前には穏やかな瀬戸内海が広がり、背後には中国山地が控える絶好のロケーションです。
「動」の熟成(Dynamic Maturation)
戸河内トンネルの「静的熟成」とは対照的に、桜尾は「動的熟成」の環境にあります。
驚異の熟成メカニズム

温度の呼吸
瀬戸内海気候は温暖ですが、夏は海からの温かい風、冬は中国山地からの冷たい吹き下ろしにより、年間を通じて大きな寒暖差が生じます。
この温度変化により、樽内部の気体と液体が膨張・収縮を繰り返します。これを「樽の呼吸(Wood Breathing)」と呼びます。
成分抽出の加速
- 温度上昇時:アルコールが樽材(オーク)の深部まで浸透し、バニリン、タンニン、ラクトンなどを溶出
- 温度低下時:それらの成分が原酒中に戻る
- 結果:このサイクルの頻度が高いため、短期間で色が濃くなり、樽由来の風味が強く乗る

つまり、激しい寒暖差が樽を「呼吸」させて、短期間で深い味わいを作り出しているんですね!
海の影響 – 潮の香り
海辺に位置するため、潮風(Sea Breeze)が常に供給されます。樽は呼吸する際に周囲の空気を取り込むため、微細な塩分やミネラル分が原酒に移行し、独特の「潮の香り(Salty/Brine note)」を付与します。
この潮の香りは、甘さを引き立てる「スイカに塩」のような効果をもたらし、桜尾の最大の個性となっています。
世界の熟成環境との比較

スコットランド(アイラ島)との共通点
アイラ島の蒸留所も海辺に位置し、潮の香りが特徴ですが、桜尾の方が温暖で寒暖差が激しいため、より早く熟成が進みます。
ケンタッキー(バーボン)との違い
バーボンの熟成庫も激しい温度変化がありますが、桜尾には「潮の香り」という独自の要素が加わります。
戸河内(山)との対比
同じ蒸留所の原酒でも、環境が違えば全く異なる味わいに。桜尾は「力強く濃厚」、戸河内は「軽やかでフレッシュ」という対照的な個性を生み出します。
桜尾熟成が生み出す味わいの特徴

色調
ダークアンバー(濃い琥珀色)で、赤みを帯びた輝き。若い原酒とは思えない深い色合いです。
香味
- 熟した果実:レーズン、ドライストロベリー、オレンジマーマレード
- スイート:ビターチョコレート、ハイカカオ
- スパイス:シナモン、クローブ
- 潮の香り:ほのかな塩気、ミネラル感
口当たり クリーミーで濃厚。アルコールの刺激は少なく、滑らかに喉を通ります。

では、「シングルモルト桜尾」をストレート、ロック、ハイボールの3種類の飲み方でレビューしてみたいと思います!
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シングルモルト桜尾を実際に飲んでみた

シングルモルト桜尾のフレーバー
シングルモルト桜尾の味わい
シトラス香る爽やかなストレート

香り
バニラ、カスタード、ドライフル―ツ、シトラス、ハーブ、スモーク、潮
味わい
ドライフルーツ甘み、スパイシーで潮気を感じるアフター
感想
香りは、バニラやカスタードのクリーミーな甘さに熟したドライフルーツの果実の香りが組み合わさって、爽やかなシトラスの香りとわずかなハーブのニュアンス、わずかながらのスモーキーで潮の風味が漂います。
口に含むと、やや若さを感じつつも熟成したフルーティーな要素が広がって、スパイシーさとビターな味わいが後に続きます。そしてシトラスの風味を帯びたビターな要素に潮風のニュアンスが絡み合って、爽やかな飲みごたえのある味わいがしっかりと感じられ、余韻の中でゆっくりと消えていきます。
かすかに香る潮風の風味とスモーキーな香りが非常に心地よく、3年間の熟成にもかかわらず味わい深いシングルモルトだと思います。

