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スコッチとは「スコットランドのウイスキー」

スコッチとは、スコットランドで生産されるウイスキーの総称です。「ウイスキー=スコッチ」と思われがちですが、産地が変われば呼び名も変わります。


ウイスキーにおいては、産地が非常に重要でその土地の風土が反映され、味わいに大きく影響します。

産地も違えば、呼び名も変わったりします。有名なウイスキーの世界5大産地は以下の様になっています。
- スコッチウイスキー(スコットランド産)
- アイリッシュウイスキー(アイルランド産)
- アメリカンウイスキー(アメリカ産)
- カナディアンウイスキー(カナダ産)
- ジャパニーズウイスキー(日本産)

基本的に、スコッチウイスキーの多くは製造する段階でピート(泥炭)による麦芽の乾燥と香り付けをします。その時の匂いが、ウイスキーのあの「ツンっとする」独特の香味になっているんです。

しかし、スコッチウイスキーでもピートを焚いていない物や、焚いてはいるけどブレンドによって緩和されているボトルも多くあります。
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つまり、「ウイスキーはツンっ!とするから苦手だ」と思ってらっしゃる方も、銘柄によっては美味しく飲める物もたくさんあるんです。

というわけで、今回は「これからウイスキーを飲む人」や「飲んでみたけどまだ馴染めない」といったお悩みを解決すべく、安く買えるスコッチで、とにかく飲みやすいボトルをご紹介します!!
安くて美味しく飲みやすいスコッチウイスキー6選
バランタイン ファイネスト

| カテゴリー | スコッチウイスキーブレンデッド |
| 産地 | スコットランド |
| 蒸留所 | グレントファース蒸留所、ミルトンダフ蒸留所など(バランタイン) |
| ウイスキー製造元 | バランタイン(ペルノ・リカール傘下) |
| 創業年 | 1827年(ジョージ・バランタインが創業)200年近い歴史 |
| 発売年 | 1910年(バランタイン ファイネストとして) |
| アルコール分 | 40% |
| 内容量 | 700ml |
| 価格帯 | 1,500円〜2,500円程度(税込) |
| 飲みやすさ | |
| 味わいの特徴 | 芳醇なモルト香、繊細な甘さ、バランスの取れたなめらかな味わい |
| おすすめの飲み方 | ロック、水割り、ハイボール、ストレート |
| シリーズ | バランタインの基幹ブランドの一つ |
| 熟成年数 | ノンエイジ仕様 |
| 原材料 | モルト、グレーン |

まずは、スコッチの名門バランタインからスタンダードな「ファイネスト」

「バランタイン ファイネスト」は売上世界第2位を誇るバランタインのラインナップの中でも最もポピュラーなボトルですが、ブレンドに使われているモルト原酒は40種類以上にも及び、ブレンドの技が惜しみなく注がれている1本になります。

バニラをはじめとする甘い香りが主体で、ストレートで飲んでもまろやかでウッディな香味を味わえます。

ややピートの香りは感じるものの、甘い香りにマスクされて飲みやすい傾向にあるスコッチです。ハイボールにすることで、甘やかな香りと穀物の香ばしさが絶妙なバランスで口の中に広がります。その味わいは、豊富な原酒を持つバランタインならでは!!
フェイマスグラウス ファイネスト

| カテゴリー | スコッチウイスキーブレンデッド |
| 産地 | スコットランド |
| 蒸留所 | ハイランドパーク蒸留所、ザ・マッカラン蒸留所など(エドリントン) |
| ウイスキー製造元 | エドリントン |
| 創業年 | 1896年(マシュー・グローグが創業)120年以上の歴史 |
| 発売年 | 1896年(ザ・グラウスとして)、1905年(フェイマスグラウスとして) |
| アルコール分 | 40% |
| 内容量 | 700ml |
| 価格帯 | 1,500円〜2,500円程度(税込) |
| 飲みやすさ | |
| 味わいの特徴 | バランスの取れた甘みとスモーキーさ、なめらかな口当たり |
| おすすめの飲み方 | ロック、水割り、ハイボール、ストレート |
| シリーズ | フェイマスグラウスの基幹ブランドの一つ |
| 熟成年数 | ノンエイジ仕様 |
| 原材料 | モルト、グレーン |