個人的にクラフトウイスキーの中でもかなり上位に入る味わいです!そして何よりプライスが良心的で素晴らしいと思います!
柑橘と潮風感じるロック

香り
バニラ、ビターチョコ、ウエハース、シトラス、スモーク、潮
味わい
シトラス香るスパイシーな味わい
感想
次は氷を入れてオンザロックで飲んでみます。
香りは、バニラとほろ苦いビターチョコレート、穀物の香ばしさとウエハース、そしてシトラスにスモーキーで潮風の風味が感じられます。
口に含むと、香ばしくほろ苦い樽の影響が広がって、海岸に近いヨードのような香りとスモーキーさが広がります。その後、ビターな要素が増して、スパイシーな味わいが後に続きます。シトラスの風味と絡み合って、余韻としてゆっくりと消えていきました。
氷が溶けてくるにつれて、シトラスに海のような独特のニュアンスが漂い出します。ただし、アイラモルトのような感じではなく、非常に爽やかで飲みやすいです。ビターな特徴がありますが、柑橘系の風味が感じられるので、初心者でも十分に楽しめる味わいだと思います。

海風の影響を受けたモルトならではの味わいがします。ただ、瀬戸内らしく優しく瑞々しさあふれる感じがあり、味の変化も楽しめてオススメです!
思わずレモンを絞りたくなるハイボール

香り
バニラ、ウエハース、シトラス、スモーク
味わい
柑橘のビター、ほのかに感じるスモークと磯っぽさ
感想
最後はハイボールで飲んでみます。
香りはかなり控えめですが、バニラのニュアンスとウエハースの香ばしさ、そしてスモーキーな風味が感じられます。
口に含むと、爽やかなシトラスの香りと香ばしいモルトの風味が広がります。ビターは柔らかく、香ばしいウエハースの味わいが感じられると、シトラスの爽やかさと少しの甘みとともにスムーズに消えていきます。
全体的にはドライな特徴を持ちつつ、心地よいシトラスとスモーキーな香りが広がっています。甘めのハイボールを好む方には少し物足りないかもしれませんが、食事との相性は抜群です。

ストレートから一貫してシトラスと潮っぽさがあり、ハイボールにすると炭酸の爽快さにとても良く馴染みます!レモンを追加で入れてもよいかもしれません!

桜尾には他にもラインナップがありますね。それぞれの特徴を比較してみましょう!
桜尾ファミリーでの位置づけ
| 製品名 | アルコール度数 | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| シングルモルト桜尾 スタンダード | 43% | 4種の樽(バーボン、シェリー、アメリカンオーク、ミズナラ)のバランス型 | 約6,000〜7,000円 |
| シェリーカスク スティルマンズセレクション ISC金賞 | 50% | スパニッシュオークのシェリー樽のみ使用、濃厚でパワフル | 約10,000〜12,000円 |
| 1st Release カスクストレングス 限定 香港IWSCトロフィー | 54% | 記念すべき初リリース、加水なしの原酒そのまま | 完売 |
| 免税店限定ボトル Travel Exclusive | 43% | 空港免税店専用パッケージ | 約6,000円 |
スタンダード vs シェリーカスク
スタンダード(43%)の特徴
- 4種の樽(バーボン、シェリー、アメリカンオーク、ミズナラ)のバランス型
- レーズン、オレンジ、バニラ、潮の香りが調和
- 約6,000〜7,000円という優れたコストパフォーマンス
シェリーカスク(50%)の特徴
- スパニッシュオークのシェリー樽のみ使用
- デーツ、ドライストロベリー、ハイカカオチョコレートの濃厚さ
- 50%の高アルコールによる圧倒的なボディ
- ISCゴールド受賞の実力

せっかくのシングルモルト桜尾、おつまみや料理との組み合わせも楽しみたいですよね!おすすめのペアリングをご紹介します。
食とのペアリング提案

洋食との相性
- ビーフステーキ:濃厚な肉の旨味と桜尾の力強さが完璧にマッチ
- ダークチョコレート:ビターチョコレートの香りと共鳴
- 熟成チーズ:ブルーチーズやゴーダチーズ
- ローストダック:オレンジソースとの相性抜群
和食との組み合わせ
- 鰻の蒲焼:甘辛いタレと桜尾の甘みが調和
- すき焼き:甘辛い味付けとレーズンの香りがマッチ
- 焼き鳥(たれ):タレの甘さを引き立てる
- 鯖の味噌煮:濃厚な味付けと好相性
デザート
- ビターチョコレートケーキ
- ドライフルーツとナッツ
- バニラアイスクリーム

濃厚で力強い味わいだから、しっかりした料理との相性が抜群です!特に肉料理やチョコレートとのペアリングは最高!

桜尾について気になる疑問にお答えします!戸河内との違い、飲みやすさ、保存方法など、よくある質問をまとめました。
よくある質問(FAQ)
「戸河内との違いは?」
桜尾は瀬戸内海沿岸で熟成され、レーズンやビターチョコレートの濃厚な味わいと潮の香りが特徴。戸河内は山間部のトンネルで熟成され、青リンゴやバニラの軽やかでフレッシュな味わいです。同じ蒸留所の原酒でも、環境によって全く異なる個性を持ちます。
「初心者でも楽しめる?」
43%の飲みやすいアルコール度数と、クリーミーな口当たりで、ウイスキーに慣れている方なら十分楽しめます。ただし、濃厚な味わいのため、初めてのウイスキーとしては少し重いかもしれません。まずはロックから試すのがおすすめです。
「潮の香りって何?」
瀬戸内海の潮風を受けて熟成することで、樽を通じて微細な塩分やミネラルが原酒に移行します。これが「潮の香り」として感じられ、甘さを引き立てる効果があります。アイラウイスキーほど強くはなく、ほのかなアクセントとして楽しめます。
「どこで買える?」
ビックカメラ、やまや等の大手酒販店、百貨店、成田・関西国際空港等の免税店、Amazon等のECサイトで購入可能です。定価は6,000〜7,000円前後です。
「保存方法は?」
直射日光を避け、涼しい場所に立てて保存してください。開封後も品質は長期間維持されますが、半年〜1年以内に飲み切るのが理想的です。
「山崎や白州と比べてどう?」
山崎や白州は入手困難で高騰していますが、桜尾は定価で購入可能で、コストパフォーマンスに優れています。味わいは山崎のシェリーカスクに近い濃厚さを持ちながら、独自の潮の香りが加わり、個性的な仕上がりです。
まとめ
クラフトウイスキー「シングルモルトジャパニーズウイスキー桜尾」のレビューでした。
広島の「瀬戸内の海と自然が育んだウイスキー」のキャッチフレーズ通りの味わいがあって、若い熟成年数にもかかわらず複雑さを感じる素晴らしいウイスキーでした。日本のクラフトウイスキーには通常、「手に入りにくく」「高価」というイメージがありますが、桜尾は非常に現実的な価格で提供されています。
味わいに関しても、非常にできが良いと感じます。クラフトウイスキー分野で鹿児島県の「嘉之助蒸溜所」がリリースする「シングルモルト嘉之助」と同様に、高いクオリティを持っていると思います。どちらも若い原酒のみを使用しているという状況で高い評価を得ており、今後どのようなウイスキーに成長していくのか非常に楽しみです。
日本の大手ウイスキーメーカー以外のジャパニーズシングルモルトウイスキーを試してみたい方にとって、「桜尾」は手頃で試しやすい選択肢だと思います。
チャレンジ精神と確かな品質を持った「桜尾」、見かけた時はぜひチェックしてみてください。
【おまけ情報】 桜尾を手掛けるサクラオB&Dは、「戸河内」も製造しています。桜尾(海・濃厚)と戸河内(山・軽やか)の飲み比べをすると、テロワールの違いがより深く理解できますよ!

最後までお読み頂きありがとうございました。

桜尾から出ているリーズナブルなブレンデッド「戸河内」まずはこちらからチェックしてみても良いかもしれません!

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