続いては、本国スコットランドで最も飲まれているブレンデッドウイスキー「フェイマスグラウス ファイネスト」です。

「フェイマスグラウス ファイネスト」のラベルに描かれてる鳥は「雷鳥」でスコットランドの国鳥になります。ラベルのインパクトもありますが、その味わいは「とってもなめらか」の一言。

ブレンドされている原酒には、「シングルモルトのロールスロイス」と称される「ザ・マッカラン」をキーモルトとして使っており、芳しくも心地よい樽香となめらかな舌ざわりで、初心者の方でも安心して飲めてしまう、まろやかな味わいです。

国産の有名どころしか飲んだことない方などは、本場スコッチの味わいを体感するにはピッタリのボトルです。国産ウイスキーには絶対ない、複雑な樽香を是非、感じてください!!
ホワイト&マッカイ トリプルマチュアード

| カテゴリー | スコッチウイスキーブレンデッド |
| 産地 | スコットランド |
| 蒸留所 | ダルモア蒸留所、タムナヴーリン蒸留所など(ホワイト&マッカイ) |
| ウイスキー製造元 | ホワイト&マッカイ社 |
| 創業年 | 1844年(ジェームズ・ホワイトとチャールズ・マッカイが創業)180年以上の歴史 |
| 発売年 | 不明(トリプルマチュアードというコンセプトは以前から存在) |
| アルコール分 | 40% |
| 内容量 | 700ml |
| 価格帯 | 1,500円〜2,500円程度(税込) |
| 飲みやすさ | |
| 味わいの特徴 | 3段階熟成によるまろやかさと複雑さ、シェリー樽由来の甘くフルーティーな香り |
| おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、水割り、ハイボール |
| シリーズ | ホワイト&マッカイの主力ブランド |
| 熟成年数 | ノンエイジ仕様(トリプルマチュアード製法) |
| 原材料 | モルト、グレーン |

続いては日本ではあまり馴染みがない印象の「ホワイト&マッカイ トリプルマチュアード」のご紹介です。

ホワイト&マッカイ社のブレンダーは世界的に有名で数々の伝説を持つ「リチャード・パターソン氏」。ダブルマリッジ製法の開発者でもあり、業界きってのノージングスペシャリスト。

そんなパターソン氏がマスターブレンダーを務めるダルモア蒸留所の原酒をキーモルトにしており、香りは甘く華やかで奥深く、エレガントな味わいが特徴です。

そのままでも十分美味しいですが、是非ハイボールにして飲んでみてください。甘く華やかな香りと、フワッとしたなめらかな味わいで、麦などの穀物の甘みが優しく口の中に広がりますよ!
グランツ トリプルウッド

| カテゴリー | スコッチウイスキーブレンデッド |
| 産地 | スコットランド |
| 蒸留所 | グレンドロナック蒸留所、バルブレア蒸留所など(ウィリアム・グラント&サンズ) |
| ウイスキー製造元 | ウィリアム・グラント&サンズ |
| 創業年 | 1887年(ウィリアム・グラントが創業)130年以上の歴史 |
| 発売年 | 不明(トリプルウッドのコンセプトは近年) |
| アルコール分 | 40% |
| 内容量 | 700ml |
| 価格帯 | 1,500円〜2,500円程度(税込) |
| 飲みやすさ | |
| 味わいの特徴 | ヴァージンオーク、アメリカンオーク、バーボン樽の3種の樽で熟成、なめらかでフルーティー、バニラのニュアンス |
| おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、水割り、ハイボール |
| シリーズ | グランツの主要ラインナップ |
| 熟成年数 | ノンエイジ仕様(トリプルウッド製法) |
| 原材料 | モルト、グレーン |

次は、三角のボトルが印象的な「グランツトリプルウッド」のご紹介です。

グランツトリプルウッドは、シングルモルトで世界一の販売本数を誇る「グレンフィディック蒸留所」のオーナー「ウィリアム・グラント&サンズ社」の販売するブレンデッドウイスキーになります。

「ウィリアム・グラント&サンズ社」が所有する数カ所の蒸留所のノウハウを結集して出来た銘柄がこの「グランツ」で、数々の原酒を巧みにブレンディングして出来る味わいは非常にスムースで飲みやすく、ブラウンシュガーの様なほろ苦い甘さが特徴です。

ハイボールにする事でキレのいい爽快な味わいに変化します。もともと、洋梨の様なジューシーでフルーティーな香りがするさっぱりとしたウイスキーなので、炭酸との相性も非常に良いのが特徴です。
デュワーズ ホワイトラベル

| カテゴリー | スコッチウイスキーブレンデッド |
| 産地 | スコットランド |
| 蒸留所 | アバフェルディ蒸留所など(バカルディ) |
| ウイスキー製造元 | ジョン・デュワー&サンズ(バカルディ傘下) |
| 創業年 | 1846年(ジョン・デュワーが創業)170年以上の歴史 |
| 発売年 | 1899年(デュワーズ ホワイトラベルとして) |
| アルコール分 | 40% |
| 内容量 | 700ml |
| 価格帯 | 1,500円〜2,500円程度(税込) |
| 飲みやすさ | |
| 味わいの特徴 | 「ダブルエイジ製法」によるまろやかさ、ハチミツとヘザーの香り、バランスの取れた味わい |
| おすすめの飲み方 | ハイボール、ロック、水割り、ストレート |
| シリーズ | デュワーズの基幹ブランドであり世界的なベストセラー |
| 熟成年数 | ノンエイジ仕様(ダブルエイジ製法により最低6ヶ月の再熟成) |
| 原材料 | モルト、グレーン |

続いては、バーテンダーから非常に信頼されているスコッチウイスキー「デュワーズ ホワイトラベル」のご紹介です。

そもそも、ウイスキーをガラス製のボトルに入れて販売したのはデュワーズが最初と言われています。また、アメリカにおいて人気のデュワーズ、カクテルの発祥の地でもあるアメリカで支持されるのも当然かも知れませんね!

そんなデュワーズのブレンデッドウイスキーは、モルト含有率が高く軽やかながらもしっかりとした味わいとバランスの良さが特徴です。

何かと割っても崩れず、主張が強すぎないので、カクテルはもちろんハイボールとの相性は抜群です!!ちなみに、ハイボールという呼び名はデュワーズが元祖とも言われています。(諸説あり)
グレングラント アルボラリス

| カテゴリー | スコッチウイスキーシングルモルト |
| 産地 | スコットランド |
| 蒸留所 | グレングラント蒸留所 |
| ウイスキー製造元 | グレングラント(カンパリグループ傘下) |
| 創業年 | 1840年(ジョンとジェームス・グラント兄弟が創業)180年以上の歴史 |
| 発売年 | 2020年(アルボラリスとして) |
| アルコール分 | 40% |
| 内容量 | 700ml |
| 価格帯 | 3,000円〜4,500円程度(税込) |
| 飲みやすさ | |
| 味わいの特徴 | 「光の庭」にインスパイアされた、ライトでフルーティーな香り、クリーミーなバニラと洋ナシの甘み |
| おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、ハイボール |
| シリーズ | グレングラントのノンエイジエントリーモデル |
| 熟成年数 | ノンエイジ仕様(バーボン樽とシェリー樽で熟成) |
| 原材料 | モルト |

最後は、今回ご紹介する中で唯一のシングルモルトである「グレングラント アルボラリス」です。

アルボラリスとは「木漏れ日」という意味で、名前の通り「やさしい味わい」が特徴です。

個性の強いのが特徴のシングルモルトですが、今回ご紹介した中でも飲みやすさはダントツかもしれません。非常になめらかで、芳しくトゲが全く無い、優しい味わいのシングルモルトで、価格も2千円代と破格のシングルモルトです。

初心者でもストレートで飲めてしまうくらいの「グレングラント アルボラリス」は、ハイボールにすると「飲みやすさのあまり、飲みすぎてしまう」くらい優しい味わいが特徴で、初心者はもちろん女性の方にもオススメなウイスキーです。

本当に飲みやすいので、調子にのって後悔しないように注意しましょう!!
まとめ
いかがでしたでしょうか!?飲みやすく安価で買えるスコッチウイスキーを6つ選んでみました。もう少し予算を上げればさらに美味しくなめらかなウイスキーも購入できますが、いきなり数千円を出すのは躊躇してしまいますよね!?
スコッチウイスキーというと英語表記なので、いかがなものか!?とお思いの方も多くいると思います。今回ご紹介した6本はクセも少なく、とても飲みやすいウイスキーですのでどれを選んでいただいても、最初に感じるのは「甘い香り」と「穀物っぽい香ばしさ」や、「果実のようなフルーティーさ」を感じていただけると思います。
その中でも、「グレングラント アルボラリス」はシングルモルトとしては破格の値段で抜群に飲みやすく、「飲みやすいウイスキーは?」と聞かれたら最初に答えるスコッチウイスキーです。
また、「グラント トリプルウッド」の構成原酒の一つグレンフィディックのレギュラーボトル「グレンフィディック12年」は青りんごや洋梨の香りが迸る、果実感溢れる飲みやすいウイスキーです。
そして、お好みの1本が見つかればそこから似ているテイストのウイスキーを試して、少しずつ派生していく飲み方が一番味覚に馴染みますし、何より無理をする必要がありません。せっかく、ウイスキーに興味を持ったのですから、本当に美味しいと思えるウイスキーを是非、見つけてみてください。
それでも、苦手と感じて飲みきれなそうな時は!!


「せっかく買ったけど、やっぱり口に合わない・・・」といった場合もご心配なく、ウイスキーをベースにした飲み方は沢山あります!!

ハイボールにレモン果汁を加えることで、爽やかな酸味が添加されて、スッキリとした味わいに変化します。ウイスキーのクセが緩和されますので、レモンサワーは飲めるという方はお試しください。

コーラで割るという飲み方もオススメです。アメリカの有名なジャックダニエルはコーラ割りがポピュラーな飲み方で、脂っこい食事に合わせてもしっかりと対応してくれます。もちろん、スコッチウイスキーであっても、コーラのコクと、ウイスキーのフレーバーの相乗効果で美味しく飲めちゃいます!!

少し手間はかかりますが、リキュールと合わせてカクテルにして飲むのもオススメです。有名なところですと、スウィートベルモットと合わせた「ロブロイ」や、画像にある杏のリキュール「アマレット」と合わせると「ゴッドファーザー」という、甘やかでさっぱりとした味わいのカクテルに変わります。

このように、苦手だなと感じて無理に飲んだり捨ててしまうよりも、何か加えることで飲みやすくなったり、好みの味わいに変化したりするので、是非試してみてください!!

ホワイトリカーの代わりにウイスキーを使って梅を漬けるのもオススメです。

どのボトルも一期一会。せっかく手にしたものは最後まで美味しく飲んでこそです。
飲み方にケチを言う人もいますが、好きに飲んだらいいんです♫
良きウイスキーライフをお送りください!!ではでは!!

テイスティングに使用しているグラス「グレンケアン」、クリスタル製なのに丈夫で倒れにくく洗いやすい!!しかも、安価という素晴らしいウイスキーグラス。



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